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CREATED ON 2021.07.28 | UPDATED ON 2023.09.27

【就活ガイド】三菱地所株式会社の企業研究〜企業分析で選考突破〜

サービス #企業研究
3413 VIEWS
この記事は、就活会議の会員が投稿した体験記にもとづいて作成・編集をしています。就活会議の会員は現役の学生であることを確認しています。
三菱地所株式会社の企業研究

三菱地所株式会社は、日本を代表する不動産ディベロッパーです。国内トップの人気を誇るビジネス街「丸の内エリア」を手がけているため、収益基盤が安定していることが特徴です。 この記事では三菱地所の基本情報や業界内での立ち位置をもとにお伝えするとともに、先輩たちが実際に行った企業研究方法をご紹介します。三菱地所の選考を受ける前にどのような会社なのか、その特徴をしっかり理解していきましょう。

三菱地所の会社概要

まずは三菱地所について理解しましょう。 ここでは三菱地所の選考に通過した先輩たちが行った企業研究と、その社風などをお伝えします。

三菱地所の基本情報

会社名 三菱地所株式会社
業界 不動産
本店所在地 東京都千代田区大手町1-1-1 大手町パークビル
事業所 国内8か所
設立 1937年5月7日
売上高 12,076億円(2020年度)
従業員数 880名 連結:9,982名
資本金 142,414,266,891円(2021年5月21日現在)
平均年齢 40歳9か月
初任給 学部卒:260,000円 (2022年4月入社予定)
院卒:300,000円 (2022年4月入社予定)
福利厚生・社内制度 【社宅・寮】
独身社宅、転勤者用社宅、転勤帰任者用社宅

【諸制度】
住宅取得援助、企業年金、社員持株会、共済会、再雇用制度、社内預金、各種社会保険、ベビーシッター費用助成 など
過去の採用人数 -
基本使命 【私たちはまちづくりを通じて社会に貢献します】
私たちは、住み・働き・憩う方々に満足いただける、地球環境にも配慮した魅力あふれるまちづくりを通じて、真に価値ある社会の実現に貢献します。
執行役社長 吉田 淳一
事業内容 オフィスビル・商業施設等の開発、賃貸、管理
収益用不動産の開発・資産運用
住宅用地・工業用地等の開発、販売
余暇施設等の運営
不動産の売買、仲介、コンサルティング

参考元:https://www.mec.co.jp/j/company/about/ 参考元:https://www.mec.co.jp/j/saiyou/fresh/recruit/outline.html 参考元:https://www.mec.co.jp/j/sustainability/management/vision/

事業内容

三菱地所は日本を代表する不動産ディベロッパーです。ディベロッパーとは、オフィスビルや商業施設、マンションなどを企画・開発・運用する企業のこと。 三菱地所はグループ全体で、下記の事業に取り組んでいます。

ビルや商業施設などの開発・賃貸を中心とするコマーシャル不動産事業、マンション・戸建住宅の販売を中心とする住宅事業、海外事業、投資マネジメント事業、設計監理・不動産サービス事業等幅広い事業分野で事業活動を行っております。

引用元:2020年度 有価証券報告書

三菱地所の採用サイトに、ビル事業と商業施設・物流事業、住宅事業、海外事業の4つの事業が紹介されています。 三菱地所の選考では、三菱地所でなければならない理由が聞かれる傾向にあります。それぞれの事業内容を理解したうえで、「なぜ三菱地所なのか」「入社して何がしたいのか」を明確にしておきましょう。

事業事業内容
ビル事業
(コマーシャル不動産事業)
三菱地所にとって、ビルの開発・賃貸・運営管理は創業
以来取り組み続けているコア事業です。三菱地所のビル
事業において、最も特徴的なのが、エリアマネジメント
の観点を有している点です。ビルを建てる場合でも、竣
工後の運営管理に当たる場合でも、周辺施設などとの関
係に着目して、エリア一帯の都市機能を<向上させるよ
うなアプローチを試みます。街とのシナジー効果が高ま
れば、ビル自体の魅力を高めることにもつながり、収益
に直結するテナント誘致に関しても優れた競争力を発揮
できます。
商業施設・物流事業
(コマーシャル不動産事業)
コマーシャル不動産事業の中で商業施設・物流施設事業
は、既存施設の強化を図ると共に、新たな収益源獲得の
ため、新規事業を含めた国内のオフィス・住宅を除くあ
らゆるアセットタイプの開発を担っています。
住宅事業三菱地所では昭和40年代の第一号マンション「赤坂パー
クハウス」から始まり、「ザ・パークハウス」のブラン
ド名のもと、ニーズの底堅い首都圏でのマンション開発
を中心に全国で事業展開してきました。そして2011年、
より一層の住宅事業の強化を目指し、三菱地所グループ
の分譲住宅事業を担う「三菱地所レジデンス」が新たに
発足致しました。三菱地所レジデンスでは「暮らしに、
いつも新しい喜びを。」をビジョンに掲げ、用地取得か
ら開発、販売までを一貫して推進することで、未来を見
据えた新たな価値を持つ住まいを提供していきます。
海外事業三菱地所は1970年代から海外事業に取り組み、主に米国・
英国において不動産開発事業やオフィスビルの賃貸事業
を展開してきましたが、近年は仏・独にもアセットを保
有するほか、アジアにおける事業展開にも積極的に取り
組み、米国・欧州・アジアの世界3極体制での展開を進め
ています。さらに「投資マネジメント事業」等の分野でも
グローバルな拡大を推進しています。

