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CREATED ON 2026.01.08 | UPDATED ON 2026.01.28

面接の自己紹介例文集|好印象を残すコツをテンプレ付きで解説

面接対策
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はじめに面接官の心をつかもう! 例文で学ぶ 面接での自己紹介 内定者の回答10選を紹介

こんにちは。就活会議編集部の佐藤です。 面接の冒頭で求められる「自己紹介」。第一印象を大きく左右するこのタイミングで、どのように話すべきか、頭を悩ませる学生は多いでしょう。私自身も、以前は適切な内容や長さを明確にイメージできないまま自己紹介をしていました。 しかし、伝えるべき要素やコツを例文から学ぶことで、自信を持って自己紹介できるようになりました。この記事では、面接での自己紹介の基本の流れや内定者の回答例文を紹介します。自分の経験や強みを効果的に伝え、面接の良いスタートダッシュを切りましょう。

この記事は、就活会議の会員が投稿した体験記にもとづいて作成・編集をしています。就活会議の会員は現役の学生であることを確認しています。

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自己紹介の基本の流れ|テンプレート付き

面接で話す自己紹介のテンプレート


①大学名・名前

はじめまして。「   」大学「   」学科の「   」と申します。


②過去の経験・強みなどアピールしたいこと

私は、大学時代「   」に注力しました。具体的には、「   」といった課題に対し、「   」といった行動や工夫をおこないました。


その結果、「   」を達成しました。この経験で培った「   」力は、御社での「   」での業務で活かせると確信しています。


③感謝の言葉・面接への意気込み

本日は、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

面接における自己紹介は、あなたの第一印象を決定づける非常に重要なパートです。

まずは面接での自己紹介の基本の流れを確認しましょう。全体像をつかんだうえで例文に目を通すことで、自己紹介の意図や目的をより深く理解できます。上記のテンプレートを活用し、実際に自分の自己紹介文を作ってみましょう。

なお、先に内定者の例文を確認したい人は、「【エピソード別】内定者の自己紹介5例文」に進んでください。

①大学名・名前を話す

冒頭で、まず面接官にあなたの情報を伝えます。第一印象はここで決まるため、自信を持って顔を上げ、明るい笑顔とハキハキした話し方を心掛けましょう。

また、大学名・学部名は正確に伝える意識が大切です。

なお、大学名を述べる際に学部・学科まで伝えるべきか悩む場合は、基本的に学部まで伝えれば問題ありません

②過去の経験・強みなどアピールしたいことを話す

自己紹介の核となる部分のため、あなたの経験や強みなど、企業にアピールしたいことを簡潔に伝えましょう。ここで伝えた内容が、「会話のフック」になり、後の深掘り質問につながります

ここでアピールする内容は、応募企業や職種との関連性を意識すると、より効果的です。良い印象を残すための以下2つのポイントを押さえましょう。

ポイント 解説
①アピール要素は1~3つに絞る 情報を詰め込みすぎると、面接官の印象に残りにくいうえ、内容を正しく理解してもらうことも難しくなるため
②アピールポイントの内容を端的にまとめる 詳細を語りすぎると、要約力不足と判断されるリスクがあるため

なお、以下の内容は、就活会議が独自に分析した、多くの内定者が自己紹介のときに伝えていた代表的な経験です。これを参考に、「自分が特にアピールしたい要素は何だろう」と考えてみてください。

  • 研究
  • 部活
  • アルバイト
  • 留学
  • 趣味

なお、上記5つの経験について伝えた例文は、「【エピソード別】内定者の自己紹介5例文」で紹介・解説します。

③感謝の言葉・面接への意気込みを話す

最後に、面接の機会をもらったことへの感謝の言葉や、面接への強い意欲や熱意を伝えて締めくくります。

面接官に「この人はうちに入社したい気持ちが強いな」と感じさせる前向きな姿勢を意識しましょう

なお、かなり緊張してしまう人は、以下のように緊張していることを自ら開示するのもおすすめです。そうすることで、面接官に緊張を理解してもらえ、かえって安心感につながる場合があります。

