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CREATED ON 2021.03.19 | UPDATED ON 2022.11.04

【就活ガイド】株式会社商工組合中央金庫の本選考の傾向と対策【内定者回答あり】

金融 #本選考
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この記事は、就活会議の会員が投稿した体験記にもとづいて作成・編集をしています。就活会議の会員は現役の学生であることを確認しています。
株式会社商工組合中央金庫の本選考の傾向と対策

政策金融機関という独特の機能をもち、その中でも唯一の総合金融機関である株式会社商工組合中央金庫(商工中金)。特殊な仕事内容ですが、日本に貢献していきたい!という学生に人気です。 就活会議では、実際に商工中金の本選考に応募し参加した学生から情報提供をしてもらっています。ESや面接での実際の回答例もありますので、ぜひ選考を受ける前に対策として読んでみてくださいね。

企業研究を進める

商工中金の企業概要

まずは就職活動のスタート地点である企業情報をみていきましょう。ここでは商工中金の基本情報をお伝えします。

商工中金の基本情報

会社名 株式会社商工組合中央金庫
業界 金融・銀行
本店所在地 東京都中央区八重洲二丁目10番17号
設立日 1936年10月8日
経常収益 1,493億円(2021年度)
従業員数 3,622人
資本金 2,186億円(内政府保有株式1,016億円)
事業内容 中小企業等協同組合その他主として中小規模の事業者を構成員とする団体及びその構成員に対する金融の円滑化を図るために必要な業務を営む

商工中金は通常の銀行ではなく、半官半民の政府系金融機関です。昭和初期の恐慌時、危機的状況に陥った中小企業を救済する目的で、政府と中小企業組合の共同出資により誕生しました。現在も、中小企業専門の金融機関として独特の事業を展開しています。

商工中金の強み

強み・特徴「中小企業に特化した金融ノウハウ」

商工中金は、誕生以来、80年以上にわたって中小企業専門の金融機関として事業を続けてきました。そのため、中小企業の金融に関するノウハウが培われています。 ノウハウを発揮することで様々な視点から各企業の経営の実態を把握し、オーダーメイド型のサービスを提供することが可能となっています。

財務情報だけでなく、業務や技術の内容、経営者の手腕や思いなど、経営の実態を把握しながら、企業のライフステージに応じたオーダーメイド型のサービスを提供しています。長期・短期のご融資のほか、財務改善や事業再生・経営改善、海外展開など、あらゆるニーズに対応するサービスをそろえています。

引用元:https://www.shokochukin.co.jp/about/company/feature/

また、地域の金融機関との連携も強化しており、企業の課題を解決するために必要であればコーディネーターとしてつなげるといったこともしています。このように、中小企業の成長と発展のために幅広いソリューションを提供しています。

商工中金の社風

社風「社員の意見や挑戦を歓迎する企業」

新卒採用サイトの社員インタビューを読んでいくと、行員全体に「中小企業を支えることを通じて日本の発展に貢献したい」という気持ちが根付いています。

商工中金には若手、ベテラン問わず担当者の意見を尊重するという文化がありますが、これは若手のうちから主体性をもってお客様と向き合うことや、ひとつの価値観ではなく多様性を大切にしている商工組合中央金庫だからこその風土といえるでしょう。

商工中金には担当者の意見を重視する文化があり、それが若手の活躍につながっています。もちろん最終決定は支店や本部が下しますが、あくまで融資の第一歩は営業窓口が「自分は融資や支援がしたい」と意思表示をすること。それが起点となって物事が動く。裁量権の源には、お客さまのために何とかしたいというそれぞれの強い思いがあるのです。

引用元:https://shochu-saiyo.com/about/strength/02.html

また、商工中金には社員の挑戦を歓迎する社風もあります。ひとりひとりがお客様に真剣に向き合っているからこそ、その社員の思いや取り組みを応援してくれる企業です。

商工中金は職員一人ひとりの個性や思いを理解して、前向きな取り組みを応援してくれる会社であり、これからもチャレンジを続けていきたいと思います。今後は知識やノウハウを積み重ねることで、担当業務におけるプロフェッショナルと呼ばれる存在になりたいと考えています。そして、これまでにない発想の商品や他の金融機関にはできない新しいサービスを創り出し、お客さまの成長に貢献していきたいです。

引用元:https://shochu-saiyo.com/people/y_hirota.html

商工中金の本選考対策ポイント

ここからは、実際に選考を通過した先輩の口コミをもとに、企業研究と志望動機作成のポイントを解説していきます。

企業研究「社員の生の声を聞けるとより理解が深まる」

商工組合中央金庫の企業研究では、まずは特殊な業務形態・内容を理解することがポイントです。理解するためには、実際に働いている人の声を聞くことが有効ということでセミナーなどに参加したという先輩が多かったです。直接質問する機会があれば、他社との比較や独自の強みなどを直接聞くことでよりリアルな実情を知ることができるでしょう。

