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CREATED ON 2021.11.05 | UPDATED ON 2023.09.12

【就活ガイド】株式会社オープンハウスの企業研究〜企業分析で選考突破〜

サービス #企業研究
5116 VIEWS
この記事は、就活会議の会員が投稿した体験記にもとづいて作成・編集をしています。就活会議の会員は現役の学生であることを確認しています。
株式会社オープンハウスの企業研究

株式会社オープンハウスは、東京23区を中心に土地や戸建てを仲介する不動産会社です。直近8年の売上高平均成長率は約30%と、ここ数年間で急成長を遂げていることが注目されています。 この記事ではオープンハウスの基本情報や業界内での立ち位置をもとにお伝えするとともに、先輩たちが実際に行った企業研究方法をご紹介します。オープンハウスの選考を受ける前にどのような会社なのか、その特徴をしっかり理解していきましょう。

オープンハウスの会社概要

まずはオープンハウスについて理解しましょう。 ここではオープンハウスの選考に通過した先輩たちが行った企業研究と、その社風などをお伝えします。

オープンハウスの基本情報

会社名 株式会社オープンハウス
業界 不動産
本店所在地 渋谷区渋谷一丁目13番9号
事業所 東京・神奈川・埼玉・千葉・群馬・愛知・大阪・兵庫・福岡
創業 2021年4月1日
売上高 2021年9月期 8,105億円
従業員数 4,092名(2021年9月末時点)※グループ全体
資本金 100百万円
平均年齢 29.0歳
初任給 ■営業職/企画・マーケティング・コーポレート職/建築技術職/社内SE職
330,000円

■事務サポート
240,000円
福利厚生・社内制度 通勤手当、従業員持株会、定期健康診断、生活習慣病健診、人間ドッグ、婦人科検診、インフルエンザ予防接種、総合福祉団体定期保険、慶弔見舞金制度、確定拠出年金制度、資格取得支援制度、四半期表彰制度、社宅制度、マイホーム購入サポート、ストレスチェック制度、キャリア選択制度(子育て支援)
過去の採用人数 2021年入社 221名
企業理念 オープンハウスグループは、
・「お客さまが求める住まい」を愚直に追求し続けます。
・やる気のある人を広く受け入れ、結果に報いる組織を作ります。
・業績をあげ規模を拡大し、社会に必要とされる不動産会社となります。
代表者 鎌田 和彦
事業内容 1.不動産売買の代理・仲介事業
2.新築戸建分譲事業
3.マンション・ディベロップメント事業
4.不動産投資事業
5.不動産金融事業
6.前各号に付帯関連する事業

事業内容

オープンハウスは、東京23区を中心に土地や戸建てを仲介する不動産会社です。ちなみに、オープンハウスグループに属するオープンハウス・ディベロップメントが企画・開発・建設を担い、オープンハウス・アーキテクトが建築を請け負っています。 東京以外のエリアでは、横浜・川崎・埼玉・千葉・群馬・栃木・名古屋・関西・福岡で事業を展開しています。さらに、2017年からは、「アメリカに、家を持とう。」のスローガンで富裕層を対象に米国不動産事業も開始しています。

