【就活ガイド】東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)の本選考の傾向と対策【内定者回答あり】

交通インフラを支える鉄道業界において、業界最大手の事業規模を誇る東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)。鉄道事業のみならず、広告業やショッピング事業など、幅広く事業展開している点に魅力を感じる就活生も多いです。 就活会議では、実際にJR東日本の本選考に応募し参加した学生から情報提供をしてもらっています。ESや面接での実際の回答例もありますので、ぜひ選考を受ける前に対策として読んでみてくださいね。
企業研究を進めるJR東日本の企業概要
まずは就職活動のスタート地点である企業情報をみていきましょう。ここではJR東日本の基本情報をお伝えします。
JR東日本の基本情報
会社名 | 東日本旅客鉄道株式会社 |
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業界 | 鉄道 |
本店所在地 | 東京都渋谷区代々木二丁目2番地2号 |
設立日 | 1987年4月1日 |
売上高 | 1,764,584百万円(2021年3月期)※連結 |
従業員数 | 49,780人(2021年4月1日現在) |
資本金 | 2,000億円 |
事業内容 | 旅客鉄道事業 貨物鉄道事業 旅客自動車運送事業 索道業 旅行業 など |
参考元:https://www.jreast.co.jp/company/outline/ 参考元:JR東日本 2021年3月期 決算短信
1987年、国鉄の分割民営化によりJRが発足しました。その中でも、東日本エリアで事業を展開しているのがJR東日本です。 参考元:https://www.jreast.co.jp/company/outline/history.html
JR東日本の「2021年3月期 連結売上高」は約1兆7,645億円でしたが、JR西日本は、約8,981億円、JR東海は約8,235億円となっていました。JR東日本はJRグループの中で最も高い売上高をあげており、グループをけん引する存在となっています。
参考元:JR西日本 2021年3月期 決算短信 参考元:JR東海 2021年3月期 決算短信
JR東日本の強み
強み・特徴「在来線は人々の生活に根付いているサービス」
日本国有鉄道から引き継いだ鉄道事業が、JR東日本のメイン事業です。首都圏エリアはもちろん、関東・甲信越・東北と広い営業エリアをもっています。駅数は1,676駅、1日当たりの輸送人員は約1,243万人にも上り、この交通インフラ事業によって安定した収益を獲得しています。 参考元:https://www.jreast.co.jp/company/outline/
このように、JR東日本は、首都圏エリアを中心に幅広い地域の在来線を運営・管理しています。新幹線に強みをもつJR東海と比較して、JR東日本は、在来線で人々の生活に根付いている点に強みがあるといえるでしょう。
また、鉄道事業のイメージが強いJR東日本ですが、実際はショッピングセンター事業(ルミネ等)やホテル事業(東京ステーションホテル等)、広告事業(駅デジタルサイネージ等)など、生活サービスに関する事業も幅広く展開しています。他にも住宅事業やITビジネス事業などにも取り組んでいるため、幅広い人材が活躍できる環境があるといえるでしょう。
JR東日本の社風
社風「挑戦を通じて成長できる」
JR東日本には、探求心があれば新しい領域への挑戦も認められる企業風土があります。採用サイトの社員紹介のページでは、下記のようなメッセージが発信されていました。
JR東日本の最大の魅力は事業の裾野が非常に広いということです。鉄道事業だけでなく、IT事業、不動産業、金融業など多岐に渡ります。そのため、日々の勉強は欠かせませんが、入社前には想像もしていなかった事業に携わるチャンスに溢れていることから、JR東日本は自分次第で無限に成長することができる会社だと思います。
引用元:https://www.jreast.co.jp/recruit/new-graduate/member/ono/
幅広い事業展開から、さまざまな分野に挑戦することができる大きなポテンシャルを秘めた会社であると思います。新しい事業に対してもスピード感を持って積極的に取り組める環境があるので、やりたいことを見つけて次々にチャレンジできることが最大の魅力だと思っています。
引用元:https://www.jreast.co.jp/recruit/new-graduate/member/sasaki-j/
鉄道事業以外にもIT事業/不動産業/金融業など、展開する事業が多岐に渡るため、活躍できるフィールドは幅広く用意されています。自分次第で、どんどん成長できる企業といえるでしょう。
JR東日本の本選考対策ポイント
ここからは、実際に選考を通過した先輩の口コミをもとに、企業研究と志望動機作成のポイントを解説していきます。
企業研究「競合他社や職種間の差別化を明確にする」
