【就活ガイド】第一生命保険株式会社の企業研究〜企業分析で選考突破〜
業界第2位の業績を誇る第一生命保険株式会社。 生命保険業界の中でも積極的に海外事業を展開する企業として注目されています。 この記事では第一生命の基本情報や業界内での立ち位置をもとにお伝えするとともに、先輩たちが実際に行った企業研究方法をご紹介します。第一生命の選考を受ける前にどのような会社なのか、その特徴をしっかり理解していきましょう。
第一生命の会社概要
まずは第一生命について理解しましょう。 ここでは第一生命の選考に通過した先輩たちが行った企業研究と、その社風などをお伝えします。
第一生命の基本情報
会社名 | 第一生命保険株式会社 |
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業界 | 生命保険 |
本店所在地 | 東京都千代田区有楽町1-13-1 |
事業所 | 支社92、営業オフィス等1,259 |
創立 | 1902年9月15日 |
保険料等収入 | 2兆2,854億円 ※2020年4月~2021年3月 |
従業員数 | 54,829名(内勤職員11,265名、営業職員43,564名) ※2021年9月末現在 |
総資産 | 39兆8,885億円 ※2021年9月末現在 |
平均年齢 | - |
初任給 | ■基幹総合職 (G型) 大学院了 :月給282,770円 (勤務手当52,770円を含む) 大学卒 :月給270,470円 (勤務手当50,470円を含む) (R型) 大学院了 :月給258,180円 (勤務手当48,180円を含む) 大学卒 :月給245,880円 (勤務手当45,880円を含む) ■基幹業務職(A型) 大学院了・大学卒 :月給221,300円 (勤務手当41,300円を含む) 短大卒 :月給205,310円 (勤務手当38,310円を含む) ■機関経営職 27万4,000円(活動手当含) ■ライフプロフェッショナル職※2021年4月予定 (東京・新宿・大宮・千葉・横浜) 大卒初任給23.5万円、短大卒初任給22.5万円 (名古屋・浜松・四日市・大阪・京都・神戸) 大卒初任給22.5万円、短大卒初任給21.5万円 (札幌・千歳・仙台・福島・新潟・静岡・岡山・広島・山口・福岡・久留米・北九州・熊本) 大卒初任給21.5万円、短大卒初任給20.5万円 |
福利厚生・社内制度 | ■基幹総合職 諸施設: 社宅など ※基幹総合職G型のみ 諸制度: 各種社会保険適用あり(雇用保険、健康保険、厚生年金保険、労災保険)育児休業制度、介護休業制度、育児・介護のための短時間勤務制度など ■基幹業務職(A型) 諸制度: 各種社会保険適用あり(雇用保険、健康保険、厚生年金保険、労災保険)育児休業制度、介護休業制度、育児・介護のための短時間勤務制度など ■機関経営職 社宅完備、保養所、各種レジャー施設・スポーツクラブと提携 ■ライフプロフェッショナル職 雇用保険制度、厚生年金保険制度、健康保険制度、労災保険制度、有給休暇、勤務地特別加算(当社所定の条件あり)、マタニティ休暇、産前産後休暇、育児休業、育児サービス経費補助、チャイルドサポート休暇、孫誕生休暇、介護休業、介護サポート休暇、保養所、スポーツクラブなどの各種施設と提携 |
過去の採用人数 | - |
企業理念 | ミッション:「一生涯のパートナー」お客さま第一主義 ビジョン:安心の先にある幸せへ。 |
代表者 | 稲垣 精二 |
事業内容 | 生命保険業、付随業務・その他の業務 |
参考元:https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/info/outline/index.html 参考元:https://www.dai-ichi-saiyo.jp/2022/recruit/guideline/core_businessTypeA.html 参考元:https://www.dai-ichi-kikankeiei-recruit.jp/recruit/index.html 参考元:https://www.dai-ichi-life-professionals.jp/recruit/ 参考元:https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/info/mission.html
事業内容
