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CREATED ON 2021.03.19 | UPDATED ON 2022.03.02

【就活ガイド】西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)の本選考の傾向と対策【内定者回答あり】

インフラ・物流 #本選考
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この記事は、就活会議の会員が投稿した体験記にもとづいて作成・編集をしています。就活会議の会員は現役の学生であることを確認しています。
西日本旅客鉄道株式会社の本選考の傾向と対策

西日本を中心に鉄道事業を展開する西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)。西日本エリアの交通インフラを支える企業として、就活生からの人気も高いです。 就活会議では、実際にJR西日本の本選考に応募し参加した学生から情報提供をしてもらっています。ESや面接での実際の回答例もありますので、ぜひ選考を受ける前に対策として読んでみてくださいね。

企業研究を進める

JR西日本の企業概要

まずは就職活動のスタート地点である企業情報をみていきましょう。ここではJR西日本の基本情報をお伝えします。

JR西日本の基本情報

会社名 西日本旅客鉄道株式会社
業界 鉄道
本店所在地 大阪市北区芝田二丁目4番24号
設立日 1987年4月1日
売上高 8,981億円 ※連結(2021年3月期)
従業員数 【連結】47,900人、【単体】23,900人(2021年3月31日現在)
資本金 226,136百万円(2021年9月30日現在)
事業内容 運輸業/流通業/不動産業/その他

参考元:https://www.westjr.co.jp/company/info/outline/ 参考元:https://www.westjr.co.jp/company/ir/finance/highlight/

1987年、国鉄の分割民営化によりJRが発足しました。その中でも、西日本エリアで事業を展開しているのがJR西日本です。 参考元:https://www.westjr.co.jp/company/info/history/

JR西日本はグループとしても規模が大きく、子会社は154社にもおよびます。

JR西日本の強み

強み・特徴「安全性向上への意識が高い企業」

JR西日本は、2005年(平成17年)4月25日に起きた福知山脱線事故を教訓に、安全性向上に向けた取り組みを積極的におこなっています。例えば「JR西日本グループ鉄道安全考動計画2022」は、福知山脱線事故のような事故を二度と起こさないために策定された計画です。 参考元:https://www.westjr.co.jp/safety/policy/

他にも、「安全管理体制に対する第三者評価」や「安全管理体制の整備」などに取り組んでいます。 参考元:https://www.westjr.co.jp/safety/report_safety/ 参考元:https://www.westjr.co.jp/safety/system/

実際に面接でも「福知山脱線事故の加害者企業に入社する覚悟を述べよ」といった質問が聞かれています。事故について知るだけではなく、安全性に対する自分の考えをしっかり持っておく必要があるでしょう。

また、JR西日本では、道事業以外に創造事業も展開しています。創造事業ではホテルやショッピングセンターも手掛けており、幅広い分野で活躍できるチャンスがあると予想されます。

JR西日本の社風

社風「上司や先輩社員が成長を後押ししてくれる」

JR西日本は、困ったときには上司や先輩社員がアドバイスしてくれるような、若手社員の成長を後押しする企業風土が根付いています。採用サイトの社員紹介のページには、下記のような記載がありました。

入社以来、相談に乗ってくれる上司や先輩がそばにいてくれます。気軽に何でも話を聞いてくれ、アドバイスをもらえることが、とてもありがたいです。私を含む外国籍の社員が集まる勉強会や、お互いに相談をする場も定期的に設けられています。書類の書き方や会社の仕組みなど、ちょっとしたことが外国人社員にとっては分からずに困ることがあります。そういった悩みや不安を共有できる仲間とのつながりを深めていけることが、非常に心強いです。

引用元:https://www.westjr.co.jp/company/recruit/fresh/person/p15/

上司や同僚といった、ともに働く仲間の存在が私を成長に導いてくれています。JR西日本は、「考えをすり合わせながら仕事を進める」社風の会社だと感じています。別の言い方をするなら、「対話重視」です。常に私たちの意見に耳を傾け、受け止めてくれたうえでアドバイスをしてくれたり、軌道修正をしてくれるのです。