「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと

まずは、メガバンク3との違いを明確にしておくこと。商工中金は中小企業専門の金融機関であるため、そこをアピールするとメガバンクとの差別化につながる。また、金融機関の中でなぜ銀行なのかということも明確にしておくべき。証券や保険でなくなぜ銀行か、ということも問われるのでしっかりと準備しておく必要がある。私の場合は、インターンに参加し、リクルーター面談に呼ばれ、行員と話す機会があったので、そこでしっかりなぜ銀行なのか、そしてなぜ商工中金なのかというところを伺い、面接で活かせるようにした。やはり、証券や保険よりも取引先の経営に関与できるというのは銀行の特徴の一つであるというのは、そういう場を通して学んだ。

志望動機「中小企業を専門とする商工中金で働きたい理由を伝える」

実際に選考を通過した先輩たちは、志望動機の中で「日本の中小企業を支えたい」という思いを伝えていました。商工中金は中小企業を専門とする特殊な銀行です。志望動機では、なぜ中小企業なのかをメインで述べると、商工中金への志望度も伝わりやすくなるでしょう。

実際に選考通過した先輩の志望動機

中小企業に真に寄り添って支えることができると考え、貴庫を志望しています。私は挑戦する人の背中を押したいという思いから、資金不足や人材不足などの問題により、挑戦に踏み切れないでいる中小企業を支えたいと考えています。貴庫は営業窓口がすべての業務を行うとともに、中小企業専門金融機関としてのノウハウと幅広いソリューションを持つため、挑戦に対して熱い思いを持つ経営者の方を全面的に支えることができると考えます。また、経験豊富な経営者の方々と直接関わることができ、そうした方々に評価してもらえるという点において、承認欲求の高い私にとっては非常にやりがいが大きく、常にモチベーションを持って働くことができる環境であると考え、志望しております。

商工中金の本選考フロー

それではここから、ステップごとに実際の選考体験をもとにした対策をお伝えしていきます。

2022年卒の本選考スケジュール

商工中金の2022年卒本選考スケジュールを紹介します。

2022年度採用の選考ステップ
2021年3月説明会
ES
Webテスト
2021年4月一次面接
最終面接~内定

上記は、2021年3月にESを提出した先輩の選考スケジュールです。上記の先輩は面接が2回となっていますが、中には3回実施されている先輩も。選考ステップは個人によって若干異なることが予想されます。

インターンに参加すると早めに内定がもらえることがある

インターンに参加した先輩からは、他の学生が何度かおこなっている面談がスキップされたため、早めに内定をもらえたという口コミが寄せられています。インターンで企業理解が深まっている学生には、面談はおこなっていない可能性が考えられますね。 できる限り早めに内定をもらっておきたいという人は、インターンへの参加を目指しましょう。

実際に選考通過した先輩の声

インターンシップに参加したおかげなのか、他の学生が何回か行っているリクルーター面談のようなものがスキップされたため、早めに内定がでた。インターンシップでは商工中金の事業内容について詳しく学ぶことができるので、積極的に参加して損はないと思う。

エントリーシート(ES)対策「文字数は少ないが人柄を問う質問が中心にされる」

商工組合中央金庫の2021年卒のESは、全体的に設定文字数が少ないです。中には20文字や80文字でまとめなければならない設問もあります。 しかし設問数はそれなりにあり、ESの中でも多角的に人柄が見られていると考えられます。

2022年卒のESでは、以下の設問がありました。

設問と回答「あなたが自覚するご自身の性格を入力してください。(80字以内)」

性格について80文字でまとめなければなりません。下記の先輩のように、最初に端的に性格を伝えたら、その性格を裏付けるエピソードを簡単に伝えましょう。

実際に選考通過した回答

何事にも興味をもって取り組む性格だ。この性格が起因して、大学時代には長期インターン、海外インターン、イベントの開催・参加など様々な活動を行ってきた。

Webテスト対策「本番までに慣れておくことが重要」

商工中金のWebテストは、テストセンターでのSPIとなります。

どんなテストか?

SPI(非言語、言語、性格診断)

対策ポイント

先輩たちは、参考書の問題を解いたり他社の選考を受けたりして対策を進めていました。分からなかった問題には繰り返し取り組んで、苦手をつぶしておきましょう。

一次面接「柔らかい雰囲気で行われる」

商工中金の面接は、一次、二次、最終と3回おこなわれる人と2回で終了する人がいるようです。その前に行われる人事面談の影響で選考回数が人によって変わっている可能性もあります。口コミは面接2回のケースが多いため、ここでは面接2回の場合の情報を紹介します。

一次面接に対する口コミでは、「穏やかで話しやすかった」ということが共通としてありました。質問としては本人の経験を問うものの他、業界への志望理由、商工中金の志望度を問われることが多いです。