回答例文

非常に緊張しておりますが、本日は自分の力を出し切れたらと思っております。

拙い部分もあるかと思いますが、精一杯頑張りますのでよろしくお願いいたします。

【エピソード別】内定者の自己紹介5例文

ここでは、実際に内定を勝ち取った就活生が面接で話した自己紹介の例文を、エピソード別に紹介します。

あなたの最も自信のあるエピソードを選び、例文を参考にしながら自己紹介のブラッシュアップに役立てましょう。

内定者の自己紹介がなぜ面接官の心を動かしたのか、その本質を理解するために、以下の3つのポイントを意識しながら例文を確認してみてください。

  • 内定者がアピールしたい強みがエピソードのどの部分で強調されているか
  • 「何を考え、どう行動したか」というプロセスが伝わってくるか
  • 応募企業への貢献をどのように伝えているか

①研究

内定者の回答

初めまして、〇〇と申します。最終学歴といたしましては、〇〇大学大学院の〇〇研究科で修士課程を卒業し、現在は引き続き博士課程に所属しながらAIと医療をテーマに研究をしている次第です。

実は、私は学部が〇〇学部卒でして、在籍中に休学をした上で東京のベンチャーキャピタルにて1年間のインターンを経験し、ほぼフルタイムで生のベンチャー気質、新しい経済が生まれる場所というものを経験させていただきました。

今まで学んできたことをまとめると、計量経済学、少しのビジネス経験、中でも営業、イベントリーダー経験、そしてAI医療、AI創薬の分野での研究の経験で、少し特色のある経験をしてきた人間です。

今回は、貴社であれば私の経験が活かせると強く感じたことから、エントリーをさせていただいております。本日の面接、どうぞ、よろしくお願いいたします。 (2025年卒 京都大学大学院 ソフトバンク OPEN 総合職 総合コース 内定)

この回答は、研究テーマである「AI(人工知能)と医療」の専門性だけでなく、ビジネスに対する強い意欲と行動力も同時に示している点が評価できます

研究とビジネス経験という経験の豊富さを、「志望企業で活かせる強み」として効果的にアピールできています。

②部活

ここで紹介するのは、長年の部活動で培った経験をもとに、自身の性格や価値観を伝えた内定者の回答です。

内定者の回答

私の性格や強み、弱みなどは、すべてソフトテニスで形成されてきました。

16年間ソフトテニスを続けています。始めは、ただ好きというだけで続けていましたが、技術が向上していくにつれて勝ちにこだわる性格になりました。

そこからは、常に一番になりたいという思いで練習に励みました。一番になるためにはどんな努力も惜しまず、部内では1番になる事は当たり前とし、その中でも誰よりも練習することにこだわっています。

また、高校生からは人との出会いを大切にするようになりました。今までお世話になってきた監督やコーチから様々な影響を与えてもらい、多くの価値観を知ることができた恩返しをしたい、そんな思いをもって試合に臨むようになりました。

恩返しをこめて、中学まで所属していたクラブのボランティアコーチをするなど貢献に努めています。 (2020年卒 南山大学 パーソルキャリア ビジネス職 内定)

この回答は、部活動での経験を通じて、自身の性格・強み・価値観を一貫性を持って伝えています。特に冒頭の一文は、面接官の注意を一気に引き付けるでしょう。

また、一つの経験を「勝負へのこだわり」だけでなく「周囲への感謝」という異なる角度からも掘り下げられており、学生自身の多面的な魅力をアピールできています

③アルバイト

内定者の回答

〇〇大学修士1年の〇〇です。

現在は、電力エネルギー関係の研究をしており、離島系統において再生可能エネルギーを大量導入した際の影響やそのときのエネルギーマネジメントについての研究を行っています。

学生時代は、塾講師のアルバイトに力を入れており、講師として授業を行うのはもちろん、授業の時間割や教材選定、カリキュラム作成など運営面にも携わっていました。特に、コロナ禍では授業形式を見直し、オンライン授業を導入しました。 (2024年卒 明治大学大学院 PwCコンサルティング ITソリューションコンサルタント職 内定)

この回答からは、塾講師として単に授業をおこなうだけでなく、運営面にも深くかかわり「オンライン授業の導入」という具体的な成果を残したことが明確に読み取れます。

自ら課題を見つけ、状況に応じた施策を立案・実行する姿勢は、クライアントの課題に対して最適な解決策を提案するコンサルタントの業務と深く通ずるものです。入社後の活躍を期待させる「再現性」の高いエピソードと言えるでしょう。

④留学

内定者の回答

(大学、名前を述べる。)