JR東日本の企業研究のポイントは、競合他社との違いを明確にしておくことだと先輩たちは言っています。そのうえで、「なぜJR東日本なのか」を説得力を持たせて説明できるように準備しておきましょう。
「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと
インフラ業界がたくさんあるなかで、なぜ鉄道業界なのかを説明できるようにした。また、なぜ他社ではなく、JR東日本なのか、その中でもなぜ首都圏エリアを志望したのかを説明できるように意識していた。自分の場合は関西出身ということもあり、JR西日本ではない理由をしっかりと答えることを意識した。具体的な仕事内容などは知る機会があまりないため、説明会は参加必須だと感じた。また、実際の研究内容をきかれるというよりは、かなり人となりや着眼点などを見られていると感じた。そのため、それぞれの質問に具体的な話が求められるため、自己分析をもっと行う必要があると感じた。逆に言うと、仕事に関してはある程度のイメージを求められるのみで具体的に詳しくある必要はないと感じた。
下記の先輩によると、総合職とエリア職の内容をそれぞれ理解しておくことも大切とのことです。キャリアプランと志望職種との整合性を確認しておく必要がありそうですね。 可能であれば本選考が開始する前にインターンや座談会に参加し、社員の人とコミュニケーションをとると良いでしょう。エリア職志望者は、実際に駅や鉄道を利用してみることもおすすめします。
「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと
総合職とエリア職で内容が全然違うのでその違いをまずは理解しておくこと。あとは鉄道業界についての理解や幅広い業務内容についての理解が必要だと感じた。またインターンや座談会などのイベントをかなりの回数開催しているので、そういったものにどんどん参加して社員の雰囲気や事業の進め方などについて理解しておくと選考の段階ですらすら進むと思う。もし今までに利用したことがなかったり、利用が少ない場合は自分で乗りに行って現場を見ておくとエリア職志望はいいと思う。また鉄道会社の中でも東日本旅客鉄道は労働組合などの関係が残っている会社でもあるのでそのあたりを理解することも必要ではないかと思う。そしてエリア職は現場が多く働き方もハードなので覚悟を決めておく方が良い。
志望動機「なぜJR東日本なのかを明確に」
実際に選考を通過した先輩の志望動機では、JR東日本のどこに魅力を感じているのかが具体的に説明されていました。先輩は、『ハコモノとしての「駅づくり」からヒトに焦点を当てた「まちづくり」へと転換し、地域に根差したサービスの提供を通してまちの持続的な発展に貢献する』というJR東日本の方向性に共感したようです。 このように、「JR東日本でなけれなならない理由」を明確に伝えられると、熱意のアピールにもつながるでしょう。
また、入社後は駅の新設・改良に携わりたいという、入社後の目標について触れられている点も評価ポイントです。
実際に選考通過した先輩の志望動機
私は幼い頃に建設された駅とともに発展し、姿を変えるまちを肌で感じてきた。しかし、将来を見据えた柔軟性のある駅づくりを行えず、誘致された大学の撤退や、ニュータウンの空洞化という現実に直面している。このようなまちの盛衰を見てきた私は、駅がもつ影響力の大きさだけではなく、時代に合わせた変化が常に求められていると感じた。このような社会の変化に対し、ハコモノとしての「駅づくり」からヒトに焦点を当てた「まちづくり」へと転換し、地域に根差したサービスの提供を通してまちの持続的な発展に貢献する貴社の姿勢に強く共感している。複合的かつ一体的なサービスが求められるこの時代においては、自治体や周辺住民の意見を取り入れ、地域とともに駅を作り上げていく必要がある。ここに自身の持つ力を活かし、駅の新設・改良を先頭に立ってまとめあげ、地域の声を「形」にすることで、まちの発展に貢献したいためである。
JR東日本の本選考フロー
それではここから、ステップごとに実際の選考体験をもとにした対策をお伝えしていきます。
2022年卒の本選考スケジュール
JR東日本の2022年卒本選考スケジュールを紹介します。
▼エリア職
2022年度採用の選考ステップ | |
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2021年4月 | ES 一次面接 クレペリン検査 | 2021年5月 | 最終面接~内定 |
▼総合職
2022年度採用の選考ステップ | |
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2021年3月 | ES 一次面接 二次面接 最終面接~内定 |
JR東日本の選考フローでは、エリア職と総合職で違いが見られました。一次面接のあと、エリア職志望者はクレペリン検査が、総合職志望者は二次面接がおこなわれます。自身の希望職種にあった選考対策に取り組んでおきましょう。
2020卒選考よりリクルーター面談が導入された
