22卒 インターンES
総合職
22卒 | 一橋大学 | 男性
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Q.
企業を一つ取り上げてその経営状況を分析する問題
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A.
私はダスキンが直面している課題について述べる。この企業は、ミスタードーナツ事業が赤字経営となっている問題を抱えている。ミスタードーナツは、直近の5年で売上高が一貫して減少しており、新型コロナウイルスの影響もあり、経営が厳しい状況になっていると認識している。私は今回、売上を「イートイン」と「テイクアウト」の二つに分けて考えることにした。すると、イートインではカフェ業界の市場規模の増加、テイクアウトでは大手コンビニ各社のドーナツ市場への積極的参入というマクロ要因が存在することに気づいた。これらより、「ドーナツの購入に際する選択肢としてカフェやコンビニが有力になってきており、市場での立ち位置を奪われつつある」という仮説を立て、選択率の向上に向けた解決策を二点考えた。一点目は、ファミリー層向けのインテリアの導入である。これを通して、既存顧客の満足度を上げ、イートインにおける店舗選択率の増加を実現しつつ、既存顧客の流出を避ける狙いがある。二点目は、ウーバーイーツを活用した流通チャネルの拡大である。新型コロナウイルスによる外出自粛の影響により、ウーバーイーツの利用者は右肩上がりとなっており、そこに参入することで、人との接触をできるだけ避けつつ手軽にドーナツを購入できる環境を整え、新しい生活様式に適応した販売戦略を打ち立てていくことが有効であると考えた。 続きを読む
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Q.
自由作文
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A.
私は、大学入学後に「乗り越えた困難」について述べる。それは、「アルティメットサークルにおいて練習の参加率の低迷という問題を解決するために、メンバーが練習に積極的に参加するための取り組みを行い、大会での成績向上に繋げたこと」である。私はアルティメットという団体スポーツをするサークルに所属しており、大会で前年度を超える成績を収めることを目指していた。しかし、夏季大会に向けた練習において10名の参加が必要にも関わらず、参加者数が半数以下という状況が続いていた。参加していないメンバーがそれぞれどのような問題を抱えていて練習に参加しないのか、という点を解明することが困難であると感じた。そのため、参加していないメンバーそれぞれと1対1で食事をし、アルティメットや大会に対してどのような考えを持っているかをヒアリングした。その結果、問題の本質は前大会の好成績による慢心と実戦形式の練習の必要性の認識不足にあると分かった。そこで、他大学との練習試合の動画とその詳細のデータを共有し、視覚的かつ数値的に他チームとの実力の乖離が分かるようにした。その結果、全てのメンバーが自チームの実力を把握し大会への危機感を抱くようになり、練習にメンバーが積極的に参加し関東大会3回戦進出という成績に繋がった。私はこの経験から「問題の本質を考え、仮説検証しながらアプローチすることの大切さ」を学んだ。 続きを読む