【銀行の新提案、５億円の挑戦】【22卒】りそな銀行の冬インターン体験記（文系/RESONABusinessAcademy金融ビジネスインターンシップ）No.24559（慶應義塾大学/男性）（2022/4/25公開）

銀行のインターンに参加してみたいと思い、１１月以降でもインターンを募集していたのが当社だったので応募した。ただ銀行の中でも信託併営という独自の特徴を持っている銀行ということで色々な業務を体験できそうであるという期待は前から感じていた。

金融業界は業務に関しては他の企業とあまり大差がないためこの企業にはどのような特徴があってどのような強みや弱みがあるのかと言った情報を事前に習得してESや面接に臨んもうと考えた。

エントリーシート → 最終面接

応募した理由（300字以内）、金融業界のイメージについて教えてください（300字以内）、学生時代に頑張ったことは何ですか（300字以内）

webで入力

採用サイトのマイページから提出

インターンの応募なので厳格な志望動機は聞かれないだろうとお思い、とにかく先ずは自身の魅力が伝わるような文章を心がけた。

ガクチカとインターンの志望動機がつながるように文章や動機を整理して何度も推敲した。他にもインターンでESを書かせる企業を受けてESに慣れるようにした。

なし

自宅にてオンライン面接

面接官の印象はとても優しく物腰も柔らかくとても面接がしやすかった。しっかりと話を聞いてくれそれなりに反応や感想を言ってくれたりするので非常に面接の雰囲気は良かった。

面接の合否基準についてはインターンの際に「自分の考えをしっかりと自分の言葉で話せる人を合格させている」と話していたので、私も面接の際に緊張して言葉に詰まることなく、自分の言葉で説明表現できたのが評価されたのだと思う。

大学で今一番力を入れている勉強は何ですか

私が今一番力を入れている勉強は法学です。特に民事法学に興味があり勉強しています。なぜ法学について興味を持ち勉強しているのかというと、法学は思っていた以上に柔軟だと思ったからです。この「法学が柔軟」というのはどういう意味かというと、法学は当事者の主観や感情という曖昧な事情を総合考慮し臨機応変に柔軟に法律を適用することができるという意味です。特に感情が法的にどのように評価されるのかということに興味があり、この感情という曖昧な事情を論理的に考えられる法学というのは社会人になっても曖昧な物事を論理的に分析評価できるスキルとして将来活かされるのではないかと考えています。

金融業界に対してどのようなイメージを持っていますか。

金融業界は人々の為に考え分析し具体的にお金やアイデアなどを提供し人々とその社会の発展と可能性を大きく広げていくような仕事をしているというイメージがあります。ただその人々の成長の手助けをする仕事に関して時代の流れを素早く読み取り最新の生きた情報を持って専門的に対応する能力が求められ、常に頭を回転させながら働かないといけないという印象もあります。ただその激務を持続できるのは直接人々のためになる仕事ができるという実感があるからであり、自身の潜在能力を全て出し切り最高のファオーマンスを長い間継続できるような環境であるとも思います。

なし

なし

架空の企業の社長に対しての新規事業立案型グループワーク

始まってすぐにインターンの内容説明があり、グループに別れてディスカッションをしていく。GD中定時になるとヒアリングタイムと呼ばれる時間が設けられており、架空の社長を装った社員に質疑応答をしてアイデアの材料や架空の会社の情報を集めるというものがあった。

金融知識、対人スキル、市場調査、分析方法など実践的な物事を学ぶことができた。

架空の会社の社長に銀行員として、５億円で斬新な新事業の提案を考えプレゼンせよ。

1日目にやったこと

基本的にはグループでのディスカッション。大量の資料を渡されて話し合う他に、一定の時間になるとヒアリングタイムと呼ばれる架空の社長を装った社員に質疑応答するものも２.3回ほどあった。

2日目にやったこと

前の日と同様にグループで話し合い、プレゼンに向け資料作りや発表の練習などをした。お昼過ぎぐらいから１２チームほどのグループがそれぞれ架空の会社の社長に扮した社員にプレゼンをし、最後に答え合わせのような解説がなされ、グループごとに順位がつけられた。