引用元:https://www.westjr.co.jp/company/recruit/fresh/person/p03/

心強い上司や先輩社員がいるため、入社後は安心して業務に打ち込めそうです。また、年次に関係なく、ひとりひとりの意見に耳を傾けてくれる風潮があるのも嬉しい社風ですね。

JR西日本の本選考対策ポイント

ここからは、実際に選考を通過した先輩の口コミをもとに、企業研究と志望動機作成のポイントを解説していきます。

企業研究「競合他社の差別化を明確にする」

JR西日本の企業研究のポイントは競合他社との違いを明確にすること、その中でもなぜJR西日本を志望するのかをはっきりと述べられるようにすることだと先輩たちは言っています。キャリアプランを考えたうえで選考に挑むことが重要です。

「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと

鉄道業界において、関西地方の私鉄との比較や他のJR2社との違い、その中でもなぜJR西日本であるのかという理由を具体的に説明することが大事。総合職・プロフェッショナル職という二種類の働き方において、自分はなぜ総合職を選択したのか、リーダーとしてどういうひとになりたいかを面接時に必ず聞かれる。また、鉄道業界全体のニュースや経済的な情報には目を通し、会社の強みだけではなく弱みという部分でも自分の意見を持つべきだと思う。基本はリクルーター面談が続くので、志望度の高さをアピールしながら、自分の疑問点を解消し、複数名の方に合わせてもらえるので、キャリアプランなどどんなふうにしていきたいかイメージを膨らませることが大切。もちろん毎回逆質問もしっかりと用意をすること。

可能であれば本選考が開始する前に説明会、インターン、OB訪問などに参加し、企業理解を深めておくとよいでしょう。

志望動機「JR西日本で実現したいことを明確に」

実際に選考を通過した下記の先輩は、JR西日本で働くことで地方活性化に貢献したいという想いを伝えています。JR西日本は地方活性化にも力を入れている企業であるため、企業マッチが評価される志望動機となっていますね。 JR西日本の特徴に具体的に触れられているため、企業研究に取り組めていることも伝わる内容となっています。

実際に選考通過した先輩の志望動機

都市部から地方に人の流れを生み出し、地域活性化を実現したいからです。この思いを持つようになったきっかけは、私の最寄り駅に新たに特急列車が停車するようになって以降、鉄道輸送によって観光客が増えたことを実感したことです。そこで、都市圏と地方での両方の輸送を担っており、またインバウンド需要が大きい地域にも鉄道網を持っている貴社でこそ、様々な地域で様々なターゲットに対して働きかけることができると考えています。その中でも、運輸系統であれば、自身の強みを活かしてお客様のニーズを深掘りすることで最適な輸送を実現し、人の流れを変えるという面で最も直接的に携わることができると考えたので、運輸系統を強く志望しています。

JR西日本の本選考フロー

それではここから、ステップごとに実際の選考体験をもとにした対策をお伝えしていきます。

2021年卒の本選考スケジュール

JR西日本の2021年卒本選考スケジュールを紹介します。

2021年度採用の選考ステップ
2020年2月 説明会
2020年2~3月 リクルーター面談
2020年3月 ES
Webテスト
2020年3~6月 一次面接
最終面接~内定

リクルーター面談は、学生によって実施回数が異なりました。多い人では5回おこなっているケースもあります。リクルーター面談を通じてより企業理解を深めておくと、志望動機の深掘りにも役立つでしょう。

インターンや説明会に参加しておくことも重要

JR西日本の選考では、他の鉄道会社との違いや、その中でもJR西日本を志望する理由が問われます。そのため、インターンや説明会を活用して企業研究をしておくことが重要です。インターンや説明会に参加したうえで志望動機を考えると、内容に説得力を持たせることができるでしょう。

先輩からのアドバイス

よその鉄道会社との差別化を上手く説明できるようにしておくことは必須だと思う。インターンなどは事業の理解を深められるので行った方がいい。差別化には他鉄会社の知識も必要なので、早い段階から特定の企業に絞るのではなく、色々な鉄道会社のインターンに行ったうえで本当にJR西日本がいいかを決めるべき。また、事前に準備が出来ないタイプの設問も必ずどこかで織り交ぜられてくるが、慌てることなく、不安そうな態度を面接中に見せないことが重要。