オープンハウスが展開する事業は、戸建関連事業・マンション事業・収益不動産事業・米国不動産事業の4つに分けられます。

事業分野業務内容
戸建関連事業オープンハウスのコアとなる事業が戸建事業である。都心で駅に近い
立地への消費者のニーズが強まっていることに着目したオープンハウスは、(建築
基準法が改正されて準防火地域においても木造3階建てが解禁になったことも背景
に)都心部の狭小地の3階建てというコンセプトで戸建住宅を提供。潜在的なニー
ズを掘り起こすことに成功し、売り上げを急激に伸ばすことに成功した。スローガ
ンは「好立地、ぞくぞく。」。東京23区や川崎市、横浜市といった都心に絞って事
業を展開するという戦略は見事に功を奏し、オープンハウス躍進の原動力となって
いる。その後、さいたま市(埼玉県)、名古屋市(愛知県)へと同じコンセプトで
進出。都心特化型の戦略は地方の中核都市でも通用することを証明し、福岡への進
出も決定する等、今後の全国展開へと弾みをつけることになった。事業の成長速度
が速いことは、ポスト増に追いつくために人材も急成長するという好循環を生んで
おり、社員は“他社の20年分を5年で”という成長実感を手にしている。
マンション事業オープンハウスのマンション事業のスタートは2008年。戸建事業で
培った土地の仕入れ力を活かす形で始まった。戸建事業の圧倒的な情報収集力によっ
て集められた土地の中には、戸建住宅には適さない用地も多くある。そうした用地
に戸建事業で培った企画力・設計力を活かして、連棟形式(長屋形式)のマンション
を『オープンレジデンス』ブランドで提案することでこの事業は始まった。その後、
『オープンレジデンス』は、エントランスホールが不要という連棟形式ならではの
強みを活かすことで大幅なコストダウンを図った結果、同一エリアの他物件より20%
程度手ごろな価格を実現。都心・駅近の立地でありながら大幅に安い価格であること
が圧倒的な評価を受け、物件は即日完売が当たり前となった。その後、2011年から
は連棟形式から一般的な形式のマンションに転換。『オープンレジデンシア』のブ
ランドで、都心・駅近の立地という戸建と同じコンセプトのもと、提供を行ってい
る。現在、オープンハウスのマンションは東京23区内でNo.1の供給棟数を誇ってい
る。
収益不動産事業マンションやオフィスビル、商業ビルなどを1棟丸ごと仕入れ、リ
ノベーションを施したり、稼働率をあげる事で不動産の持つ収益性・資産性の価値
を高め、投資家や企業、不動産デベロッパー等へ再流通させるのがオープンハウス
の収益不動産事業である。拠点は、東京、名古屋、大阪、福岡の大都市圏を全てカ
バーする形で設けている。扱う金額は小さい物件でも1億、大きな物は50億を越え、
1件1件の取引が大きく事業を左右させる。一般的には10年以上の不動産経験を経て
任される事の多いこの領域で、オープンハウスでは20代を中心としたメンバーが事
業を担っている。組織、個人共に日々挑戦の連続である。全く同じ物件(事業)は
無いが、市場に流通出来るものは何でも果敢に挑戦する精神で売買実績を重ね、都
心の収益不動産領域おいて確固たる地位を短期間で築いてきた。
米国不動産事業オープンハウス第4の柱として2017年にスタートしたのが米国不動
産事業である。オープンハウスの既存事業は基本的に首都圏型のビジネスモデルで
ある。今後、一兆円企業を目指していく上では、このビジネスモデルを基盤として
新しい市場を海外に開拓することが不可欠との経営判断から立ち上がったのがこの
事業だ。国内の富裕層の資産形成を、米国の不動産投資を通じてサポートするとい
うこの事業は、ビジネスモデル自体は決して新しいものではない。しかし、これま
では管理体制等があまりに不透明でリスクが高いというのが現実だった。そこでオー
プンハウスは「ワン・ストップ・サービス」によるクリーンかつ安全なサポート体制
を構築。富裕層が安心して投資に踏み切れる環境を用意した。そのためわずかな期
間に当初の想定を大幅に上回るお客様にサービスを提供するに至っている。

IR読み解き!オープンハウスの売上・競合比較

ここからはIR資料や有価証券報告書を読み解いて企業研究しましょう。

売上・業績

オープンハウスの直近5年間の連結業績をみていきましょう。

連結売上高推移

連結営業利益推移

直近5年間、オープンハウスの業績は右肩上がりです。「オープンハウスの強み・競合他社・業界分析」の見出しでも述べたように、直近8年の売上高平均成長率は約30%と、驚異的な成長を遂げています。

