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CREATED ON 2021.11.01 | UPDATED ON 2023.09.12

【就活ガイド】野村不動産株式会社の企業研究〜企業分析で選考突破〜

サービス #企業研究
3897 VIEWS
この記事は、就活会議の会員が投稿した体験記にもとづいて作成・編集をしています。就活会議の会員は現役の学生であることを確認しています。
野村不動産株式会社の企業研究

野村不動産株式会社は、住宅事業を強みとする総合不動産会社です。「プラウド」ブランドや「オハナ」ブランドといった高品質なマンションを、製造・販売・管理の一貫体制で手掛けています。 この記事では野村不動産の基本情報や業界内での立ち位置をもとにお伝えするとともに、先輩たちが実際に行った企業研究方法をご紹介します。野村不動産の選考を受ける前にどのような会社なのか、その特徴をしっかり理解していきましょう。

野村不動産の会社概要

まずは野村不動産について理解しましょう。 ここでは野村不動産の選考に通過した先輩たちが行った企業研究と、その社風などをお伝えします。

野村不動産の基本情報

会社名 野村不動産株式会社
業界 不動産
本店所在地 東京都新宿区西新宿1丁目26番2号
事業所 東京本社、福岡事務所、西日本支社、名古屋支店、仙台支店
設立 1957年4月15日
売上高 3,873億3,800万円(2021年3月期)
従業員数 1,828名(2022年4月1日現在)
資本金 20億円(2021年4月1日現在)
平均年齢 -
初任給 修士了月給254,000円
大卒月給240,000円
(2021年4月)
福利厚生・社内制度 住宅:独身寮、準社宅制度、住宅融資制度
貯蓄:財形貯蓄、持株会制度、ミリオン積立制度
余暇:健康保険組合直営保養所、契約保養所
その他:野村福祉共済会(結婚・出産などのお祝い金、病気・健康・学資などへの低利融資)
過去の採用人数 -
グループ企業理念 あしたを、つなぐ

私たちは、人、街が大切にしているものを活かし
未来あしたにつながる街づくりとともに
豊かな時を人びとと共に育み
社会に向けて、新たな価値を創造し続けます。
代表者 松尾 大作
事業内容 マンション分譲事業
戸建分譲事業
投資・開発事業
ビルディング事業
建築・設計事業
資産運用事業 など

事業内容

野村不動産は総合不動産会社ですが、ホテル事業やシニア事業といった分野でも事業を展開していることが特徴です。 野村不動産の選考では、入社後やりたいことを深堀されるケースが多いです。そのときに具体的な回答ができるように、自分はどの事業でどう活躍したいのかを明確にイメージしておきましょう。

