【就活ガイド】ソフトバンク株式会社の企業研究〜企業分析で選考突破〜
ソフトバンク株式会社は、通信サービスを中心に事業を展開する企業です。携帯キャリア「ソフトバンク」ブランドの印象が強いですが、グループ会社と連携することで、ポータルサイト「Yahoo! JAPAN」や決済サービス「PayPay」などの幅広い有力サービスを提供しています。 この記事ではソフトバンクの基本情報や業界内での立ち位置をもとにお伝えするとともに、先輩たちが実際に行った企業研究方法をご紹介します。ソフトバンクの選考を受ける前にどのような会社なのか、その特徴をしっかり理解していきましょう。
ソフトバンクの会社概要
まずはソフトバンクについて理解しましょう。 ここではソフトバンクの選考に通過した先輩たちが行った企業研究と、その社風などをお伝えします。
ソフトバンクの基本情報
会社名 | ソフトバンク株式会社 |
---|---|
業界 | 通信 |
本店所在地 | 東京都港区海岸一丁目7番1号 |
事業所 | 全国各地 |
設立日 | 1986年(昭和61年)12月9日 |
売上高 | 5兆2,055億円(2020年度) |
従業員数 | 単体:18,173人(2021年3月31日現在) 連結:47,313人(2021年3月31日現在) |
資本金 | 204,309百万円(2021年3月31日現在) |
平均年齢 | 40.1歳 |
初任給 | 2021年度見込み※自己成長支援金(1万円)を含む ■総合職 高専卒(本科):月給233,000円~ 大 卒・高専卒(専攻科):月給243,000円~ 修士了:月給264,200円〜 博士了:月給274,800円~ ※卓越した能力、高度な技術や実績をお持ちの方で、それらを入社後の実業務において発揮できると認められる場合は、上記の給与に関わらず個別設定することがあります ■アソシエイト職 月給205,000円 ■販売職(ソフトバンク クルー) 月給206,000円 |
福利厚生・社内制度 | 財形貯蓄、従業員持株会、慶弔見舞金、確定拠出年金制度/確定給付年金選択拠出制度、育児支援制度、福利厚生サービス会社(ベネフィット・ワン)提携、ソフトバンクおよびグループ会社向けの優待 など |
過去の採用人数 | - |
経営理念 | 情報革命で人々を幸せに ソフトバンク株式会社および子会社(以下「当社グループ」)は、ソフトバンクグループ共通の経営理念である「情報革命で人々を幸せに」という考え方の下、創業以来一貫して、情報革命を通じた人類と社会への貢献を推進してきました。 今後人類が迎える「情報革命」の無限のパワーを人々の幸福のために正しく発展させていくこと。 この理念を原動力として成長を続けていきます。 |
代表者 | 宮川 潤一 |
事業内容 | 移動通信サービスの提供 携帯端末の販売 固定通信サービスの提供 インターネット接続サービスの提供 |
参考元:https://www.softbank.jp/corp/aboutus/profile/ 参考元:https://www.softbank.jp/corp/ir/financials/highlights/ 参考元:https://recruit.softbank.jp/graduate/recruit/guideline/ 参考元:https://www.softbank.jp/corp/aboutus/philosophy/
事業内容
ソフトバンクは、ソフトバンクグループ株式会社の傘下の企業で、グループ全体で事業に取り組んでいます。主にコンシューマ事業・法人事業・流通事業・ヤフー事業の4つの事業を展開しています。 携帯キャリアの印象が強いソフトバンクですが、AIやロボットなどの法人向けソリューションを提供するなど、事業の幅は広いです。選考では入社後やりたいことを聞かれるため、できる限り具体的な回答ができるように、各事業の内容をよく理解しておきましょう。
部門 | 業務内容 |