とくに総合職志望の学生を対象に、2020卒選考よりリクルーター面談が導入されています。実施されるタイミングとしては一次面接の前が多いです。面接の前に、リクルーター面談を通じてより企業理解を深めておくことが重要でしょう。
リクルーターがついた先輩の声
様々な方向からの質問を受けます。企業のことはある程度知らないと厳しいと感じています。そのため、OB訪問やリクルーターとの面談で会社の情報をあらかじめゲットしておくことをお勧めします。そうすることで、企業の経営方針にあった返答ができるようになると考えています。また、その情報をもとに、自分なりのアイディアを整理しておく必要があると感じました。独創的な発想は面接時に評価される傾向にあると思い、いくつか用意しておくことをお勧めします。
人によっては、複数回リクルーター面談がおこなわれているケースもあり、志望度によって選考フローが変わる可能性も考えられます。リクルーターにエントリーシートを添削してもらったという口コミもあることから、志望度が高い方は早めにリクルーターについてもらえるよう、自分からアクションを起こしてみることをおすすめします。
リクルーターがついた先輩の声
学内企業説明会が開催されている場合は、必ず参加するといいと思う。この時、事前に知らなかったが、リクルーター面談の日程調整が行われた。総合職志望はこれに参加必須、エリア職も貴重なOB訪問が企業側の先導でできるというメリットがある。その際、親身になってES添削や面接での注意点を教えていただけたので、とてもよかった。人柄は素晴らしい人が多かったので、気になることは何でも聞いてよいし、親身になって答えてくれると思う。
エントリーシート(ES)対策「今だからこそJR東日本でできることを伝える」
JR東日本のESでは、質問数は多くありません。JR東日本だから実現できる目標を、自分の強みや経験にリンクさせて具体的に述べる必要があります。JR東日本に入社後、自分がどのように活躍できるのかを明確にイメージしたうえで回答を作成しましょう。 挑戦する人材を求めているJR東日本ならではのESになっているといえるでしょう。
2022年卒のESでは、以下の設問がありました。
- 自己PRのタイトル(30文字以内)
- 現在の社会情勢を踏まえ、あなたは当社に入社しどのようなことに挑戦しますか?具体的な内容と、それを実現するあなたならではの強みを教えてください。(600字以内)
企業の方向性や社風とズレが無いように、インターンやOB訪問を通じてしっかりと企業研究をおこない、内容を考える必要があります。
設問と回答「現在の社会情勢を踏まえ、あなたは当社に入社しどのようなことに挑戦しますか?具体的な内容と、それを実現するあなたならではの強みを教えてください。(600字以内) 」
設問文に「現在の社会情勢を踏まえ、」とあるため、目標への取り組みを通じて社会にどう貢献できるのかということまで言及することを意識しましょう。 下記の先輩は、コロナ禍で地方への関心が高まっていることを取り上げ、JR東日本に入社することで地方活性化に貢献したいという思いや目標をアピールできていますね。 また、自身の強みについてもエピソードに基づいて説明できているため、説得力のある回答になっています。
実際に選考通過した回答
新型コロナウイルスの影響により地方への関心が高まっている今だからこそ、世界一利用されている鉄道会社で思い出に残る感動を届け、東北地方をはじめとした地域活性化に貢献したいです。内閣府の新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査によると、都市部に住む人々の地方移住への関心が高まっていることが判明しました。そこで、ボランティアで全国に東北の魅力を発信した経験を活かし、駅・乗務員として、都市部から東北地方への旅が楽しくなるようなおもてなしをしたいです。また社内通信研修「e-learning」を活用し、海外の人にとっても利用しやすいよう努めます。そして終息後も、貴社が取り組んでいる「のってたのしい列車」のような駅や鉄道を「移動手段」から「目的」になるサービスを考え、思い出に残る体験を届けたいです。この実現ために、私は努力を怠らず自発的に取り組むという強みを活かします。大学3年時、学生主体での地域活性化を目的に、学生に地域の課題解決に挑戦する楽しさを伝えましたが、最初は独り善がりの発信になってしまいました。そこで、相手の行動を促す発信をする必要性を感じ、学生12人にヒアリングを行い、不安を解消できるよう言語化しました。結果、全国から90名が挑戦しました。この強みを活かし、貴社ではお客様にどうしたら喜んでいただけるのか工夫を繰り返してサービスの提供に貢献したいです。
Webテスト対策「2021年卒以前はWebテストも実施されていた」
JR東日本の2022年卒選考ではWebテストが実施されませんでしたが、2021年卒や2020年卒選考では実施されました。2023年卒の選考で実施される可能性や、応募ルートなどによって実施の有無が変わる可能性があるため、対策はしておきましょう。 JR東日本のWebテストは一般的な内容でした。とは言え、対策は必須です。特別なことではなく、一般的な問題を解けるよう地道に練習していきましょう。
どんなテストか?
