【21卒】エス・エム・エスの夏インターン体験記（文系/総合職）No.7982（甲南大学/男性）（2020/1/24公開）

goodfindで早期にエントリー可能だった企業の中にエス・エム・エスがあったためにエントリーした。当初は志望度が高かったわけではないが、伸びている医療業界に軸足をおいていることもあって興味はあった。

特に対策が必要というほどでもないが、医療業界に興味がある理由を自分の過去の経験ベースで一貫して説明できるように考えていた。

1次面接 → 最終面接

自身の過去の経験から「伸びる業界に入りたい理由」を一貫した流れで説明できていたことが評価されたと感じた。会社の雰囲気からも、主体性を持った学生を採用したいと感じたため、積極的に活動してきたことも合わせてアピールしたことが評価されたように感じる。

あなたがこのインターンシップに応募した理由はなんですか？

自分がどの業界を目指すかという観点において、今後日本で伸びていく業界にしようと考えていた。日本は少子高齢化に伴って医療需要が高まることは容易に予測されていることなので、今後盛り上がっていくであろうと考えている。また、伸びている業界のほうが自分が社会に貢献できる範囲にレバレッジを掛けることができるのではないかと感じたから。

このインターンでどういったことを学びたいですか？

選考通過率が数％であることから、貴社のインターンシップに集まる学生はレベル感が高いだろうと考えている。なので、サマーインターンでは自分の能力を客観的に知るチャンスにしたい。また、医療ヘルスケア領域に興味があり他に同様の機会となるインターンシップは少ないため、貴社のインターンシップで業界特性や雰囲気を知り、今後のキャリア選択の際の判断材料にしたいと考えている。

1次面接のときと同様、過去のエピソードから自分の志向性を客観的に捉え、エス・エム・エスのインターンシップに参加したい理由まで一貫させた説明ができたポイントが評価されたように思う。

学生時代に頑張ったことはなんですか？

自身で6人チームを率いて企業の課題解決にあたった経験を話した。話の流れとしては、その中で特に注意したポイントと、それを実践するにあたっての工夫、結果として何を学んだか、それを次にどのように活かしていきたいかという流れで説明した。珍しい経験だということもあり面接官の方の食いつきは良く、素直に質問に答えていく形だった。

なぜこのインターンシップにエントリーしようと思いましたか？

1次面接でも聞かれた質問だったので、同様に説明した。どうやら面接官同士での情報共有はあまり行われていないらしく、もう一度一貫した説明をするだけで問題なかった。この会社において重要なのは「なぜその行動を選択し、実行したのか」という観点のように感じたため、自分のモチベーション（動機）について自己理解を深めた上で説明する流れを考えておくと良いと思う。

少子高齢化に絡んだ新規ビジネスの立案

1日目にやったこと

新規ビジネスの立案にあたっての基礎的な考え方・フレームワークなどの講義が若干あった。その後チームで現状分析→メンターとのディスカッション→施策立案→ディスカッションという流れ。

2日目にやったこと

主に施策の方向性を確定させるフェーズだった。メンターはほとんど常に同じ部屋にいるため、適宜ディスカッションをはさみながらブラッシュアップしていく。午後以降はパワポ作成。会社のルールで1９時には完全退社をさせられた。また、途中メンターとの個人面談がひとり10分程度あった。

3日目にやったこと

昼過ぎから発表だったため、どのグループも朝からパワーポイントのブラッシュアップをする作業に入っていた。このタイミングでマネタイズや収支計画が完成していないと間に合わない。昼過ぎから発表、その後懇親会があった。

社長・事業責任者複数名

当初シンガポール旅行があると記載されていたが、実際はなかった。

世の中のビジネスアイデアの成否は、ほぼ8割が課題の選択で決まり、どのように解決するかに囚われすぎるのは良くないとおっしゃっていたこと。実際そうだと思うし、評価陣もその点を重視していたように感じた。

医療領域に特化したビジネスアイデアは専門的な知識が必要であり、学生にはどうしてもキレイなモデルを組むことはできない。なので、もう少し高齢化から発生する課題を広く捉えて行く必要があると感じた。実際他のチームで医療ヘルスケア関連のビジネスを発表していた班は、ツッコミどころが多く、専門家である評価陣から一蹴されるシーンが多々あった。