エントリーシート(ES)対策「学生の人物像を評価する設問」

JR西日本のESでは志望動機と自己PR、ガクチカ(学生時代に頑張ったこと)が問われました。長所短所を含めて自由にセールスポイントを書かせる設問があり、ESの段階から学生の人物像を評価しようとしていることが分かります。 インターンや説明会を通じて社員とコミュニケーションをとっておくと、社風がチェックできます。社風を把握したうえでESを作成すると、企業にマッチした人材であることをアピールしやすくなるでしょう。

2022年卒のESでは、以下の設問がありました。

面接で志望動機を深堀される可能性があるので、回答にズレが起きないようにしっかりと自分の考えをまとめましょう。

設問と回答「あなたが学生生活で特に力を入れて取り組んだこと、また、その経験で学んだことも併せて記入してください(300字以下) 」

ガクチカ(学生時代に頑張ったこと)は就活の選考において一般的な質問です。ここで述べる学んだことは、JR西日本の仕事で発揮できる内容にしましょう。 経験を述べる際は、できる限り具体的に述べることが重要です。具体性に欠ける内容は、説得力がないと判断されてしまいます。例えば下記でご紹介する先輩の回答は、どのようにして学びを得たのかを順序立てて詳しく説明できています。

実際に選考通過した回答

アルバイト先で顧客の満足度向上を通して売上を増加させたことである。カウンターで料理を作る過程があり、顧客と会話する機会が多い。私はこの会話を通して顧客の満足度を向上させ、自店の評判をあげたいと考えた。そこで、よく質問される食材やお酒の勉強と試飲を重ねた。次に、勉強した知識と自店の顧客層に興味を持たれることの多い大学の話を関連させ、顧客とのコミュニケーションをエンターテイメント性のあるものへと工夫した。この手法を他のアルバイトに共有することで満足度が向上し、リピート率の増加にも繋がり売上は昨年より20%増加した。この経験より顧客の真のニーズを汲み取り、改善点を分析して伸ばすことの重要性を学んだ。

Webテスト対策「SPIや玉手箱の対策で十分」

JR西日本のWebテストでは、表・グラフの読み取りや計算問題なども出題されます。SPIや玉手箱の参考書で対策をしていた先輩たちが多いです。とは言え対策は必須。特別なことではなく、一般的な問題を解けるよう地道に練習していきましょう。

どんなテストか?

言語、非言語、性格診断/数学、読解

対策ポイント

数学が苦手な人は、重点的に対策しておく必要があります。対策本を一冊購入し、繰り返し解いておくといいでしょう。

一次面接「志望動機の深掘りをする質問が多い」

一次面接は学生1人に対して面接官が複数人入ることが多いです。面接時間は、学生によっては1時間程度かかることがあります。 質問は志望動機を深掘りする内容が多いです。他社との差別化やJR西日本を志望する理由、キャリアプランまで明確にしておかなければ答えられない質問もされます。志望動機は念入りに考えて準備しておきましょう。

設問「福知山脱線事故で何人犠牲者を出したか知っているか。その加害者企業に入社する覚悟を述べよ。」

2005年(平成17年)4月25日に起きた福知山脱線事故についての質問がされたという口コミもありました。この事故について知るだけではなく、自分なりの意見や考えをしっかりと持つことが大切です。

実際に選考通過した回答

乗客106名と運転士1名です。 日本は世界にまれに見る鉄道大国であり、これほど鉄道が市民の生活の足として深く根付いている国はあまりありません。これだけ根付いている理由のひとつに、日本の鉄道が安全であることが考えられます。その意味で、福知山線脱線事故は、鉄道事業の根幹を揺るがす、絶対あってはならない事故でした。 事故以降、御社では、安全憲章に当事故について記載し、組織的課題にも取り組むことで安全向上に取り組んでこられました。昨年末就任なさった長谷川社長も、就任会見において、「安全なくして当社グループの成長はなし」と述べられています。私も、当事故を常に忘れることなく、安全を最優先に取り組んで参りたいと考えています。