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コンシューマ事業 | 主として、日本国内の個人のお客さまに対し、モバイル通信 およびモバイル付加サービス、ブロードバンドサービスなら びに電力サービスを提供しています。また、携帯端末メーカー から携帯端末を仕入れ、ソフトバンクショップ等を運営する 代理店または個人のお客さまに対して販売しています。 | 法人事業 | 法人のお客さまに対し、移動通信サービス、固定電話サービ ス「おとくライン」を提供するほか、VPNサービス「Smart VPN」やインターネットなどのネットワークサービス、デー タセンターサービス、クラウドサービス、AI、IoT、ロボット、 セキュリティ、デジタルマーケティング等の多様な法人向け ソリューションを提供しています。 | 流通事業 | 流通事業は、ソフトウエアの卸販売というソフトバンクグルー プの創業事業を受け継ぐ事業であり、市場環境の変化を迅速 にとらえた最先端のプロダクトやサービスを提供しています。 法人のお客さま向けには、クラウドサービスやAIを含めた先進 のテクノロジーを活用したプロダクト、ソリューションを提供 しています。 個人のお客さま向けには、独自の企画・開発力を生かし、ソ フトウエアやモバイルアクセサリー、IoTプロダクト等、多岐 にわたる商品の企画・供給を行っています。 | ヤフー事業 | ヤフー事業は、eコマース、決済金融、メディアを中心とした サービスを展開し、オンラインからオフラインまで一気通貫 でサービスを提供しています。 |
IR読み解き!ソフトバンクの売上・競合比較
ここからはIR資料や有価証券報告書を読み解いて企業研究しましょう。
売上・業績
ソフトバンクの2017年度以降の連結業績は下記の通りです。
売上高推移
営業利益推移
参考元:https://www.softbank.jp/corp/ir/financials/highlights/
ソフトバンクの業績は好調に推移しています。ソフトバンクは、2020年度の業績について下記のように振り返っています。
2020年度の売上高は、全セグメントで増収し、前期比3,443億円(7.1%)増の5兆2,055億円となりました。法人事業はテレワーク関連の商材需要の増加などにより528億円、ヤフー事業ではeコマース取扱高の増加などにより1,529億円、コンシューマ事業はサービス売上の増加により737億円、流通事業は行政の大型プロジェクト受注により489億円、それぞれ増収となりました。
参考元:https://www.softbank.jp/corp/ir/financials/analytics/
すべてのセグメントで確実に業績を上げていることが、グループ全体の業績アップにつながったとのことです。 ソフトバンクは、モバイル通信サービスだけではなく、eコマースや決済サービスなどの事業にも取り組んでいます。コロナ禍である現在の社会ニーズに、それらのサービスがマッチしたことも業績アップの要因と考えられますね。
セグメント別の売上
2020年度のセグメント別売上高構成比は、下記のようになっています。
セグメント別売上高構成比(単位:%)
参考元:https://www.softbank.jp/corp/ir/financials/analytics/
各セグメントの事業内容については、「事業内容」の見出しをご参照ください。
売上高構成比を見てみると、モバイル通信サービスを展開するコンシューマ事業が、ソフトバンクのメイン事業となっています。 しかし、前年度比の売上増加率を比較してみると、コンシューマ事業+2.7%、法人事業+8.3%、流通事業+10.1%、ヤフー事業+14.5%となっていました。メイン事業以外で成長率が高くなっていますね。今後の各事業の成長率次第では、メイン事業頼りの事業展開から脱却していく可能性が予想されます。
参考元:https://www.softbank.jp/corp/ir/financials/analytics/
競合他社
私たちの生活に欠かせない通信インフラを支えているのが、大手キャリア4社のKDDI・ソフトバンク・NTTドコモ・楽天です。この4社を売上高で比較すると、ソフトバンクは第2位の業績です。
【大手キャリア】2020年度売上高
【大手キャリア】2020年度営業利益
参考元:KDDI 参考元:ソフトバンク 参考元:ドコモ 参考元:楽天
通信キャリア事業としての歴が短い楽天は、3位のドコモと大きな差がついています。 楽天は営業利益でマイナスとなっていますが、これはモバイルにおける自社基地局設置等の先行投資が継続しているためです。自社回線エリアの拡大や各種マーケティング施策が上手くいっていることで、2020年12月には、モバイルにおいて累計契約申し込み数が200万回線を突破しています。この先行投資が、今後の業績に大きく貢献していくと予想されます。
KDDI(au)・ソフトバンク・NTTドコモの携帯電話契約数を比較すると、ドコモが業界シェア第1位です。
大手キャリア3社のシェア※2021年9月時点
