【22卒】アサヒビールの冬インターン体験記（理系/生産研究職）No.16706（神戸大学大学院/男性）（2021/8/6公開）

ビールが好きでビール会社の業務体験をしてみたかったことがインターンシップの一番の動機。食品業界は理系・文系に関わらず激戦区になるので、研究や中間発表で忙しい時期ではあったが、ご縁あってエントリーシートや面接を通過したので参加を決意した。

エントリーシートやウェブテスト、面接に関しては夏のインターンシップの時期からかなりの数をこなしており、場数を踏んで自分にあった方法を身につけて行った。また、ワンキャリアや就活会議を利用して過去の通過者の方の意見を調べた。

人間性が見られていると感じた。エントリーしている人のほとんどが大学院性だと思うが、研究内容に関する詳しい質問はなく、頭の回転の速さや論理的思考力、コミュニケーション能力や強み弱みなど自分についてどれだけ理解できていて、それをありのままに表現することが重要だと感じた。

エントリーシート → WEBテスト → 独自の選考 → 最終面接

・今回のインターンシップで何を得たいですか。どうしたらそれを実現できると思いますか。（300文字以内）
・あなたの研究テーマをおじいちゃん、おばあちゃんにも理解できるように分かりやすく説明してください。 （300文字以内）
・あなたが正解のない問いに向かい合うときに大切にしていることと、具体的なエピソードを教えてください。(300文字以内）
・『あなたの人生で培った一番の強みを表現してください。』（30秒以内）

ウェブで入力

マイページから

字数制限は厳しめなので、どれだけ端的に一貫性をもったものを作れるかを意識した。また、自分らしさ溢れるオリジナリティを表現できるよう尽力した。

夏のインターンシップで感触のよかったエントリーシートをさらにブラッシュアップして自分らしいものに仕上げた

ワンキャリア・就活会議

夏のインターンで数をこなしたため特に対策はしていない

玉手箱：言語、非言語、性格

一時間程度

なし

デザイン思考テスト

想像力が試されるようなテスト。自由な発想をするだけでなく、実現可能でユニークなものを多く作ることが重要だが、それだけでなく他社が作ったものに対する評価をきちんと行えているかも重要視される。

なし

時間になったらzoomを繋ぐ

口調も物腰も柔らかい感じで、学生の緊張をほぐして素の自分を出しやすくしてくれていた。面接時間は非常に短いのでアイスブレイク等はほとんどなかった。

なぜアサヒビールの商品開発職の業務を体験してみたいかということが自分の中で明確化されており、それを言語化できているかが重要。また、人柄の良さは非常に重要視する風土があるため、明るく笑顔で受け答えすることも忘れずに行った。

基盤研究か商品開発どちらのコースを志望しているか。

商品開発を志望します。なぜなら、商品開発の方がお客様との間接的な距離が近く、自分の頑張りがそのまま直接お客様の幸せに繋がり、大きなやりがいを感じられると思ったからです。私は現在大学院で医学的背景を持った生化学の基礎研究を行っていますが、挑戦と失敗の連続である研究を続けるにはモチベーションが重要だと学びました。私の大好きなビールの新しい形を作り、お客様に喜んでもらえることは働く上で一番のモチベーションに繋がると考え、商品開発を志望しました。

学生時代頑張ったことを教えてください。

フットサルでチームをまとめることに尽力しました。大学入学後、友人と社会人フットサルチームを作りましたが、人数の増加に伴って少しずつ全国大会で優勝するという目標に対して「しんどい」という意見が出てきました。私は温厚な性格を買われて副リーダー的な役割を担っていたので、個別に話し合いを行い様々な意見を聞きました。その際に、客観的な視点を持ってそれぞれの意見をまとめることで総合的な判断ができるよう意識しました。そうすることで、意見が割れている原因を冷静に分析することができると考えました。すると、共通して「楽しさ」を求めていることに気が付きました。そこで、練習内容を工夫してしんどさよりも楽しさが勝るようにすることでチームが一丸となると考え、ＭＶＰ制度と罰ゲーム制度の２つの工夫を取り入れました。その結果、ゲーム感覚で練習に取り組むことで競争心や向上心が芽生え、自然と本気で取り組む人が増えました。これがきっかけでチームが成長し、2年後には全国200チームが参加する大会で6位という結果を残すことができました。

なし

ワンキャリア

新商品の開発

四日間でコンセプト定義からターゲット層、商品の具体的な内容とその製造方法までを考える。

新商品開発の難しさとビールの作り方

新商品の開発

前半にやったこと

チームビルディングから始まり、どんな商品を作るか、どんなお酒なら人気が出るかを様々な切り口から考えていく。また、一日目と二日目の間に数日間間隔が空くので、そこで個人ワークを行う。

後半にやったこと

商品のコンセプトや具体的な内容が決まれば、発表スライドを作りつつ製造部の方からアドバイスをもらって実際に工場でスケールアップする際の方法と工夫できる点を考えた。

商品開発部、工場での製造部、基盤研究部、人事の方

なし

四日間全てで社員の方との交流会があったため、実際に働く人の貴重な意見をたくさん聞けた。交流会は若手社員から部長クラスのベテラン社員まで様々な方が参加していたため、かなり有意義な時間だった。

オンライン上でのコミュニケーションを取るのは難しかった。グループワークを行う際にもデータの送受信に時間がかかったり、ワーク後の座談会でも複数人が同時に話すことはできなかったので、どうしても受け身主体の取り組みになってしまう。もっと積極性を意識すればよかった。