キーエンスの説得面接を攻略! 元社員・内定者が語る答え方&対策法【例題20選】
こんにちは。就活会議編集部の飯塚です。 平均年収が常にトップクラスを誇るキーエンスの選考は国内最難関レベルと言っても過言ではありません。そんなキーエンスの一次面接で課されるのが「説得面接」。 説得面接は単なる話し上手や勢いだけでは通用しない選考です。そこで、今回は元社員や内定者のインタビュー動画を元に実際の回答方法や対策方法について解説します。 さらに、就活会議に寄せられた選考体験記から過去の出題例20選を紹介。データと経験者の証言、その両面から「説得面接」を完全攻略するメソッドをお伝えします。
この記事は、就活会議の会員が投稿した体験記にもとづいて作成・編集をしています。就活会議の会員は現役の学生であることを確認しています。
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AI要約
1分で対策できる「キーエンスの説得面接」
キーエンスの「説得面接」は、3分間で面接官の考えを変えるような選考課題だが、その本質は相手を論破することではなく、相手の立場や前提を把握し論理的に合意へ導く「対話能力」が見られている面接である。就活会議に寄せられた口コミによると、実際に「歌を歌うのが苦手なのですが、どうしたら苦手ではなくなりますか」や「私はノートパソコン派です。タブレット派になるように説得してください」といったことが聞かれていた。
内定者のTさんは「アイスブレイクが苦手な私を得意にしてください」というお題に対し、自身の意見を押しつけるのではなく、相手の趣味や生活習慣を丁寧に聞き出すことから始めた。そのうえで、相手がすでに持っている要素を活かせばアイスブレイクは成立すると論理的に説明し、対話を通じて納得感を生み出した。
過去の出題例を見ると、テーマ自体は身近だが、回答の深さ・切り返しの質によって合否が大きく分かれており、内定者の回答例からは「結論を示す → 理由を説明する → 相手の立場に立ってすり合わせる」を繰り返す構造が有効だとわかる。元社員のSさんも「説得」という言葉に引きずられてはいけないと語っており、3分で相手を完全に納得させること自体は現実的ではない。重要なのは、相手の現状や考えをどれだけ引き出せるか、そしてそれに対して論理的な返答を続けられるかであり、その対話の積み重ねが合格につながっている。
※動画と記事の概要を生成AIでまとめています。
どこから読み始めますか?(リンクを押して飛ぶ)
・「説得面接」について知りたい
・「説得面接」の回答例を知りたい
・「説得面接」の出題例を知りたい
・「説得面接」の対策方法知りたい
※なお、この記事では就活会議のYouTubeチャンネルで公開している「【就活】面接が特殊!? 年収No.1企業のキーエンス元社員が教える採用面接の攻略法と対策とは?【新卒/KEYENCE】」と「キーエンスに採用される極意とは!? 面接で失敗しないためのコツを内定者が解説!」のインタビュー内容をベースに、インタビューの書き起こしから再構成・編集をおこなったものです。
インタビューには、キーエンス元社員のSさん(早稲田大学卒)と、内定者のTさん(東洋大学)が登壇。「選考の現場」を知る者だけが語れる説得面接の攻略の極意を伺いました。
キーエンス名物! 「説得面接」とは
元社員Sさん:「キーエンスの面接といったらこれ」というのが「説得面接」。3分間で面接官の言う嫌いなものを好きになるように説得したりだとか、「コーヒー派の人を紅茶派にしてください」だとか、その人の考えをうまく移行させるような面接です。
就活会議:ちなみにSさんの時はどんなお題が出ましたか?
元社員Sさん:「会議が嫌い」と言われまして、正直聞いた瞬間「終わってるだろ」と思ったんですけど(笑)、なんとか突破しました。
なお、キーエンスの元社員であるSさんに現役就活生とキーエンスの三次面接の模擬面接をしてもらった動画もあるため、参考にしてみてください。
「説得面接」の答え方|内定者のTさんの回答を紹介

ここからは内定者のTさんに、実際にどんなお題が出されたのかを聞き、実際にやってみてもらいました。
就活会議:説得面接のテーマを教えてください。
内定者Tさん:「アイスブレイクが苦手な私をアイスブレイクを得意にしてください」というテーマでした。
就活会議:Tさんおすすめの戦略はありますか?