参考元:https://www.tca.or.jp/database/
ドコモは、メイン事業となる通信事業でしっかりと実績を出していることが分かります。 ドコモが携帯電話市場において圧倒的な支持を得る背景には、スマートフォンやタブレット端末を快適に使えるネットワーク環境を維持していることが挙げられます。実際に、通信速度では、総務省実効速度計測において3年連続で事業者最高水準を達成しています。 参考元:https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ir/library/docotsu/72/front.html
一方で、KDDIは、MVNOサービス『UQコミュニケーションズ』や決済・金融サービス『au PAY』、さらにグローバル事業にも力を入れています。海外62都市で100拠点以上を展開しており、世界規模のビジネスに取り組む企業であるといえます。 参考元:https://www.kddi.com/corporate/kddi/our-business/global/
業界の動向
近年、モバイル通信業界には様々な動きが見られます。ひとつが、政府による「携帯電話料金の値下げ」要請です。これは、菅前総理の看板政策のひとつで、携帯料金は4割下げる余地があるとして料金体系の改革が進められました。また、これに伴い、業績の見出しで触れた「電気通信事業法の改正」も施行されました。 この要請を受け、大手キャリア3社はそれぞれahamo・povo・LINEMOといった、オンラインで申し込みができる低価格プランを展開しています。
また、2020年に第4のキャリアとして楽天モバイルが参入してきたことも、新たな動きのひとつです。楽天モバイルは、低価格な料金プランで注目を集めています。また、自社回線エリアの拡大も進めています。
しかし、このような大きな動きを経ても、大手グループ3社の業績は好調です。長く通信インフラを支えてきただけあって、社会的な信頼や顧客基盤が安定しています。
21年3月期売上高は、NTTドコモ(IFRS、NTTの移動通信事業部門売上高)が前の期比1.6%増の4兆7252億円、KDDI(IFRS)が同1.4%増の5兆3126億円、ソフトバンク(同)が同7.1%増の5兆2055億円。KDDI、ソフトバンク、NTTドコモの携帯電話大手3社は、22年3月期に営業増益(いずれも国際会計基準)を確保する見通しだ。金融など非通信分野がけん引。政府の要請で実施した携帯電話値下げの影響は吸収できる。楽天グループの2020年12月期連結決算は1141億円の赤字(前の期は318億円の赤宇)と2期連続で最終赤字。電子商取引や金融事業が好調だったものの、携帯電話事業の先行投資が響いた。
引用元:https://www.nikkei.com/telecom/industry_s/0812
ソフトバンクの強み「多様なニーズに対応したサービス展開」
ソフトバンクは大手キャリアの「Softbank」ブランドで有名です。しかし、それだけではありません。「ワイモバイル」、オンライン専用の新ブランド「ラインモ」の合わせて3つのブランドでモバイル通信サービスを提供しています。 それぞれのブランドごとにターゲットや販売チャネルを変えることで、ユーザーは自身のニーズに合ったブランドを選択できるようになります。それにより、ソフトバンクは幅広い層のユーザーを獲得することができます。 この多様なニーズに対応したサービス展開は、ソフトバンクの強みのひとつです。
当社は、"ソフトバンク"、"ワイモバイル"、オンライン専用の新ブランド"ラインモ"の三つのブランドでモバイル通信サービスを提供し、お客さまの多種多様なニーズにお応えしています。
引用元:https://www.softbank.jp/corp/ir/investor/about/
また、ヤフー株式会社(現:Zホールディングス株式会社)の子会社化や、LINE株式会社とZホールディングスとの経営統合をおこなうことで、ソフトバンクは強固な顧客基盤を獲得しました。
2019年6月には、日本最大級のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」を運営するヤフー株式会社(現Zホールディングス株式会社、以下「Zホールディングス」)を子会社化しました。加えて2021年3月には、国内最大級のコミュニケーションサービスを提供するLINE株式会社(以下「LINE」)とZホールディングスとの経営統合が完了しました。その結果、当社グループは、携帯電話サービスの約3,800万※2、「Yahoo! JAPAN」の約8,000万※3、「PayPay」の約4,000万※4、「LINE」の約8,800万※5のユーザーを有する、国内最大規模の通信・ITグループとなりました。