引用元:https://www.mec.co.jp/j/saiyou/fresh/business/business01.html 引用元:https://www.mec.co.jp/j/saiyou/fresh/business/business02.html 引用元:https://www.mec.co.jp/j/saiyou/fresh/business/business03.html 引用元:https://www.mec.co.jp/j/saiyou/fresh/business/business04.html

IR読み解き!三菱地所の売上・競合比較

ここからはIR資料や有価証券報告書を読み解いて企業研究しましょう。

売上・業績

三菱地所の2015年度以降の業績をみてみましょう。

営業収益推移

営業利益推移

2019年度までは順調に推移していましたが、2020年度で収益・利益ともに、やや落ち込んでいます。商業施設やホテルでの休館対応といった、新型コロナウイルス感染症拡大による影響が大きな要因でしょう。 また、国内マンション事業では、売上戸数が増加したことで増収となっていますが、賃貸住宅の売却が大幅に減収したため、事業全体でも減収となっています。

参考元:https://www.mec.co.jp/j/investor/financial/highlight/highlight.html 参考元:2021年3月期 決算短信

セグメント別の売上

三菱地所のセグメント別営業収益を見てみましょう。

2020年度セグメント別営業収益(単位:百万円)

※全社・消去:-29,378百万円

引用元:https://www.mec.co.jp/j/investor/financial/highlight/segment.html

やはり、三菱地所の主要事業であるビル事業が含まれている、「コマーシャル不動産事業」のシェアが高いです。 しかし、商業施設やホテルでは、緊急事態宣言期間中の休館対応といった新型コロナウイルス感染症拡大による影響を受けています。2019年度のコマーシャル不動産事業の収益は7,237億円であったため、512億円ほどのマイナスとなっていますね。 今後は、コロナウイルス収束後の巻き返しのプランが重要になってくるでしょう。

競合他社

三菱地所は、オフィスビルや商業施設、マンションなどを企画・開発・運用をするディベロッパーです。ディベロッパーの主要5社で業績を比較してみましょう。

【ディベロッパー】2020年度営業収益比較

【ディベロッパー】2020年度営業利益比較

参考元:三井不動産 参考元:三菱地所 参考元:住友不動産 参考元:東急不動産ホールディングス 参考元:野村不動産ホールディングス

営業収益を見てみると、三井不動産が抜きんでていることが分かります。 ららぽーとやアウトレットパークといった商業施設、柏の葉スマートシティや豊洲といった街づくりなど、大規模な事業に幅広く着手していることが、三井不動産の特徴です。

業績3位となっている住友不動産も、利益率では三菱地所より優れています。オフィスビル事業においては、保有棟数で都内ナンバーワンを誇ります。さらに分譲マンション事業でも、全国と首都圏で6年連続供給戸数ナンバーワンになるなど、着実に実績を重ねてきています。

東急不動産は、鉄道事業や百貨店事業を展開する東急グループの一員で、それらのグループ会社と協力して事業を展開できる点が強みです。

野村不動産は住宅事業を強みとする企業です。2020年度は全体の売上の約45%を住宅事業であげています。

参考元:http://www.sumitomo-rd.co.jp/jobs/career/business-index.html 参考元:https://www.nomura-re-hd.co.jp/ir/results/segment.html

業界の動向

業界動向サーチが、不動産業界の業界規模推移を算出しています。これによると、2019年まで拡大傾向にあった不動産業界が、2020年に若干縮小しています。2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大による非常事態宣言やリモートワーク導入の流れを受け、一部オフィスを解約する企業も見られました。その影響により、業界規模が縮小したと考えられます。 参考元:https://gyokai-search.com/3-hudosan.htm