言語、非言語、性格診断
対策ポイント
問題形式に慣れておくことがポイントです。一般的な対策本を一冊用意し、スラスラ解けるように練習しておくといいでしょう。
筆記試験対策「エリア職の選考ではクレペリン検査が実施される」
エリア職志望者は、一次面接のあとにクレペリン検査がおこなわれます。どのようなテストなのかを事前に把握しておきましょう。
どんなテストか?
クレペリン検査(単純な足し算を繰り返すテスト)
対策ポイント
適性検査の一種であることもあり、このテストに対して特別な対策をおこなったという口コミは見られませんでした。しかし、どのようなテストなのかを事前に調べて把握しておくと、本番もスムーズに取り組めるでしょう。
一次面接「なぜJR東日本なのかを明確に」
一次面接は、学生1人に対して面接官2~3人の個人面接です。所要時間は30分程度となっていました。 ガクチカや研究内容といった学生時代の取り組みに関する質問と、志望動機に紐づいた質問が聞かれていました。自己分析と企業研究の両方に、しっかり取り組んでおく必要がありますね。
設問「赤字の弊社を志望する理由を教えてください。」
コロナ禍で鉄道業界は厳しい状況におかれています。業績が悪化しているにもかかわらず、なぜ入社を志望するのかが問われていますね。 論理的な志望動機が回答できなければ、志望度が低いと評価されかねません。JR東日本でどう活躍したいのか、何に貢献したいのかといった想いを熱く語って、入社意欲をアピールしましょう。
実際に選考通過した回答
魅力ある駅づくりに携わることで地域に貢献し、まちの未来を創っていきたいという思いから貴社を志望いたします。私は〇〇県に生まれ、幼い頃に建設された駅とともに発展し、変わりゆくまちの姿を肌で感じてきました。しかし、将来を見据えた柔軟性のある駅づくりを行えず、誘致された大学の撤退や、ニュータウンの空洞化という現実に直面しています。このように、幼い頃からまちの盛衰を見てきた私は、駅が周辺地域に多大な影響を与えたことだけでなく、時代に合わせた変化を常に求められていることを感じ取りました。貴社においては、人口減少が進む社会のなかで、駅に交流・情報発信・交通結節機能といった多様なサービスを集積し、駅を起点として地域を支える取り組みを行っております。したがって、刻一刻と変化する人々のライフスタイルに対応し、住民生活に寄り添った駅を作り上げることで、地域社会に貢献し、地方に明るい未来を届けたいです。
二次面接「穏やかな雰囲気であるものの、鋭い質問も聞かれる」
総合職志望者は、一次面接のあとに二次面接がおこなわれています。学生1人に対して、面接官3人の個人面接です。所要時間は30分程度となっています。 先輩からの口コミによると、「手厳しい質問の連続ではあったが、面接の雰囲気自体は、非常に和やかに進んだ」とのことです。適度にリラックスして臨むことで、鋭い質問にも冷静に対応しましょう。 質問内容は、業界への志望動機や研究内容などでした。
設問「研究室でどのような活動をしていますか。」
研究で取り組んでいることが問われています。研究について説明する際は、専門分野の異なる人が聞いても理解できるように、専門用語を避けて説明することを心がけましょう。 下記の先輩は、取り組んでいる研究が社会にどう貢献できるのかといった、研究の背景部分まで簡潔に分かりやすく説明できていますね。
実際に選考通過した回答
私は〇〇研究室に所属し、〇〇駅東口周辺の歩行者流動に関する研究を進めています。現在、都市部の混雑悪化が歩行者空間を圧迫しており、早期の改善が求められています。そこで、 Wi-Fiパケットセンサーを用いて歩行者移動を観測し、モデルを作成することで、混雑箇所の把握や将来の整備順序の決定に活用されることを目標としています。このような情報技術を用いた人流の把握は、顕著化する混雑問題の解決など、これからの都市開発に大きく貢献すると考えます。また、研究のみならず、大学4年時には学会や、自動運転プロジェクトへの参加など、大学外との交流を意欲的に図り、幅広い知識の習得や自身のさらなる成長へ向けた取り組みを行っています。
最終面接「志望度と人物像を再確認される」