引用元:https://www.softbank.jp/corp/ir/policy/strategy/
グループ会社と連携することで、日本最大級のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」、スマートフォン決済サービス「PayPay」、eコマースの「ヤフーショッピング」、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」などの幅広い有力サービスを提供し、差別化している点も大きな強みです。 参考元:2021年3月期 決算説明会資料
ソフトバンクの社風
ここからは、ソフトバンクの社風を見ていきましょう。
社風「ひとりひとりの挑戦を歓迎する社風」
ソフトバンクには、年次に関わらず挑戦できる社風があります。採用サイトの新入社員座談会のページでは、社風に関する下記のようなメッセージが発信されていました。
古川:ソフトバンクは「新入社員」の頃から、挑戦できる会社だと感じています。私自身、上司に何かを提案して話を聞いてもらえなかったことはありません。実際の例として、私は担当部門の組織コンサルの仕事をしており、社員の残業時間や担当部門に不足している人材などを分析し、改善施策を提案したことがあります。管理職を巻き込んで外部講師による研修なども実施したのですが、新人にここまで任せてくれることには驚きましたね。まさしく私がやりたかった人事業務ができています。 長野:新入社員でも意見を聞き入れてもらえるのは本当にその通りですよね。学生時代の経験をもとにした提案でも、それが正しいと認められれば柔軟に受け入れてもらえます。若手でも成果を出せば早い段階でプロジェクトリーダーになれるということも聞いており、モチベーション高く挑戦できますね。
引用元:https://recruit.softbank.jp/graduate/crosstalk/discussionmeeting/
若手社員であっても、主体的に取り組むことで仕事を任せてもらえる企業風土があることが分かりますね。また、若手の意見も聞き入れてもらえる風潮があるとのことです。 若いうちからどんどん経験を積んで成長していきたいという、向上心のある人にマッチする企業といえます。
ソフトバンクの新卒採用
ここからは、2022年卒の新卒採用の応募条件や待遇について見ていきます。
募集要項
2022年卒募集要項は下記の通りです。総合職・アソシエイト職・販売職の3つの職種に分かれています。ソフトバンクの選考では、入社してからやりたいことを聞かれます。それぞれの役割や業務内容を十分に理解したうえで応募しましょう。
募集職種 | -総合職 -アソシエイト職 -販売職(ソフトバンク クルー) |
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業務内容 | -総合職 変化に富んだ事業環境で、領域を定めず幅広い分野で事業を推進 ※文理問わず、みなさんの経験、情熱を発揮できる場所で活躍していただきます -アソシエイト職 営業、企画、管理、技術など各部門における企画・立案、社内外調整、業務改善などの提案型サポート -販売職(ソフトバンク クルー) 各種移動通信サービスおよびブロードバンドサービスの提案・販売など |
応募資格 | -総合職 エンジニアコース 2023年3月末までに国内外の大学院、大学、高等専門学校を卒業・修了(見込み)の方 -総合職 総合コース 2023年3月末までに国内外の大学院、大学を卒業・修了(見込み)の方 -アソシエイト職/販売職(ソフトバンク クルー) 2023年3月末までに国内外の大学院、大学、短期大学、専門学校、高等専門学校を卒業・修了(見込み)の方 ※入社時30歳未満の方 ※2023年4月から2023年9月までに、海外の大学・学校を卒業・修了見込みの方は、10月1日の入社で調整可能。 |
給与 | ■月給(全職種2021年度見込み) ※自己成長支援金(1万円)を含む -総合職 高専卒(本科):月給233,000円~ 大 卒・高専卒(専攻科):月給243,000円~ 修士了:月給264,200円〜 博士了:月給274,800円~ ※卓越した能力、高度な技術や実績をお持ちの方で、それらを入社後の実業務において発揮できると認められる場合は、上記の給与に関わらず個別設定することがあります -アソシエイト職 月給205,000円 -販売職(ソフトバンク クルー) 月給206,000円 ■昇給 年1回(原則) ■賞与 年2回 ※年間標準賞与5カ月+特別加算賞与(業績により支給) |