人事社員

優勝チームにはささやかな特典を郵送すると言っていたが、内容は不明。

インターンシップ中社員は時々GDにおけるアドバイスをしてくれたり、プレゼン後にはグループごとにフィードバックをしてくれたりと、自分たちから色々アプローチをすれば関わる機会は多かった。

分析方法、金融知識、専門用語などの知識が自分にはなかったで正直、社員や同じグループの学生が何を言っているのかよく分からないことが多かった。また架空の会社の関係者に対してヒアリングという質疑応答のワークがあったが何を質問すれば良いのか上記のような諸知識がなかったので全くわからず、グループでリーダー役を努めていたマーチの学生に丸投げしてしまった。

1グループ７人ほどで丸２日間同じグループでディスカッションをするので、かなり親密になれると思う。MARCHの学生は金融に関して勉強熱心かつグループを引っ張ってくれるのでGD自体は特に不自由なく進行して良かったと感じている。

他の学生のレベルが高いということを実感できたと思う。特にMARCHの学生は知識が豊富で主体性もあり本選考でも良い実績を残せるような実力があると感じた。またインターンシップ自体も架空の設定とはいえリアリティのある業務体験ができてとても頭を体力を使う充実したインターンシップを過ごすことができた。

基本的な金融知識や経済学的な考え方やグループワークの進め方など事前に知っておいたらよかった知識が多くあった。金融業界や経済学の参考書等を読んでおくのが良いのではないかと思った。

架空の会社に銀行員になったと仮定して新規事業を提案するというこのインターンシップは、実際の業務をそのまま仮想的ではあるが体験でき具体的に自分が仕事をする感覚をイメージすることができた。また仲間と考え様々な資料をみて物事を判断する頭の使い方も学ぶこともでき、これから入社までに何を勉強しどんなスキルを身につけておくべきかなどの具体的な成長の伸び代も実感できた。

メガバンクではないといえどもインターンシップに参加していた学生のレベルは高く、入社する人も同じく優秀な人が多いと思うので、生半可な企業研究や志望動機では他の学生に負けてしまうと感じた。そのため自分は今以上に企業研究や金融業界および経済学的な知識を身につけて就活に臨まなければいけないだろうと痛感した。

リアリテイのある業務体験ができた上に、多少の苦労はありながらも仲間と時間をかけてプレゼンまで努力した過程はとても楽しく充実感と達成感を感じられたのでこの会社で働くイメージが膨らんだ。また周りの学生のレベルも低すぎずちょうど良い高さの優秀な学生達が集まっているように感じるので、仮に入社してもその高いレベルの中で自信を成長させてくれる環境であるとも感じた。

インターンシップ参加者限定の座談会があったので、その点参加していない学生よりは情報や待遇は有利だと思うわれる。また積極的な学生は人事の人に記憶してもらってる場合もあり、好印象を持ってもらった上で本選考の面接に臨めるかもしれない。

インターンシップ参加後は参加者限定の座談会やリクルーターの面談がある。また参加者は選考がそうでない人より若干早めに本選考ルートに乗れると思われる。

金融業界全般を志望していた。理由はリテール営業において人間性・コミュニケーション能力・人脈を広げる力など自身の強みを活かせると考えたからである。学生時代に運動系・文化系サークルの他にインカレサークルを運営するなど様々な活動に挑戦し多くの学生と知り合い成果や価値を作ってきた経験は、様々なバックグラウンドを持った個人や企業・団体などと関わる上で良い影響を与えるものだと感じている。

インターンシップは社員の人柄や社風を直接確認することができる絶好の機会であり、このインターンシップでは物腰が柔らかくもしっかりと頭を使って目標に向けて努力をするという企業の全体的な良い雰囲気を感じることができ、ますますこの企業及び金融業界をもっと学びたいと思えるようになった。このインターンシップ参加後はとにかく多くの金融業界の企業研究と説明会やOB訪問を行い、自分にあった業務と人柄や社風を探してみようという意欲で就職活動をするようになった。