私は少林寺拳法部での活動の中で最も達成感を得ることが出来ました。大会での総合優勝を果たすという目標を掲げそれに向けての練習を行いました。総合優勝を実現させるためには自分ひとりの力だけでなく部員全員の力が必要になります。そのために私は部全体の力向上のため後輩の指導が重要であると感じました。私は幹部ミーティングで、今までは全体で指導を行っていたのですが幹部1人が後輩数人を担当し一人ひとりに合った練習をすることで効率が上がるのではないかと提案しました。その案が実現し、私は4人の後輩の指導担当となりました。自ら指導計画を作成し実践するということには責任を感じましたが一人ひとり丁寧に指導ができ、上達していく後輩を見ることでやりがいを感じました。複雑な技についてはいくつかに分割して段階を踏んで教え、徐々に慣れるよう工夫しました。並行して自身の練習を行い、うまくいかない技は記録し練習が終わった後に重点的に復習をして練習効率を高めました。最後の大会では私が指導した1組が組演武の部において最優秀賞を取り、私自身も団体の部優勝、男女組演武の部3位入賞を果たしました。その結果、総合2位という結果を残すことができ、大きな達成感を得ることが出来ました。以上の経験から私は自分だけを成長させるのではなく自分から発信して周りを動かし成長する事の大切さを学びました。
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