22卒 本選考ES
総合職
22卒 | 大阪大学大学院 | 女性
- Q. 学生時代、最も注力している取り組み、または誇りにしていることは何でしょうか。具体的に教えてください。 (200字以内)
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A.
合唱サークルにおいてコンサート運営長という立場で、メンバーのモチベーションの向上、コンサートでのお客様満足度向上に向け新たな挑戦を行ってきた。幹部以外のメンバーの活躍の機会創出のためコンサートでの新企画の立ち上げやミュージカルの挑戦を行った。また、マンネリ化したコンサート内容を見直し、視覚的なインパクトを残すために4m×8mの巨大パネルを手作りし前代未聞の演出を取り入れたコンサートを完成させた。 続きを読む
- Q. 当社への志望動機をお書きください。(400字以内)
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A.
学校の授業について行けず自信を失った子どもたちを一人でも多く助けたいからだ。私は家庭教師として勉強が苦手な三人の生徒を担当してきた。私は指導を行う中で、学校教育について分析を行った。学校教育では一単元を教えた後テストで理解度を確認するが、その後のフォローが十分ではない。テストでは点数よりも、苦手を把握しその部分を復習することで内容を定着させることが重要であるが、点数を知るだけで終わりという現状がある。これでは、勉強の苦手な子はテストで点数が悪いという事実のみを突き付けられ自信を無くし、さらなる苦手意識を覚え勉強が嫌いになるという悪循環を抜け出せない。この現状を知ったことと、家庭教師として生徒の成長に貢献できた際に感じた喜びの経験から、学校教育についていけなくなったより多くの子どもたちをフォローしたいと思った。全国に多くの顧客がおり一人一人に合わせた教育を提案する御社でこの夢を実現したい。 続きを読む
- Q. あなたが、これまでに受けた「授業※」で、「自分のためになった」と思う授業内容と、その理由を述べてください。 ※授業は「小学校・中学校・高校・大学・大学院」いずれの授業か明確にしたうえで、論じてください。(800字以内)
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A.
高校の物理の授業である。その授業は「勉強とは演習により解き方のパターンを理解しあてはめて解けるようになるもの」と考えていた私にとって衝撃的なものだった。授業が始まり、まず先生は言った。「みなさん、机を下向きに押してみてください」と。何を伝えたいのか分からないまま私たちは机を押した。動きはしない。「はい。物理とはこの現象を式で表し理解するものです。下向きに押した時、動かなかったということは皆さん把握していると思いますが、みなさんはその時机から押し返されているという事実に気づいていますか?この時、皆さんが押した力と同じ力で机から押し返されているから、机もあなたも動かない。力が釣り合っているという状態です。」私はこれを聞き、素直になるほどと感じた。勉強という枠を超えて、ただすんなり理解していた。この物理の先生は、解き方を覚えることや公式を使えるようになることではなく、とにかく原理を理解することを大切にしていた。原理さえ掴めれば、演習量は少なくてもどのような問題も解けるようになると考える先生だった。授業では、定義を深く理解した上で原理を学んだ。どのような原理でなぜそのような式を立てるのかをいつも問われた。公式を教える際も公式を自分で作るところから始まった。原理を理解することで公式を覚える必要はなく、自分で式を作れるようになった。今まで勉強は覚えることと演習ばかりで嫌いだったが、原理を理解することができるようになってから自分の持つ原理という武器をどのように応用させて問題に立ち向かうかというゲームのような感覚になった。この授業を経て、私は勉強への考え方を大きく変えることができた。勉強の根本は、暗記と演習ではなく、原理を理解しそれを応用する力を学ぶことなのだと。そして、勉強は面白いものだと。現在は家庭教師として生徒にこの考え方を理解してもらうべく奮闘している。 続きを読む
- Q. あなたが学生時代に、「最大限『頭』を使って解決したこと」および、そこから学んだことについて、具体的に教えてください。(400字以内)
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A.
私は家庭教師として中学受験を目指す小学生の勉強への意識を変えることに成功した。その生徒は勉強に懸命に取り組めていない状態だったので、私はまず勉強に興味を持ってもらうべく、生徒の好きなキャラクターを登場させた手作りテキストを用意した。生徒は興味を示し楽しく集中して勉強したが、それは持続しなかった。勉強の目標設定に問題があるのではないかと考え、中学受験に対する生徒の想いを聞き出した。すると、両親に言われ中学受験を決めたが本当は小学校の友達と別れたくないから受験したくないと思っていることが分かった。そこで、生徒と両親が話し合う場を設けた。両親がなぜ中学受験を勧めるのかを生徒が理解し、生徒は改めて自ら中学受験を志望した。目標ができたことで、生徒は勉強に懸命に取り組むようになり見事受験に合格した。この経験から私は、表面上の言動ではなく抱えている気持ちを引き出しそこにアプローチする大切さを学んだ。 続きを読む
- Q. あなたが学生時代に、「最大限『体』を使って解決したこと」および、そこから学んだことについて、具体的に教えてください。(400字以内)
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A.
私は合唱サークルの演奏会において新しい企画を実行し、幹部らと幹部以外のメンバーのモチベーションに差があるという課題を解決した。私はまず課題の根本的な原因を知るため一対一で話すことで皆の本音を聞き出し、非幹部らが幹部に選ばれなかった自分に劣等感を抱いていることを知った。非幹部らも自分が演奏会を作っている一員だという自覚を持ってもらうことが必要だと考え、一人一人がお客様と触れ合い全員で歌う「歌う会」をいう企画を提案した。非幹部らの活躍機会の創出と、お客様と交流する機会により演奏会を作る当事者意識を生むことを目的とした。非幹部らを集め5人のチームを作り、歌おう会の実行に向けて行動した。約百名の団員の協力を得て練習を重ね、無事歌おう会は成功しサークルの一体感は向上した。私はこの行動で、課題の背景にある“想い”に耳を傾けることの重要性を実感し、また多くの人を説得し賛同を得る難しさを学んだ。 続きを読む