22卒 インターンES
技術系総合職
22卒 | 東北大学大学院 | 男性
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Q.
第1希望のテーマを選択した理由を教えてください
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A.
卒業研究を通して、高機能性材料の生産のためには温度や反応時間などの作製条件・プロセスの最適化が重要であるという知見を得ました。機械学習などのIT先端技術の導入はラボスケールからプラントスケールまでの実験・生産の最適化や生産現場への工場の生産性を飛躍的に向上させる可能性を秘めており、とても興味が惹かれます。 具体的には、ソフトセンサーによる化学プラントの運転条件の最適化や、生産工程への画像認識技術をはじめとしたAI技術の導入(例:画像認識技術による原料の粒子形状の自動分別)などが考えられます。そこで貴社インターンシップに参加して、IoT等の先端IT技術を利用した化学プラントの効率的な計測・制御・監視装置の設計や化学プラントの一部設備の制御設計を体験し、業務への理解を深めたいと考え、この研修テーマを選択しました。 続きを読む
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Q.
第2希望のテーマを選択した理由を教えてください
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A.
テーマの選択理由は2点あります。1点目に、重工業のリーディングカンパニーである貴社における環境問題に関連した事業の業務理解を深めたいです。私は小・中学校の時、ボーイスカウト活動をしており、多くの自然に触れあってきました。現在も環境・エネルギー関連の研究室に所属し、環境問題解決のための基盤技術の基礎研究を行っています。地球環境や自然環境が適切に保全される持続可能な社会を構築することが重要だと考えています。そのためにも、産業活動における温室効果ガスの低減は必須事項です。そこでCO2回収プラントの遠隔監視システム導入による新規ビジネスモデルの調査を通して、貴社の環境・エネルギー分野における業務理解を深めたいです。2点目に現場でのリサーチ業務を通して、社員の方との積極的に対話し、技術者に求められる素養を学びながら、自分の持ち味や今後伸ばしていくべき力を見極めたいと考えています。 続きを読む
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Q.
第3希望のテーマを選択した理由を教えてください
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A.
私はリチウムイオン電池に関する研究で吉野彰さんがノーベル賞を受賞したニュースを通して電池材料に関心を持ち、現在は炭素材料の固体高分子型燃料電池(PEFC)の触媒への応用に関する研究を行っています。燃料電池はクリーンエネルギーである水素を利用するため、持続可能社会の発展に寄与する次世代電池です。貴社インターンシップを通して、燃料電池の一つであるSOFCに関して調査を行うことで、今後の研究に生かせる知識や技術を学びたいと考えています。またこの研修テーマを通して、今の自分の技術や知識がどのような形で実際の現場で生かせるか知りたいと思い、この研修テーマを選びました。 続きを読む
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Q.
三菱重工のインターンシップを通して、どういう経験をしたいと考えますか?
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A.
経験したいことは3つあります。1点目にIT技術の製造業への応用に関する知見を深めたいと考えています。AIやIoT等の先端技術は劇的に進歩しています。技術者の長年の経験や勘に基づく知見や従来のシミュレーション技術に、IT先端技術の有効活用が加われば、生産現場の効率は劇的に向上すると私は考えています。よって世界最先端の技術を有する重工業のリーディングカンパニーである貴社において、IT先端技術が生産現場でどのような形で生かされているか肌で感じたいと考えています。2点目に調査業務を通して、業務を進めていく際の着眼点やプロセスを見て学び、自身の研究にも還元したいと考えています。3点目に先行研究の調査による現状分析から仮説を設定し、検証・修正を行う研究プロセスによって培った力が、実際の現場でどの程度、通用するか確認するとともに、今の自分に足りない力を見極めたいと考えています。 続きを読む
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Q.
インターン応募理由
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A.
私は将来、研究開発職に携わりたいと考えています。なぜならばものづくりとチームで1つの目標を達成することに強いやりがいを感じるからです。演奏会の成功に向けて、大学合唱団で活動した際には、チームで一つのステージを創り上げる事に、強い喜びを得られました。また卒業研究で目的の材料を合成できた時は、強い達成感を得ました。よってチーム一丸となってものを創ることに強い期待感を私は持っています。以上の目標を実現するためにも、ものづくりの基礎となる専門知識を習得するとともに、実際の開発現場に携わり、幅広い知見を習得することが重要だと考えています。そこで高度な技術によって設計・開発を行い、社会を支え続ける三菱重工のインターンシップを通して、開発の現場で働いている方々と交流することで、設計開発の仕事内容やどのようなスキルが求められているか現場での体験から学び、社会人になる前の助走期間としたいと考え、応募しました。 続きを読む
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Q.
あなたの長所・短所をご記入ください
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A.
私の長所は一つの物事をやり抜くことができる点です。大学から始めた合唱活動では自主練習を繰り返した結果、技術が上達し、学部3年次には全国声楽アンサンブルコンテストで入賞することができました。また学部4年次の卒業研究において取り組んだ触媒材料開発では、作成した触媒を電極に接着する必要があったが、上手く接着できず性能を正しく評価することが困難でした。そこで私は最適な接着剤と触媒の配合バランスを実現する為に、先行研究を調査し実験を繰り返した結果、この問題を解決することができました。短所は一つのことに気を取られてしまい、他の事が疎かになることがある点です。この短所を克服する為に、ミスが許されない作業では細部までチェックを行うことや、チェックリストを作成するなどの工夫を現在行っています。今後は視野を狭くしないように気をつけつつ、一つの事にも集中して取り組む努力を継続していきたいと考えています。 続きを読む
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Q.
研究内容
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A.
持続可能な社会の実現に向けて、クリーンエネルギーである水素を利用する燃料電池が注目されています。一方、燃料電池は単体では性能が低いため、触媒を利用する必要がありますが、現在触媒材料に利用されている白金の埋蔵量は限られ、高価であるうえ、使用を繰り返すと触媒性能が低下するという問題も抱えています。従って、燃料電池の普及促進のためには、白金代替触媒の開発が必要不可欠です。既往の研究より、窒素含有炭素材料は、白金と比較して耐久性に優れ、触媒活性を示すと報告されています。しかし、その触媒性能は白金に劣っており実用化に至っていません。ゆえに、最適な触媒をデザインする為に、どのようなメカニズムで窒素含有炭素材料が触媒活性を示すか解明することが重要です。そこで、本研究では触媒活性発現因子の特定を目的として、窒素導入量や窒素導入位置を制御した窒素含有炭素材料の合成及び触媒活性評価を行っています。 続きを読む