【論理とコミュニケーション、新規事業】【22卒】三井物産の冬インターン体験記（文系/Mitsui’sGlobalBusinessContest）No.16541（慶應義塾大学/女性）（2021/7/25公開）

総合商社志望であるため、インターンシップに参加した。
先輩からの情報で、三井物産の内定者の半分以上はインターンシップルートであり、6月1日に最終面接を受けることができるかもしれないことを教わり、参加を決意した。

特に工夫したことはない。
自分史を提出しないといけないので、OB訪問した方に添削をお願いしたことぐらい。

面接でケース面接があった。今までコンサルを数社受けてきたが、コンサルのように論理的思考を主に確認する面接ではなく、論理的思考とコミュニケーション能力が半々で見られていたと感じる。

応募 → エントリーシート → 最終面接

自分史：自分の人生を生まれた時から大学時代まで振り返る。

三井物産は特殊で自分史の提出が求められる。

採用サイトのマイページから提出

文字数ギリギリまで書くこと。
数字を多用することで、具体的なイメージがわくように。

OB訪問した先輩に添削をお願いした。あとは知り合いの内定者にその方の自分史を見せてもらって参考にした。

なし。

オンラインだったので特段記載することはない。

特段厳しい印象も受けなかった。学生がリラックスしてありのままで話せるよう向こうも気を使ってくださったと思う

ケース面接は論理的思考とコミュニケーション能力の２つが確認されていると感じた。
鋭い質問や指摘が来ても、堂々と自分の考えを述べることができた点が評価されたと思う。

学生時代に頑張ったことは？

オーソドックスなガクチカ の深堀を15分ほど。
私は留学中に寮の新たな制度を作った話をしたので、
「なぜそれをしようと思ったの？」→寮生の交流を深めたいと思ったから。
「何が一番大変だったの？」→価値観の違いからの意見対立。
「自分が特に工夫した点は？」→まず寮生全員を話し合いの場に集めるのに苦労したので、そこで日本食パーティーをするついでには話し合いをすることで集めることに成功した。

オフィス事業の収益を５年で1.5倍にして

これはケース面接のお題。
３分間考えて、１分間で発表。そのあと質問を受けた。
質問は
「なぜその施策にしたの？」→現状分析においてコロナが蔓延しており、事務所を解約する会社が多いと感じたから。
「他にも色々施策を考えてくれたみたいだけど、なぜその施策が一番良いと思ったの？」→インパクトと実現可能性の２つの選定軸で判断したところ、これがベストだと判断したから。

なし

なし

各々６人ほどのグループに分かれ、それぞれのテーマに取り組む。

グループに１人メンター社員がつき、具体的な進め方はグループ、そしてメンターに完全に任せられる。

IT技術を駆使した新規事業立案方法。

テーマは具体的には書けないが、自分が志望した分野においての新規事業立案。

1日目にやったこと

グループのアイスブレイク。
テーマに対してどのように取り組むかを考え、1日のざっくりとした予定、３日間のスケジュールを立てた。
それぞれリサーチを進めながら、チームで議論していった。

2日目にやったこと

1日目同様テーマ（新規事業立案）に取り組んだ。
三井物産が持つアセットを組み合わせた新規事業を立案する必要があったので、三井物産に感すすリサーチの時間を多めにとって行った。

3日目にやったこと

最終発表を行った。
参加学生と社員で投票があり、優勝グループだけ発表された。残念ながら渡したch９位のチームは優勝することができなかった。
のちに社員から発表のフィードバックをもらえた。

人事部長

なし

毎日メンターとone on oneのフィードバックセッションが全員設けられていた。
印象的なフィードバックとしては初日に「このグループすごくやりづらいって感じているでしょ」と言われたこと。

最終日の発表に向けて案が何度も白紙になり毎晩夜遅くまで班で残って作業しているときは正直かなりきつかった。2日目は、終電の時間まで本社ビルのラウンジみたいな場所でみんなで議論していた。残業NGと言われてはいたが、実際には時間が圧倒的に足りず、かなり残業をしていた。

グループは６人。そのうち５人が積極的に発言するタイプ。ただ残り１人は起業経験があったので、色々な場面でメンバーから頼りにされ、全員で取り組むことができたと思う。

三井物産について間違いなくよく知れたと思う。インターンシップ参加前と参加後に同じ社員にOB訪問したが、インターンシップ参加後のOB訪問では「正直最初に話した時は物産よりも三菱商事タイプだなーと思ったけど、今もう一度話してみると全然うちにもいそう」といってもらえたので、社員の雰囲気を的確に理解できるようになった証拠だと思う。

特段準備することはない。
ただハイレベルな学生の集まりで皆大企業のインターンシップ経験があるので、一応インターンシップの経験がある方が進め方などがわかりいいかもしれない。

私自身ワークライフバランスを最も重視しているから。
業務内容としては面白いが、実際「配属ガチャ」があるので自分がやりたい仕事ができなくても、モチベーションを高く保てる環境かと考えた時、私にはそうは思えなかった。
先ほども書いた通り、高いパフォーマンすを出すために当たり前のように残業もあり、ワークライフバランスの観点で疑問を感じた。

内定は出ると思う。なぜならインターンシップ参加者はほとんど優遇ルートに乗れるから。
また、グルーバル企業であり、海外との仕事が多いことを何度もアピールされたため、自身のような帰国子女は需要があると感じた。
あとは自分が三井物産のカラーに合致するかだけが内定をわける部分だと思う。

志望度が下がった理由は先ほど記載した通り。私自身ワークライフバランスを最も重視しているが、それが実現される環境ではないと感じた。たとえ、ワークライフバランスが完全に達成されなくても、モチベーションを高く保てる環境かと考えても、そのようには思えなかった。

圧倒的に有利だと思う。１次面接が免除になるため、最短で6月1日に最終面接を受けることができるからだ。枠には限りがあるので、できるだけ早い日程で最終面接を受けることができるのは絶対に有利だと思う。

インターンシップで優秀な成績を収めた学生は優遇ルートに乗る。
人事から電話が来て、１次面接が免除になる。

総合商社を第一志望に就職活動をしていたが、インターンシップ参加後は外資IT企業が第一志望業界となった。具体的にはAWSやGoogleなどの企業である。
ワークライフバランスは徹底され、ジョブ型採用なので自分がやりたい職種で入ることができるため、配属ガチャもない。社内トランスファーもしっかりしているので、商社に入って海外駐在しなくても、海外オフィルで働ける点に魅力を感じる。

三井物産は優秀な社員が多いと感じた。一方で上昇志向はあまりないと感じた。
このご時世、終身雇用はなくなりつつあるにも関わらず、ここの社員の多くは一度も転職を考えずに定年までずっと同じ場所に居続けるのであろうと感じた。自分自身転職によってどんどんキャイラアップしていきたいと考えているので、ミスマッチを感じた。