第一生命には大きく8つのビジネスフィールドがあり、各フィールドがいくつもの部門で構成されています。第一生命の選考では、入社後やりたい仕事を聞かれる可能性が高いです。それぞれのビジネスフィールドの役割を理解したうえで、自分がどの分野でどの仕事をしたいのかをはっきりと伝えられるようにしましょう。
業務内容 | 部門 | |
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リーテイル分野 | お客さまひとりひとりの「現在」と 「未来」に焦点を当てたコンサルティ ングやサービス活動をFace to Faceで 行う。 | 【お客さまとの接点業務】 お客さまサービス部、コンタクトセ ンター統括部、FPコンサルティング 部、代理店営業部など。 【企画・支援業務】 営業企画部、業務部、業務企画部、 商品事業部、生涯設計教育部、提携 販売推進部など。 | ホールセール分野 | 従業員の福利厚生制度の整備・拡充 や想定される事業リスクに対するサ ポートを行う。 | 法人営業部などマーケット毎の法人 部、団体保障事業部、団体年金事業 部、団体年金サービス部など。 | アンダーライティング分野 | お客さまの保険契約を引受け、その 保険料や契約内容の管理を行うとと もに、保険金・給付金のお支払いま で行っている。 -新契約業務:契約を引受ける際の審 査と契約を成立させる。 -収納保全業務:保険契約内容をお客 さまのライフサイクルなどに合わせ て適正な状態にする。 -保険金・給付金支払業務:約款に基 づいて支払義務を履行する。 | 「新契約業務」を担当する契約医務 部、「収納保全業務」を担当する契 約サービス部、「保険金・給付金支 払業務」を担当する保険金部など。 | 資産運用分野 | 莫大な金額を長期に渡って安全かつ 安定的に運用する。 | フロント業務を担当する株式部、債 券部、外国債券部、財務部、不動産 部、特別勘定運用部など。ミドル・ バック業務を担当する運用企画部、 総合審査部、運用サービス部など。 | 海外事業分野 | 各国の現地法人と協力・連携しなが ら、グローバルな視点からの持続的 価値創造を目指す。 | 世界各国の拠点がお互いに連携を取 りながら海外生命保険事業を推進し ている。 | 企画・管理分野 | 中長期的な経営計画や事業戦略の策 定、経営品質の向上に向けた取組み、 人財や資金などの経営資源の配分、 法務やリスク管理などのコーポレー トガバナンスを担っている。 また、第一生命グループ全体に対し てビジョンを示し、それぞれの分野 でDSR経営を推進していく。 | 経営企画・人事・広報・リスク管理・ 収益管理など。 | 窓販・代理店分野 | お客さまの多様なニーズに応えるた め、最適な商品を最適なチャネルで 提供する。 | 資産形成ニーズに対応する商品を提 供する第一フロンティア生命保険株 式会社、来店型保険ショップの窓口 などで様々なお客さまのニーズに対 応しているネオファースト生命保険 株式会社がある。 | IT・システム分野 | 複雑で巨大な生命保険システムを開 発・運用し、生命保険ビジネスにお ける全領域を支える。 | ITビジネスプロセス企画部およびグ ループ企業の第一生命情報システム (DLS)の社員が IT・システム 分野の業務を担っている。 |
参考元:https://www.dai-ichi-saiyo.jp/2022/business/retail.html 参考元:https://www.dai-ichi-saiyo.jp/2022/business/wholesale.html 参考元:https://www.dai-ichi-saiyo.jp/2022/business/underwriting.html 参考元:https://www.dai-ichi-saiyo.jp/2022/business/assetsuse.html 参考元:https://www.dai-ichi-saiyo.jp/2022/business/overseas.html 参考元:https://www.dai-ichi-saiyo.jp/2022/business/plan.html 参考元:https://www.dai-ichi-saiyo.jp/2022/business/counter.html 参考元:https://www.dai-ichi-saiyo.jp/2022/business/system.html