2020年以降、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、さまざまな企業が経済的打撃をうけています。そのような中、外出自粛やテレワークの推奨など、生活様式の変化も見られました。自宅で過ごす時間が増えたことで、住まいに対する新たなニーズに応えることが容易な戸建が注目されています。 2021年も、主力事業である戸建関連事業において、「自宅でのテレワークに備えてワークスペースを確保したい」などのニーズから、戸建に対する高い需要が続いたとのことです。 また、2021年1月より株式会社プレサンスコーポレーションを連結子会社としたことで、業績が大きく成長しました。

セグメント別の売上

オープンハウスのセグメント別の業績は、下記の通りです。各セグメントの事業内容は、前の見出しで紹介しています。

▼セグメント別売上高推移(単位:百万円)

2017/92018/92019/92020/92021/9
戸建関連事業187,949218,540340,528379,656446,959
マンション事業26,48049,38560,95658,16947,147
収益不動産事業88,976107,430108,410112,207123,061
その他(アメリカ不動産等)1,82515,40930,53826,02745,159
プレサンスコーポレーション----149,337

2021年売上構成(単位:百万円)

2021年1月より、株式会社プレサンスコーポレーションが連結子会社となりました。プレサンスコーポレーションは、主要販売エリアにおいて、好立地の投資用及びファミリーマンションの販売に注力しました。

戸建関連事業の売上高が、全体の6割以上を占めています。オープンハウスのメイン事業であることが分かりますね。アメリカ(米国)不動産事業は2017年にスタートしたばかりの事業であるため、これから業績が伸びてくると考えられます。

2021年は、メイン事業である戸建関連事業で業績が伸びています。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で人々の生活様式に変化があり、戸建住宅に対する需要増加につながったとのことです。

競合他社

不動産業界の売上高ランキングを見てみましょう。下記は、2021年度の売上高で、上位7社となる企業のランキングです。

【不動産業界】2021年度売上高比較

※大東建託、オリックスは不動産事業の売上高です。

不動産業界の中では、三井不動産の業績が抜きんでていることが分かります。 三井不動産は、ららぽーとやアウトレットパークといった商業施設、柏の葉スマートシティや豊洲といった街づくりなど、大規模な事業に幅広く着手していることが特徴です。

売上高2位の三菱地所の強みは、丸の内エリアを手がけていることです。三菱地所の不動産賃貸収入の約6割は、丸の内エリアが占めています。そのため、丸の内エリアを手がけていることで、安定した収益基盤が整っているといえます。

三井不動産や三菱地所以外にも、6位以内にランクインした企業は、財閥系や鉄道系などの大手グループが目立ちます。その中、オープンハウスの売上高は7位です。大手企業と肩を並べられるほどにオープンハウスが成長していることがよく分かる結果となりました。

業界の動向

業界動向サーチが、不動産業界の業界規模推移を算出しています。これによると、2019年まで拡大傾向にあった不動産業界が、2020年に若干縮小しています。2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大による非常事態宣言やリモートワーク導入の流れを受け、一部オフィスを解約する企業も見られました。その影響により、業界規模が縮小したと考えられます。

ただ、これは一時的な動きと予想されています。実際に2021年4〜12月の業績では、大手ディベロッパー6社のうち5社が最終増益となっています。

総合デベロッパーの売り上げ規模(21年3月期)をみると、三井不動産の2兆75億円(前の期比5.3%増、以下同)から、三菱地所の1兆2075億円(7.3%減)、住友不動産の9174億円(9.5%減)と続く。住宅を中心に物流、商業施設などで4兆1267億円(5.8%減)の巨大売上高を誇る大和ハウス工業、東急不動産HD(9077億円、5.8%減)と野村不動産HD(5806億円、14.2%減)を加えた6社を大手総合デベロッパーと呼ぶ。損益面では、21年3月期は新型コロナの影響で住友不動産を除く5社が最終減益になった。21年4~12月期はオフィスビル事業堅調と商業施設事業回復で、三菱地所を除く5社が最終増益になった。

