私が外航海運企業を志望するのは、縁の下の力持ちとして世界中に物資を届けることで地球上の少しでも多くの人の日常生活と産業振興を支えたいからだ。私は部活動を通じ、自分の存在や果たす役割が組織を下から支え、全体に厚みをもたらせることに魅力を感じた。仕事においても世界中の人の生活や産業を支えていきたい。特に快適な日常生活に必要不可欠なエネルギーや鋼材、食料を大規模に輸送できるのは外航海運企業以外には存在しないと考えた。今後、新興国がますます発展し、需要の更なる拡大が期待できると考える。次に、海上社員を志望するのは実際に自ら操船することで世界中の生活と産業を根底から支え、自分の仕事がもつ責任や影響力の大きさを日々感じながら誇りをもって働きたいからだ。また環境に配慮し船を安全に動かしたい。そのためには海象、気象、海域や船の特徴をよく理解し、陸上からも迅速で的確なサポートが必要だ。そしてなにより私は、幼い頃から目の前にきらきらと輝き広がる海と海面をゆったり進んでいく大きな船が好きで、船の科学館は私が最も通った博物館であり一番好きな場所の一つだ。水平線のはるか彼方には外国の文化があると思うと心が躍る。そして売上のおよそ90%を海運事業が占めるほど、長年海運事業に特化し、幅広い船種と世界最大級の船隊を持つ貴社であれば、新興国のエネルギーニーズに対応でき一段と大きなやりがいを持って働けると考え志望した。
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