【学生の人数】1人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】人事部長、技術部長【面接の雰囲気】初めは和やかな雑談から始まりましたが、非常に厳格な雰囲気で行われました。さらには学生の考え方や志望度も注意深く見られていると思います。【どのようなことをする時が一番楽しいか?】ものづくりをしているときです。高専から大学学部までロボットコンテストに向けた活動に取組んでいました。そこでは競技フィールドの再現において設営時間の短縮に取組み、ロボット設計・制御担当者を交えながら再現すべき点や障害物の固定手法について議論して進めました。高専時代の失敗経験で身につけた「自分の思い込みで判断せず、認識を摺り合わせながら臨む姿勢」を活かし、複数人の意見を摺り合わせた結果、障害物の固定方法の簡素化できるアイデアに行き着き、2時間の設営時間短縮へと繋がりました。この成果はロボットの動作確認時間の確保に役立ち、私達のチームは大会で準優勝を果たすことが出来ました。この経験から異なる役割の人達と連携して臨むことの重要性を学び、チームプレイの楽しさも感じ取ることが出来ました。【長所、短所について教えてください。】長所は現象を追求する意欲です。学部4年次に大型構造物メーカーで行った5ヶ月間のインターンシップでアームのたわみ解析の精度向上を担当した際、変形のイメージを持てず影響度が大きい要因の推定に苦労しました。慎重に行動する性格であるため、机で考え込んでいましたが、進展が遅いことに気付き「これではいけない」と短所である慎重すぎる点の克服も兼ねて奮起しました。そこで実際の動作や機構のイメージを持つため、実機がある現場へ足を運び、製造・実験評価方法からも解決策を探りました。ここで得た気付きを解析に取入れた結果、解析結果が当初より格段に実測値に近くなりました。貴社でも知見を貪欲に吸収する姿勢で、物事を複数の点から追求し課題解決に役立てると考えています。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】第一志望か、海外でも大丈夫か、受け答えをはっきりできるかであると思います。私の敗因としては、研究内容の質問にきっちり答えることができなかった点、余分な答えを多い点、海外でやっていける根拠が乏しい点だと捉えています。
続きを読む