【就活ガイド】三井不動産リアルティ株式会社の企業研究〜企業分析で選考突破〜
三井不動産リアルティ株式会社は、不動産流通業界において国内トップの業績を誇る企業です。三井不動産グループに属しており、グループの総合力を活かした事業展開が強みのひとつとなっています。 この記事では三井不動産リアルティの基本情報や業界内での立ち位置をもとにお伝えするとともに、先輩たちが実際に行った企業研究方法をご紹介します。三井不動産リアルティの選考を受ける前にどのような会社なのか、その特徴をしっかり理解していきましょう。
三井不動産リアルティの会社概要
まずは三井不動産リアルティについて理解しましょう。 ここでは三井不動産リアルティの選考に通過した先輩たちが行った企業研究と、その社風などをお伝えします。
三井不動産リアルティの基本情報
会社名 | 三井不動産リアルティ株式会社 |
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業界 | 不動産 |
本店所在地 | 東京都千代田区霞が関3丁目2番5号 霞が関ビルディング 9階 |
事業所 | 全国に支店・店舗あり |
設立 | 昭和44年(1969)7月15日 |
売上高 | 162,313百万円(2020年度) |
従業員数 | 4,468名(単体)、5,391名(連結)(2021年4月1日現在) |
資本金 | 200億円 |
平均年齢 | - |
初任給 | ■総合職 基本給・月額 215,000円 ■業務職 基本給・月額 180,000円 |
福利厚生・社内制度 | ■生活関連 企業提携ゴールドカード発行、三井不動産グループ会社提携割引、カフェテリアポイント利用、独身寮・独身借上社宅制度(総合職が対象、その他利用条件あり)、各種慶弔金 ■医療関連 健康診断・人間ドックの受診費用補助、婦人科検診費用補助(35歳未満の社員が対象)、脳ドックの受診費用補助(45歳の社員が対象)、ストレスチェック制度、グループ保険加入 など |
過去の採用人数 | - |
企業理念 | ■ミッション(目指す姿) 住まいや町の価値を活かし よりよい暮らしのために 人に、社会に、こたえていく ■バリュー(価値観) Integrity(誠実さ) お客様と真摯に向き合い、その思いを深く理解する Professionalism(専門性) 専門的な知識やスキルの向上に向け、自分自身を常に磨く Innovative Spirit(挑戦、先進性) 新しい発想と情熱をもって可能性に挑む |
代表取締役社長 | 遠藤 靖 |
事業内容 | 個人向け不動産仲介事業:主に個人に対する住宅、土地などの仲介・コンサルティング 法人向け不動産仲介事業:事業法人に対する不動産の仲介・コンサルティング 駐車場事業:時間貸し・月極駐車場などの企画、運営、管理、運営受託 その他事業:カーシェアリング、デューデリジェンス(詳細調査)・不動産鑑定評価業務、保険の代理店業務など |
参考元:https://www.mf-realty.jp/corp/outline.html 参考元:https://www.mf-realty.jp/recruit/shinsotsu/recruit/requirements.html 参考元:https://www.mf-realty.jp/corp/policy.html
事業内容
三井不動産リアルティの主な事業は、不動産仲介業です。「三井のリハウス」は三井不動産リアルティの店舗で、全国に291店舗(2022年4月1日現在)を展開しています。街中で見かけたことがある方も多いでしょう。 その他にも、「三井のリパーク」という駐車場の管理・運営や、カーシェアリングのサービスなども展開しています。
参考元:https://www.mf-realty.jp/business/index.html 参考元:https://www.mf-realty.jp/business/rehouse.html
個人向け不動産仲介事業:主に個人に対する住宅、土地などの仲介・コンサルティング 法人向け不動産仲介事業:事業法人に対する不動産の仲介・コンサルティング 駐車場事業:時間貸し・月極駐車場などの企画、運営、管理、運営受託 その他事業:カーシェアリング、デューデリジェンス(詳細調査)・不動産鑑定評価業務、保険の代理店業務など
引用元:https://www.mf-realty.jp/corp/outline.html
三井不動産リアルティの選考では、「入社後やりたいこと」や「入社後のイメージ」などが聞かれる傾向にあります。そのため、各事業の役割や業務内容を理解したうえで、自分がどの事業に携わりたいのかを明確にしてから応募しましょう。