最終面接「改めて人柄を評価される」

最終面接は部長などの役職者が面接官となります。2021年卒選考では、新型コロナウイルスの影響でオンライン面接も導入されました。 自己PRなどの人柄を評価する質問はもちろん、キャリアプランなどの入社意欲を問う質問も聞かれます。面接を通じて熱意をしっかりと伝えることを意識しましょう。

設問「仕事をしていくうえで,大事にしたいことはなんですか」

社風やJR西日本の方向性にマッチしているかが問われる質問です。JR西日本が大切にしている軸や方向性に合う回答ができると、企業に合った人物であることがアピールできるでしょう。

実際に選考通過した回答

仕事をしていくうえで,大きく2つのことを大切にしていきます。 1つ目は社会貢献を自分の仕事を通して提供し続けていくことです。仕事をしていく上で社会的責任を果たし,人々の生活に不可欠な役割を担いたいと強く感じています。その中で鉄道業界では,離れた人々を繋ぐという仕事の魅力と,それを安全に提供する責任を実感しながら働くことができると考えています。 2つ目は魅力的な人に囲まれた環境で自己研鑽を続けることです。魅力的な人の周りには魅力的な人が集まり、それが魅力的な組織、魅力的な仕事を作ると考えています。私は尊敬できる人,楽しく一緒に働ける仲間といった魅力的な人々と共に切磋琢磨し,自らも魅力的な人物で居続けることで,チームと個人の両方で成長を続けていきたいと思います。

内定者が語る、内定獲得のためのアドバイス

投稿してくれた先輩たちの口コミをまとめるとポイントは大きく2点です。

  1. 業界と企業への理解を深めること
  2. 競合他社ではなくJR西日本を志望する理由を明確にすること

JR東日本の選考では、競合他社との差別化を言語化して説明できるように準備しておくことが大切であると内定者は語ります。下記の先輩は、他社への理解を深めるために、JR西日本以外のインターンにも参加していたとのことです。自力での情報収集には限界があるため、先輩のように実際に足を運んで社員の話を聞いておけるといいですね。

内定をもらうために大事なことを教えて下さい

よその鉄道会社との差別化を上手く説明できるようにしておくことは必須だと思う。インターンなどは事業の理解を深められるので行った方がいい。差別化には他鉄会社の知識も必要なので、早い段階から特定の企業に絞るのではなく、色々な鉄道会社のインターンに行ったうえで本当にJR西日本がいいかを決めるべき。また、事前に準備が出来ないタイプの設問も必ずどこかで織り交ぜられてくるが、慌てることなく、不安そうな態度を面接中に見せないことが重要。

内定が出る人と出ない人の違いを教えてください

JR西日本に対して高い志望度を持っていることだと思う。理由はどうであれ,自分が本当にやりたいことが実現できるのはこの会社で,この会社だからこそこんな自分になっていけるんだということを熱意をもって伝えられることが内定には不可欠だと思う。

内定したからこそわかる選考の注意点を教えてください。

インターンに参加すると1dayでもGD等での活躍はしっかり見られており,後日電話が来てそこからリクルーター面談がスタートしていくのでインターンにはできるだけ参加しておくこと。また,広報活動という体をなしてリクルーター面談が進んでいくので最初から気を抜かず準備すること。

JR西日本で実現したいことを明確にしておこう

ここまで、JR西日本の本選考の概要をまとめてきました。JR西日本の選考では、「競合他社ではなくJR西日本を志望する理由」を、説得力を持たせて説明することが求められます。業界/企業研究にじっくり時間をかけて取り組んでおきましょう。そのうえで、JR西日本で実現したいことを具体的に考えておくことが大切です。

ここで紹介したのは先輩が投稿してくれた口コミの一部です。更に詳しい口コミもあるので、ぜひ読んでみてくださいね。

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この記事を書いた人: 就活会議編集部

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