22卒 本選考ES
総合職
22卒 | 早稲田大学 | 女性
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Q.
卒論テーマ
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A.
古墳に伴う馬の埋葬儀礼、いわゆる生贄の研究をしています。馬術に挑戦する中で、古来、人間が馬をどのように扱っていたかに興味を持ったからです。儀礼の研究において重要なのは、殺した動物の肉を食べたか否かです。現在は文献からの研究が中心ですが、近年、土器に付着する脂肪を分析することで、犠牲にされた動物の肉を食べたかどうかがわかるようになってきました。今後の研究では実際に遺跡を訪れてこうした化学分析を行い、当時の儀礼の様子を再現し、埋葬された馬が肉として扱われたか、財産であったか、神聖視されていたかを見極めたいと思います。 続きを読む
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Q.
人のためにした取り組みとそれに至った考え、そこから学んだこと
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A.
台湾から来た高校生に、学校の代表として日本の宗教文化を紹介しました。台湾の姉妹校の学生が初めて日本を訪れた際、長野県のシンボルである善光寺を案内するという内容でした。代表に立候補したのは、日本での滞在を楽しんでほしい、日本の宗教や文化についても理解を深めてほしいと思ったからです。日本の宗教の特徴や、寺におけるマナーを理解してもらうには台湾の宗教を知ることも重要であると感じたため、事前に台湾の宗教についても学習し、日本との違いをフリップにまとめました。 結果、「台湾のことを調べてくれていてうれしい」と喜ばれ、日本の文化にも興味をもってもらえた一方で、台湾について思い込みあることも指摘されました。これを通して、実際に人と接しないと分からないことがあること、何事にも少なからず先入観を持っていることに気づきました。それ以来、相手のために行動する際は、先入観を捨てることを意識しています。 続きを読む
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Q.
挑戦してやり遂げたこと、学んだこと具体的に
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A.
博物館でアルバイトとして文化財保護に携わっています。汚れや破損が深刻な埴輪の状態を改善する仕事で、メンバーの能力不足による作業の遅れが課題でした。 博物館学芸員資格取得を目指し自身の能力を高めるとともに、課題を上層部と共有し効率化を目指す向上心が認められ、リーダーを任せられています。 チームとして成果を上げるためには、個々の能力を高めるとともに、チーム内の意見交換を活発にする必要があると考え、休憩時間を意識的に設け、メンバー同士がざっくばらんに話しやすい雰囲気をつくったことで、メンバーが些細なことでも相談や提案をしてくれるようになり、チームの課題が把握できました。結果として1年かかる予定の作業を4ヶ月で完了させることができました。 この経験から、リーダーはメンバーをまとめるだけでなく、チームの課題を引き出し、人数以上のパフォーマンスを引き出す存在であるべきだと学びました。 続きを読む