諸手当 | -総合職 / アソシエイト職 割増手当(時間外勤務手当、深夜勤務手当、休日勤務手当)、通勤手当、新卒住宅補助 など -販売職(ソフトバンク クルー) 販売職地域手当 月額5,000円 (次の都府県に居住する場合:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県) 割増手当(時間外勤務手当、深夜勤務手当、休日勤務手当)、通勤手当、新卒住宅補助 など |
勤務地 | -総合職 ・本社:東京 ・各事業所: 全国各地(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡 など) 海外(アメリカ・イギリス・中国・韓国・シンガポール・インド など) ※全国・海外転勤あり -アソシエイト職 ・本社:東京 ・各事業所:首都圏、札幌、宮城、静岡、名古屋、関西、広島、福岡 ※全国・海外転勤なし -販売職(ソフトバンク クルー) 採用ブロック内の直営店・販売店での勤務 (全国7ブロック:北海道、東北、関東・上信越、東海・北陸、関西、中国・四国、九州) ※初期配属以降、ブロック内転勤の可能性あり |
勤務時間 | -総合職 / アソシエイト職 原則午前9時~午後5時45分(実働7時間45分+休憩時間 原則正午~午後1時までの1時間) ※スーパーフレックスタイム制(コアタイム無し) ※勤務間インターバル制度 ※一部、例外部署もあり(所定労働勤務・シフト勤務・交替制勤務など) ※時間外労働あり -販売職(ソフトバンク クルー) シフト勤務(原則として実働7時間45分+休憩時間1時間) ※時間外労働あり |
保険 | 健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険完備 |
求める人物像 | ソフトバンクの変化を楽しみ、 何事もチャンスと捉え挑戦する人 |
参考元:https://recruit.softbank.jp/graduate/recruit/guideline/ 参考元:https://recruit.softbank.jp/graduate/recruit/message/
ソフトバンクでは、どのような局面でも前向きに楽しみながら挑戦できる人を求めています。選考では、困難な状況でも積極的に行動して乗り越えた経験などをアピールしましょう。
また、採用ページにて人事からのメッセージも発信されています。
「結局、人は何がしたいのだろう?」 人は何がしたいのか、そのことをずっと考えていこう。 まず、あなたが面白いと思うことでなければ、誰かを面白いと思わせることはできないはずだから。 もっともらしいブランドスローガンを謳うより、まず自分は何をしたいのか?そう問いかけよう。 あなたの周りの人、まだ会ったことのない人は、今いったい何がしたいのだろう? 10年、20年、30年後は、どうだろう? そのことをずっと考えていこう。 何をどうすれば、誰もが公平に、したいことができる世の中になるのか? そのことをずっと考えていこう。 そういう仕事をしていこう。 そういうチームを動かす人になろう。
引用元:https://recruit.softbank.jp/graduate/recruit/message/
このメッセージから「主体性」「挑戦心」がある人が求められていると考えられます。また「そういうチームを動かす人になろう」という言葉から、チームを大切に働ける人かどうかも評価されるでしょう。
ソフトバンクグループは仕事をする上での行動指針として「No.1」「挑戦」「逆算」「スピード」「執念」という5つのバリューを掲げています。「ソフトバンクバリューの中で、自分と合致する項目はどれか」という質問がESや面接で聞かれるという口コミがあるため、こちらもチェックしておきましょう。 参考元:ソフトバンクバリュー
福利厚生
基本的な福利厚生・社内制度はそろっています。本社カフェテリアにてソフトバンクホークスの野球観戦が開催されるなど、ソフトバンクならではの社内制度もあります。
- 財形貯蓄
- 持株会
- 慶弔見舞金
- 確定拠出年金制度
- 育児支援制度
- 福利厚生サービス会社(ベネフィット・ワン)提携 など
