16卒 インターンES
コンサルタント職(インターン)
16卒 | 早稲田大学 | 男性
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Q.
あなたという人物を一言(30字程度)で表現するとどのようになりますか。 また、そのように考えた理由を象徴的なエピソードを踏まえて教えてください。 (300字以内)
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A.
私は、人と人の_がりを重んじ、協働を好む人間である。それは、チームプレイが発揮する威力とチームプレイがもたらす感動を、身をもって体験してきたからである。私は小学生の時サッカーを始め、中学、高校ではサッカー部に所属した。私の高校は公立であり、私立校にはしばしば個人のレベルで劣る。それでも、県大会準決勝をかけた試合では、私立校に勝利を収めた。それは、チームとして相手を上回ったからである。そしてその時の、選手、監督、父兄も含めた全員の一体感は今でも忘れられない。チームプレイを最大限に発揮することで、より困難な目標を達成することができ、その感動は個人で成し遂げる充足感より私には大きいように思えた。 続きを読む
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Q.
あなたが直面し、乗り越えた困難について具体的に教えてください。 また、その困難の原因、解決方法、そこから得られた気付きも教えてください。 (600字以内)
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A.
高校の部活動における、部長としての役回りである。当時のチーム最大の弱点は、ピッチ内外におけるコミュニケーション不足であった。個人レベルで劣る公立校が私立校に勝利するには、個人の能力の向上は勿論、チームとして強く団結することが不可欠だったからである。つまり私が直面した課題は、部長としていかにコミュニケーション不足を解消するかであった。例えばミスが生じたとき、それについて追求しようとする主体的な言動が選手間にほとんど見られなかった。その原因は多くの選手がミスや失点を過度に重く受け止めてしまい、上手く切り替えることができなかったことにあった。そこで、部長としてすべき役回りをピッチ内とピッチ外とで、次のように意識した。ピッチ内では、ミスや失点があったときに、無理にでもチームを鼓舞する選手が私以外に、二、三人いれば、雰囲気は連鎖すると考え、その旨を何人かに伝えた。ピッチ外では、全体にではなく個々に私から話しかけて試合中のミスや失点の原因を追究し、あいつにも聞いてみてくれと、その輪を徐々に広げていこうと考えた。結果として、ピッチ内外で聞かれる声は以前より多くなり、コミュニケーションが活発化された。そして以上から、リーダーシップの発揮はチームを統率することでなく、チームを課題解決に向け導く人間であるということを学んだ。リーダーが一番、本来の目標を意識しなければならないと強く感じた。 続きを読む
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Q.
あなたの知っている企業を一つ挙げ、あなたが考えるその企業の課題を一点教えてください。 また、その企業がとるべき解決策について、あなたの考えを具体的に教えてください。 (600文字以内)
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A.
タカタ株式会社を選択する。私が考えるタカタの課題の一つは、弊社製エアバックの欠陥による自動車の大量リコールという事態にいかに対処すべきか、である。解決策として、タカタは不良品発生がもたらす全社的な悪影響を最小化するという視点でもって、全製品の安全性を見直し、まずは社会に当社他製品が安全であることを訴求していくことを推奨する。課題の選定と解決策について、そのように考える根拠は二点ある。一に、事実として、エアバックの欠陥によるリコールは本製品の売り上げ不振を招くと同時に、当社の他商品に対する消費者の不安も煽ってしまうからである。顧客である自動車会社は、今回の大量リコールにおいて、原因となったタカタ製品に対して不安感を募らせている。また、消費者がタカタ製エアバックを敬遠すれば、タカタにエアバックを頼らなくなるかもしれない。競合他社は、タカタ製品欠陥によるリコールに乗じて、エアバッグにおけるシェアを拡大しようとする。自社に関しては、リコールはトヨタだけでなくホンダや日産等にまで広がり、特別損失は四七〇億円に上るということが言える。二に、判断基準として、エアバックがタカタにとって中核商品である点を考慮すると、当該商品の対応だけでなく、全社への悪影響を最小化するという視点が必要と考えるからである。以上からタカタは、全製品の安全性の徹底に努め、まずは他製品の安全性を社会に訴求すべきである。 続きを読む