事業分野業務内容
住宅事業グループ力を活かして用地取得から販売・管理までを行う
“製・販・管一貫体制”の強みを活かし、首都圏を中心に『
PROUD』ブランドの新築分譲マンション・戸建て住宅を
展開する。さらに2011年からは郊外型マンション『OHA
NA』を展開。入居後の暮らしを様々な角度からサポート
する独自のアフターサービスの提供にも力を入れている。
その他にマンション建替え事業においても多くの実績を残
す。
オフィスビル事業オフィスビルの企画開発や設計監理、テナントの誘致、そ
して運営・管理まで、オフィスビルの新たな価値を創造す
る事業。高い商品開発力と総合力を生かして、そこで働く
全ての人にとって価値のあるオフィス空間を創造・提供し
ている。
「新宿野村ビル」、「日本橋室町野村ビル」、「ラゾーナ
川崎東芝ビル」などの都心大型開発に加え、ハイグレード
オフィスビル『PMO』シリーズも展開し、オフィス市場に
おける更なる発展を目指す。
商業施設事業商業施設事業では、こだわりの商品と一流のサービスを提
供する「YUITO」などの大型商業施設や「bono相模大野」
など、お客様のニーズにお応えする地域密着型ショッピン
グセンター(NSC)の開発を推進している。また、都心を
中心に新たな彩を提供する都市型商業施設『GEMS』シリー
ズでは、大人たちが気軽に上品な食・時間・空間が楽しめ
るようバラエティに富んだ飲食店を中心に店舗を構成。
華やかに見える商業施設事業だが、緻密な事業計画、テナ
ントの選定や誘致、さらにはオープン後の運営・改善など、
人々に新たなライフスタイルを提案する。
物流施設事業日本各地で開発を行うデベロッパーとして培ったノウハウ
を活かし、物流用地情報の収集・開発・リーシング・竣工
後の運営管理まで、一貫体制でソリューションを提供して
いる。絶え間なく人とモノが行き交い、世界への窓口とな
る「地上の港」としての『Landport』シリーズとして、物
流業務の効率性向上と環境にやさしいサスティナブル(持
続可能)な施設提供を目指している。
再開発・複合開発事業住宅・オフィス・商業を核とした再開発・大規模開発を行
い、多機能かつ高い利便性を持つ「都市型コンパクトタウ
ン」の強化に取り組む。野村不動産はこの事業で数多くの
実績を残してきている。特に駅前エリアでは、首都圏を中
心に竣工実績を持ち、現在も多くの地区で再開発を推進し
ている。行政や地権者、そして近隣住民の方々と協力しな
がら街づくりという巨大なプロジェクトを推進するには、
経験やノウハウと同様に、この事業にかける情熱が非常に
大切になる。
海外事業経済成長に伴い不動産ニーズが高まるアジア諸国を中心に、
住宅分譲事業・賃貸事業を展開する事業。シンガポール・北
京・香港に拠点を確保し、2015年には有力なローカルパート
ナーと連携してベトナム・ホーチミン「フーミーフン」エリ
アにて日系企業初の不動産開発「ミッドタウン・プロジェク
ト」を開始し、また中国・遼寧省においても分譲住宅プロ
ジェクトに参画。今後も海外事業の積極拡大に向けて事業を
展開していく。
ホテル事業昨今、訪日外国人の増加により、ホテル分野は今後も拡大が
期待できる成長マーケットととらえ、新たにホテル事業を推
進するために、ホテルの企画・運営を行う「野村不動産ホテ
ルズ株式会社」を設立。 2018 年秋に、上野エリアにおいて、
野村不動産グループ自らが商品開発、サービス提供をする国
内第 1 号案件となるホテル新ブランド「NOHGA HOTEL(ノー
ガ ホテル)」を立ち上げる。
シニア事業「街づくり」と「健康維持・増進」の 両輪で健康寿命を延伸
し、生涯の在宅・自立生活を支援する高齢者住宅の新ブラン
ド「OUKAS(オウカス)」を展開し、シニア事業に新たな一手
を。第 1 弾として、千葉県船橋市の大規模複合開発で、大型
ショッピングセンター、病院・子育て支援施設等を有する「
ふなばし森のシティ」の近接地に、サービス付き高齢者向け
住宅「OUKAS 船橋」を建設。
リノベーション事業住まいを購入する際の多様なニーズに応えるため、野村不動
産グループは、「自宅を買ってリノベーション」「中古を買っ
てリノベーション」「リノベーション済み物件を探す」とい
う3つの機会を通じてマンションに新しい選択肢を提供する
リノベーション事業「bespo(ビスポ)」をスタートさせた。
グループの総合力を活かして、中古・新築問わず多彩な選択
肢の中から、新しいマンションの選択肢を提供している。
CRE※、資産運用、他経済のグローバル化はさらに加速し、CREを取り巻く環境も
変化している。土地・建物などのCREの適切な運用が、大き
な課題になっている。野村不動産はこの課題に対し、コンサ
ルティングからソリューション提案を行い、企業価値の最大
化をサポートしている。CRE戦略の本物のパートナーになるこ
と、それが野村不動産の約束である。その他、資産運用を通
じて、投資家の皆様に最大の利益提供を目的とする不動産投
資顧問業においては国内最大級の総合型REIT「野村不動産マ
スターファンド投資法人」などを抱え、業界をリード。その
他にもホテル事業・シニア事業など野村不動産には多彩な仕
事が存在している。
※CREコンサルティング:野村不動産ソリューションズ/
資産運用:野村不動産投資顧問

IR読み解き!野村不動産の売上・競合比較

ここからはIR資料や有価証券報告書を読み解いて企業研究しましょう。

売上・業績

野村不動産ホールディングスの直近5年間の連結業績をみていきましょう。

野村不動産ホールディングス連結売上高

野村不動産ホールディングス連結営業利益

2020年3月期までは収益・利益ともに順調に推移していますが、2021年3月期で業績が落ち込んでいます。2020年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、世界的に景気が落ち込みました。不動産業界でも、営業活動を停止せざるを得ない期間があり、その結果供給戸数が減少するといった影響を受けています。野村不動産でも、こういったコロナウイルスの影響で業績が悪化したと考えられます。