参考元:https://recruit.softbank.jp/graduate/company/welfare/
その他の社内制度
また、ソフトバンクでは、社員ひとりひとりのキャリア開発を支援する制度が設けられています。例えば、「ソフトバンクアカデミア」。ソフトバンクグループ株式会社の代表取締役会長兼社長執行役員である孫 正義氏が、自らの後継者の発掘・育成を目的に「ソフトバンクアカデミア」の設立を宣言し、開校しました。 また、社員による新規事業提案実現を支援する社内起業プログラム「ソフトバンクイノベンチャー」も導入されています。 ソフトバンクには、他にもさまざまな研修プログラムが用意されているため、積極的に活用することでキャリア選択の幅を広げられそうですね。 参考元:https://recruit.softbank.jp/graduate/company/career_development/
企業研究のポイント
ソフトバンクの企業研究のポイントは、企業の特性や事業の方向性を正しくとらえることだと先輩たちはいっています。ソフトバンクの選考では、「入社して何をやりたいのか」「どのようなキャリアプランを描いているのか」という質問に対して、具体的な回答をすることが求められます。ソフトバンクの特性や方向性を理解したうえで、企業にマッチした回答を考えることが重要です。
「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと
競合の通信キャリアであるKDDIやNTTドコモとの違い、それぞれの強み・弱みは具体的に説明できるようにする。 そして、他のIT企業、SierやITコンサルとの違いなども理解した上で、ソフトバンクの強みや志望動機を話せるようにしていました。 ソフトバンクの面接では入社してから何がしたいかを必ず聞かれると思います。 自分はやりたいことは法人営業だったので、 ・なぜ法人営業がやりたいのか ・法人営業としてソフトバンクのどのような製品を売りたいのか ・中小企業〜大企業までどれくらいの企業を相手に行いたいと考えているのか ・地方と都市ではどちらの企業を相手に行いたいのか ぐらいまでは聞かれたら答えられるようにしていました。 これらを答えられるようにするにはOB訪問が大事だと思います。 OB訪問を通して業務に対する理解を深めて、それを志望動機・入社してからやりたいことに落とし込んでいく必要があると思います。
「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと
どうして同業他社ではなく(KDDIやNTTなど)ソフトバンクに入社したいか。なぜこの職種を選んだか(私の場合アソシエイト職だったので特にこの部分の理由を聞かれました)。なぜ通信業界かを面接で聞かれたのでしっかりと説明できるようにすること。また、就活の軸、どうしてその軸にしたのかを頻繁に聞かれたため理由を抽象的ではなく具体的に話せることが大事。
どの事業に携わりたいか、それはなぜかも聞かれたため事業内容を具体的に知り、どこに携わっていきたいかを話す必要がある。そのためHPで念入りに調べるべきである。面接の中で社員インタビューで印象に残ったことを聞かれたため、社員インタビューもしっかりとチェックすると良い。
「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと
「企業研究」で行ったことは、大まかな事業の特色について調べました。これは、ソフトバンクグループ内で多くの領域分野を統合して、一分野にこだわらず、様々な領域からシステム開発を行っているからです。このことから、深く探らずに、浅く広く調査しました。特に具体的に調べておいて役に立ったことは、就活会議の就活速報です。例えば、質問された内容を参考にして、イメージトレーニングに使えることや雰囲気もあらかじめ参考にできるので大変役に立ちました。もっと調べておけば良かったことは、現役エンジニア様が今何をやっているのか、今後の目標などです。有益だった情報源は、採用サイトのインタビュー記事です。ソフトバンクのカルチャー文化が色濃く表れています。これを元に、キャリアパスを考えると想像しやすかったです。
ここで紹介したのは先輩が投稿してくれた口コミの一部です。更に詳しい口コミもあるので、ぜひ読んでみてくださいね。
今回記事の中で紹介した最新の口コミはログイン後に観覧いただけます。
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