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CREATED ON 2021.03.19 | UPDATED ON 2023.09.27

【就活ガイド】三井住友海上火災保険株式会社の企業研究〜企業分析で選考突破〜

金融 #企業研究
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この記事は、就活会議の会員が投稿した体験記にもとづいて作成・編集をしています。就活会議の会員は現役の学生であることを確認しています。
【就活ガイド】三井住友海上火災保険株式会社の企業研究〜企業分析で選考突破〜

毎年多くの就活生が選考を受ける三井住友海上火災保険株式会社。三井住友海上火災保険はMS&ADインシュアランスグループに所属する企業であり、自動車の損害保険を中心にサービスや商品を展開しています。 この記事では三井住友海上火災保険の基本情報や業界内での立ち位置をもとにお伝えするとともに、先輩たちが実際に行った企業研究方法をご紹介します。三井住友海上火災保険の選考を受ける前にどのような会社なのか、その特徴をしっかり理解していきましょう。

三井住友海上火災保険の会社概要

まずは三井住友海上火災保険について理解しましょう。 ここでは三井住友海上火災保険の選考に通過した先輩たちが行った企業研究と、その社風などをお伝えします。

三井住友海上火災保険の基本情報

会社名 三井住友海上火災保険株式会社
業界 損害保険
本店所在地 〒101-8011
東京都千代田区神田駿河台3-9
TEL:03-3259-3111(代表)
事業所 代理店数 34,162店
設立 1918年10月21日
経常収益 【連結】25,016億円
従業員数 【連結】14,168名
資本金 1,395億円
平均年齢 41.2歳
初任給 (1)グローバルコース(2022年4月初任給予定)
月給24万1,000円 修士了/月給25万7,000円
(2)ワイドエリアコース(2022年4月初任給予定)
〈本拠地から通勤できる拠点に勤務〉
月給19万0,080円~20万1,600円 修士了/月給20万6,080円~21万7,600円
〈本拠地の通勤圏外の拠点に勤務(転居転勤)〉
月給21万8,880円~23万0,400円 修士了/月給23万4,880円~24万6,400円
※勤務地により異なります
(3)エリアコース(2022年4月初任給予定)
月給18万0,480円~19万2,000円 修士了/月給19万6,480円~20万8,000円
※勤務地により異なります
福利厚生 独身寮・社宅(グローバルおよび〈ワイドエリアコースで転居転勤する場合〉)、厚生施設、クラブ活動、社員持株会制度、財形貯蓄制度、企業年金制度ほか
過去の採用人数 不明
経営理念 グローバルな保険・金融サービス事業を通じて、安心と安全を提供し、活力ある社会の発展と地球の健やかな未来を支えます
代表取締役社長 舩曵 真一郎
事業内容 1.損害保険業
・保険引受
・資産の運用
2.他の保険会社の保険業に係る業務の代理または事務の代行
3.債務の保証
4.確定拠出年金の運営管理業務
5.自動車損害賠償保障事業委託業務

参考元:https://www.ms-ins.com/company/aboutus/outline/

事業内容

三井住友海上火災保険の事業内容についてみていきましょう。三井住友海上火災保険の事業は、「営業/損害サポート/その他」に大きく分けられます。営業は「企業営業/リテール営業/自動車営業/マリン営業」、損害サポートは「自動車損害サポート/火災新種損害サポート/海損」を担当し、その他の事業として「商品企画/金融サービス/国際業務/デジタル・システム/コーポレート」があります。

