22卒 インターンES
経営コンサルティングコース
22卒 | 早稲田大学 | 女性
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Q.
あなたが大学入学後、「乗り越えた困難」、「挑戦し成し遂げたこと」、「最も力を入れた勉強(研究・ゼミ・授業など)」からいずれかのテーマを選び、具体的に教えてください。特に、①目標達成に向けて課題・ハードルだと考えた点、②その原因、及び③自分なりに創意工夫した課題解決方法を重点的に教えてください(600文字以内)。
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A.
文部科学省の後援を受けたマーケティングマネジメントの名門である米大学への留学をきっかけに、デジタルマーケティングの実践に力を入れて取り組んだ。 企業から見て魅力的な影響力のあるアカウントを運営することを目標に、留学先講義で扱ったマーケティング学や留学先現地NPO法人でのデジタルマーケティングインターンの経験を活かし、写真の撮り方や写真加工、簡潔かつ購買意欲を引き立てるような文章作成などを積極的に活用した。 この目標を達成する上で最大の課題は、①企業案件を得るためにはその企業顧客が多く閲覧するアカウントにする必要があり、なおかつ②顔や本名を完全匿名で運営するためにゼロからフォロワーを集める必要があったことだ。 この課題を解決するため、まず初めにペルソナを決定した。ターゲットユーザーを「どこの誰」で「どんなものが好き」で「フォローするアカウントに何を求めているか」を設定し、この設定に合致するアカウントを運営することで、特定分野に興味のあるユーザー引き付けることに成功した。また、バズりやすく注目度の高い単語を分析機能を用いて、投稿に取り入れたことで、着実に閲覧数やいいねを伸ばし、フォロワー獲得につなげた。その結果、作成して4か月で大手メーカーよりPR案件を受けるまでに、アカウントを成長させることに成功した。 続きを読む
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Q.
企業を1つ選び、あなたなりの視点からその企業が直面している問題点を1つ挙げてください。その上で、問題の真因を明らかにし、企業がとるべき解決策を、あなたがNRIのコンサルタントになったと仮定して、提案してください(600字以内)。
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A.
私はキャノン株式会社を選択する。 高性能カメラを搭載したスマートフォンの普及に伴い、カメラ市場は下降傾向が続いている。事実、昨年の総出荷台数はピーク時の8分の1ほどまで落ち込んでおり、カメラ機器を主軸としているキャノン株式会社の成長は停滞している。しかし、時計メーカーなどはスマートフォン台頭後も着実に市場を成長させており、スマートフォンに需要を奪われたと考えるのはいささか短絡的だ。 私はこの問題の真因は、「モノづくりで世界を制した過去の成功体験を捨てきれないために、プラットフォーム戦略を重視せず、性能のみで勝負し続けたこと」であると考えた。モノが行き渡り、技術力が均衡する現代において、プロダクト単体で国際競争に勝つことはできない。カメラ以外の付加価値を提供する必要がある。 この問題を解決するため、私は世界最大のオンライン美術館を軸とした、世界最大の写真データ展示及び関連商品取引を行うプラットフォームの運営を提案する。 プロアマに限らず自由に写真を展示し、閲覧数の高い作品を集めた特別展や、AI技術を活用した閲覧者の好みに合わせた美術空間を提供する。 今日、SNSの発達に伴い、一目で無数の閲覧者を引き付けるような写真を投稿するトレンドが発生し、写真のアート化が進んでいると考える。世界有数のカメラメーカ―であるキャノン株式会社がこういったプラットフォームを構築することで、写真を絵画、音楽、書籍のように鑑賞及び取引場で高い価値を持つ存在に昇華させることができる。 続きを読む