引用元:https://www.nikkei.com/telecom/industry_s/0471

コロナの影響で依然として逆境に立たされてはいるものの、とくに住宅の建設や販売が進んでおり、業界全体の業績が大きく傾くといった事態には陥っていません。

マンション販売は復調しつつある。不動産経済研究所(東京・新宿)によると、21年の全国の新築マンション発売戸数は前年比29.5%増の7万7552戸と3年ぶりに増加に転じた。用地取得費の上昇などで平均価格は5115万円と5年連続で過去最高になった。日本経済新聞が集計した21年末時点の都内の市街地再開発計画によると、建設中の住宅戸数は3万戸を超えて過去最高を更新した。

引用元:https://www.nikkei.com/telecom/industry_s/0471

オープンハウスの強み

ここからは、オープンハウスの強みを見ていきましょう。

強み・特徴「圧倒的な成長率の高さ」

オープンハウスは、同業他社に比べて圧倒的に成長率が高いことが特徴です。オープンハウスの直近5年間の売上高推移は下記の通りです。

オープンハウス売上高推移

2017年9月期の売上高と比べると、2021年9月期で約2.6倍に成長しています。ここ数年間で、急成長を遂げた会社であることが分かりますね。

オープンハウスは、東京を中心に事業を展開してきた総合不動産グループだ。1997年の創業以来、右肩上がりの成長を続け、直近8年の売上高平均成長率(年平均成長率)は約30%。平均約7%という業界の成長率を考えると抜きん出ている。

引用元:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/83188

急成長の背景となったのは、「製販一体のバリューチェーン」の構築です。 通常、不動産業界では、土地の仕入れ・建設・販売のそれぞれの工程を、異なる企業が専門的におこないます。しかし、オープンハウスは、土地の仕入れから設計・施工管理・販売まで一貫して自社で手がけるビジネスモデルをとっています。 すべての工程がオープンハウスだけで完結するため、家が建つまでの多くの中間コストを削減することができます。その結果、通常よりも安い価格で住宅を提供することが可能になるということです。

普通であれば高価になりがちな都心物件を、お手頃価格で売ることができる。それが業績好調の一つ目の重要なポイントだというわけだ。

引用元:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/83188?page=2

さらに、「製販一体のバリューチェーン」には、顧客の声を反映しやすいというメリットもあります。

販売活動で得たお客様のニーズをストレートに仕入れや設計に反映させることを可能にし、商品力にさらに磨きを掛けることが可能になった。

引用元:https://recruit.openhouse-group.com/new-graduate/business/

東京オリンピック・パラリンピック後の先行きを不安視する声が多い不動産業界の中で、製販一体のオープンハウスがどこまで成長していくのか、注目する必要がありますね。

オープンハウスの社風

ここからは、オープンハウスの社風を見ていきましょう。

社風「高いモチベーションが求められる社風」

オープンハウスは、常に高いモチベーションで仕事に取り組める、実力主義の社風です。一般的に新卒社員は何ヵ月も新人研修があるのに対し、オープンハウスではすぐに即戦力として最前線で仕事に取り組めます。

また、採用サイトの社員紹介のページには、下記のような記載がありました。

現在私は入社3年目ですが、社会的な地位も高い富裕層の方々を相手に、3年目の社員が単独でビジネスできる会社は他になかなかないと思うからです。 成長スピードが段違いで実感できる「当たり前」の基準が高い会社に入れて、本当によかったなと思います。

引用元:https://recruit.openhouse-group.com/new-graduate/people/sunahara.html

僕個人の体感としては、入社3年で世の中一般で言う10年以上の経験ができている気がします(笑)。この成長の早さは通常の建築業界では、まずあり得ないことだと思います。「揉まれたい、刺激が欲しい」というような、向上心に溢れる方々に入ってきて欲しいですね。

