AIESEC大阪大学委員会で、海外学生が大阪の企業で行うインターンシップの支援を行った。得意な英語を活かし、グローバルな舞台で挑戦してみたいという気持ちがあったためこの活動に力を注いだ。大学2年生の夏に海外学生担当マネージャーとして、インドネシア人学生の支援を3か月間5人のチームで行った。来日前にスカイプで彼女のニーズや強みを把握し、それを受入れ先企業のニーズと擦り合わせることで、来日後の詳細な仕事の計画を立てた。その際、限られた時間で膨大な業務をこなす必要があったため、チームメンバーからいかに協力を得ることができるかが課題だった。私は今回が初めてのリーダー経験だったため、リーダーが一番多く仕事をこなすべきと考えていた。しかし、それが原因で独りよがりな行動をしてしまい、メンバーから不満を買うことになった。そこで試行錯誤し結果、各々とじっくり個別に話した上で個々の要望を把握し、各自が得意分野を活かせるよう仕事を分担した。こうして徐々に信頼を獲得し仲間の力を借りることで、地道な事務手続きに加えて、他の海外学生を巻き込んだ異文化交流会や日本語勉強会なども行うことができた。その結果、会社での仕事に加えて彼女の日本語力向上や日本文化への理解を増すことができた。彼女が帰国した際のアンケートでは総合で10段階中9の評価を得ることができ、最後に彼女から直接感謝された際には大きな達成感を感じた。
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