しかし、2022年3月期の業績では業績が回復しています。決算短信によると、住宅分譲市場では供給戸数がコロナ前の水準まで回復し、首都圏では初月契約率が6年ぶりに70%を超えたとのことです。 テレワークの普及等に伴うエリアや広さに対する顧客ニーズの多様化などが影響していると考えられます。

セグメント別の売上

2022年3月期の部門別売上高構成は下記のようになっています。

2022年3月期実績部門別構成比(単位:百万円)

住宅事業が全体の約半分程度を占めており、野村不動産におけるメイン事業となっていることが分かりますね。次いで、都市開発部門での売上高が高いです。

競合他社

野村不動産は、オフィスビルや商業施設、マンションなどを企画・開発・運用をするディベロッパーです。ディベロッパーの主要5社で業績を比較してみましょう。なお、ここでは親会社である野村不動産ホールディングスの連結業績で比較しています。

【ディベロッパー】2021年度営業収益比較

【ディベロッパー】2021年度営業利益比較

野村不動産は、営業利益では東急不動産より高いものの、営業収益では最も低い結果となっています。

営業収益を見てみると、三井不動産が抜きんでていることが分かります。 ららぽーとやアウトレットパークといった商業施設、柏の葉スマートシティや豊洲といった街づくりなど、大規模な事業に幅広く着手していることが、三井不動産の特徴です。

一方で三菱地所も、営業利益ではトップとなっています。三菱地所の強みは、丸の内エリアを手がけていることです。三菱地所の不動産賃貸収入の約6割は、丸の内エリアが占めています。そのため、丸の内エリアを手がけていることで、安定した収益基盤が整っているといえます。

東急不動産は、都市事業に力を入れている企業です。渋谷駅を中心とするエリア一帯を「広域渋谷圏」と定め、グループの重点拠点として位置づけています。交通事業をおこなう東急グループに属していることもあり、渋谷駅街区の開発に積極的です。

営業収益4位となっている住友不動産は、利益率ではトップとなっています。オフィスビル事業においては、保有棟数で都内ナンバーワンを誇ります。さらに分譲マンション事業でも、全国と首都圏で6年連続供給戸数ナンバーワンになるなど、着実に実績を重ねてきています。

業界の動向

業界動向サーチが、不動産業界の業界規模推移を算出しています。これによると、2019年まで拡大傾向にあった不動産業界が、2020年に若干縮小しています。2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大による非常事態宣言やリモートワーク導入の流れを受け、一部オフィスを解約する企業も見られました。その影響により、業界規模が縮小したと考えられます。

ただ、これは一時的な動きと予想されています。実際に2021年4~12月の業績では、大手ディベロッパー6社のうち5社が最終増益となっています。

総合デベロッパーの売り上げ規模(21年3月期)をみると、三井不動産の2兆75億円(前の期比5.3%増、以下同)から、三菱地所の1兆2075億円(7.3%減)、住友不動産の9174億円(9.5%減)と続く。住宅を中心に物流、商業施設などで4兆1267億円(5.8%減)の巨大売上高を誇る大和ハウス工業、東急不動産HD(9077億円、5.8%減)と野村不動産HD(5806億円、14.2%減)を加えた6社を大手総合デベロッパーと呼ぶ。損益面では、21年3月期は新型コロナの影響で住友不動産を除く5社が最終減益になった。21年4~12月期はオフィスビル事業堅調と商業施設事業回復で、三菱地所を除く5社が最終増益になった。

引用元:https://www.nikkei.com/telecom/industry_s/0471

コロナの影響で依然として逆境に立たされてはいるものの、とくに住宅の建設や販売が進んでおり、業界全体の業績が大きく傾くといった事態には陥っていません。

マンション販売は復調しつつある。不動産経済研究所(東京・新宿)によると、21年の全国の新築マンション発売戸数は前年比29.5%増の7万7552戸と3年ぶりに増加に転じた。用地取得費の上昇などで平均価格は5115万円と5年連続で過去最高になった。日本経済新聞が集計した21年末時点の都内の市街地再開発計画によると、建設中の住宅戸数は3万戸を超えて過去最高を更新した。

引用元:https://www.nikkei.com/telecom/industry_s/0471

野村不動産の強み

ここからは、野村不動産の強みを見ていきましょう。

強み・特徴「高品質なマンションブランドの展開」

野村不動産は、総合不動産会社としてのグループ力に強みがあります。用地取得から開発、販売、管理までをトータルで提供しています。

とくに野村不動産が得意としているのは住宅事業です。実際に「部門別の連結売上高構成」をみると、住宅部門が約46%を占めています。

2022年3月期実績部門別構成比(単位:百万円)

