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CREATED ON 2021.03.19 | UPDATED ON 2023.09.27

【就活ガイド】オリンパス株式会社の企業研究〜企業分析で選考突破〜

メーカー #企業研究
5826 VIEWS
この記事は、就活会議の会員が投稿した体験記にもとづいて作成・編集をしています。就活会議の会員は現役の学生であることを確認しています。
オリンパス株式会社の企業研究

オリンパス株式会社は、消化器内視鏡において圧倒的な世界シェアを誇る医療機器メーカーです。世界的にみても、医療機器メーカーを代表する存在となっています。 この記事ではオリンパスの基本情報や業界内での立ち位置をもとにお伝えするとともに、先輩たちが実際に行った企業研究方法をご紹介します。オリンパスの選考を受ける前にどのような会社なのか、その特徴をしっかり理解していきましょう。

オリンパスの会社概要

まずはオリンパスについて理解しましょう。 ここではオリンパスの選考に通過した先輩たちが行った企業研究と、その社風などをお伝えします。

オリンパスの基本情報

会社名 オリンパス株式会社
業界 医療機器メーカー
本店所在地 東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス
事業所 国内に複数拠点あり
設立日 1919年(大正8年)10月12日
売上高 7,305億円(2021年3月期)※連結
従業員数 31,653人(2021年3月末現在)※連結
資本金 1,246億円(2021年3月現在)
平均年齢 42.79歳
初任給 博士了  :基本給 290,000 円
修士了  :基本給 251,000 円
大卒   :基本給 224,000 円(高専専攻科卒を含む)
高専本科卒:基本給 190,000 円
福利厚生・社内制度 社会保険完備 (健康・厚生年金・雇用・労災)、独身寮、新婚者用社宅、がん検診、カフェテリアプラン(選択型福利厚生制度)、育児休職、出産育児一時金など
過去の採用人数 -
企業理念 ■Our Purpose 私たちの存在意義
【世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現】
最先端の医療や生命科学の研究に貢献する。人々の安全を守り、安心して暮らせる社会を支える。事業活動を通じて世界の人々、社会の根源的な要請に応え、広く社会に貢献する。これこそがオリンパスが存在する理由です。

■Our Core Values 私たちのコアバリュー
【誠実、共感、長期的視点、俊敏、結束】
オリンパスで働くすべての従業員が同じ価値観を共有し、日々の業務に取り組むことで、「Our Purpose 私たちの存在意義」を全うします。
代表者 竹内 康雄
事業内容 精密機械器具の製造販売

参考元:https://www.olympus.co.jp/company/profile/top.html?page=company 参考元:https://www.olympus.co.jp/recruit/newgraduates/guide/?page=newgraduates 参考元:https://www.olympus.co.jp/company/philosophy/philosophy.html?page=company

事業内容

オリンパスは、1950年に世界で初めて実用的な胃カメラを開発した企業です。現在でも軟性内視鏡、硬性鏡、ビデオイメージングシステムなど、様々な製品・サービスを提供することで医療に貢献しています。 さらに、医療分野における治療機器や、ライフサイエンス分野における顕微鏡システム、産業分野における工業用顕微鏡や工業用内視鏡といった、数多くの精密機械器具を提供しています。 参考元:https://www.olympus.co.jp/company/profile/business.html?page=newgraduates

下記では、オリンパスの3つの事業について説明しています。オリンパスの選考では「入社後やりたいこと」を具体的に述べる必要があるため、自分はどの事業に携わりたいのかを想像しながら、それぞれの事業内容を理解しておきましょう。

