【都市の裏側を知る魅力】【19卒】森ビルの夏インターン体験記（文系/総合職）No.1699（お茶の水女子大学/女性）（2018/2/6公開）

サマーインターンでは日系、外資、大手、ベンチャーなど幅広く見たかったため、自分が全く知らない不動産ディベロッパーという業界の日系大手について学ぶことで自身のキャリア観の形成に役立てるため。また、森ビルの施設そのものをもともと自分が好きであり、その裏側にも興味があったため。

ワンキャリアの森ビルのページの選考体験談を全て読み込み、面接前には実際にアークヒルズを見学したりして、自分の意見が言えるように準備した。

「森ビルらしさ」の体感

1日目にやったこと

森ビルのこれまでの施策についてのインプットと、「理想の街」というテーマでのグループワークがメイン。インプットにおいては、東京五輪誘致にも使われた都市模型を見せていただいたりして貴重な経験ができた。

2日目にやったこと

２日目の朝にそれぞれの部署についての説明があり、実際に部署が発表されて午前中にそれぞれの部署であいさつをする。その後、社員から与えられた課題に同じ部署に配属されたメンバーと取り組む。

3日目にやったこと

午前中は部署配属で、２日目の成果を部署のリーダーに発表したり、質問したりする機会がある。午後からは１日目のチームに戻り、それぞれの部署で学んできたことを活かして「理想の街」をまとめる。

様々な部署の若手

なし（というか優勝チームなども決めなかった）

人々のインサイトをどこまでも追及する重要性。「Aの理由はB」と考えてそこで思考を止めるのではなく、Bやその裏側の裏側まで追求しつくすことが求められており、非常に驚いた。

正直大変だったことは全くなく、普段利用している施設の裏側や今後の世界の都市のあり方について学べる、非常に貴重な機会となった。社員の仲も良くて和気あいあいと仕事に取り組んでおり、それでいて社員一人ひとりが「森ビルらしさ」をいつも胸に仕事をしているため、非常に素敵な会社だと思った。

「日系大手かつ有形商材」という、非常に「昔ながらの日本企業」らしそうな会社であるが、実は上場せず、少数の総合職社員が「森ビルらしさ」を大切にしながら誇りを持って働いているとわかり、企業規模や業界で分けて企業を選別したくないという思いがいっそう強まった。

森ビルの施設を実際に訪れ、自分の足でまわってみると良いと思います。また、それぞれの建物の違いについても言語化しておくと良いでしょう。

「森ビルらしさ」という強い軸のもと、社員一丸となって働く姿は本当にかっこよく、尊敬した。しかし、競争が少なく、やる気の強さにかかわらず同程度の待遇、仕事が与えられそうであると感じ、自分のもとめる「どこでも働けるスキル」は身につかず、森ビルでしか通用しない人材になりそうだと感じた。

部署配属の際に社員が学生１人１人をよく見ており、また、それ以外の場面でも人事の社員の方々が常に近くに何人もいて学生を見ていたため。まったく殺伐とした雰囲気はなく、終始和やかではあったが、評価はしていそうだと感じた。また、インターン終了後にフィードバック面談があり、森ビルとのマッチ度も伝えられたため。

「ザ・日系大手」のような、志や軸を持っていない社員が多い会社なのかとイメージしていたが、実は「本当に良いってどういうこと？」「どうして、これをやるの？」などといった本質的な疑問を持って仕事に当たっている基礎能力高めの社員が働いていることを知ったため。

インターンシップ参加者だけのイベントや、六本木ヒルズでのイベント（行けば社員にも会える）が頻繁に開催されており、自己アピールの機会が豊富に用意されていると感じたため。

まだ自分にどのような会社が合うのかも、どのようなスキルを身に着けたいかも、人生で何を成し遂げたいかもあいまいだったため、日系、外資、大手、ベンチャーなどの区分けや、業界でファーストキャリアを選択することには強い疑問を持っていた。そのため、様々な会社を幅広く見てサマーインターンにもたくさん応募していた。

「日系大手かつ有形商材」という「古き良き日系企業」とイメージされがちな森ビルが創造と異なっていたことを受け、自分の就職活動の軸が「社員の仕事への目的意識」だると気づいた。しかし、「社員の目的意識」を軸に企業を探すツールがまったくない（企業規模や業界で検索するものばかり）であったため、自分の目で見て選ぶべく、VISITS 　OBなどを使って様々な社会人に会いに行った。