1次面接
【学生の人数】4人【面接官の人数】3人【面接官の肩書】不明【面接の雰囲気】厳しい雰囲気であった。特に相槌などもなく、淡々と面接が進んで行くイメージである。学生が順番に当てられ、掘り下げられる。【あなたの挫折経験を教えてください】私の挫折は、高校時代のバドミントン部での経験です。新しいことに挑戦しようとバドミントン部へ入部しましたが、周りは経験者ばかりで全く練習についていくことができず、ラリーを続けることも試合に勝つこともできず、精神面、体力面ともに辛い時期が続きました。しかし負けず嫌いの私は、「ただ辛いと思ってがむしゃらに練習しているだけでは状況は変わらない。」と感じ、まず徹底的に自分の弱さに向き合おうと決め、ノックや試合の相手を周りの強い選手にお願いし、どこが弱いのか、どのような練習をすべきなのかアドバイスを求め自分の現状を客観的に理解するようにしました。それらを元に弱点を克服するための練習を繰り返し、持久力を補うため練習前には必ず4キロの走り込みを行い、自分が弱いからと遠慮するのではなく、誰よりも積極的に練習をし、声を出し率先して練習を盛り上げる事を意識しました。これらの練習の積み重ねにより以前は歯が立たなかった相手ともラリーが続くようになり、練習が楽しいものに変わりました。自覚し、工夫し継続することで壁を乗り越えることができる、辛いも楽しいも自分の取り組み方次第であることを学びました。【貴社で実現したいこと】私が貴社で実現したいのは、それぞれの地域の歴史や文化、個性を大切にし、まちが持つ新たな可能性を見つけ出しそのまちの進化に貢献する、「らしさ」を活かしたまちづくり、人と人をつなぐまちづくりです。私はまちづくりゼミに所属し、大学2年次のゼミ活動では長野県のある町と関わりながら、町の課題を探りその解決方法を考える取り組みを行いました。少子高齢化、人口減少が進み、元気が無くなっているという町の現状への特効薬として、観光客を集めることが必要と考え、松川町に人が集まるにはどうすればよいかという方向性のもと、マップ作りや地域グルメの広報に取り組みました。しかし住民へのアンケートや役場や地域おこし協力隊の方にお話を伺う中で、それぞれの立場によって思いは異なり、特に地域住民はそこまで観光客を必要としておらず、観光地として成立させることよりも、ひとつのまちとして現状を維持しながら住民が平和に暮らすことを求めている傾向があると分かりました。それ以来、地域住民にとっての幸せを維持しながら観光業を成功させることは果たして可能なのだろうかと考えるようになり「観光まちづくり」という概念の妥当性を中心に、観光と地域の関わり方について研究を進め、箱モノ的な観光資源だけを利用し地域住民の生活環境を無視した観光事業でなく、地域が固有にもつ文化に根ざした資源を活かした持続可能なまちづくりの大切さを学びました。私は、これらのゼミ経験で培った、様々な立場の人の思いを大切に課題やニーズと向き合っていく力に加え、ブラスバンドで培った人を巻き込み協力しながら成果をあげる力を活かし、人とまちをつなぐ鉄道や駅という生活に不可欠な交通インフラを東日本全域に持つ貴社だからこそできる、それぞれの地域の魅力や特徴を最大化し地域に密着したまちづくりを進めると同時にそれらの魅力を発信し地域を越えた交流を図っていきたいと考えております。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】面接官の食いつきが悪く、話しづらい雰囲気であったが、その雰囲気にめげることなく、堂々とはっきり言葉を発することができたのでよかったと思う。
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