1次面接
【学生の人数】2人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】人事部担当者の方々。それ以上の肩書きはわかりませんでした【面接の雰囲気】 女性の方と男性の方ひとりずつで、女性はハキハキとした感じの方、男性は静かな佇まいで、どちらかというと女性の方が質問している様子を観察している、というような風でした。【学生時代に最も力を入れたことを具体例を含めて教えてください。さらにそこで何を学びましたか?】 寮長活動です。日本人と留学生合わせて100名が居住する学生寮の寮長を務めております。寮では入寮生歓迎会や様々なイベントを企画し、実施する機会などもあり、イベントの準備では各階のフロアリーダーたちと協力して作業を進めました。準備時間の大幅な削減などのトラブルに見舞われても焦ることなく、自らがまず率先して動きました。私が前向きに振る舞うことで、フロアリーダーたちの士気も高まり、最後まで協力して準備を進められました。そして会を96名が参加し、約2時間の会を3時間に延長するほどの大成功に導くことができました。対して、トイレの使い方など、異なる文化や習慣で寮生たちが衝突することもありました。その度、綿密な話し合いを重ね、両者の主張と意見を聞いた上で互いが納得できる対策を考えました。私はこの活動で、多様な個性や文化を認めること、相手の意見や考えを理解し尊重することを学びました。【 今後の旅行業界にとって重要なことはなんだと思いますか?】 日本国内で考えるならば、2020年以降の対策であると考えます。オリンピック景気で現在の日本経済や観光などは上がり調子ですが、北京、ロンドンなどからわかるように、オリンピック景気というものは、オリンピックを開催するまでのものとなりつつあります。終わってしまえばあっという間にみる影もなくなり、急激に景気が冷え込むことは、先人たちの経験からわかっています。そして今のままでいれば東京オリンピックも同じことになりかねないと私は考えます。そのために日本の観光業は何が必要なのか、といえば、2020年以降にも、インバウンドを確保するためには何が必要なのか、その具体的な対策であると考えます。彼らが魅力を感じ、さらにまた日本に来てくれる、その魅力となるものをあと3年の間に考え、実行する必要があると考えます。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】 東京観光を第一としている企業で、その問題を把握し、きちんと提起ができたことであると考えます。ただ、観光業が好き、ではなくそこで働いていくのに今後のビジョンを持っていたことが評価されたのではないかと考えます。
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