大学では幅広い分野を英語を用いて学んでいます。その中でも特に私はアメリカの政治、文化、歴史などを主に学んでいます。

必修である一年間の留学先にはアメリカ合衆国の首都であるワシントンDCを選択し、授業や勉強はもちろん、自分の好奇心旺盛さを活かし現地のシンクタンクでのインターンシップや、国内外問わず様々な場所への海外旅行を積極的にしており、充実した留学生活でした。

また課外活動と致しましては、大学から新しい事を始めたいと思い、競技チアリーディングサークルに所属していました。

一見華やかな世界に思えますが、実は命がけのチームスポーツであり、毎日の厳しい練習を乗り越え、昨年度は幹部代として組織の貢献にも大きく関わりました。 (2020年卒 早稲田大学 全日本空輸株式会社(ANA) 総合職 内定)

この回答は、留学経験とチアリーディングという2つのフックを提示し、ANAの総合職に求められる国際感覚や主体性、チームワークを多角的にアピールしています。

ただ留学の事実を述べるだけでなく、「好奇心旺盛さを活かし、シンクタンクでのインターン、海外旅行をした」と伝えることで、ANAのビジネスと親和性の高い国際的な視野と高い適応力を具体的に示しているでしょう

⑤趣味

内定者の回答

日々研究活動を行っています。有機化学を用いて0から1へのモノ作りを行っています。資源の枯渇という課題に対する研究テーマであり、しっかりとした意義を持って研究活動に取り組んでいます。日々の研究活動は大変なものがありますが、成果が出た時の喜びなど、楽しさもすごくあります。

学校生活以外では、居酒屋でアルバイトをしており、お客様の笑顔を作り出すことと、お店の活気作りに取り組んでいます。

趣味は読書と旅行です。新しい書物に出会い、その人の考えを知ることで自分の価値観を広げるように意識しています。旅行も同様で、新しい場所を訪れることで、その場での新しいことを学んだり、その場で出会う人々と交流することでこれまでの自分にはなかった視野を醸成するように意識しています。 (2020年卒 東京工業大学大学院 ニトリ 総合職 内定)

この回答では、趣味である読書と旅行を単なる気分転換で終わらせず、明確な目標を持って取り組んでいることが読み取れます

これらの経験から培った勤勉さや、さまざまな人々との円滑なコミュニケーション能力は、ニトリの総合職として、商品知識のインプットや、多様な顧客への接客対応において大いに発揮される強みとなるでしょう。

【聞かれ方別】内定者の自己紹介4例文

面接では、志望動機や学生時代での取り組みなどを含めた自己紹介を求められるケースもあります。

ここでは、質問パターン別に自己紹介の回答例文を紹介します。以下の3つのポイントを意識しながら例文を読み込み、ご自身の自己紹介作成に活用してください。

  • +αの質問内容がどのような構成と配分になっているか
  • 「強み」と「企業での貢献の仕方」に一貫性があるか
  • 「弱み」をどのように未来への成長へつなげているか

①自己紹介と志望動機をお願いします

内定者の回答

〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。学生時代には、マレーシアのクアラルンプールにある、日系人材紹介会社での海外長期インターンシップや、大学の体育会バスケットボール部での活動に注力してきました。

志望動機は、大きく2つあります。

まずは、「やりたいこと」です。海外長期インターンシップで、マレーシアのクアラルンプールに滞在していた際に、新しいビルが建設されて、街が発展していく光景を目の当たりにしたので、街づくりという形に残る仕事をしたいと強く考えています。

次に、「人」です。私は、周囲に優秀な人が多くいるとモチベートされる性格なので、そういった環境で成長したいと考えています。 (2018年卒 日本大学 森ビル 総合職 内定)

この回答は、冒頭に述べたマレーシアでのインターン経験を「街づくり」という志望動機へと結び付けている点が評価できます。面接官は、自社を志望するに至った原体験をスムーズに理解できるでしょう。

内定者本人は「結論ファースト」や「面接官の気を引くワード」を意識したと語っていました。その意図どおり、その後の深掘りを誘う「余白」をあえて残した、戦略的かつバランスの良い回答となっています