引用元:https://recruit.openhouse-group.com/new-graduate/people/crosstalk02.html

常に高いパフォーマンスを求められる企業風土が根付いていることが分かりますね。業績において急成長しているオープンハウスらしい社風です。熱意をもって高い目標に挑み続けたいという、意識の高い人にマッチする企業といえます。

オープンハウスの新卒採用

ここからは、2023年卒の新卒採用の応募条件や待遇について見ていきます。

募集要項

2023年卒募集要項は下記の通りです。昇給の機会が年4回設けられている点が特徴的です。評価の機会が多いため、常にやりがいを持って働けそうですね。 事務サポートとその他の職種で、給与に違いが見られました。

募集職種 (1) 総合職Sales(営業職)
(2) 総合職Corporate (企画・マーケティング・コーポレート職)
(3) 総合職Architecture(建築技術職)
(4) 総合職IT(社内SE職)
(5) 総合職(事務サポート)
業務内容 記載なし
応募資格 全学部全学科
給与 ■初任給:
・総合職Sales(営業職)/Corporate (企画・マーケティング・コーポレート職)/Architecture(建築技術職)/IT(社内SE職)
330,000円
※基本給などは職種によって異なります。

・総合職(事務サポート)
240,000円

■昇給:年4回(1月、4月、7月、10月)
※年4回行われる表彰式にて昇給・昇格の機会があります

■賞与:年2回(6月・12月)
※年4回行われる社員表彰式にて、インセンティブもあり
諸手当 記載なし
勤務地 東京(23区・武蔵野市)、神奈川(横浜市・川崎市)、埼玉(さいたま市)、愛知(名古屋市)、大阪(大阪市)、福岡(福岡市)
勤務時間 (1) 9:30~18:30(所定労働時間8時間・休憩60分)
※事業部により始業時刻や終業時刻が変更になります。
(2) 9:00~18:00 (所定労働時間8時間・休憩60分)
(3) 設計職:9:30~18:30 (所定労働時間8時間・休憩60分)
  施工管理職:8:00~17:00 (所定労働時間8時間・休憩60分)
(4) 9:00~18:00 (所定労働時間8時間・休憩60分)
(5) 9:30~18:30 (所定労働時間8時間・休憩60分)
保険 雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険

求める人物像については明記されていませんが、採用サイトには、オープンハウスグループの社長である荒井 正昭氏のインタビューページがあります。そこには、下記のような記載がありました。

―想定以上の速度で成長できている要因はなんだと考えているか 大局的には目標があるからですが、実務的な面では、仕事ができる人を評価し、活躍できるポジションを与えているからだと考えています。オープンハウスにおける「仕事ができる」の定義は、成果を出すこと。当たり前だと思うかもしれませんが、世の中のほとんどの企業はそうじゃないんですよ。実は、成果よりも賢そうな説明ができるかどうかを大事にする会社がほとんどです。 長く働いているといろんな人に出会います。説明は上手だけれど、全然成果が出せない、評論家のような人。反対に、説明はからきしダメだけど、なぜか成果を出せてしまう、行動する人。会社の成長に貢献しているのはどちらだと思いますか? 僕は後者だと思うので、そういう人を評価します。
―オープンハウスは成果主義だというイメージは、就活生にも浸透しはじめている 成果主義ではあるんですが、安心してほしいのは「今年の営業成績が悪かったからお前はもうダメだ」という決めつけはしていないということ。成果が出てない以上、その年は高く評価はできませんが、逆転の芽は常に残しています。 もう1つ補足したいのが、僕らは今の成果だけじゃなく、未来の成果も見ていますよということです。未来の成果というのは、例えば周囲にいい影響を与えられるかとか、成長意欲を持ち続けられるかとかですね。そういう点も考慮しているので、外資の成果主義とは違うウェットな部分、人によっては昭和と感じる部分もあると思います。

引用元:https://recruit.openhouse-group.com/new-graduate/people/president.html

オープンハウスでは、目標達成のために主体的に動けるような、実行力のある人を求めています。また、目に見えた成果を上げられる人だけではなく、周囲に良い影響を与えられるような熱意ある人も求めていることが分かります。