事業 | 事業内容 |
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リテール事業 | 地域に密着した豊富な情報量と提案力で、お客さまの住まいに関する さまざまなニーズにおこたえします。全国で「三井のリハウス」や 「リアルプラン」を展開し、「34年連続全国売買仲介取扱件数No.1」 の実績を誇ります。 | シェアリング事業 | お客さまの大切な土地の価値を最大化するサービスを提供しています。 「安心・安全」「先進性」「環境配慮」「災害時支援」の4つのコンセプト のもと、「三井のリパーク」や「careco」を展開しております。 | ソリューション事業 | 三井不動産グループのネットワークを活用し、法人や資産家のお客さまに 総合的な不動産コンサルティングを提供しています。 |
引用元:https://www.mf-realty.jp/recruit/shinsotsu/business/business.html
IR読み解き!三井不動産リアルティの売上・競合比較
ここからはIR資料や有価証券報告書を読み解いて企業研究しましょう。
売上・業績
下記は、三井不動産リアルティの2016年度から2019年度の営業収益と、不動産売買仲介取扱件数です。
営業収益
不動産売買仲介取扱件数
引用元:https://www.mf-realty.jp/corp/business_results.html
どちらも順調に推移していることがわかります。 しかし、三井不動産株式会社の2021年3月期決算短信をみてみると、2020年度は不動産売買仲介取扱件数が低下していることがわかりました。
・三井不動産リアルティの仲介事業の状況(仲介・アセットマネジメント等に含む) 当期(2020.4.1~2021.3.31) 取扱高(件数):1,563,891 (38,507件)
前期(2019.4.1~2020.3.31) 取扱高(件数):1,783,232 (42,818件)
増減 取扱高(件数):△219,341 (△4,311件)
2020年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、仲介取扱件数が低下しています。具体的な要因としては、緊急事態宣言時期の店舗休店の影響などが考えられます。 今後はコロナウイルスの影響を考慮したうえで、どう事業を展開していくのか注目する必要がありそうですね。
競合他社
そもそも不動産業界には、不動産の開発を行う「デベロッパー」、建物の建設を行う「ゼネコン」、不動産の売主と買主の間を仲介する「不動産仲介会社」、不動産の管理を行う「不動産管理会社」などがあります。
デベロッパーの代表例は、三菱地所。丸の内エリアなどの開発をしています。ゼネコンの代表例は清水建設です。売上高・従業員数ともに業界最大規模となっています。不動産仲介会社の代表例には、本記事で取り上げている三井不動産リアルティが挙げられます。不動産管理会社の代表例は、大東建託パートナーズ。大東建託が施工した物件の管理事業をおこなっています。
三井不動産リアルティは不動産仲介会社です。そのため、不動産仲介会社の主要4社で売上高を比較してみましょう。
【不動産仲介会社】2019年度売上高比較
参考元:三井不動産リアルティ 参考元:東急リバブル 参考元:住友不動産販売 参考元:野村不動産ソリューションズ
上記の比較の中で、三井不動産リアルティの売上高はトップです。2位の東急リバブルに400億円以上の差をつけていますね。業績から、日本の不動産仲介会社をけん引する存在であるといえるでしょう。
東急リバブルは、働きがい・事業競争力・お客様評価の3つの分野において業界No.1となることを目指し、事業を展開しています。より良いサービスを提供するために、お客様からの評価を重要視しているところが東急リバブルの強みでもあります。 参考元:https://www.livable.co.jp/recruit/shinsotsu/company/
住友不動産販売は住友不動産グループに属しており、グループと連携した事業展開が強みです。また、不動産取引の最初(ヒアリングや提案)から終わり(引渡しやアフターフォロー)までを同一のスタッフが担当しているため、より丁寧にお客様のニーズをくみ取ることが可能となっています。 参考元:https://www.stepon.co.jp/recruit/gda/company/
