【学生の人数】3人【面接官の人数】4人【面接官の肩書】人事/部門マネージャー【面接の雰囲気】事前に2分間で「学生時代に最も影響を受けたことと、その後どのように行動が変わったか」を砂時計で測られながら、アピールする時間があり、その後にその感想を求められました。その後に通常の集団面接のような形になりました。【あなたが学生時代に最も力を入れたことは何ですか?そこで得た成果はどのようなものですか?】大学院入試の筆記試験免除資格の取得です。大学入学時から大学院進学を考え、大学院入試の際に学科で成績上位20%には筆記試験免除の制度があると知りました。しかし大学入試の際、合格最低点で入学したため、非常に頭の良い人達の中で、成績上位20%に入ることを目標にしました。具体的には、毎日4科目以上の復習と、長期休暇中にも次学期の履修科目に必要な勉強をしました。また、履修科目の中で講義を聞いてもどうしても理解できない科目がありました。その際、教授や友人との議論に加え、複数の参考書に取り組み他大学のウェブ講義を見て、同じ内容でも異なる視点や表現方法から理解を深めました。その結果、その科目でも良い評価を得る事ができ、最終的には学科200名中9位の成績で免除資格を取得できました。これを通して、大きな目標に対し日々の計画を立て、それを継続達成していく大切さと諦めず粘り強く取り組む姿勢を学びました。 【修論の内容を簡単に説明し、研究を進める過程で工夫した点と、その研究の持つ意義、将来展望について説明してください。】半導体製造技術を用いた血糖発電可能なバイオ燃料電池の開発です。取り組む理由は、患者の肉体的・精神的な負担を減らすためです。心臓疾患者には、ペースメーカー等の体内埋め込み装置の電源は定期的に手術による交換が必要です。糖尿病患者には、血糖値測定のために数回の採血が必要です。そこで、バイオ燃料電池は装置の半永久電源になり、かつ、血糖値と発電量が連動するため血糖値の常時測定も可能です。本研究テーマは研究室初で、教授も経験や知見のないゼロからのスタートでした。まずは知識や技術を蓄える必要があると考え、先行研究論文を参考に、再現実験をしました。現在はより性能を高め、実用化に向けて改良を繰り返しています。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】どのように就職活動を行っているのか、推薦重視なのか、自由応募なのかなども含めて聞かれました。そこから、就職活動の軸を見極めて、どのような思考プロセスをしているのか、本人が何を重視して生活しているのかなどを聞かれましたので、それについて判断されているように感じました。始めの2分間のアピールについては、突然のことでしたが、しっかり冷静に受け答えできるかを判断されているようでした。
続きを読む