福利厚生

基本的な福利厚生・社内制度は整っています。 オープンハウスでは、「OPENキャリアデザイン」を導入しています。これは、育児と仕事の両立を支援するために、子育て中の社員が働きやすい就労スタイルを提供する当社独自の勤務制度です。保育園の登園や退園時間によって始業終業時間を変更したり、保育園のお休みに合わせて年間休日125日を選択したりすることができます。 ライフイベントに応じて働き方を変えつつも、長く活躍したいという人には嬉しい制度ですね。

その他の社内制度

オープンハウスは、実力主義の企業となっています。評価制度についても、下記のように記載されていました。

オープンハウスは、年次に関係なく頑張った人を正当に評価し、報酬と昇格の機会を与える実力成果主義の人事制度を整えています。

引用元:https://recruit.openhouse-group.com/new-graduate/environment/

成果が報酬に反映されるシステムとなっているため、しっかり成果を上げて稼ぎたいという人にマッチする企業と考えられます。

企業研究のポイント

オープンハウスの選考では、事前にできる限り多くの社員の方と話をして、業務内容や社風、企業の考え方等をヒアリングしておくと良いという内定者からの声が多数見られました。 オープンハウスは熱意や高い目標がある人を求めています。それらをアピールするためには、まずは企業の方向性を理解し、そこに自身の求める軸がマッチしているのかを確かめておく必要があるでしょう。オープンハウスだからこそ実現できる目標を伝えられると、良い結果につながるというアドバイスも見られました。

「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと

説明会が結構長く充実していたのでそれに参加するだけである程度企業研究になったのと、説明会時にパンフレットが渡されたためそれを読み、同業界の中でのこの会社の立ち位置やスタイルを研究した。あとは、人事担当の方々が現場社員の方との面談を多く組んでくださるのでその機会を利用して会社に関する色々なことを聞くようにしていた。この会社はやはり「若いうちから1000万稼ぐ」「早いうちから役職を持ち、指示される側から指示する側になる」といった夢というか野心を持った人材を求めているため、入社後何をしたいかというよりは前述の若いうちからお金を稼ぐだとか管理職になるといったことを言う法が評価されるのではないか、と考えられる。

「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと

とにかくいろいろな人に会って、どんな人が求められていて、どんな人が活躍できるのか、その考え方や性格を徹底的に分析しました。選考の過程でリクルーターが付いてくださるので、そこから社員の方々を紹介していただき、たくさんの人と話をさせて頂きました。会社としての考え方から具体的な生活まで自分の中でイメージした結果受けたいと思えれば良い結果を得られるはずです。この会社の選考では、準備すればその分だけ評価してもらえて、選考を飛び級してしまうこともあります。自分の言葉で何が求められているのかと、自分の強みとの共通点をつなげ、多少の熱い男同士の対話にも慣れておくことが必要です。体育会出身者で無い人には圧迫に感じる、もしくはそもそも向いていないかもしれません。

「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと

会社のことの理解や、業界の理解も大切ですが、自己分析を徹底的に行うことと、入りたい熱意や理由をしっかり伝える必要があります。よくある就活体験談をみて、どういったことが質問されるのか、どういった雰囲気で、どのような年次の社員の方が面接官であるのかしっかり調べました。結構、深堀をされるような面接となるので、自分自身をしっかり理解して、会社に入って、10年後、20年後どのような人間になっていきたいのかをしっかり説明できるようにする必要があります。また、不動産業界を中心に志望している方は、どうしてオープンハウスなのかというところをしっかり説明できるようにしていた方がいいです。OB訪問などは、私は、行うことがありませんでしたが、会社の雰囲気などは、面接官の方か、OBの方にしっかり質問し、自分とあっているか吟味する必要があります。

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この記事を書いた人: 就活会議編集部

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