中でも「プラウド」ブランドは野村不動産の代名詞ともいえるマンションブランドで、こういった分譲マンションの開発・販売が野村不動産の強みとなっています。

野村不動産の強みは、グループ力を活かして用地取得から販売・管理までを行う“製・販・管一貫体制”。 首都圏を中心に展開する『プラウド』ブランドに加えて、郊外型マンションブランド『オハナ』が首都圏郊外エリアを対象に住宅を開発・分譲しています。 また、これまでに培ってきたグループ独自のノウハウをもとに「野村不動産グループカスタマークラブ」をはじめ入居後もお客様の暮らしを多面的にサポートする独自のサービスを展開。 その他に、マンション建替え事業においても多くの実績を残しています。

引用元:https://www.nomura-re.co.jp/business/residence/

野村不動産の社風

ここからは、野村不動産の社風を見ていきましょう。

社風「立場に関わらず発言しやすい」

野村不動産は、年次や部署などに関係なく意見を言いやすい、風通しの良い社風です。採用サイトの社員紹介のページには、下記のような記載がありました。

最終面接に望むにあたり、少しでも会社のことを知ろうと野村不動産のオフィスビルを訪ねた時、利用されているテナントさんからそのビルに対する小さな不満を聞きました。そのことを最終面接で話すと、役員自身もその事実を知っており、具体的な改善策を講じていると聞きました。風通しがいい会社という表現はよく耳にしますが、現場のことを役員までが知っている、上司と部下の関係性が本当に近い会社なんだということを感じ、野村不動産に入社する一つのポイントになりました。実際に入社した今、改めてそのことを実感しています。営業・建築・開発それぞれの部署との関係が近く、営業として商品づくりにもどんどん意見することができます。建築については素人な私ですが、間取りや設備仕様についてもお客様に一番近い者として遠慮することなく意見が言えますし、その風通しのよい空気がプラウドを成長させてきたのだと思います。

引用元:http://www.nre-career.com/work/nishida.html

今の私はビルディング事業部内の中堅というポジションで、やりたいことをやり、言いたいことを言わせてもらっています(笑)。もともと当社は自分の意見を先輩・上司にどんどん率直に言える環境なので、中堅だからといって上司と部下に挟まれて悩むということはありません。不動産事業という多くの関係者で組成する仕事だからこそ、こういった風通しの良さはありがたいと日々実感しています。

引用元:http://www.nre-career.com/work/ishigaki.html

若手であっても、先輩や上司はもちろん、他部署の社員にもどんどん意見を発信していける環境であることがわかります。社員全員が、よりよいサービスを提供したいという強い想いを持っているからこその社風ですね。

野村不動産の新卒採用

ここからは、2023年卒の新卒採用の応募条件や待遇について見ていきます。

募集要項

2023年卒募集要項は下記の通りです。野村不動産では、全域型と地域型で職種が分かれています。 業務内容は配属される部署によって異なると考えられます。説明会やインターンなどを通じて、実際の業務への理解を深めておくとよいでしょう。

募集職種 総合職(全域型)/総合職(地域型)
業務内容 記載なし
応募資格 全学部・全学科
給与 ■初任給:
修士了月給254,000円
大卒月給240,000円
(2021年4月)

■昇給:年1回

■賞与:年2回(6月、12月)
諸手当 家族手当、時間外手当、住宅ローン手当、昼食費補助、通勤費負担(当社規程による)など
勤務地 本社/東京 支社/大阪 支店/仙台、名古屋、京都、広島、福岡、海外拠点
※総合職(地域型)については首都圏エリアのみ
勤務時間 フレックスタイム制/標準労働時間7時間40分・昼食時休憩1時間
保険 雇用・労災・健康・厚生年金

求める人物像は明記されていませんが、野村不動産の採用サイトには下記のような記載がありました。

業界の中では歴史が浅い会社ながらも 常にマーケットの声と徹底的に向き合うことで新たな価値を提供してきました。 野村不動産の成長の原動力は何か。 「製販管一貫体制」でお客様の声を具体化する事業としての特徴もさることながら、 社員一人ひとりが目の前の課題に対し自分らしく切り拓いてきたからこそ 現在の野村不動産があります。 また今後、当社の事業フィールドは大規模再開発、ホテル、高齢者向け住宅、 サービスアパートメント、そして海外などますます広がります。 これからはただ建物を創るだけでなく、 より深く人々の生活に関わる街づくりが求められます。 時代や環境が目まぐるしく変化し、デベロッパーが行う役割が変化する中、 社会のニーズに応え続けるためには、これまで以上に社員一人ひとりが真摯に 人々の生活や想いに向き合う必要があります。 我々の一番の財産は「人」です。 それぞれの自分らしい価値提供がこれまでの成長の原動力であり、 今後の野村不動産を創りあげるのです。 「自分らしさ」を持った皆様にお会いできることを楽しみにしています。

