私が困難を克服した経験は、サークル活動を通して自分の自発性の無さを痛感し、1年間の留学の機会を活かして自己改革をしたことです。テニスサークルの執行部を務めた頃、私は主体的に意見を言うことが苦手で、仲間から何度も指摘を受け自己嫌悪に陥りました。しかしそのような指摘があったからこそそれを無駄にせず機会と捉え、留学を活かして意識改革をしようと決めました。留学先では「自分から」を行動指針として、主にクラス内での発言とテニスをツールとした学外への交流拡大を軸に自発性を鍛えました。すると帰国後は友人から積極性に違いが生まれたなどの言葉をもらい、今では自分から行動できる人間になれたと実感しています。この経験から学んだことは、人からの指摘を真摯に受け止めることの大切さと、自分の弱味から目をそらさず、目標を持って努力すればそれを克服できるということです。
私が達成感を感じた経験は留学先の学校で熊本の震災に向けたチャリティ企画を成功させたことです。最初は日本人3人で始めた企画でしたが、私は他のメンバーと違い英語力が不十分で、学校のオフィスとの交渉や、クラスを回っての宣伝などにほとんど協力できない状況でした。そこで私は語学力がなくてもメンバーに協力できることを考え、チャリティで販売する食品を探すため大型スーパーに足を運び、最大限利益を上げるために安く購入できかつ幅広く受け入れられそうなものを検討しました。当日、私が選んだドーナツとジュースは学内の多くの生徒が購入してくれたため目標の500ドルを超え、585ドル集めることに成功しました。この経験から学んだことは、やることにこだわらず自分ができることを探すことによって、チームの目標達成に貢献できるということです。
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