部門事業内容
内視鏡事業オリンパスの内視鏡事業は、医療分野における革新的な技術と製造技術で
医療従事者のみなさまとともに歩んでまいりました。診断そして低侵襲治
療において、より良い臨床結果を生み、医療経済にベネフィットをもたら
し、世界の人々の健康やQOL向上に貢献してまいります。1950年に世界で
初めてガストロカメラを実用化して以来、オリンパスの内視鏡事業は成長
を続けており、現在では、軟性内視鏡、硬性鏡、ビデオイメージングシス
テムから、システムインテグレーション、修理サービスに至るまで、様々
な製品・サービスで医療に貢献しています。
治療機器事業オリンパスの治療機器事業は、医療分野における革新的な技術と製造技術
で医療従事者のみなさまとともに歩んでまいりました。診断そして低侵襲
治療において、より良い臨床結果を生み、医療経済にベネフィットをもた
らし、世界の人々の健康やQOL向上に貢献してまいります。ポリープ切除
用のスネア開発に始まり、外科用デバイスの開発や処置具のラインアップ
拡充などを経て、様々な製品が疾患の予防、診断、治療に役立っています。
科学事業オリンパスの科学事業は、ライフサイエンス分野、産業分野においてお客
さまの様々なニーズに応える製品・ソリューションを提供しています。ラ
イフサイエンス分野では、顕微鏡システムで最先端の研究を支えています。
また、産業分野では、工業用顕微鏡や工業用内視鏡に始まり、非破壊検査
機器やX線分析装置に至るまで、多岐にわたる産業関連機器をラインアッ
プしています。

引用元:https://www.olympus.co.jp/company/profile/business.html?page=company

また、オリンパスの採用サイトでは、技術系志望者が自分の専攻と関連のある職種を判断できるように「技術系職種×専攻 マッチングガイド」を紹介しています。どの職種が自分にマッチしているのかを判断するための参考になりますね。

IR読み解き!オリンパスの売上・競合比較

ここからはIR資料や有価証券報告書を読み解いて企業研究しましょう。

売上・業績

下記は、2018年度以降のオリンパスの連結業績です。

売上高推移

事業利益推移

※FY2021(2020年度)Q2より映像事業を非継続事業に分類したことに伴い、FY2020(2019年度)の数値を組み替えて表示しています。また、FY2020・FY2021は継続事業の数値を表示しています。

引用元:https://www.olympus.co.jp/ir/summary/yearly.html?page=ir

2020年度以降、業績は右肩下がりです。要因のひとつとして、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が考えられます。世界的に感染症が拡大したことで、検査や手術の延期・中止が推奨されました。オリンパスは医療機器を製造・販売する企業ですが、例数の減少に加えて、医療機関への訪問も制限されており、販促活動に制約が生じました。商談や納品も延期になるなど、通常の営業活動に影響を受けたとのことです。 また、コロナの影響で生産量が減少した結果、工場の操業度が低下するといった影響も生じています。 参考元:https://www.olympus.co.jp/ir/data/brief/2022.html?page=ir

セグメント別の売上

2020年度のセグメント別の売上高は、下記の通りです。

2020年度のセグメント別売上高(単位:億円)

各セグメントの詳細は、事業内容の見出しで説明しています。

内視鏡事業や治療機器事業といった医療機器を取り扱う事業が、オリンパスのメイン事業となっています。 ただ、2020年度は内視鏡事業の売上高は減収となりました。売上・業績の見出しで説明したように、新型コロナウイルス感染症の影響により販促活動が制限されたことや、検査の延期・中止が推奨され症例数が減少したことが原因です。 治療機器事業も手術の延期・中止が推奨されたことなどにより、内視鏡事業と同様に減収となっています。

競合他社

医療機器メーカーの主要3社で、売上高と営業利益を比較してみます。

【医療機器メーカー】2020年度営業収益比較

【医療機器メーカー】2020年度営業利益比較

参考元:キヤノン 参考元:富士フイルム 参考元:オリンパス

売上高はキヤノン、営業利益は富士フイルムがトップとなっています。オリンパスは売上高・利益ともに2社に劣ります。 しかし、各企業の事業別売上高構成比を比較してみると、下記のようになっています。

【オリンパス】事業別売上高構成比(%)※2021年3月期

参考元:https://www.olympus.co.jp/company/profile/top.html?page=company

【キヤノン】事業別売上高構成比(%)※2020年12月期

参考元:https://global.canon/ja/ir/business.html

【富士フイルム】事業別売上高構成比(%)※2021年3月期

[参考元:https://ir.fujifilm.com/ja/investors/ir-materials/business-overview.html)

オリンパスは医療機器を取り扱う事業の占める割合が圧倒的に高いです。これはキヤノンと富士フイルムが、カメラやプリンターの製造など他事業で高い業績を上げていることが要因であると分かります。

売上高トップのキヤノンは、オフィス向けの複合機やITソリューションを提供している「プリンティング」事業がメイン事業となっています。また、キヤノンは世界でも事業を展開しており、売上全体の7割以上を海外であげていることが特徴です。 参考元:https://global.canon/ja/ir/finance/area.html

