タイトル 大学バレーボール特集冊子を2000部発行
所属するスポーツ新聞サークルの活動の一環で、全10大学のスポーツ新聞部と協力してバレーボールのインカレに向けた特集冊子『年刊バレーボール』を2000部発行したことが最も熱心に取り組んだ活動です。大学で本格的なバレーボールと初めて出会い、3年間追いかけ続けてきた集大成として「大学バレーの魅力をより多くの人に伝える」ことを使命に、私は編集部の代表として、冊子制作の中心を担いました。この時私に与えられていたのは「今まで使ったことのない編集ソフトを使いこなす技術を一から習得する」という難題です。冊子を作るためには、普段の新聞制作時に使用するものとは違う編集ソフトの使い方を一から覚えて全48ページをレイアウトする必要がありました。そこで、パソコンに詳しい知人から基礎的な使い方を教えてもらったり、書籍やインターネットで情報を得ながら作業を進め、独学で必要な技術を身につけていきました。また、技術を習得すると同時に編集長として「能力や価値観が違う、異なる大学から集まった編集部員をいかにしてまとめ、皆の思いを形にするか」という壁にもぶつかりました。この課題に対しては、作業の遅れが目立つ部員にやってほしいことを具体的に提示して記事執筆に取り掛かるハードルを下げたり、まめに進捗状況を伝え合うことで徐々に結束を深めていくように努めました。編集の素人がいきなりボリュームのある冊子を作るためには相当な時間と労力が必要でしたが、本来の「大学バレーの魅力を伝える」という目的を達成するためには、内容も妥協するわけにはいきません。より読者目線で楽しめる冊子を作るために、現役大学生の日本代表対談を実現したり、例年は選手間投票のみで選出していた関東大学オールスターにTwitterによる一般投票を導入すると共に関西の大学新聞部にも記事と写真の提供を依頼して、東西の垣根を越えた情報の掲載を可能にしました。SNSを使った宣伝のかいもあり、会場では全ての冊子を配り終え、後日郵送希望の問い合わせが30件以上も寄せられるなど、大きな反響を呼びました。これは、今の自分にはできない新しいことへ挑戦することが好きであるという向上心と、やると決めたことはどんなに苦労しても最後までやり遂げる責任感があったからこそ、成し遂げられたことだと自負しています。内容にもデザインにもこだわり抜き、情報提供という形で大会を盛り上げるコンテンツを作り上げ、大学男子バレーの魅力を広めることに貢献しました。
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