最終面接は、学生1人に対して面接官1~2人の個人面接です。所要時間は20~30分程度となっています。伝えたいことを伝え切れるように、スムーズな受け答えを意識しましょう。 最終面接では、志望度を問う質問と人物像を確認する質問が聞かれています。志望度や学生とJR東日本とのマッチ度が、改めて評価されていると考えられます。
設問「車両・設備と聞いてどのような仕事をイメージしますか」
JR東日本の事業内容を正しく理解しているのかが問われます。 また、下記の先輩は「イメージする業務内容について、自分に適性があると思うか」という深掘りの質問も聞かれています。JR東日本で働く姿をイメージできているのかが評価されていると考えられますね。企業研究の際は、自分が働く姿をイメージしながら理解を深める必要があるでしょう。
実際に選考通過した回答
申し訳ないですが、具体的にどういった仕事を行っているのかということについては、あまり具体的なイメージを持っていません。しかし、日々の車両や線路の点検や、大規模点検などをねじ1つの弛みも見逃すことができない非常に責任感があり、やりがいを感じることができる仕事だとイメージしています。
以降深掘り。
面接官:そのようなイメージは非常に適切であると思います。あなたはそういった仕事について自分で適性があると思いますか。
自分:私は自分自身について適性があると考えています。私は研究活動を通じてかなり細かい変化を見逃さない力を身につけることができました。その力をより高めていくことでしっかりと車両や設備の変化に気付くことができると考えています。
内定者が語る、内定獲得のためのアドバイス
投稿してくれた先輩たちの口コミをまとめるとポイントは大きく2点です。
- 説明会やOB訪問等に積極的に参加してJR東日本を理解すること
- 入社後の目標を明確に述べること
JR東日本の選考では、企業理解を徹底的に深めておくことが重要ではないかと先輩たちは分析しています。ただやりたいことを考えるのではなく、JR東日本の抱える課題などを理解し、自分なりの考えを持つ必要があるためです。 説明会やOB訪問、リクルーター面談といった情報収集のチャンスを積極的に活用できるように準備しておきましょう。
内定をもらうために大事なことを教えて下さい
様々な方向からの質問を受けます。企業のことはある程度知らないと厳しいと感じています。そのため、OB訪問やリクルーターとの面談で会社の情報をあらかじめゲットしておくことをお勧めします。そうすることで、企業の経営方針にあった返答ができるようになると考えています。また、その情報をもとに、自分なりのアイディアを整理しておく必要があると感じました。独創的な発想は面接時に評価される傾向にあると思い、いくつか用意しておくことをお勧めします。
内定が出る人と出ない人の違いを教えてください
自分の考え方がしっかりと定まっていて、その考え方に従って行動してきた人が多いように感じる。また、自分から学ぶ意識が高い学生が多いように感じた。また、自身をもって話ができている人が多いように感じている。
内定したからこそわかる選考の注意点を教えてください。
リクルーターに評価されなくては、役員面談に進む事が難しいように感じています。実際はどうなのかわかりませんが、少なくともリクルーターを味方につけ、選考を進めていくことをお勧めします。面談時に会社の情報をかなり知っておく必要があるのであらかじめ収集しておきましょう。
JR東日本で自分がどう活躍できるかをしっかりアピールしよう
ここまで、JR東日本の本選考の概要をまとめてきました。JR東日本の選考では、企業が抱える課題までしっかりと理解を深めておくことが重要です。企業研究に割ける時間を多めに設けておきましょう。
ここで紹介したのは先輩が投稿してくれた口コミの一部です。更に詳しい口コミもあるので、ぜひ読んでみてくださいね。
今回記事の中で紹介した最新の口コミはログイン後に観覧いただけます。
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この記事を書いた人: 就活会議編集部
就活会議の編集チームです。就活生の皆さんの役に立つ「企業と面接のリアルな情報」を発信しています。体験記・ESは 会員登録 すれば見放題! YouTubeチャンネル も配信中です!