②自己紹介と入社後に挑戦したいことをお願いします

内定者の回答

〇〇大学〇〇学部から参りました〇〇と申します。自己紹介と致しましては、私は現在〇〇部に所属しており、今も毎日部活をしながら就職活動を行なっております。

私は、御社で特にお客様に近いところで働き、貴社の高い技術とお客様のニーズをマッチングさせ、お客様の暮らしに御社の技術を広めていくことに貢献したいと考えております。

また、将来的にはお客様の近くで働いた経験を生かし、お客様の目線を持った者としてサービスの開発に関わり、よりお客様に必要とされるサービスの開発に貢献していきたいと考えております。 (2020年卒 東京大学 NTTドコモ 総合職 内定)

この回答は、自己紹介を簡潔に済ませ、入社後の貢献イメージを具体的に語ることで、企業への高い志望度と即戦力としての意欲を強く印象付けています。

「現場での経験を開発に活かす」という長期的なキャリアビジョンを伝えていることで、その企業で長く活躍し、成長し続ける意欲を効果的にアピールできているでしょう

③強み・弱みを含めた自己紹介をお願いします

内定者の回答

私の強みは「相手の視点で物事を考える力」です。

所属していた居酒屋のアルバイトやサークル活動で、課題に対して施策を考え、その協力をメンバーから求める際にこの強みを発揮しました。協力を求める際に相手側がどのような考えやモチベーションを持っているのかを考え、それに応じて施策を行う意義を伝えました。

そうすることで、相手側に協力するメリットを感じさせたり、当事者意識を持たせたりすることが出来ました。

結果アルバイトではメンバー10人全員を巻き込むことが出来、サークル活動では同期の9割から協力を得ることが出来ました。

逆に私の弱みは「人のために自己犠牲をしすぎてしまうところ」です。

私は研究室でゼミ長として、後輩に研究方法などの教育を行っています。人のために何かしたいという思いが私のモチベーションなので、困っている後輩の教育を行う際は自分の他にやるべきことを後回しにするほど本気で後輩に付き添うので、自分のやるべきことが期限ギリギリになってしまうことがありました。

現在はそのようなことが無いように、まずは優先順位をつけて何をするべきなのかを明確にし、自分の手に余るときは人の手を借りながら他者貢献を行うようにしています。 (2022年卒 大阪大学大学院 野村総合研究所 アプリケーションエンジニア 内定)

この回答は、強みと弱みの両面を具体的なエピソードにもとづいて論理的に説明しており、学生の経験と特徴が多面的に理解できます。

この強みは、入社後にクライアントの真のニーズや背景を深く理解する場面や、チームでのプロジェクト推進において大いに発揮されるでしょう

弱みに関しても具体的な改善策を述べることで、自己理解の深さと成長への強い意欲が明確に伝わります。

④学生時代での取り組みを含めた自己紹介をお願いします

内定者の回答

〇〇大学〇〇学科の〇〇です。大学のゼミでは組織行動論を学んでいました。

私が学生時代頑張ったことは、ゼミでのイベント大会の運営です。ゼミで年に2回行う60人規模のチーム対抗戦の親睦会イベントを4人で担当しました。

1回目のイベントでは不備が目立ち、参加者の満足度が70%、また、徹夜作業の多さ等私達責任者の過労問題もありました。その為2回目の時は、参加者の満足度90%以上という目標と、責任者の満足度向上の両立を目指しました。

1点目に、ゴールから逆算しマイルストーンを設定した事。2点目に、役割分担の基準を単純なタスク量から得手不得手に応じたものへ変更した事です。

結果、当日は参加者満足度95%超えを達成し、責任者も無理なく完走する事ができました。 (2024年卒 立教大学 ソニーグループ セールス&マーケティング 内定)

この回答は、課題解決のプロセスと定量的な結果を明確に示しています。「状況→課題→行動→結果」のSTAR法に沿っており、面接官がすぐに理解できる論理的な構成です。

この学生の「満足度を追求する姿勢」と「計画的かつ戦略的な運営改善」の経験は、ソニーグループが掲げる「クリエイティビティ」と、それを具現化するための「実行力」を兼ね備えた人材であることを示しているでしょう

これらの例文を踏まえ、質問への回答構成についても確認していきましょう。

自己紹介と志望動機


①挨拶・名前・所属:

基本的な情報を伝える


②過去の経験・強みの概要:

最もアピールしたい経験とその結果得られた強みを簡潔に述べる


③志望動機:

その強みが、企業の事業や目標にどう貢献できるかという論理で志望理由を説明する


④締めの挨拶:

感謝と意気込みを伝える

自己紹介と入社後に挑戦したいこと


①挨拶・名前・所属:

基本的な情報を伝える


②過去の経験・強みの概要:

アピールしたい強みを強調する


③入社後に挑戦したいこと:

強みを活かして具体的に取り組みたい業務やプロジェクトを述べる


④締めの挨拶:

感謝と意気込みを伝える

強み・弱みを含めた自己紹介


①挨拶・名前・所属:

基本的な情報を伝える


②強みとその根拠(エピソード):

企業で活かせる強みを具体的に説明する


③弱みと改善への取り組み:

弱みを正直に述べ、それを克服するために現在取り組んでいることをセットで説明する


④締めの挨拶:

感謝と意気込みを伝える

学生時代での取り組みを含めた自己紹介


①挨拶・名前・所属:

基本的な情報を伝える


②取り組みの概要(結論):

最も力を入れた活動の概要と、その活動を通じて得た強み・学びを簡潔にまとめ、「フック」となるよう強調する


③締めの挨拶:

感謝と意気込みを伝える

自己紹介で好印象を残す「話し方」と「内容」

{面接での自己紹介で好印象を残す「話し方」と「内容」}

面接の自己紹介は、あなたの第一印象と面接全体の方向性を決める重要な時間です。

ここからは、面接官の心をつかみ、選考をより有利に進めるための「話し方」と「内容」の戦略的なポイントを詳しく解説していきます。

【話し方】1分程度にまとめる

面接官からの時間指定がない限り、自己紹介は1分程度にまとめて話しましょう。文字数に換算すると約300字が目安です。以下の時間配分や文字数を基準にしましょう。

話す内容 時間 文字数
①大学名・名前 10秒 50字程度
②過去の経験・強みなどアピールしたいこと 40秒 200字程度
③感謝の言葉・面接への意気込み 10秒 50字程度

長すぎると、要点を簡潔に伝える能力やコミュニケーション能力に欠けると判断され、マイナスな印象につながります。逆に短すぎると、面接官はあなたの経験や人柄を理解できず、面接の方向性を決める「フック」をつかめなくなります。

自己紹介は、面接を円滑に進めるうえでの「名刺代わり」だととらえ、必要な情報を簡潔かつ明確に伝え切りましょう。事前に時間を測って練習し、内容をスムーズに話せるよう、入念に準備してください。

【話し方】「面接のはじめ」ということを意識する

自己紹介は、面接官があなたを初めて評価する場であり、その後の面接全体を決める第一印象に直結すると考えましょう。

一般的に第一印象は15秒で決まると言われており、人は最初に得た情報を基準とするため、その後の印象を覆すのは非常に困難です。

内容だけでなく、見た目や態度といった非言語情報からも、入社意欲と社会人としての基礎力を伝えましょう。以下の点をチェックし、第一印象を徹底的に磨いてください。

  • 清潔感のある身だしなみが整っているか:

    髪型、服装、靴など細部に注意を払う

  • 良い姿勢を保てているか:

    背筋を伸ばし、信頼感と自信がある印象を意識する

  • 笑顔を作れているか:

    口角を上げ、明るい印象を心掛ける

  • 聞き取りやすい声の大きさ・トーンで話せているか:

    ハキハキと、熱意が伝わる声量で話す

  • 面接官の目を見て話しているか:

    適度なアイコンタクトで、誠実さと真剣さを伝える

【内容】「深掘りしてほしいテーマ」に焦点を絞る

すでに解説したとおり、自己紹介ではアピールしたい内容を絞り込むことが重要です。

面接で最もアピールしたい自信のあるエピソードに絞り、その概要を簡潔に伝え、面接官が深掘りしたくなるような構成にしましょう

たとえば、経験のインパクトの強さだけで選んでも、自分ならではの努力や学びが伝えられなければ、高い評価を得ることは難しいでしょう。

たとえ日常の経験であったとしても、自分なりの努力の過程を明確に伝えられるのなら、それこそがあなたにとっての「深掘りしてほしいテーマ」となります。

逆に、「深掘りされてもこれ以上展開できる内容がない」と不安になるものは省きましょう。自信を持って自分の頑張りを伝えられるテーマを選んでください。

【内容】志望企業で活かせる強みや経験を伝える

自己紹介で伝える要素は、自身の強みや経験を志望企業と結び付けることが重要です

こうすることで、「入社後、私の強みや経験を活かして御社に貢献できる」という、採用するメリットを説得力を持って示すことができます。

以下の例を参考に、志望業界・企業で活かせる強みや経験を明確に伝えられるよう、入念に準備しましょう。

志望業界 活かせる強み 経験
メーカー ・論理的課題解決力

・粘り強さ

・品質/安全への強いコミットメント

・研究、実験で失敗原因を特定した結果、解決できた

・長期インターンで売上未達だったが、半年間の努力によって達成できた

・部活動やサークルで安全管理やルール遵守を徹底した

商社 ・コミュニケーション能力

・異文化適応力

・リスクを恐れない行動力

・国際交流会で異なる価値観を持つ集団で合意形成を図った

・困難な環境下で留学した

・新規事業やイベント立ち上げで、周囲を巻き込んだ

小売・流通 ・ホスピタリティ精神

・効率化や改善への意欲

・協調性

・アルバイトで顧客満足度向上に向けて、さまざまな工夫をした

・サークルで業務プロセスの改善を提案・実行した

・チーム内での人間関係の軋轢を解消した

金融 ・高い倫理観、誠実さ

・論理的分析力

・責任感

・ゼミでの研究で規範を遵守した

・経済や金融のテーマに関する研究でデータ分析をした

・チーム目標が未達だった際、最後まで責任を果たし目標達成した

サービス・インフラ ・臨機応変な対応力

・社会貢献への使命感

・危機管理意識

・マニュアル外の緊急トラブルに対し、冷静に対応・解決した

・ボランティア活動や地域社会の課題解決に取り組んだ

・イベント運営で安全が問われる場で、交通整理を徹底した

マスコミ・広告 ・発想力、企画立案力

・多角的な視点

・タフな実行力

・SNS運用や映像制作をした

・研究で、複数の情報源を用いて一つの結論を導いた

・締め切りが厳しい状況下で、長期間のプロジェクトを完遂した

ソフトウェア・通信 ・論理的思考力

・学習意欲

・協調性

・独学でプログラミングやデータ分析をした

・未経験の技術や言語を自主的に学び、プロジェクトに導入した

・グループワークで役割分担や情報共有を徹底した

官公庁・公社・団体 ・規範意識

・多様な意見をまとめる調整力

・忍耐力

・学園祭でルール適用を徹底した

・立場の異なる人々の意見をまとめた

・結果が出るまで時間がかかる研究を継続した

NG例文付き! 面接で自己紹介する際の注意点

{面接で自己紹介する際の注意点}

面接での自己紹介における落とし穴や注意点を理解することで、意図せずマイナスな評価を受ける事態を確実に防げます。

上記3つのNGパターンを回避し、自己紹介でマイナスな印象を持たれることなく、面接の良好なスタートを切りましょう。

①要素を盛り込みすぎない

NG例文

はじめまして。〇〇大学△△学部の✕✕と申します。

私は学生時代、まず体育会テニス部で、チームの士気を高める役割を果たし、リーダーシップを磨きました。また、交換留学で得た語学力を活かし、居酒屋のアルバイトで外国人観光客の対応マニュアルを作成し、顧客満足度を向上させました。そして、ゼミではAIと環境問題に関する研究に取り組み、そのなかで論理的思考力を培いました。

これらの経験から、私は課題解決能力と粘り強さが強みだと考えており、貴社が掲げる「革新的なソリューションを提供する」というビジョンに強く共感いたしました。この強みを活かし、貴社の〇〇職として社会貢献したいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。

1分程度の短い自己紹介で、ガクチカ、強み、志望動機など複数の要素を羅列すると、一つひとつの内容が浅くなり、面接官の記憶に残りません。

また、面接官に「話がまとまらない」「要点が絞れない」と判断され、論理的思考力に欠けるというマイナスな印象につながります。

ガクチカの詳細や、志望するに至った経緯などを長々と話すのは厳禁です

面接での自己紹介で好印象を残す「話し方」と「内容」」で解説したとおり、自信のあるエピソードに絞って簡潔に伝えることが重要です。詳細な話は、面接官からの深掘り質問に備えて温存しておくという意識を持ちましょう。

