私の長所は、一人一人に合わせた話し方と諦めない粘り強さである。
私は週平均で8つの日本ドラマを鑑賞するドラマギークである。
高校時代は友人がドラマをあまり見ておらず、自分の好きなことを共有できないことにもどかしさを感じていた。この気持ちを共有したかったので、どうしたら友人がドラマを見たくなるのかということを考えていた。
友人にドラマを見てもらうように仕掛けたことは2つある。1つ目は、自分専用に作っていたドラマアカウントをフォローしてもらい、見所を押さえた投稿を定期的に載せることでドラマへの興味を促進させることである。
2つ目は、お昼休みに友人の趣味や趣向を抑えた上で、個別にドラマのセールスを行うというパーソナライズされた話題提供をした。
ただ、現実は厳しく2週間続けたが見てくれるようにはならなかった。しかし諦めたくなかったことから粘り強く続けた結果、視聴してくれる友人が増えた。さらに友人間でのコミュニケーションも活発になったため、強い信頼関係に繋がることになり、達成感を感じることができた。
この経験は、サークルに所属した後にも活かされた。100人のいるサークルであったことから、一人一人の個性が強く会議においても、意見がまとまらないことが多かった。その中でも一番の困難は、会議に参加してくれないことであった。
原因は自分がいなくても会議は実施されるだろうという考えから来る、当事者意識の低さではないかと仮説を作った。
会議に来てもらうきっかけとして、個別の誕生日会を会議の始まる前に実施した。
まじめに会議を行う面だけではなく、来ることのメリットとして(1)誕生日ケーキを食べられること(2)自分の誕生日だと8人から祝ってもらえるということから来たいと思ってもらえるのではないかと考えた。またグループLINEだけではなく、個人LINEで来ることを呼びかけたり、誕生日を祝ったことをSNSに載せたりすることで、常に会議の存在の重要性を理解してもらえるように粘り強く努めた。
その結果30%ほどであった出席率をほぼ毎回100%に上げることに繋がり、その会議において自分の得意とする個人のコミュニケーションを発揮し、やる気や能力に合わせた仕事の振り分けを行うことができた。
貴社はターゲットに対して、特別感を感じさせるような魅力的なコミュニケーションを考える仕事だからこそ、この経験が生かしていきたい。
続きを読む