IR読み解き!第一生命の売上・競合比較
ここからはIR資料や有価証券報告書を読み解いて企業研究しましょう。
売上・業績
下記は、第一生命グループの直近5年間の業績です。
年度別経常収益
年度別経常利益
参考元:https://www.dai-ichi-life-hd.com/investor/library/index.html
第一生命の業績は好調に推移していますが、2019年度の減益が目立ちます。2019年度で減益となっている主な要因には、グループ会社である第一フロンティア生命において、市場価格調整に係る責任準備金の繰入負担が、海外金利の低下を受けて大幅に増加したことなどが挙げられます。 引用元:2020年3月期 決算短信
2020年度は約7,138億円の増収となっています。増収の主な要因は、第一フロンティア生命において円安により為替差益が増加し、資産運用収益が増加したことなどが挙げられます。 引用元:2021年3月期 決算短信
セグメント別の売上
2020年度の事業別の業績は以下の通りです。
第一生命のセグメント別経常収益(単位:億円)
第一生命は日本の生命保険会社でありながら、海外での収益が全体の2割以上を占めています。後の見出しでも触れますが、海外への事業展開に積極的に踏み込んでいることは、第一生命の強みのひとつです。
有価証券報告書によると、2020年度の各セグメントの業績は下記のようになっています。
①国内生命保険事業 国内生命保険事業における経常収益は、第一生命において有価証券売却益が増加したことや第一フロンティア生命において外国為替相場の変動により為替差益が増加したこと等を背景に資産運用収益が増加したことを主な要因として前連結会計年度に比べて3,079億円増加し、6兆1,812億円(前期比5.2%増)となりました。セグメント利益は、第一フロンティア生命における市場価格調整(MVA)に係る損益の改善等により、前連結会計年度に比べて2,943億円増加し、4,742億円(同163.6%増)となりました。
②海外保険事業 海外保険事業における経常収益は、TAL Dai-ichi Life Australia Pty Ltdにおける保険料等収入の増加を主な要因として、前連結会計年度に比べて137億円増加し、1兆8,681億円(前期比0.7%増)となりました。セグメント利益は、Protective Life Corporationにおいて商業モーゲージローンに対する貸倒引当金等の繰入負担が発生したこと等により、前連結会計年度に比べて92億円減少し、730億円(同11.2%減)となりました。
③その他事業 その他事業においては、当社グループ会社からの配当収入が増加したこと等により、経常収益は前連結会計年度に比べて36億円増加し、1,934億円(前期比1.9%増)となりました。セグメント利益はJanus Henderson Group plcの株式を売却したことに伴う特別利益を計上したこと等により前連結会計年度に比べて542億円増加し、1,777億円(同44.0%増)となりました。
競合他社
生命保険業界の主要4社で業績を比較してみましょう。各グループの連結収益・利益は下記の通りです。
【生命保険業界】経常収益(2020年度)
【生命保険業界】経常利益(2020年度)
参考元:日本生命 参考元:第一生命 参考元:明治安田生命 参考元:住友生命
第一生命は収益では日本生命に次いで2位ですが、利益でトップとなっています。
日本生命は、生命保険や損害保険、住宅ローンなどの商品を日本中に提供している企業です。最近では、14種類の保険から自由に選べる「ニッセイ みらいのカタチ」が人気商品です。また、保険事業や資産運用などを海外でも展開しており、グローバルに活躍する企業であるといえます。
明治安田生命は、日本最古の生命保険会社として有名です。長年にわたって、顧客に寄り添った安心安全な商品を提供してきたことから、高い信頼性と強固な顧客基盤を持っています。これこそが、明治安田生命の強みと言えるでしょう。とくに団体保険においては、業界トップシェアとなっています。 参考元:2020年度決算説明資料
住友生命は、幅広く保険事業を展開している企業です。お客様本位の業務運営を掲げており、今後さらに利便性の高いサービスや魅力的な商品を提供していくと考えられます。健康プログラムをプラスした保険“住友生命「Vitality」”は、新しい生命保険のカタチとして注目を集めています。また、グループ全体で海外にも事業を拡大しており、まだまだ成長の余地があるといえます。
