20卒 本選考ES
プロフェッショナルサービスエンジニア
20卒 | 東京海洋大学大学院 | 女性
- Q. 志望動機を教えてください
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A.
私が貴社を志望する理由は三つある。一つ目は貴社がITの全分野をカバーできるような幅広い製品、ソリューションをもっており、様々な提案を行い、社会に貢献できるという点だ。貴社の高い顧客満足度は、国際的に知名度の高い貴社の製品がお客様に選ばれていることはもちろん、その上で企業というお客様の課題解決を行うためにパートナーとして選ばれており、結果最適な解決策を多角的に提示しているから実現されていることだろう。この問題解決や新たな付加価値の創造のために、強い思いをもって働く貴社の姿勢に共感した。二つ目は、高い技術力を根源とした強いグローバル競争力を持っているからだ。ITのインフラ化が進む中、IT技術はあらゆる産業や我々の生活に多角的に絡んでいる。貴社はすでに180か国でビジネス展開を行い、世界中にその技術を張り巡らしている。その技術力の強さはIEEE特許力スコアでも明確に示されている。すでに構築された強力な技術力は、スピーディーに変わりゆくグローバル社会の中でも、国内でも明確に強い存在力をもって成長し続けるだろう。三つ目は、私のこれまでの経験や強みで貴社に貢献できると考えているからだ。私はこれまで何に取り組むときにも、自分の意見とその軸をもったうえで責任感をもって取り組んできた。自分の中の軸をつかむのと同じように、他者の意見の軸も見抜くよう努め、深い対話を通して的確な提案や行動を行えることが強みである。またサークル活動や研究活動を通して、どんな泥臭いことや地道な勉強が求められても、必要であれば積極的に取り組み目標達成につなげてきた。更に、研究室でRを用いてコーディングをしてきた経験から、ITに関わることに一切の抵抗感はない。この強みは貴社ビジネスの中で発揮したとき確実に貢献できると考えている。以上のことから私は貴社を志望する。 続きを読む
- Q. あなたのことを漢字一文字で表現してください。また、その理由を簡単に説明してください。
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A.
「貫」だ。この漢字は一貫や貫徹といった言葉に使われるが、私はこれらの言葉の通り、どのような状況・環境でも自分の意見を持ち、それを貫くことができるからだ。この能力は中学・高校でのイギリス居住の経験や、サークルでの離島研修、大学での1か月に及ぶ航海実習などで多種多様な価値観にもまれ続けたことで、伸びたと考えている。これらの状況下では多様な周囲に迎合するだけでは自分が埋もれてしまったため、自分自身も多様な価値観の一つであることを自覚し、主張する必要があったからだ。多くの人がコミュニケーションにおいて他者との協調性・共感性が重要だというが、私はこのような経験から、前提として自分の意見を持ち、貫く力が非常に重要だと考えている。それがなければコミュニケーションは馴れ合いでしかなく、多種多様な価値観であふれる世の中において、真の意味でお互いを知ることはできないだろう。この貫く力は、チームをまとめて目標を達成しようとするとき特に役に立った。所属サークルで国際学会での発表を目指した際、海外に行ける楽しさによって参加している者や、英語力に不安を抱え準備に消極的になるものなど、学会への思いやモチベーションが人により異なっていたため、全員をまとめることは容易ではなかった。そこで、一人一人と自分の考えを伝えながら対話を図り、それぞれの思いやモチベーションを汲むよう心がけた。その上で不平等感のないように全員に、それぞれの適性を考えた仕事を振り分け、モチベーションの維持を心がけた。結果、全員が前向きに学会に向き合うことができ、発表までたどり着くことができた。この時私が一貫して自分の姿勢を変えなかったこと、またその姿勢を周囲にしっかり伝えたうえでコミュニケーションを図ったことが、目標を達成できた要因だと考えている。このような経験から、私は「貫」で表現できると考える。 続きを読む
- Q. 各欄で表現できなかったこと、その他特に強調したい事柄
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A.
私は目的達成を目指すとき、本質を見失わないよう自分とその周りを俯瞰することを徹底している。これは私だけではなく、目標達成時に皆が意識することだと思うが、徹底できる人はなかなかいないだろう。この徹底により、私ではなく他者に良い結果を導くことができたのは、英語の家庭教師のアルバイトをしていた時であった。当時生徒は高校生で大学進学希望かつ、英語の配点が高い大学を希望していたにもかかわらず、中学1年生レベルのテストで50点という実力であった。また強い苦手意識からやる気を失っており、英語と向き合うことから逃げている状態であった。そこで、私が彼女の状況を俯瞰し把握することはもちろんだが、彼女も自分の状況を見つめなおし、正しく俯瞰できるよう導くことにした。段階としては3つである。初めに私を先生として意識できるよう、かつ良き相談相手になれるよう、フレンドリーの中に威厳のあるコミュニケーションを意識した。次に、解く問題のレベルを大きく落として簡単な問題から取り組ませ、まずは英語と向き合う自信をつけさせた。最後に、ある程度自信が回復したところで、対策分野を単語と文法・長文に分けた。単語は毎週手作りのテストを実施し、間違えた問題は翌週も出し、完璧になるまで繰り返し行った。文法・長文は、間違えた事実をそのままにせず、間違えた理由を考えさせ、ノートに書き留めさせ、口頭で私に説明させた。そうすることで、生徒自身が間違える原因の本質に気が付くことができ、自分の状況を把握することができた。結果徐々に成績は上がっていき、最終的には第一志望校に合格させることができた。この出来事から、私の目標達成のための姿勢は間違っていなかったことを確信し、その姿勢を正しく人に指導することができれば、課題を改善させるきっかけになることも学んだ。この経験はすべて今の私に生かされている。 続きを読む