野村不動産ソリューションズの一番の強みは、野村のブランド力です。野村の名に恥じないだけのノウハウや経験を60年にわたって積み上げてきています。 また、IT戦略にも積極的です。野村不動産ソリューションズの不動産情報サイト「ノムコム」では、物件情報だけではなく不動産に関する幅広い情報を提供しています。 参考元:https://www.nomura-solutions.co.jp/recruit/company/index.html
業界の動向
業界動向サーチが、不動産業界の業界規模推移を算出しています。これによると、2019年まで拡大傾向にあった不動産業界が、2020年に若干縮小しています。2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大による非常事態宣言やリモートワーク導入の流れを受け、一部オフィスを解約する企業も見られました。その影響により、業界規模が縮小したと考えられます。 参考元:https://gyokai-search.com/3-hudosan.htm
不動産仲介においても、2020年度の不動産仲介業収入が前年度より減少しているとのことです。これも、コロナ禍により人の移動が減少したことが要因と予測されています。まだまだコロナの収束は先行き不透明な状態ですが、今後、落ち着きを取り戻したときにどこまで回復させられるのか注目する必要がありそうです。
日本経済新聞社の「第39回サービス業調査」によると、20年度(20年8月~21年7月決算)の不動産仲介業収入は、前年度より6.6%減少した。コロナ禍に伴って転勤など人の移動減が響き6年ぶりに前年割れとなった。 仲介業(売買、賃貸)は、三井不動産リアルティ、東急リバブルなど大手不動産デベロッパー系の不動産流通会社が多く、業界をリードしている。
引用元:https://www.nikkei.com/telecom/industry_s/0481
また、近年の不動産流通業界では、住宅戸数が世帯数を上回るという「空き家問題」も発生しています。この状況を踏まえて、2025年までに流通市場とリフォーム市場の規模を増やす計画を国土交通省が策定しています。 住宅を所有する時代から活用する時代へ変化しつつある今、不動産流通業への注目度も高まっています。
三井不動産リアルティの強み
ここからは、三井不動産リアルティの強みを見ていきましょう。
強み・特徴「三井不動産グループの総合力」
三井不動産リアルティは、不動産に関するさまざまな事業を展開している「三井不動産グループ」に属しているということが、強みのひとつです。いわば不動産のプロフェッショナル集団であるため、その総合力を活かして、幅広いお客様のニーズに対応しています。 知名度や実績による、顧客からの信頼も厚いでしょう。
三井不動産グループは、物流事業、住宅関連事業、ホテルリゾート事業、海外事業など不動産に関わるさまざまな分野を広くカバーしながら事業展開をしています。三井不動産リアルティは、三井不動産グループの総合力を最大限に活かしながらお客さまの資産価値を高める不動産仲介事業、駐車場事業、不動産コンサルティングのリーディングカンパニーです。
引用元:https://sol-biz.mf-realty.jp/advantages/
展開する店舗数も、三井不動産リアルティは291店舗(2022年4月1日現在)となっています。 参考元:https://www.mf-realty.jp/business/rehouse.html
競合として挙げられる東急リバブルも全国展開していますが、その数は203ヶ所(2021年10月1日時点)です。三井不動産リアルティの店舗数が圧倒的であることが分かりますね。 参考元:https://www.livable.co.jp/baikyaku/sellsoudan/5yakusoku/
三井不動産リアルティの社風
ここからは、三井不動産リアルティの社風を見ていきましょう。
社風「若手社員の成長を促すことに積極的」
三井不動産リアルティは、上司や先輩と部下の間で、しっかりと信頼関係が構築される社風です。採用サイトの社員紹介のページでは、「先輩の仕事ぶりや言葉から、たくさんのことを学んでいる」という内容のメッセージが多数みられました。例えば下記のような内容です。