上記4社の中では、第一生命が唯一の株式会社となっています。他3社は相互会社です。「株式会社と相互会社の違いを知らない…!」という人もいるでしょうが、相互会社は保険会社にしかない概念ですので、保険業界を志望する方はこの機会に理解を深めておきましょう。
- 相互会社とは・・・
相互会社は非営利法人です。「契約者が保険料を出し合い、病気やケガをした人にその保険料が支払われる」というのが保険の基本的な仕組みですが、この相互秩序の考えに基づいた組織が相互会社になります。
昔の保険会社はこの組織形態をとることが多かったため、歴史ある保険会社の多くが相互会社でした。しかし2000年に、相互会社から株式会社へ移行しやすい法整備がされました。この保険業法改正をきっかけに、保険会社の株式会社化が進んでいます。第一生命もそのひとつです。現在、日本の相互会社は日本生命・明治安田生命・住友生命・富国生命・朝日生命の5社のみとなっています。
株式会社の場合、利益を株主に還元する必要があります。しかし相互会社の場合は、社員(お客様)に還元すればよいのです。つまり、株式会社に比べてお客様への還元率が高くなります。
相互会社にはデメリットもあります。例えば意思決定機関についてです。株式会社の意思決定機関は「株主総会」ですが、相互会社は「社員総会」です。株主は多くても数十万人規模ですが、社員(契約者)は数百万人、数千万人規模。社員の中から代表者を選出して意思決定機関としていますが、うまく機能しないことも多く、近年では問題視されています。
業界の動向
生命保険会社の業績がまとめられた、一般社団法人 生命保険協会の『2021年版 生命保険の動向』によると、2020年度末の個人保険の新規契約件数は前年度比で81.8%にとどまっています。新型コロナウイルス感染症の影響で、営業活動を十分におこなえなかったことが主な要因です。
しかし、既存契約を加えた個人保険の保有契約件数では、前年度比101.5%となっています。既存契約があるため、生命保険業界の業績が一気に傾く可能性は少ないと考えられますね。
ただ、保有契約高は前年比98.3%となっています。これは、死亡保障を抑えて医療保障を充実させるという、近年の傾向が要因となっているとのことです。生命保険へのニーズの変化次第では、この傾向が、今後さらに大きく業績に響いてくる可能性もあるでしょう。
第一生命の強み「積極的な海外への事業展開」
第一生命グループは、国内生命保険事業/海外生命保険事業/資産運用・アセットマネジメント事業の大きく3つの事業を中心に展開しています。
とくに海外生命保険事業は第一生命の強みです。2007年にベトナムのバオミンCMG社を買収し、その後、タイ・インド・オーストラリア・インドネシア・アメリカへと進出しています。 参考元:https://www.dai-ichi-saiyo.jp/2022/business/overseas.html
第一生命グループ全体の経常収益は7兆8,278億円であるのに対して、海外生命保険事業の経常収益は1兆8,681億円。全体の収益の約24%を、海外生命保険事業が占めていることになります。 参考元:有価証券報告書
今後も海外生命保険事業に注力することが採用サイトでも述べられており、第一生命グループの成長をけん引していく可能性が考えられます。
第一生命グループは、海外生命保険事業を今後の大きな成長分野と位置づけています。 (中略) 海外生命保険事業に携わる際には、各国の経済の成長性だけでなく、金融や保険事業に関する法制度、生活文化やライフスタイルなどにも十分に考慮する必要があり、まさにグローバルな視点での業務遂行が求められます。第一生命グループが117年以上に渡って培ってきた生命保険事業のノウハウを活かし、各国の現地法人と協力・連携しながら、グローバルな視点からの持続的価値創造を目指しています。
引用元:https://www.dai-ichi-saiyo.jp/2022/business/overseas.html
第一生命の社風
ここからは、第一生命の社風を見ていきましょう。
社風「若手のチャレンジを後押しする風土」
第一生命には、若手のチャレンジを後押ししてくれるような温かい社風があります。採用サイトでは、社員たちが第一生命グループの魅力について下記のように語っています。