設問「学生時代に力を入れて取り組んだこと」

ガクチカはESでも聞かれています。ESでの回答と同じエピソードについて話す場合は、ESより詳しい部分まで深めて説明ができるといいですね。

実際に選考通過した回答

塾講師のアルバイトで2年時に受け持った中学生10人全員の成績を向上させることに力を入れました。当初私は、徹底した授業準備や学習管理を行っていましたが、成績をあまり伸ばすことができませんでした。成績不振の原因を改めて分析すると、親に言われて通塾していることから生じる学習意欲の低さが根底にありました。そこで私は前向きな通塾姿勢を芽生えさせることに注力しました。まず、些細なことに対しても褒めることを心がけ、たとえ点数が悪くても、頑張りが得点に結びついた箇所を褒め、生徒の自信に繋げました。また信頼関係を特に重視しました。他の先生達との情報共有を欠かさず行い、常に生徒の目線に立つことを意識しました。ただ課題を指摘するのではなく、一緒に頑張ろうという熱意を伝える努力をしました。能動的な通塾姿勢は、主体的な学習姿勢へと繋がり、成績が向上しました。

最終面接「企業理解と入社意思が問われる」

最終面接は面接官の年次が上がるため緊張感がありますが、雰囲気自体は和やかであったとの声が寄せられています。

最終面接では、企業理解ができているかということでメガバンクや地銀などの競合との違いを聞かれています。そのほか、他社の選考状況や最近の気になるニュースなど時事的なことも質問されることもあります。

設問「メガバンクと商工中金の違いは?」

メガバンクとの差別化が問われています。企業理解の深さから、商工中金への志望度の高さが評価されます。明確な回答ができないと志望度を疑われかねないため、下記の先輩のようにできる限り具体的に説明することを心がけましょう。

実際に選考通過した回答

メガバンクと商工中金の違いは2点あると思っています。1つ目は業務内容です。メガバンクは中小企業以外にも大企業向け、個人向けといった、幅広い事業を展開し、ファイナンシャルグループとして事業をしているため、1つのことよりも短いスパンで様々な経験をすることになると思います。一方、御庫では入庫してからの40年近くを中小企業案件に携われるということで、中小企業の課題解決のプロフェッショナルになれる点が1つ目の違いです。2つ目は政府系金融機関であるという点です。メガバンクは民間であり、株主のために利益を最重視したうえで運営をしていっています。その一方で御庫では政府が株を持っており、緊急時は危機的融資によって日本社会に貢献できる環境があり、政府系金融機関が故に責任感がより大きい企業だという違いがあると思っています。以上の2点が御庫とメガバンクと違いだと私は思っております。

内定者が語る、内定獲得のためのアドバイス

投稿してくれた先輩たちの口コミをまとめるとポイントは大きく2点です。

  1. インターンに参加して企業理解を深める
  2. 商工中金とのマッチ度をアピールする

商工中金に内定するためには、インターンに参加をすることがひとつポイントになります。インターンに参加することで企業理解、業務理解も進み、早期選考ルートの案内もあるためです。 そのうえで特殊な仕事ということで適性が重点的にみられるという声も。お客様を相手にするということでコミュニケーション力は重視されます。

内定をもらうために大事なことを教えて下さい

しっかりと志望動機とメガバンクとの違いを明確にしておくことが重要である。面接を通じてなぜ商工中金なのか、メガバンクとの違いは何かなどを聞かれることは多かったので、その点はとても大事である。あとはインターンに参加することも重要である。インターンに参加すれば早期選考にのれるし、しっかりと他企業との違いが分かり、職員の方とも話せる(座談会、リクルーター面談を通じて)ので時間がある人はインターンに参加することを進める。あとは、例年通りの質問が多かったので、しっかりと体験記に目を通し、考えておくことが重要だと思う。

内定が出る人と出ない人の違いを教えてください

銀行の法人営業をするため、対人コミュニケーションのスキルを特に見られているように感じました。面接では、自然体かつ笑顔で話すことを心がけた結果、人事の方に真面目さと緩さのバランスがいいねとサラリと褒めて頂けました。

内定したからこそわかる選考の注意点を教えてください。

人柄を見られている感じはあった。友達や親友について聞かれたりと面白い質問もまれに出題された。面接官や面談で顔を合わせる職員は皆傾聴の姿勢で来てくれるので、自分も対話だと思い望むべきだと感じた。面接だと思いすぎない方が良い。

商工中金の選考では業務内容をよく理解して追うことが大切

ここまで、商工中金の本選考の概要をまとめてきました。商工中金の選考では、その特殊な業界内の立ち位置や業務内容をしっかりと理解すること、なぜ自分が中小企業の支援をしたいかを明確にして端的に伝えることがポイントになります。志望度が高い人はインターンから参加することも大切です。

ここで紹介したのは先輩が投稿してくれた口コミの一部です。更に詳しい口コミもあるので、ぜひ読んでみてくださいね。

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この記事を書いた人: 就活会議編集部

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