内定者Tさん:僕は聞き出す戦法でいきました。会話をすることで、相手がどのような特徴を持っているかを把握し、「じゃあそれを活かしていきましょう」「やってみましょう」みたいな感じで説得面接を進めました。
就活会議:実際に私が面接官役をやるので、やってみてくれませんか?
【ここから実演】
内定者Tさん:アイスブレイクをできるように得意にしたいということなんですが、全然話が変わってくるんですけど、何かご趣味だったりありますか?
就活会議:えーと、趣味はバスケですね。
内定者Tさん:どれくらいやられてますか?
就活会議:結構長く、もう十数年とやっています。
内定者Tさん:今もされている感じですか?
就活会議:はい。
内定者Tさん:いいですね。
バスケ今はBリーグもできて海外でもすごい有名なので、話題のスポーツだと思います。外でのご趣味はそうかなと思うんですけど、全然話が変わってくるんですけど、朝とかってニュースだったり新聞って見られますか?
就活会議:そうですね。ニュースは結構アプリで見てますかね。
内定者Tさん:僕もアプリで見てるんですよね。僕は、スポーツのカテゴリーにフォーカスして見てるのですが、どういったカテゴリーを見られてますか?
就活会議:わりと幅広く政治関連からエンタメとか、スポーツもいろいろ見ていますね。
内定者Tさん:なるほど、すごいですね。全部見られているということですね。なるほど、じゃあ今のお話から聞いて、アイスブレイクって何でもいいと思うんですね。
政治面からエンタメ面とニュース見られてるということだったので、アイスブレイクは正直そんな難しい話でなくても良いと思います。たとえば、天気だったり花粉の状況だったりでも話題を作れると思います。
「今日天気いいですね」だったり、花粉の状況もニュースで見れると思うので、その話題でもいいですね。また、実際に活用するときは、取引先が前から決まってると思うので、その業界のニュースを朝チラッと見るだけでも、その話題でアイスブレイクできちゃうと思うんです。
また、バスケが趣味ということだったので、今すごい話題ですし、バスケに関連するような球技でもいいのですね。そのようなことを趣味で持たれている方であれば、それをアイスブレイクにするのもいいと思います。ぜひそういう小さな、簡単な点から取り組んでいただければアイスブレイクが得意になるのではないかなと思います。
就活会議:ありがとうございます。できそうかなと思ったのでやってみます。
説得面接の出題例20選|就活会議の口コミから過去の出題例を紹介
就活会議に寄せられた選考体験記の中から、キーエンスの説得面接で実際に出題されたテーマ20選を紹介します。自分ならどのように回答するかを考えながら、参考にしてみてください。
なお、キーエンスの選考体験記は「キーエンスの本選考の体験記・ES(エントリーシート)一覧」から確認することができます。
過去の説得面接で実際に聞かれたこと
①3つの選択肢のうち、どれかを私に提案してください ②子どもの学習方法について、私におすすめしたいものを選んで提案してください ・家庭教師 ・通信教育 ・学習塾 ③私は今健康習慣を見直そうと思っています。そこで次のどれかから始めてみることにしました。どれから始めるべきかを選び、私を納得させてください ・ウォーキング ・食生活 ・早寝早起き ④最近夜寝られません。アドバイスをください ⑤新商品を提案するとき、電話かビデオ通話か対話か、どれが良いか提案してください ⑥おすすめの旅行先を提案してください ⑦プレゼンテーションが上手くなる方法を提案してください ⑧奥さんとともにおこなう習い事を私に提案してください ⑨英語が苦手なのでおすすめの英語勉強法を教えてください ⑩歌を歌うのが苦手なのですが、どうしたら苦手ではなくなりますか ⑪私が〇〇を好きになるように2分程度で説得してください ⑫スポーツが嫌いなのですが、好きにさせてください ⑬読書が嫌いなのですが、好きにさせてください ⑭外食が嫌いなのですが、好きにさせてください ⑮歯医者が嫌いな私を歯科医院に通うように説得してください ⑯ゲームが嫌いです。ゲームが好きになるように説得してください ⑰私はお祭りが嫌いです。説得して行かせてください ⑱私はノートパソコン派です。タブレット派になるように説得してください ⑲3分で洋食派の私を和食派に変えてください ⑳私は株式投資が大好きなのですが、株式投資よりも銀行預金が好きになるように説得してください
内定者Tさんが実際に準備していたテーマ
Tさん:準備してきたテーマで言うと、「ゴルフが嫌いな人をゴルフ好きにしてください」だったり、何か嫌いなものを好きにする、苦手なものを得意にするようなテーマが多かったです。
キーエンス元社員のSさんに聞いた! 説得面接の攻略法
就活会議:結局どういうところが見られているんですかね?