社員一人ひとりの「面倒見の良さ」です。これまでのキャリアを振り返ると、沢山の人に助けられ、成長させていただいたと感じています。若手にチャレンジの機会を与え、完遂できるようしっかりと見守り支えてくださる上司。分からないことがあれば、分かるまで様々な工夫を重ねて教えてくださる先輩。担当する業務は異なっていても、真剣に話を聴いてアドバイスをくれる全国の同期たち。この積み重ねが、温かく活気のある社風に繋がっていると思います。
引用元:https://www.dai-ichi-saiyo.jp/2022/people/appeal03.html
第一生命グループの一番の魅力は 「若手のチャレンジを後押しする風土」だと思います。難易度の高い業務を任せていただけるため、壁にぶつかることも多々ありますが、上司や先輩の方々は必ず相談に乗ってくれるだけでなく、一緒になって考えてくれます。質問がしやすい職場の雰囲気があるからこそ、難しい課題にも安心して挑戦できると感じています。先輩方にしていただいたように、今度は私も後輩のチャレンジを温かく応援していきたいです。
引用元:https://www.dai-ichi-saiyo.jp/2022/people/appeal07.html
若手の挑戦に対して、上司や先輩社員が積極的にフォローする企業風土が根付いているようです。自分一人で抱え込む心配がないため、思い切ったチャレンジがしやすいでしょう。「経験を積んでどんどん成長したい」という向上心のある人にマッチする職場環境と考えられます。
第一生命の新卒採用
ここからは、2022年卒の新卒採用の応募条件や待遇について見ていきます。
募集要項
2022年卒募集要項は下記の通りです。基幹職・機関経営職・ライフプロフェッショナル職の大きく3職種ありますので、それぞれの役割をしっかり理解してから応募しましょう。
基幹職
募集職種 | ■基幹総合職(G型・R型) 【オープンコース】 【スペシャリティコース】 -アクチュアリー -クオンツ・データサイエンティスト -IT・システム ■基幹業務職(A型) |
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業務内容 | ■基幹総合職(G型・R型) ※転居を伴う転勤があるG型と転居を伴う転勤がないR型があります。 【オープンコース】 基幹総合職(G型・R型)は将来の経営幹部候補、ビジネスのプロフェッショナルを目指していただくコースです。 【スペシャリティコース】 -アクチュアリー 生保アクチュアリー・年金アクチュアリーとして、数理的手法を駆使して不確定な事象を解析することで、保険商品開発やリスク管理、経営企画などの業務を行います。 -クオンツ・データサイエンティスト 金融工学・金融投資理論などの知識を習得し、アセットアロケーション業務をはじめとして、ファンドマネジャーやアナリスト業務などを行います。 また、データサイエンティストとして、ビッグデータを活用し、新商品の開発なども行います。 -IT・システム 第一生命グループの幅広いビジネスフィールドを根幹から支える各種システムの企画・開発・運用や、最先端のIT技術を駆使した新規ビジネスの創造・開発など幅広い業務を行います。 ■基幹業務職(A型) 特定のフィールドにおけるスペシャリストを目指していただくコースです。 |
応募資格 | ■基幹総合職(G型・R型) ・国内外の4年制大学または大学院を2022年3月迄に卒業・修了見込みの方。 ・国内外の4年制大学または大学院を卒業・終了された方。 ■基幹業務職(A型) ・国内外の短期大学、大学または大学院を2022年3月迄に卒業・修了見込みの方。 ・国内外の短期大学、大学または大学院を卒業・終了された方。 |
給与 | ■基幹総合職(G型) 大学院了 :月給282,770円 (勤務手当52,770円を含む) 大学卒 :月給270,470円 (勤務手当50,470円を含む) ※昇給:年1回(4月)、賞与:年2回(6月・12月) ■基幹総合職(R型) 大学院了 :月給258,180円 (勤務手当48,180円を含む) 大学卒 :月給245,880円 (勤務手当45,880円を含む) ※昇給:年1回(4月)、賞与:年2回(6月・12月) ■基幹業務職(A型) 大学院了・大学卒 :月給221,300円 (勤務手当41,300円を含む) 短大卒 :月給205,310円 (勤務手当38,310円を含む) ※昇給:年1回(4月)、賞与:年2回(6月・12月) |
