1次面接
【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】3年目の若手社員【面接の雰囲気】歳の近い社員と1対1の面接だったため、あまり緊張せず、先輩のように会話ができたし、会社について色々知ることができた。【あなたの感激体験を教えてください。】高校2年の夏、人身事故が起きた電車内の空気を一変させた一人の男性の行動を目の当りにし、「自分が辛い時こそ周りのことを気に掛け、行動に移す勇気」に心が動かされました。とても暑い夏の朝、いつも通り高校に向かうために電車に乗ったが、目的地まであと一駅のところで、鈍い音とともに電車が人身事故で緊急停止しました。車内に鳴り響く「現場検証中です」のアナウンスとともに、照明は落ち、空調も切られ、人でひしめく車内は騒然となりました。皆が目に見えてイライラし始め、「早く発車しろ」「どう責任取るんだ」といった呟きがあちこちから聞こえてきました。嫌な空気だと思いましたが、私も内心、「1限の小テスト間に合うかな」と、自分の心配で精一杯でした。皆の暑さや苛立ちが限界に近づいていた時、車両前方の貫通扉がパッと開き、背広を着た40代ほどのサラリーマンがにこやかな表情で入ってきました。「暑いですね~」「体調の悪い方はいませんか」と穏やかな口調で乗客に語りかけながら、車内の窓を次々と開けていき、颯爽と次の車両に向かっていきました。そのサラリーマンの行動を見て、誰もが自分の都合だけを考え余裕のない状況の中、その方だけは、自分のことよりも、車内にいる人々の体調を気遣い、実際に行動に移しているところに感銘を受けました。私も、自分のことだけで手一杯になるのではなく、周りの人のことまで気遣う視野の広さを持った「余裕のある大人」になろうと思いました。【学生時代に頑張ったことは何ですか。】私は大学1年の時から弦楽器のサークルに所属し、ここでの活動を一生懸命頑張っています。実は、大学生になるまで、楽器の経験は授業しかなく、楽譜も読めない状態のまま入部したため、周りの音楽経験者の同期と比べて焦ったり落ち込んだりすることがたくさんありました。しかし、毎日最低30分は練習することを続け、それ以外でも暇さえあれば時間を捻出し練習に充てたり、練習のメニューを先輩からアドバイスをもらいながら工夫して行うことによって、入部した秋には、定期演奏会で同期と同じくらいのレベルまで引くことができるようになっていました。この経験を活かし、苦手なことや、未経験のことでも努力して乗り越えていきたいと思いました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】会社の企業風土から、元気で明るい人が求められているように感じた。そこにマッチしていれば、一次面接は大丈夫であると感じる。
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