引用元:http://www.nre-career.com/recruit/message.html

野村不動産は、社員ひとりひとりに、顧客の思いに向き合いながら、課題を解決していくことを求めています。熱意や意欲をアピールすることはもちろん、主体的に課題を解決したエピソードなども伝えられると、より高評価を得やすくなるでしょう。 また、選考を通じて、人の想いに寄り添えるという人間力が伝えられるといいですね。

福利厚生

基本的な福利厚生は整っています。野村不動産では、出産や育児、介護に関する制度も整っているため、ライフイベントに応じて働き方を選択できるでしょう。プライベートと両立して長く活躍したいという人におすすめです。

▼福利厚生

▼妊娠・出産・育児

▼介護

その他の社内制度

野村不動産には、下記のような育成に関する制度が導入されています。

ジョブローテーションの制度があるため、複数の部署で業務を経験することで多角的な視点をもった人材に成長できるでしょう。また、社員ひとりひとりが自身に合った学びを得られるように階級別研修も実施されています。 教育に関する制度が充実している点は、経験や実績のない新卒社員にとっても安心ですね。

企業研究のポイント

野村不動産の企業研究のポイントは、社員と直接コミュニケーションをとることで、インターネットにはない生の情報を知り、企業理解を深めておくことだと先輩たちは言っています。 とくに、社員訪問や物件見学をおすすめする先輩たちからのアドバイスが多数みられました。社員訪問は、2月以降に採用サイトのマイページから申し込みできるようです。「人気の部署はすぐに埋まってしまった」という声もみられたため、早め早めにアクションを起こしていきましょう。

「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと

参加した冬インターンや2月以降に解禁される社員訪問で、社員と直接話し、ネットには載っていないオリジナルの情報を軸に、志望動機を作ることが重要だと考えます。また物件見学を通じて感じたことを軸にすることも、他の人との差別化につながると思います。ですので、社員訪問、物件見学は可能な限り行うべきでしょう。野村不動産は総合デベロッパーの中でも、住宅系に強いので、住宅に寄せて話を展開すると、なぜ他のデベロッパーではないのかということに、自信をもって答えられます。また、インターンやその後の人事面談などで一定の評価を頂くと、最終面接一発の特別ルートに乗ります。野村不動産は採用人数が少ないので、なるべく面接をせずに、リスク回避することも内定に近づく道です。最終面接では、役員の反応自体は薄いですが、それにめげずに自分の考えをしっかり示すことが重要です。

「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと

デベロッパーが第一志望であったため、業界全体の研究はくまなく行った。特に、この先の業界展望や社員の具体的な働き方など、パンフレットだけでは読み取れない部分について、インターンやOBOG訪問を通して理解を深めた。また、「なぜ野村か」という点は面接でもよく聞かれるし、しっかり考えを固めて言語化しないと、面接官を納得させるような回答を出すのは難しい。事業面で差別化するのも重要だが、社風や人の面での差別化も有効。インターンやOBOG訪問を通じで自分が共感できる社員の方がいれば、積極的にアプローチして話を聞いておいておいた方がいい。またいろいろな人から話を聞いていると、どうしても会社の悪い部分も出てくると思うが、そこから目を背けるべきではない。

「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと

説明会には参加していなかったので、パンフレットやホームページでの情報収集と社員訪問を中心に企業研究を行っていました。野村不動産は冬以降、マイページから誰でも社員訪問が申し込めるようになっているため、選考に直接関係ないとはいえ社員訪問を行っていないと志望度は疑われると思います。社員訪問ですが、やはり開発など人気の部署はすぐ埋まってしまったため、興味のある事業部の方にお話を聞けなかったことは後悔しています。ですが、面接で逆質問の時間が多く設けられており、人事の方との面談もあったため、選考の過程においても企業理解は深めることが可能だと思います。人によっては物件見学の有無を聞かれるそうなので、この会社を志望するのであれば1つや2つは見学しておくのがベターかと思います。

ここで紹介したのは先輩が投稿してくれた口コミの一部です。更に詳しい口コミもあるので、ぜひ読んでみてくださいね。

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この記事を書いた人: 就活会議編集部

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(証券コード:7047)
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