諸手当 | 記載なし |
勤務地 | ■基幹総合職(G型) 国内および海外の事業所(本社・支社・グループ会社)です。 転居を伴う異動があります。 ■基幹総合職(R型) 国内の事業所(本社・支社・グループ会社)です。 自宅から通える範囲で勤務いただき、原則として転居を伴う異動はありません。 ■基幹業務職(A型) 国内の事業所(本社・支社・グループ会社)です。 自宅から通える範囲で勤務いただき、原則として転居を伴う異動はありません。 |
勤務時間 | 9:00~17:00(フレックスタイム制あり) |
保険 | 各種社会保険適用あり(雇用保険、健康保険、厚生年金保険、労災保険) |
参考元:https://www.dai-ichi-saiyo.jp/2022/recruit/guideline/core_businessTypeGR.html?content=openGR
機関経営職
募集職種 | 機関経営職 |
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業務内容 | 営業オフィスや支社といった組織を経営し、次代の第一生命を担う機関経営職で「経営のプロ」を目指します。 |
応募資格 | 四年制大学または大学院を2022年3月までに卒業・修了見込みの方 |
給与 | ■月給:27万4,000円(活動手当含) ■昇給:年1回(4月) ■賞与:年2回(6・12月) |
諸手当 | 通勤交通費補助等 |
勤務地 | 初任地:東京(大森ベルポート:東京都品川区南大井6-26-1) ※入社4年目以降より全国への配属となります。 |
勤務時間 | 9:00~17:00 |
保険 | 記載なし |
参考元:https://www.dai-ichi-kikankeiei-recruit.jp/recruit/index.html
ライフプロフェッショナル職
募集職種 | ライフプロフェッショナル職 |
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業務内容 | 生命保険営業: お客さまのライフプランに応じた生涯設計の提案、保険・年金を中心とした総合的なコンサルティング・サービスの提供、保険の販売業務 |
応募資格 | 全学部全学科 |
給与 | ■月給 ※2021年4月予定 (東京・新宿・大宮・千葉・横浜) 大卒23.5万円、短大卒22.5万円 (名古屋・浜松・四日市・大阪・京都・神戸) 大卒22.5万円、短大卒21.5万円 (札幌・千歳・仙台・福島・新潟・静岡・岡山・広島・山口・福岡・久留米・北九州・熊本) 大卒21.5万円、短大卒20.5万円 ■昇給:年1回(4月) ■賞与:年2回(6月・12月) |
諸手当 | 通勤交通費補助(月割額5万円限度) 退職金制度(勤続3年以上) |
勤務地 | 札幌、千歳、仙台、福島、新潟、大宮、東京、新宿、千葉、横浜、静岡、浜松、名古屋、四日市、大阪、京都、神戸、岡山、広島、山口、福岡、久留米、北九州、熊本 |
勤務時間 | 9:00〜17:00、9:30〜17:30(休憩1時間) ※時間は所属によって異なります。 |
保険 | 雇用保険制度、厚生年金保険制度、健康保険制度、労災保険制度 |
参考元:https://www.dai-ichi-life-professionals.jp/recruit/
求める人物像
求める人物像については明記されていませんが、採用サイトでは稲垣精二社長が下記のようなメッセージを発信しています。
第一生命グループが社会課題の解決に挑み続け、その結果として持続的な成長を遂げてきたのは「人」の力です。私たちの最も重要な経営資源は「人財」であり、それこそが競争力の源泉であるという考えのもと、人財育成に取り組んでいます。専門性を持つだけではなく、先見力や想像力を活かして生命保険ビジネスの変革に向けて積極的に挑戦し、あらゆる垣根を超えて周囲を巻き込み鼓舞しながら、さらに成長することができる人財こそが求める人財です。 (中略) 最後に、私が皆さんに期待していることは4つの勇気です。「目標を掲げる勇気」「目標に向かって一歩踏み出す勇気」「途中でダメなら引き返す勇気」「何度でもチャレンジする勇気」。そんな“勇気”を持った皆さんが、次世代の第一生命グループを担い、さらなる飛躍を導いてくれることを期待しています!