ただ、これは一時的な動きと予想されています。実際に2021年4~12月の業績では、大手ディベロッパー6社のうち5社が最終増益となっています。

総合デベロッパーの売り上げ規模(21年3月期)をみると、三井不動産の2兆75億円(前の期比5.3%増、以下同)から、三菱地所の1兆2075億円(7.3%減)、住友不動産の9174億円(9.5%減)と続く。住宅を中心に物流、商業施設などで4兆1267億円(5.8%減)の巨大売上高を誇る大和ハウス工業、東急不動産HD(9077億円、5.8%減)と野村不動産HD(5806億円、14.2%減)を加えた6社を大手総合デベロッパーと呼ぶ。損益面では、21年3月期は新型コロナの影響で住友不動産を除く5社が最終減益になった。21年4~12月期はオフィスビル事業堅調と商業施設事業回復で、三菱地所を除く5社が最終増益になった。

引用元:https://www.nikkei.com/telecom/industry_s/0471

コロナの影響で依然として逆境に立たされてはいるものの、とくに住宅の建設や販売が進んでおり、業界全体の業績が大きく傾くといった事態には陥っていません。

マンション販売は復調しつつある。不動産経済研究所(東京・新宿)によると、21年の全国の新築マンション発売戸数は前年比29.5%増の7万7552戸と3年ぶりに増加に転じた。用地取得費の上昇などで平均価格は5115万円と5年連続で過去最高になった。日本経済新聞が集計した21年末時点の都内の市街地再開発計画によると、建設中の住宅戸数は3万戸を超えて過去最高を更新した。

引用元:https://www.nikkei.com/telecom/industry_s/0471

三菱地所の強み

ここからは、三菱地所の強みを見ていきましょう。

強み・特徴「丸の内エリアからの安定した収益」

三菱地所の強みは、丸の内エリアを手がけていることです。丸の内エリアというと、国内トップの人気を誇るビジネスエリアで、多くのオフィスビルが立ち並んでいます。その中でも多数の物件を有しているのが三菱地所です。

そのため、三菱地所の不動産賃貸収入の約6割は丸の内エリアが占めています。丸の内エリアを手がけていることで、安定した収益基盤が整っているといえます。

参考元:https://www.mec.co.jp/j/investor/irlibrary/personal/pdf/personal_1811.pdf#page=7

三菱地所は現在、大手町・丸の内・有楽町(大丸有)エリアの再開発に取り組んでいます。大丸有エリアでは、これまでも10年単位で大規模な再開発が進められており、2020年から新たなステージに着手しました。

常に再開発に取り組み続けているだけあって、賃貸利益の推移は年々増加傾向です。2021年3月期は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で横ばいとなりましたが、今後、再開発の効果でどこまで利益が伸びていくのかに着目する必要がありますね。

賃貸利益の推移

参考元:2021年3月期 IR説明資料

採用サイトでは、実際に再開発に携わる社員による対談が見れるため、気になる人はチェックしてみましょう。

三菱地所の社風

ここからは、三菱地所の社風を見ていきましょう。

社風「自分次第で裁量ある仕事に取り組める」

三菱地所は、若手でも自分次第で、裁量ある仕事や大きなプロジェクトに参加できる社風です。採用サイトの若手社員座談会のページに、下記のようなメッセージが発信されていました。

坂梨:福田は1年目から経理部。自ら希望して配属になった部署だよね?
福田:そう。三菱地所は入社10年で3部署といったジョブローテーションがあるから、最初のステップとしては会社全体の事業を見渡せる経理部がいいかなと思って希望したんだ。 坂梨はいまの三菱地所を代表する大規模プロジェクトを担う常盤橋開発部だね。
坂梨:約390mという高さ日本一の超高層ビルとなるB棟をはじめ、次代の東京のシンボルを創出するのが「東京駅前常盤橋プロジェクト」。僕は入社前からぜひこのプロジェクトに参加してみたいと思っていたんだ。配属先を聞いた時は驚いたね。
福田:川端は都市開発二部だよね? 坂梨と同じように大規模な再開発を担うセクションだ。
川端:そうですね。大手町・丸の内・有楽町以外のエリアでの大規模再開発を担当する部署です。行政や地権者との協議の取りまとめなどに携わっています。竣工が10年、20年先といった、大きなスケールのプロジェクトが多く、入社半年余りの自分はまだ微力ですが、自分でできることを進んで取り組むように心がけています。上司からもよく私なりの意見を求められ、それに対するフィードバックもあってとても刺激的ですね。 2人はいまどんな仕事をしているのですか?
坂梨:僕も川端と同じように地権者協議と並行して、B棟の商業施設の計画も担当している。商業の企画は、自分からアイデアを出したり、調査のための企画を立てたり、2年目だけど様々な仕事を任されている感じはあるね。福田はどう?
福田:僕は経理部でも単体会計・税務チームに所属していて、予算や決算の取りまとめといった実務は、入社2年目の自分と1年目の後輩の2人に任されている。最近は、監査法人との交渉も任されるようになってきた。それに会計や税務に関する事業部門からの相談も基本的には自分が受けて先輩に相談しながら対応しているね。