売上高は2位の富士フイルムは、ヘルスケア製品・ディスプレイ材料などを扱う「ヘルスケア&マテリアルズソリューション事業」がメイン事業です。ヘルスケア製品の売上高は、この事業全体の売上高の54%となっています。 また、富士フイルムは、液晶ディスプレイに不可欠なフィルム「偏光板保護フィルム」の世界シェアでトップです。さらに、X線やCT、MRIなどで撮影した検査画像をサーバーに保管し管理できるシステム「医用画像情報システム」の世界シェアもナンバーワンとなっています。 オリンパスやキヤノン同様に、世界を舞台に活躍している企業といえます。 参考元:https://ir.fujifilm.com/ja/investors/individual/strength.html

業界の動向

経済産業省の調査によると、日本の医療機器市場は下記のように推移しています。

日本の医療機器の市場規模

参考元:経済産業省における医療・福祉機器産業政策について

年によって多少の増減はあるものの、概ね右肩上がりで推移しています。

2020年、2021年は新型コロナウイルス感染拡大により、不急の手術を延期する動きが見られました。また、積極的な販促活動ができなかったことなどもあり、若干の落ち込みが見られています。

ただ、医療機器業界では新しい技術を取り入れた製品が次々に開発されています。日本では高齢社会による医療崩壊が懸念されるため、そうした新しい技術を求めて、医療機器市場はさらに発展していくことが予想されます。コロナ収束後の動向に注目したいところです。

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大以降、オンライン診療の規制緩和もあり、遠隔モニタリング機器等の需要拡大や、医療機関の人材不足を受けてロボット活用などのデジタルヘルスへの流れが加速しています。日本では、2040年には現役世代1.5人につき1人の高齢世代を支えるようになるとみられており、医療崩壊も懸念されているなか、こうした環境の変化が日本の医療機器業界の追い風となることが期待されます。

引用元:http://www.am-one.co.jp/warashibe/article/chiehako-20211227-1.html

オリンパスの強み「圧倒的な世界シェア」

オリンパスは、医療機器を取り扱う事業に特化した企業です。競合他社の見出しで記載した通り、オリンパスはキヤノンや富士フイルムと比較して、医療機器を取り扱う事業の占める割合が圧倒的に高いです。他の2社は、医療機器以外の事業で高い業績を上げていますね。

1950年に世界で初めて実用的な胃カメラを開発したオリンパスは、今では消化器内視鏡の世界シェアが70%となっています。圧倒的な世界トップシェアで、世界的にみても医療機器メーカーを代表する存在であるといえます。 この成功要因のひとつが、世界最先端の製品を作り続けてきた技術力です。製品開発を通じて、光学技術や電子映像技術などの高い技術力を培ってきました。オリンパスは、この技術を外科分野でも活用することで、製品領域の拡大にも取り組んでいます。

1950年に世界で初めて実用的な胃カメラの試作機を開発したオリンパスは、それ以来世界最先端の消化器内視鏡製品を産み出し続けることで圧倒的な世界トップシェアを維持してきました。これを支えているのが、これまでの製品開発を通じて培われた光学技術や電子映像技術です。

引用元:https://www.olympus.co.jp/ir/individual/strength.html?page=ir

また、オリンパスは、医療事業だけではなく科学事業でも成果を出しています。生物顕微鏡や工業用内視鏡の世界シェアは40%となっており、オリンパスの主力製品です。

世界トップレベルのシェアを持つ生物顕微鏡はオリンパスの創業事業であり、コアコンピタンス(※)である光学技術の源泉です。顕微鏡の重要部品であるレンズの加工技術は、細い内視鏡の先端に取り付ける極小サイズのレンズなど、オリンパスの主力製品に欠かせないものです。 ※コアコンピタンス・・・自社の核となる技術