引用元:https://www.dai-ichi-saiyo.jp/2022/company/top_message.html
専門的なスキルはもちろん大切ですが、それだけではなく、挑戦心やリーダーシップなども重要視していることが分かります。選考では、入社後挑戦したいことやリーダーシップを発揮した経験などをアピールできるといいですね。 また、稲垣社長は「目標を掲げる勇気」「目標に向かって一歩踏み出す勇気」「途中でダメなら引き返す勇気」「何度でもチャレンジする勇気」を新入社員に期待しています。これらの勇気を発揮できる人物であることも、積極的に伝えていきましょう。
福利厚生
基本的な福利厚生はそろっています。 第一生命ではライフイベントに応じて働き方を選択できるように、社内制度が充実していることが特徴です。マタニティ休暇制度や、育児のための短時間勤務制度などが挙げられ、これらを「ファミリーフレンドリー制度」と呼んでいます。 また、労働時間の縮減や、配偶者出産時の特別公休取得など、社員が仕事とプライベートのバランスをとれるような取り組みに積極的です。
▼ファミリーフレンドリー制度
- 妊娠から出産まで
・マタニティ休暇
・産前・産後休暇期間の給与全額支給
・妊娠中の残業等免除 - 子育て支援
・育児サービス経費補助
・育児のための短時間勤務
・チャイルドサポート休暇 - その他の支援策
・ふぁみりぃ転勤制度
(エリアコース社員の家庭等の事情による転勤制度)
・ウェルカムバック制度
(家庭等の事情によってやむを得ず退職した社員の再雇用)
・孫誕生休暇 - 介護支援
・介護休業
・介護サポート休暇
・介護のための短時間勤務
▼ワークスタイル変革の取組み
- 労働時間の縮減
・終業時刻目標(18:30〜19:30)の設定
・全社一斉の早帰り推奨日「ワーク・スマート・デー」の設定 - 休暇取得の推進
・年間12日以上の公休取得推進
・ワーク・ライフ・バランス休暇
(子どもの看護や学校行事、介護等のための休暇)
・男性の育児休業取得促進 - 在宅勤務制度
・柔軟なワークスタイル選択(テレワーク等)
引用元:https://www.dai-ichi-saiyo.jp/2022/culture/wlb.html
その他の社内制度
第一生命は人財育成にも力を入れており、多数の研修制度がそろっています。グローバルな人材を育成する制度もしっかり整えられている点には、海外事業を積極的に展開する第一生命らしさを感じますね。
- 若手社員育成
・新入社員研修
・営業コンサルティング研修 - グローバル人財育成
・若手選抜型海外派遣研修
・海外短期OJT派遣
・海外トレーニー制度
・海外留学 - ビジネススキル・キャリアサポート
・eラーニング制度
・社内トレーニー制度
引用元:https://www.dai-ichi-saiyo.jp/2022/culture/education.html
企業研究のポイント
第一生命の企業研究のポイントは、生命保険業界の特徴や、同業他社との違いを明確にしておくことだと先輩たちは言っています。そのうえで、第一生命でなくてはならない理由を論理的にしっかりと説明できるように、対策をしておく必要があります。
第一生命では「Career3rd」という座談会形式の選考が導入されています。企業研究を深堀するチャンスです。そこでの質疑応答の内容を志望動機に盛り込むと、より説得力のある内容になりそうですね。
「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと
企業研究をする際に、同業他社と比較することで、その企業の強みであったり、弱みであったり、人柄や社風などを自分の中に落とし込んでいきました。 調べた方法としては、インターンシップに参加するなど、OB訪問をするなど、ネットで調べるなどに重点を置いておりました。また、会社の状況などだけを調べるのではなく、口コミサイトなども見て、働く人の声も見ていました。 この企業は選考の最中にcareer3rdと呼ばれる社員面談の機会を与えられます。3人の方にお話を聞くことができるので、そこで自分の理解に合わせて話を聞くことで、しっかりと企業研究につなげることが大切だと思いました。さらに、セミナーなども多く開催していたので、それも企業研究につなげることができます。
「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと
生命保険の営業職は、やっていることはどこも同じなので出来る限り積極的に説明会やインターンシップに足を運んで、実際に働いている社員の雰囲気や社風を感じることが大切だと思います。4大生保の中でもカラーはかなり異なっているので、自分に合った会社を探せると思います。第一生命のライフプロフェッショナル職は夏から冬にかけてインターンシップを開催しており、緊急事態宣言が出されていない時期はオフィス見学もさせてもらえます。オンラインでのインターンよりもそちらに参加することをおすすめします。選考が始まってからも座談会の機会が多く設けられており、面談でも逆質問の時間があるため事前に企業研究を重ね、自分の疑問点や不安な部分を洗い出しておけるとよいです。
「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと
①大学のキャリアセンターでの先輩訪問、②何度か開催されるセミナーなどが一番有益でした。①に関しては、先輩から福利厚生のことや、面接で気を付けていたことなどを聞き、実際に働いている方から話を聞くと面接官とのずれもなく、いいと思います。ただ、第一生命の基幹職は最近R型、G型、A型という分け方になったので、働き方に関して聞くなら若手の方がいいと思います。②は第一生命の女性限定セミナーなどもあったりして、企業研究は大体説明会に出れば済みます。株式会社化しているのは4大生保の中で第一生命だけだったりして、企業研究しにくいと思っていましたが、セミナーなどを受けると株式会社したときのメリットを聞けたり、先輩訪問すれば現場の変化も聞けます。
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