引用元:https://www.mec.co.jp/j/saiyou/fresh/workstyle/sptalk01.html

積極的にアピールすることで、希望の部署やプロジェクトに携われる風潮があるようです。とくに入社後やりたいことが明確にある人にはうれしい社風ですね。

また、三菱地所では、入社10年で3部署のジョブローテーションがあるとのことです。積極的に活用することで、キャリアの幅も広がるでしょう。

同じ座談会のページには、「社内は風通しがよい環境」とのメッセージも。同期や先輩に気軽に相談できる雰囲気があるため、入社後も安心して働けそうですね。

川端:それは社内の環境も大きいと思います。本社の執務フロアは部門間の仕切りもなくグループアドレス制になっていて、とてもオープンな環境ですよね。仕事中ふと見上げると、向こうに坂梨さんの顔が見えたりして、「ちょっと相談してみようかな」と気軽に話しかけられる雰囲気です。
福田:リラックスできる空間も充実していて気分転換できるよね。
川端:僕も今日の午前中は執務フロアでなくカフェテリアで仕事をしていました。
福田:給休暇もとりやすい雰囲気だしね。僕はこの夏、10日くらい休んであちこち旅行に行っていた。
坂梨:このあたりの風通しのよい空気感も実は三菱地所ならではの特徴なんだよね。

引用元:https://www.mec.co.jp/j/saiyou/fresh/workstyle/sptalk01.html

三菱地所の新卒採用

ここからは、2023年卒の新卒採用の応募条件や待遇について見ていきます。

募集要項

2023年卒募集要項は下記の通りです。三菱地所の新卒採用では、総合職としての採用だけを募集しています。業務内容が多岐にわたるため、「自分はとくに何をやりたいのか、そしてどう活躍したいのか」を明確にしておきましょう。選考では入社後やりたいことを問われる傾向にあります。

募集職種 -総合職
主として複雑で高度な判断を要する業務に従事し、国内外全ての事業所に勤務し得ることになります。将来的には経営幹部層として、広範かつ高度なマネジメント業務・専門業務を担うことが期待されています。
業務内容 ・オフィスビル・商業施設等の開発企画、賃貸、運営管理、エリアマネジメント
・マンション等住宅の開発企画、賃貸、分譲
・物流施設の開発企画、賃貸
・空港ターミナルの運営
・証券化スキームを活用した不動産開発及び売買
・クライアントに対するソリューション営業
・経営企画・経理・人事等の一般管理 など
応募資格 ・2023年3月までの間に四年制大学・大学院を卒業・修了見込みの方
・全大学・学部・学科対象(短大・準学士、現在就業中の方は対象外です※)
・当社役員、社員の子女、兄弟姉妹でない方

※ 海外への留学、海外からの留学時のギャップイヤーを考慮し、大学・大学院入学前に1年未満の就業経験を有する方は対象とします
給与 ・初任給
学部卒:260,000円 (2022年4月入社予定)
院卒:300,000円 (2022年4月入社予定)

・昇給:年1回(4月)

・賞与:年2回(6月、12月)
諸手当 家族手当、住宅補助費、通勤費全額支給
勤務地 【国内】札幌、仙台、横浜、東京、名古屋、大阪、広島、福岡 など
【国外】ニューヨーク、ロンドン、シンガポール、上海、台湾、タイ、ベトナム、インドネシア、オーストラリア など
勤務時間 フレックスタイム制
※1日の標準となる勤務時間 9:15~17:45
保険 各種社会保険

参考元:https://www.mec.co.jp/j/saiyou/fresh/recruit/outline.html

三菱地所の採用サイトにて、「採用への想い」という人事部からのメッセージが発信されています。

三菱地所の唯一の受験資格は、三菱地所に共感し、「あなたらしさ」を懸けてもいいと思える“やりがい”を見つけてくれること。 大学・学部・学科を問わないオープンエントリー制です。 三菱地所が社会に提供している価値やサービスに共感を覚えてくれる方、より良いまちをつくることで社会に貢献していくことに使命感を感じてくれる方との出会いを心待ちにしています。