引用元:https://www.olympus.co.jp/ir/individual/strength.html?page=ir

オリンパスの社風

ここからは、オリンパスの社風を見ていきましょう。

社風「社員ひとりひとりの成長を後押ししてくれる」

オリンパスは、年次に関わらず意見を発信しやすい社風です。採用サイトの新入社員座談会のページには、職場の雰囲気について下記のような記載がありました。

積極的に意見交換をしており、若手のうちから意見出しを求められることも多い。自分の意見が言いやすい。

引用元:https://www.olympus.co.jp/recruit/newgraduates/crosstalk/?page=newgraduates

若手のうちから積極的に意見を発信していけるのは、挑戦心がある人にはうれしい企業風土ですね。

また、オリンパスには社員ひとりひとりが主体的に業務や能力開発のテーマを考え、上司とともに計画、実行する目標管理・評価制度があります。さらに人材育成のための研修体制が充実しており、全社研修では「資格別・役割別・年齢別」に分けられ、個人のキャリアに応じた教育を受けることができます。 このようにオリンパスでは、社員ひとりひとりに合った目標設定ができること、研修を受けられることが大きな特徴です。 参考元:https://www.olympus.co.jp/recruit/newgraduates/system/?page=newgraduates 参考元:https://www.olympus.co.jp/recruit/newgraduates/education/?page=newgraduates

オリンパスの新卒採用

ここからは、2022年卒の新卒採用の応募条件や待遇について見ていきます。

募集要項

2022年卒募集要項は下記の通りです。技術系と事務系の大きく2職種ですが、技術系の場合やりたい仕事によって選考コースが3つに分かれています。それぞれの仕事内容を理解したうえで、やりたいことを明確にしてから応募しましょう。

募集職種 【技術系】
※初期配属のみ確約となります。自分のやりたい仕事(チャレンジしたい仕事)に合わせて選考コースを選択します。

研究・開発/メカニカルエンジニア
研究・開発/エレクトロニクスエンジニア
研究・開発/オプトロニクスエンジニア
研究・開発/ソフトウェアエンジニア
研究・開発/デジタルエンジニア
研究・開発/臨床・バイオエンジニア
研究・開発/デザイナー
生産技術開発/エンジニア
生産技術開発/ソフトウェアエンジニア
グローバルマーケティング
品質保証(QARA)

【事務系】
海外マーケティング(医療事業)
業務内容 -
応募資格 2023年3月:学部卒業見込み及び修士・博士修了見込みの者、高等専門学校卒業見込みの者

▼採用学科
【技術系】機械、電気、情報、物理、経営工学、数学、包装設計、化学、生物学、獣医 等
【事務系】全学科
給与 ・初任給:
博士了   基本給 290,000 円
修士了   基本給 251,000 円
大卒    基本給 224,000 円(高専専攻科卒を含む)
高専本科卒 基本給 190,000 円

・昇給:年1回(4月)

・賞与:年2回(7月、12月)
諸手当 住宅手当、次世代手当、通勤手当全額支給
所定労働時間8時間を超えた場合、割増賃金を支給
勤務地 東京(八王子、新宿)、長野(辰野)、福島(会津、白河)、青森、その他全国主要都市
*将来的に国内外問わず転勤が発生する可能性があります。
勤務時間 標準労働時間 8時間(8:45~17:30)
フレックスタイム制(コアタイム 11:15~13:30)
年間所定労働時間 1888時間
時間外労働あり(月平均20時間 ただし、職場によって異なる)
保険 社会保険完備 (健康・厚生年金・雇用・労災)
求める人物像 学ぶことや新しい経験に対してオープンであり、挑戦する人
自ら考え主体的に動き最後までやり抜く人
どのような環境においても、周囲を巻き込むリーダーシップで組織を動かす人

参考元:https://www.olympus.co.jp/recruit/newgraduates/guide/?page=newgraduates

新卒採用サイトに、オリンパスの求める人材が記載されています。

オリンパスは中心事業である医療分野の成長を加速し、近い将来、世界トップレベルのプレーヤーとなることを目指しています。そのため、私たちが求める人材は、
■学ぶことや新しい経験に対してオープンであり、挑戦する人 技術革新や新しい価値の創造をグローバルに実現するためには、変化を歓迎し、それを自身の成長の糧にすべく、前向きに挑み続ける姿勢が必要です。
■自ら考え主体的に動き最後までやり抜く人 一人ひとりの高い志と自由でクリエイティブな発想、そして主体的な推進力が、「社会に向けて新しい価値を創造する」というオリンパス創業の原点に息づいています。
■どのような環境においても、周囲を巻き込むリーダーシップで組織を動かす人 多様な価値観や個性がチームとして一丸となることで、大きな力を生み出します。 人々の健康と幸せな生活を実現していくストーリーを、ともに導いてください。
私達と一緒に未来のオリンパスをつくっていきましょう!