元社員Sさん:何が正解かというのはわからないですけど、同期と話している中で見出した答えとしては、「説得」という言葉に踊らされたらいけないんですよね。
説得というと論破みたいなイメージをすると思うんですけど、それは求められていないと思っています。そもそも、実際3分間で説得なんてまず無理なんですよ。
どれだけ相手の今の現状の不満を聞きだせるか、それに対してどれだけ論理的に返し続けるか、そのコミュニケーションのキャッチボールを3分間し続ければ受かると思いますよ。
就活会議:なるほど。ちなみに、本番は集団面接でしたか?
元社員Sさん:複数ですね。たしか3人か4人だったと思います。
就活会議:お題は変わるんですか?
元社員Sさん:変わりますね。「あいつのお題めっちゃ楽やん」みたいなこともあるので(笑)。見られてるという緊張感もありますね。
説得面接と言えど本質は対話。出題例で練習してキーエンスの選考を突破しよう
キーエンスの特徴的な選考である「説得面接」は、一見すると、口のうまさや論破力など、特別なテクニックが必要に思うかもしれません。
しかし、元社員のSさんが語るように、説明面接の目的は「相手を言い負かすこと」ではありません。3分間という限られた時間の中で、いかに相手の不満を聞き出し、論理的な会話のキャッチボールを続けられるかという「対話の姿勢」が見られています。
内定者のTさんの「聞き出す戦法」もこの本質を捉えられています。相手を無理に動かそうとするのではなく、相手の文脈に沿って提案をおこなうことで選考突破を狙えます。紹介した出題例をもとにたくさん練習して、本番に備えましょう。
【関連動画】キーエンスに関する動画を紹介
就活会議のYouTubeチャンネルでは、キーエンスの内定者や実際に働いていた社会人にインタビューしています。
本記事では、キーエンス選考の難所である「説得面接」に焦点を当て、以下2つのインタビュー動画をもとにその極意を凝縮して解説しました。
動画本編では、説得面接以外の選考対策についても詳しく語られています。より深い対策を進めたい人は、ぜひ動画もあわせて活用してみてください。
また、以下の動画では、元社員のSさんにキーエンスの働き方や待遇について詳細を聞いているので、気になる人はチェックしてみてください。
就活会議編集部
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この記事の編集担当者
飯塚 千弘
横浜市立大学国際教養学部卒。新卒で介護・保育領域の人材紹介会社に入社。人材コンサルタントとして従事したのちに、経営企画部にて集客及び登録者データの分析を担当。記事のチェックや訴求内容の提案等を行う中で記事制作に関心を持ち、ライターへと転身。現在は就活会議の編集ディレクターを務めている。
大学卒業後、2018年にパーソルキャリアに入社。中途人材紹介事業において、4,000名以上の求職者と100社以上の企業を支援。2022年に就活会議のグループ会社であるポートに入社。キャリアアドバイザーとして学生の就活支援に従事し、新規事業である就活会議エージェントの立ち上げにも参画。現在は約100名規模となるキャリアアドバイザーグループの責任者を務める