【22卒】インテージの夏インターン体験記（理系/マーケティングリサーチコース）No.11598（東京工業大学大学院/男性）（2020/11/13公開）

マーケティングリサーチというので、データをもっと使うのかと思ったら、集計されたデータを眺めながら話し合うようなかたちであり、思っていたよりも身にならないことを扱っているのかなと感じてしまった。逆に、そういった企業であることを体感でき、いい勉強の機会になった。

マーケティングフレームワークはその場で理解するにはなかなか厳しいので、事前に少しはインプットしておくことをお勧めする。

学生に丸投げしすぎているから。学生の貴重な時間をもらっているという意識が一切感じられず、他企業との差を感じたから。働き方やモチベーションの部分もあまり想像できず、マーケティングリサーチではなくインテージに興味があって理解を深めたいという人ならそこまで期待はしないほうがいいかもしれないと感じた。（自分がそうだった）

企業とのミスマッチを感じてしまったから。そこは面接などを通して見抜かれてしまうとおそらく内定は出づらいだろうし、自分のモチベーションの部分もあまりないので、これで内定が出るようなら人事は何を見ているのか見当がつかない。当たり前だが、本選考を受けるなら意欲の部分は大事にするべきだと感じた。

前述の通り、学生に丸投げをしすぎているから。学生の貴重な時間をもらっているという意識が一切感じられなく、魅力を感じなかったから。マーケティングフレームワークについては、知っている人にとっては、並べただけで、知らない人にとっては何がなんだかわからないような説明しかなく、その後ワークを好きにやってという形で、人事の人も各グループを回ることもなく、ただ放り出されて最後に好き勝手言われるだけのインターンであった。

インターン参加者のみに早期選考の案内が届いているから。学生のスキルや人柄などは一切評価されていなかったので、おそらく参加した人全員にとりあえずルートを用意して、その中で学生を見ていくのだと感じた。

インターン参加者の特別早期選考がある。個別で案内が来て、通常よりも早く内定を出していただける様子だった。

マーケティング、広告系に興味を持っていた。電通、博報堂やマーケティング職に携われる企業を中心に探していた。より社会に大きなインパクトを与えたいという動機が強かったが、その関わり方は様々であり、広告なら幅広い業界に携われると考えていた。他にも教育、SIerなどサマーインターンシップに申し込む時点ではあまり絞り込んではいなかった。

マーケティングに関する志望度が下がった。もちろん企業に対する志望は下がったが、そもそも業界自体を見つめ直すいいきっかけにもなった。もしマーケティングリサーチ企業をまた受けるのであれば、データをもっとくわしく分析して結果を出すような企業を探したいと感じた。今一度自分のやりたいことなど原点に変えるいいきっかけになったように思う。