②基本情報を述べるだけで終わらない

NG例文

はじめまして。〇〇大学△△学部から参りました、✕✕と申します。

本日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

面接に慣れていない就活生が陥りやすいのが、大学名・氏名のみを伝えて終えてしまうパターンです。自己紹介は単なる「氏名・所属の確認作業」ではありません。

大学名と氏名を伝えるだけでは、面接官に「準備不足」「面接への意欲があまり感じられない」と見なされてしまうリスクがあります。また、印象に残りにくいため、面接官に「もっと深く話を聞きたい」と思わせることが難しくなるかもしれません。

自己紹介では基本情報に加え、過去の経験や強み、入社後の貢献といったアピールしたい要素、そして感謝と面接への意気込みを必ず伝えましょう

③専門用語・略語を使わない

NG例文

〇〇大学大学院で、BtoB向けのERPパッケージに関する研究をしております、✕✕と申します。

私は、研究室のプロジェクトでMaaSの分野におけるLiDARのアルゴリズム最適化に注力しました。具体的には、アジャイルでプロトタイプを回し、PMとしてKPIを達成することに貢献しました。

本日は、この経験を貴社のDX推進に活かしたいと考えております。よろしくお願いいたします。

特に研究やアルバイトの経験を伝える際は、必ず一般的な言葉にかみ砕いて表現しましょう。普段何気なく使っている言葉でも、専門的な言葉は面接官には伝わらない可能性があります。これは「相手に合わせたコミュニケーションができない」という、マイナスな評価につながるリスクがあります。

簡単な言葉に言い換える際のコツは、「中学生に伝わる内容か?」という視点を持つことです。不安な場合は第三者に聞いてもらい、内容が適切に理解してもらえるか確認しましょう。

また、自己紹介中に面接官の表情を確認し、理解できていない様子があれば、その場ですぐに補足説明を加えるという臨機応変な配慮も重要です。

以下に、専門用語を平易な言葉へ言い換える際の具体例を挙げました。これらも参考にしてみてください。

理系学生が使いがちな専門用語

  • パラメータのチューニングをおこなった

    → 「最高の結果を出すために、設定数値を1単位ずつ細かく調整し、最適解を探した」

  • プロトタイプを実装した

    →「アイデアを形にするため、まずは最低限の機能を持つ試作品を自ら作り上げた」

  • 〇〇という仮説を立て、PoCを回した

    → 「まずは仮説を立て、小さな規模で実際に試して効果を確認した」

バイト先で使いがちな専門用語

  • 【飲食店・小売など】アイドリングタイムの活用

    →「お客様が少なくなり、手が空いた隙間時間の有効活用」

  • 【アパレル・販売など】デッドストックの削減

    →「売れ残って倉庫に眠ったままの在庫を減らすこと」

  • 【物流・製造・キッチンなど】リードタイムの短縮

    →「注文を受けてから、顧客に商品を届けるまでの待ち時間の短縮」

内定者の回答をもとに面接での自己紹介で良い印象を残そう

この記事では、就活会議に寄せられた内定者の回答例文を交えながら、面接での自己紹介の仕方やコツを解説しました。

自己紹介は、その後の面接の流れを決定づける、非常に重要な最初のチャンスです。伝えるべき内容を戦略的に絞り込み、簡潔かつ自信を持って面接官に伝えることが重要です。

今回紹介した例文や解説を参考に、すぐに実践できるコツを習得してください。自己紹介で良い流れを作り、面接を成功に導きましょう。

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就活会議編集部

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この記事の編集担当者

佐藤 美空

大学卒業後、就活会議のグループ会社であるポートに新卒入社。約1年間キャリアアドバイザーとして文系学生の就職支援をおこなう。就活生時代にポート運営の就活メディアを活用した経験から、「今度は私が就活生の役に立つメディアを創りたい」という思いでライターに転身。現在は就活会議のライターを担当している。

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編集責任者

江副 裕斗

大学卒業後、2018年にパーソルキャリアに入社。中途人材紹介事業において、4,000名以上の求職者と100社以上の企業を支援。2022年に就活会議のグループ会社であるポートに入社。キャリアアドバイザーとして学生の就活支援に従事し、新規事業である就活会議エージェントの立ち上げにも参画。現在は約100名規模となるキャリアアドバイザーグループの責任者を務める

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