【20卒】日本住宅の冬インターン体験記（理系/『人』のバリューアップを学ぶコース）No.4534（名城大学/女性）（2019/3/20公開）

現代の賃貸住宅の問題点を知れたことは良かったと思います。グループワークでは賃貸住宅の設計の難しさを実感できました。お施主様の要望を組み込むことに加え、土地の選定、条件や将来を見越してターゲットを定め、設計を進めることは実践的に感じました。グループのメンバーがコミュニケーションを取れる人ばかりでやりやすかった点から、やはり仕事をするメンバーが大切であると思いました。

即日設計なので、住宅の必要寸法を把握しておくべきだと思いました。あと、チームを引っ張っていけるだけの力があると評価されると思いました。これだけはすぐに身につく者ではないので難しいとは思いますが。

日本住宅は次世代のリーダーとなる人を求めており、サポート役に強い私がリーダーシップをとって働いている姿は想像できませんでした。実際グループワークでも、タイムキーパーや計算、発表の文章をまとめたりと下準備にまわっており、大まかな方針決めや発表はリーダー役の子が全うしていました。

そもそも日本住宅の求める人物像と私の人生感がずれているように感じたため、内定は難しいと思いました。グループ内にいた早期選考を受ける子と自分を照らし合わせた時に、私には窮屈な企業に感じたからです。積極性があって自信と向上心がある人には向いている企業だと思います。

志望度は下がりました。企業説明を聞いたのと、グループワークを通して自分とは合わない企業だと思ったのが大きな理由です。当初は本選考を受ける気満々でしたが、インターンシップ終了後は面接練習や滑り止めに受けようかな、と思う程度になってしまいました。

インターンシップを早いうちから参加しておけば、その分早期選考の案内も早くもらえると思うからです。私は1月のインターンシップに参加しましたが、その時点で15人の内定が決まっていると言っていました。

後日メールにて早期選考の案内が来ました。ウェブ上のテストを受けた後に面接に進めるようでした。インターンシップでの振る舞いで既に見極められているようには感じましたが、一応参加者全員には案内を送っているようです。

住宅業界に進みたいと考えていました。三井ホームやミサワホーム、住友林業や一条工務店などのハウスメーカーを志望していました。また地元のビルダーにも興味を持っており、住宅に関わることのできる企業ならどこでもいいと思っていました。また教育制度がしっかりした企業を志望していたので、日本住宅にたどり着いた点もあります。

戸建の注文住宅を扱う企業に重点を置いていましたが、日本住宅の話を聞いて賃貸住宅にも興味を持ちました。また建築を学んでいる者のプライドとして、建築を学んでいなくても技術職に就ける企業には入りたくないと感じました。大学生活の4年間の頑張りが評価される企業でないと納得のいく結果にはならないことに気づけたので良かったと思います。