所長は、私が一人で案内や接客を行うようになってきた頃から、「菊地、このお客さまを担当してみないか?困ったらフォローするから」と、当時経験が浅いにもかかわらずさまざまなチャンスを与えてくれました。私は任されると俄然やる気が出るタイプなので、所長もそうした部分を早々に見抜いていたのかもしれません(笑)少しずつ実践を積み、自分の営業に自信を持てるようになり始めた時期も、「菊池、お客さまに対して少し自分目線になってないか?」と指摘してくれ、その都度初心に帰ることができましたし、「まだまだ満足している場合じゃない」とより一層やる気がかき立てられました。私が現状に甘んじることなく、常に向上心を持って仕事に取り組めているのは、そんな所長の𠮟咤激励があったからかもしれません。
引用元:https://www.mf-realty.jp/recruit/shinsotsu/interview/kikuchi.html
先輩社員の背中をみつつ、時には後押しをしてもらって成長できるという、三井不動産リアルティならではの社風がうかがえますね。困ったときに相談しやすい風潮があるため、入社後も安心して働けるでしょう。
三井不動産リアルティの新卒採用
ここからは、2023年卒の新卒採用の応募条件や待遇について見ていきます。
募集要項
2023年卒募集要項は下記の通りです。三井不動産リアルティでは、総合職と業務職の2つの職種で応募があります。それぞれ勤務地や役割などが異なるため、違いを理解したうえで応募するようにしましょう。
募集職種 | 総合職、業務職 |
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業務内容 | ■総合職 お客さまの不動産に関する多様なニーズにお応えするために、「三井のリハウス」に代表される不動産仲介事業や「三井のリパーク」として展開する駐車場事業、その他の付随する各部門の業務に携わっていただきます。 ■業務職 特定のエリア(首都圏、中部圏、関西圏いずれか一拠点)に限定し、主に「三井のリハウス」各センターにおける営業サポート活動に従事するほか、当社各部門における業務を担っていただきます。 |
応募資格 | 1. 2022年4月1日時点で四年制大学・大学院に在籍し、2023年3月までに卒業/修了、または卒業/修了見込みの方 2. 職歴がない方 3. 当社役員・社員(およびその配偶者)の子でない方 上記1,2,3の全てを満たす方が募集対象となります。 |
給与 | ・初任給 総合職:215,000円 業務職:180,000円 ・昇給:年1回(4月) ・賞与:年2回(7月・12月) |
諸手当 | 家族手当、技能手当(宅地建物取引士など)、時間外勤務料、通勤手当 |
勤務地 | 首都圏、中部圏、関西圏、静岡(事務所)、金沢(事務所)、沖縄(事務所) |
勤務時間 | 9:30 ~ 18:00 (実働7.5時間) |
保険 | グループ保険加入 |
参考元:https://www.mf-realty.jp/recruit/shinsotsu/recruit/requirements.html
求める人物像について明記はされていませんが、三井不動産リアルティの採用サイトにて、下記のような採用メッセージが発信されています。
責任を、誇りに。 「お客さまの未来や希望を叶える仕事がしたい」という高い志を胸に、お客さまの想いに寄り添い、社会のニーズに応えていく。ともに成長できる仲間を求めています。
引用元:https://www.mf-realty.jp/recruit/shinsotsu/recruit/message.html
三井不動産リアルティは、「お客さまの想いに寄り添えるような、高い志をもっている人」を求めていることが分かります。選考では、熱意のこもった志望動機を伝えていきましょう。 また、「向上心のある人」も求めています。自身が成長するために取り組んでいることなどが紹介できるといいですね。
福利厚生
基本的な福利厚生・社内制度は整っています。三井不動産リアルティでは資格取得支援があるため、スキルアップのモチベーションになりそうですね。 独身寮や独身借上社宅が用意されているのも、若手社員にはうれしい制度でしょう。
- 生活関連
企業提携ゴールドカード発行、三井不動産グループ会社提携割引、フェテリアポイント利用、独身寮・独身借上社宅制度(総合職が対象、その他利用条件あり)、種慶弔金 - 施設利用関連
綱町三井倶楽部、新宿三井クラブ、ライフサポート倶楽部会員、ザ セレスティンホテルズ・三井ガーデンホテルズ会員、ラフォーレ倶楽部会員 - 資産運用関連
社内積立年金制度、三井不動産グループ従業者持株会、財形貯蓄、退職金、確定拠出年金、積立貯蓄 - 医療関連
健康診断・人間ドックの受診費用補助、婦人科検診費用補助(35歳未満の社員が対象)、脳ドックの受診費用補助(45歳の社員が対象)、ストレスチェック制度、グループ保険加入 - 資格取得支援