引用元:https://www.olympus.co.jp/recruit/newgraduates/jinzaizo/?page=newgraduates

オリンパスでは、「挑戦心」「主体性」「リーダーシップ」のある人を求めていることが分かります。ここでのリーダーシップとは、単に集団の指揮をとれる人というよりも、周囲を巻き込みながら仕事ができる人のことを指しています。これらを発揮したエピソードを洗い出し、選考でしっかりとアピールができるように準備しておきましょう。

福利厚生

基本的な福利厚生・社内制度はそろっています。選択型の福利厚生制度「カフェテリアプラン」も導入されているため、ひとりひとりが自分に合った福利厚生メニューを受けられることが魅力です。

引用元:https://www.olympus.co.jp/recruit/newgraduates/welfare/?page=newgraduates

その他の社内制度

また、オリンパスでは、社員ひとりひとりの成長を支援するような研修体系を構築しています。全従業員共通の「全社研修」と、部門ごとに専門スキルを養成する「部門別研修」の2つの研修があり、役職によっては管理職研修も用意されています。 社会人としての基本的なスキルはもちろん、専門分野のスキルを社内研修で身につけられるのはうれしい環境ですね。

また、入社後の「新入社員研修」はもちろん、2年目に向けた準備を整えるための「全社新入社員フォロー研修」も実施されます。フォロー体制が万全に整えられているため、安心して入社を迎えられるでしょう。 参考元:https://www.olympus.co.jp/recruit/newgraduates/education/?page=newgraduates

企業研究のポイント

オリンパスの企業研究のポイントは、オリンパスが力を入れている製品を知り、各製品への知識をつけることだと先輩たちは言っています。オリンパスの選考では「入社後やりたいこと」を深掘りされるため、製品への理解を深めたうえでやりたいことを具体的に考えておくことが重要です。 下記の先輩のように、イベントや説明会などに積極的に参加し、社員の方と直にコミュニケーションを取れると、より企業理解が深まるでしょう。

「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと

まず、オリンパスという企業がどのような事業領域を持っていて、特に近年どの事業に注力しているかということを企業HPで目を通すようにしました。映像事業から撤退し、内視鏡などの医療分野に力を入れるということなので、面接でも今後の注力分野について多く話ができるといいかと思います。またオリンパスの製品情報や技術力もある程度知っておく必要があると感じました。どのような製品に関わりたいか、どのような製品に興味を持っているかということは、社員の方との会話でも上がっていたので、どの製品のどのような特徴に惹かれたといったことを話せるようになっておくとよいと思います。他にはOB訪問や企業説明会など、社員の方と事前に話す機会があるときは、積極的に参加することが大事だと思います。

「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと

それぞれの医療機器メーカーによって力を入れている医療機器があるため、オリンパスがどういった医療機器に力を入れているのかを調べる必要があります。調べる中で特に役に立ったのはオリンパスの企業サイトで、すごく分かりやすく機器の情報が得られたので重宝していました。また、自分がオリンパスのどの医療機器に携わりたいのかを決めたらそれに対する知識は余すことなく身に付けておく必要があります。面接で「弊社で何がやりたいか。」を聞かれたときに、かなり深掘りされたので、学生がどこまでしっかりと調べているかも見ているような気がしました。 自分はOB訪問はしなかったのですが、OB訪問をした友人が社員の方に色々な情報が聞けたため面接で役に立ったと言っていたので、OB訪問もなるべくした方が良いと思います。

「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと

一般的に求められる企業研究、企業理念や製品についての情報の把握は当然ですが求められると思います。 また、オリンパスのホームページをよく読み込み、 ・どのような製品を扱っているか ・どのような職種があるか ・その職種ではどのような業務を行うのか をしっかりと理解した上で、自分がどの職種でどの製品に携わりどのような業務をしていきたいかを伝えられる準備は必要であると感じました。インターン(コロナウイルスの影響でほとんど説明会のようなものでした)ではキャリアプランやオリンパスのエンジニアとして働くメリットも教えてもらえるので、ESの参考にするとよいと思います。また、先輩社員への質問時間も多くあるので、希望職種を具体的に検討する材料にできるといいと思います。

ここで紹介したのは先輩が投稿してくれた口コミの一部です。更に詳しい口コミもあるので、ぜひ読んでみてくださいね。

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この記事を書いた人: 就活会議編集部

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