【学生の人数】3人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】営業【面接の雰囲気】面接官の方は中堅の営業社員で、非常に優秀な方だと感じました。会話をしていく中で、こちらのことを正確に見極めてくるため、嘘や誇張したことを話してしまうと、ばれてしまうと思います。【あなたが企業を選ぶ際に最も大切にしている基準は何ですか?その上で、あなたが三菱重工を志望する理由を、携わってみたい事業や職種を盛り込んで教えてください。】『「技術大国日本復活の旗印」私は総合重機業界をこのように捉えます。これまで日本経済を支えてきた「モノづくり産業」は、世界トップの技術力を持ちながらも、世界トップの売上の企業は少ないことから、海外展開に遅れている現状があると思います。また一方で、人口減少による国内需要の頭打ちにより、国家としての成長期を終えた日本が、今後も経済力を維持するには、新興国の成長を構造的に取り込む必要があると考えます。そんな中、この業界が手掛ける「インフラ」は今後新興国での需要が急拡大し、かつ「売った時の粗利と、保守や管理によるストック、双方のビジネスモデルにおいて莫大な売上が期待できる点」、「国家間の関係良好化に繋げられる点」から、日本の「モノづくり産業」が海外展開する上での土台作りが出来ると考えました。このことから、私の企業選びの基準である「日本経済の未来に貢献できる」に最も当てはまると考え、この業界を志望しております。中でも貴社を志望する理由は、「幅広い製品群・展開地域×長い伝統による信頼」によって、今後の需要を特に獲得できる企業だと考えるためです。このような貴社の営業職に就き、貴社と新興国の懸け橋となることで、ひいては日本経済の未来に貢献したいと思います。具体的には、数あるインフラ事業の中でも、今後新興国での需要の高まりが特に期待される、「エネルギー・環境ドメイン」に携わりたいと考えております。』聞かれることが非常に複雑で、簡潔に関連性を持たせて話すことが難しかったですが、頭の中で思考を固めてから、論理的に話すことをこころがけました。【過去最大の失敗とそれを乗り越えた経験について教えてください。】『「プレッシャーに敗れた経験」です。私は高校時代に硬式テニス部に所属していたのですが、団体戦において自分が勝てば全国大会出場という場面がありました。しかし私はプレッシャーを感じてしまい、極度の緊張により普段通りの実力を発揮できず、敗北してしまいました。私はこの経験から、何事においても練習の時から本番以上に緊張するためのルールを設定するようになり、翌年は緊張を克服して全国大会出場に貢献できました。』ただ失敗してしまったエピソードを話すだけでなく、そこからどのように考えたのかについて話すようにしました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】論理的におかしい所はすぐ深堀をされてしまいます。おそらく、頭の回転の速さと論理的思考能力が見られているのだと、思います。これらの能力に関しては、訓練をすることが非常に難しいですが、コンサルの面接対策用のテキストなどを使って能力を上げることも出来ます。役に立つ能力なので、時間があれば面接前に能力をあげておきましょう。
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