引用元:https://www.mec.co.jp/j/saiyou/fresh/recruit/message.html

三菱地所は、三菱地所の価値やサービスに共感する人、また、街づくりを通じて社会に貢献したいという熱意がある人を求めていることが分かります。 選考では、もちろんスキルやポテンシャルをアピールすることも重要ですが、まずは明確な志望動機や目標を伝えることで、熱意をアピールすることが大切です。

福利厚生

三菱地所では、社員ひとりひとりがワークライフバランスの取れた働き方を実現できるように、さまざまな制度を導入しています。 下記の他にも、育児について契約託児所での一時預かりやベビーシッター費用の補助など、ライフスタイルに合わせた働き方を支援する制度が充実していることが魅力です。ライフイベントを大切にしながらも長く活躍し続けたいという人にマッチする企業ですね。

引用元:https://www.mec.co.jp/j/saiyou/fresh/hrd/hrd03.html

その他の社内制度

また、三菱地所では、社員それぞれの成長ステージに応じた学びを与えられるように、階層別研修を実施しています。能力開発プログラムや自己啓発支援制度も充実していることから、個々人の成長を積極的に支援しようという三菱地所の姿勢がうかがえます。 資格取得支援制度も整っているため、入社後もスキルを磨き続けたいという意欲のある人にピッタリの環境です。

参考元:https://www.mec.co.jp/j/saiyou/fresh/hrd/hrd02.html

企業研究のポイント

三菱地所の企業研究のポイントは、競合他社との差別化を明確にしておくことだと先輩たちは言っています。 三菱地所の選考では「競合他社ではなく、なぜ三菱地所なのか」を確認されるという声がみられました。競合他社との差別化を明確にしたうえで、三菱地所でなくてはならない理由を言語化して、論理的に伝えられるように準備しておきましょう。

OBOG訪問を通じて、積極的に企業理解を深めた内定者の先輩たちも多数みられました。実際に社員の方とコミュニケーションを取ってみると、社風を生で感じられそうですね。

「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと

「なぜデベロッパー業界に入りたいのか」、ということ以上に、「なぜ三菱地所に入りたいのか」をロジカルに説明する能力が求められました。特に、業界最大手である三井不動産でなくどうして三菱地所を選ぶのか、を最終面接では非常に強く確認されました。(例年、三菱地所を辞退して三井不動産に行く学生が多いため、と社員さんからお聞きしました。)そのため、OBOG訪問等を活用して、自分の志望動機が本当に三菱地所に適応しているのか、を推敲することが重要だと思います。私は、インターンシップに参加した際に、グループのファシリテーターとして仲良くしてくださった社員の方に連絡先をお聞きして、後日社員訪問やメールを通じて、志望動機のブラッシュアップをして頂きました。加えて、インターンシップに参加しておくと、グループディスカッションと1次面接を免除されて6月1日から2次面接に参加することができ、非常に有利になるので参加しておくことが望ましいです。

「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと

他のデベロッパーとの違いを明確に言語化できるように準備していきました。特に、三井不動産を受けているかどうかは必ず聞かれるため、両者の社風や、大切にしている価値観、行なっているプロジェクトなどをきちんとホームページや座談会、youtubeなどで配信されている説明会、OBOG訪問で把握しておくことが必要です。 また、メーカーからの内定を持っていたため、そのメーカーでできることと三菱地所でできることの違いと、なぜ三菱地所を選ぶのかについても明確に説明できるよう、三菱地所の独自のプロジェクトなどをインターネットサイトで検索し、それについてOBOG訪問でより理解を深めるという作業を行ないました。全体を通じて、なぜ三菱地所なのか、を自分の言葉で説明できるように企業研究を行う必要があります。

「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと

OB訪問や物件見学を通じた、事業全体の研究と大丸有エリアの研究。前者については、他のデベロッパー企業と方法は同じ。どのような事業に進出していて、どの事業が強いか、弱いか、この先どの事業をどう伸ばすのか。その中で総合職はどのような働きをしているか、具体的にどのような仕事になるのか。事業としての三井不動産との違い、働くにあたっての三井不動産との違い。あらゆる観点から三菱地所について調べる。後者については、三菱地所の大丸有に対する思い入れは並大抵のものではない。選考を通じて必ず一度は、大丸有に対する想いやアイデアを問われるし、そこで分かりやすく自分の答えを述べられなければ志望度を疑われてしまう。HPやパンフレットを読むだけでなく、実際に大丸有を訪れる事も重要。

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