【面接タイプ】オンライン面接【実施場所】オンライン【会場到着から選考終了までの流れ】研究概要の発表が10分、研究についての質問が20分、それ以外の質問が15分【学生の人数】1人【面接官の人数】3人【面接官の肩書】ベテランの技術2人、人事が1人【面接の雰囲気】一次面接と似ていた。学会みたいな研究内容を重視しており、研究の質問では難しい質問も飛んでくることがあった。【どのような領域に関わりたいか】私が関わりたい研究は私の専門である化学を活かすことを前提に、エネルギーと分子を結びつけるような研究がしたいと考えています。私は大学では構造有機化学を学んでおり、その研究分野は分子と光に大きな関係性があるため自分の力が十分に発揮できると考えています。またエネルギー問題に取り組みたい理由として現在は限られた資源を取り合う事態に発展しています。エネルギー問題を解決する方法があれば、世界中の様々な問題を複合的に解決することができるのではないかと考えて取り組みたいです。それに当たって、分子の高性能化が必要であり、それは私の専門性を磨くと共に機械学習を用いた探索を行うことを並行することによって効率よくできるのではないかと考えています。【実際の化合物の応用は考えていますか。】現段階では難しいと考えています。私の化合物は収率が一パーセントであり、精製にも複数のプロセスが必要であるため、工業スケールで作ることは難しいです。しかし、この分子はパイオニアとしてベルト型分子の科学を切り開くと考えています。ベルト型分子はカーボンナノチューブの前駆体として期待されているが、カーボンナノチューブの新しい合成法の候補として私の化合物が挙げられます。また、ベルト同士の相互作用を利用した平面充填構造の化学も極めてチャレンジングであり、ベルト分子の新しい科学を切り開くと考えています。今後は現在ある分子の物性を調べると共に分子設計の見直しをすることで大量合成できるユニークな物性を持つ分子を検討していきたいと考えています。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】高い専門性と意欲を持って研究に取り組んでいること、さらに自分の分野だけではなく色々な分野へ挑戦的に研究していることが評価されたと感じている。
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