入社後、会社が指定する資格を取得した場合、援助金を支給(不動産証券化協会認定マスター資格、不動産コンサルティング技能試験、FP、日商簿記検定、秘書技能検定など)
引用元:https://www.mf-realty.jp/recruit/shinsotsu/recruit/requirements.html
その他の社内制度
三井不動産リアルティでは、新卒1年目の研修が充実しています。4月に新卒入社時研修が実施されることはもちろん、5~11月にかけては、基礎力習得研修と呼ばれる研修がおこなわれます。これは、実際に現地確認や基礎調査を体験することで実践型のスキルを身につける研修です。 また、宅地建物取引士試験講習会も実施されています。資格取得支援会社と提携してサポートをおこなってくれるため、入社後早い段階で資格を取得しておきたいという人には嬉しい制度でしょう。
参考元:https://www.mf-realty.jp/recruit/shinsotsu/training/1st-training.html#popup2
企業研究のポイント
三井不動産リアルティの企業研究のポイントは、不動産業界の中での三井不動産リアルティの立ち位置や、競合他社との違いを明確にしておくことだと先輩たちは言っています。
入社意欲の高さを伝えるためには、まずは企業理解を深めておくことが重要です。選考でズレた回答をしないためにも、企業研究に念入りに取り組んでおきましょう。 三井不動産リアルティではインターンシップも実施しているため、積極的に参加しておくことをおすすめします。社員の方と直に接することで、業務内容や社風をリアルに知ることができるでしょう。志望動機を深めることにも役立ちます。
「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと
不動産業界に興味を持ったきっかけを説明できるようにすること。その中でも、不動産仲介を志望している理由を話せるようにすること。就職活動の軸が、不動産業界と不動産仲介の両方に当てはまっているかも重要。その中でもなぜこの会社なのかを論理的に説明できるようにする必要がある。話の内容が一貫しているかも見られる。インターンシップに参加していたらその感想を話せるようにすること。マイページに掲載されている動画も参考にして企業研究を行う。企業のホームページを片っ端からみて、大枠は理解しておくべきである。その中でも、具体的な業務内容について理解しておくと安心。入社後のイメージもつきやすく、マイページの動画を参考にした説得力のある話をすると人事の方も納得してくれる。
「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと
他に不動産業界を受けていなかったので、まず不動産業界の業界研究から始めました。不動産仲介は、不動産デベロッパーと併願されることが多いため、面接を通過する上でこの差別化は不可欠だと思います。また、私自身金融業界と併願していたため、金融業界との差別化もきちんと考えておく必要がありました。双方ともに、業界地図や就活会議、ワンキャリアといった就活支援サイトを用いました。実際面接で金融業界との差別化は何度も突っ込まれたので、対策しておいてよかったと感じています。また、他によく聞かれる質問だったのが競合他社との差別化です。これは、インターンのセミナーや座談会で社員の方のお話を聞くことで、自分の中で吸収していました。
「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと
この企業の企業研究は基本的に、ホームページや本選考マイページ内での動画などでしていました。 私はインターンに行かなかったので、その分情報をたくさん集めました。 面接で「なぜ不動産業界なのか」、「その中でもなぜ不動産仲介なのか」「デベロッパーやハウスメーカーではなくなぜうちなのか」、「東急リバブルなどの競合他社ではなくなぜうちなのか」、「なぜ業務職なのか」など、なぜなぜと問われるのでそれぞれの質問に対して面接官を納得させられるように企業研究をしっかりと行っておくことが大事です。 ホームページには面接で使える情報がたくさん載っているので、そこを重点的に見ておくことをお勧めします。 OB訪問・OG訪問は基本的にはしなくても大丈夫だと思いますが、自分自身の安心材料としてしておくのも良いと思います。
ここで紹介したのは先輩が投稿してくれた口コミの一部です。更に詳しい口コミもあるので、ぜひ読んでみてくださいね。
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