部門 課・グループ 業務内容
営業 企業営業 メーカー、商社、建設、鉄道、航空、情報通信、金融機関など各産業の大企業を担当。
企業代理店とともにお客さまのリスクを分析し、オーダーメイド型の保険プログラムや、事故を未然に防ぐ防災・減災などの最適なソリューションを提供する。
- リテール営業 特定の地域に所在する企業や個人のお客さまに対して、代理店とともに最適な保険プログラムや防災・減災のソリューションを提供する。
代理店への経営指導や新たな代理店を開拓して、販売チャネルを拡大する役割がある。
また、「地域産業振興」「海外進出業務支援」など、幅広い分野で自治体との業務提携を推進し、地方創生にも貢献する。
- 自動車営業 自動車販売会社やリース会社を代理店としてメインに担当する。
すべてのドライバーに安心を届けるために、代理店を通じてお客さまに保険商品や事故削減のソリューションを提供する。
代理店とともに豊かなカーライフ、および、物流・運送などの交通インフラを根底で支え、自動車産業の発展に貢献する。
- マリン営業 商社や海運、物流会社を担当し、貿易、物流、船舶、海洋エネルギー開発に関わるリスクを調査分析する。
各国のリスク情報や保険マーケットの動向など、世界の保険マーケット情報を収集し、オーダーメイド型の保険プログラムと防災・減災のソリューションを提供する。
損害サポート 自動車損害サポート お客さまが自動車事故に遭われた際に、保険金のお支払いを通して、事故を解決していく。
事故の解決まで弁護士や医師などの専門家と連携し、迅速かつ円満な解決に向けた高い品質のサービスを提供する。
また、豊富な事故データを分析し、営業部門とともに事故削減のソリューションを提供する。
- 火災新種損害サポート 自動車保険と海上保険以外の保険種目について事故対応を担当する。火災、地震、賠償責任など、その種類は100以上に及ぶ。
中でも地震や台風などによる広域災害への対応は、一度に数千、数万人規模のお客さまが被災されるため、いち早く対策室を立ち上げ、
全国から担当者および社外機関を動員し、迅速、丁寧な保険金のお支払いを行うことで、被災地区の復興に貢献する。
- 海損 貿易、物流、船舶、海洋エネルギー開発に関わる事故を解決する。
保険金のお支払い対応はもちろん、国際物流のトラブルを未然に回避するリスクマネジメントも重要な業務の一つ。
世界中の専門家と連携しながら、国際物流を行うお客さまにソリューションをご提供するために、貿易や物流などの専門的で幅広い知識が必要とされる。
商品企画 - 時代や社会の変化に伴い変化するリスクを調査・分析し、お客さまのニーズを的確に捉え、新商品を開発する。
新商品の設計はもちろん、販売戦略の構築、収支管理、それに関わるシステム開発を担う。
サイバーリスク、自動運転、仮想通貨、ロボット、再生医療など、新技術の普及を商品開発力で支える。
金融サービス - 資産運用を行う財務企画部、企業への投資を行う投資部のほか、デリバティブという金融手法を使ったリスクマネジメント手法の開発と推進を行う金融ソリューション部などがある。
金融工学や計量分析などの知見を活用し、安定的な保険金の支払に必要な資産の健全性と、より大きな資産収益の達成を掲げ、企業活動を支えている。
国際業務 - 海外事業全般に関する戦略・施策の企画を行い、既存海外事業の拡大、M&Aを通じたマーケット開拓、オペレーションを担当する。また営業部門と連携し、日系企業の海外事業展開をサポートする。
英国ロイズの主導的プレイヤーかつ、ASEAN10ヵ国すべてに拠点をもつ世界唯一の損害保険グループとして、世界各国の発展を支える。
デジタル・システム - 最先端技術を駆使し、お客さまや代理店向けシステム、社内向けシステムの企画・構築だけではなく、中長期的なICT戦略の立案、海外システムの管理・構築やシステム運用ルールの策定などを行う。
国内外で運用されるさまざまなシステムの優位性が今後ますます重要となり、ビジネスの優位性にもつながる。
コーポレート - 経営企画部、企業品質管理部、人事部、経理部、広報部など、会社全体の運営を行う部門。
それぞれの部が専門性を発揮し連携しながら、社員一人ひとりがいきいきと活躍できるフィールドをグローバルに構築し、個の力、組織の力を高める。
世界トップ水準の保険・金融グループを創造するための経営戦略や最高品質のサービスを提供するためのルールを策定し、三井住友海上の経営を支える。

参考元:https://www.msig-saiyou.com/work/department/

IR読み解き!三井住友海上火災保険の売上・競合比較

ここからはIR資料や有価証券報告書を読み解いて企業研究しましょう。

売上・業績

下記は、三井住友海上火災保険の直近の業績です。

▼売上高(単位:億円)

前事業年度(自 2019年4月1日  
至 2021年3月31日)
当事業年度(自 2020年4月1日 
至 2021年3月31日)
正味収入保険料 1,547,930 1,559,567
当期純利益 94,079 92,215

※有価証券報告書 第104期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

正味収入保険料は、2017年から2021年にかけて上がり続けており業績は好調です。正味収入保険料とは、損害保険における収入を示します。2020年度は、料率引き下げの影響により自動車損害賠償責任保険で減収したものの、火災保険で増収したことなどにより全事業年度に比べて116億円増加しています。 当期純利益は、前事業年度における海外事業組織再編に伴う影響の反動により、関係会社株式評価損が減少する一方で価格変動準備金が繰入に転じ、また税金費用が増加したことなどから前事業年度に比べ18億円減少し922億円となっています。

セグメント別の売上

2020年度正味収入保険料の種目別構成単位:億円

2020年度の正味収入保険料をセグメント別に見ていきましょう。自動車保険が正味収入保険料において大きな割合を占めていることが分かります。三井住友火災保険は自動車事業に力を入れており、ドライブレコーダー付きの自動車保険「見守るクルマの保険」という商品を提供しています。事故の衝撃を検知して自動通報を行ない、通話機能でオペレーターがお客様をサポートするというサービスにより、ドライブレコーダー販売数量は業界トップクラスの実績となっています。

競合他社

損害保険業界における2020年から2021年の売上高は下記の通りです。2020年から2021年の売上高で、三井住友海上火災保険の所属するMS&ADインシュアランスグループは2位という結果になりました。

損保業界売上高

三井住友海上火災保険の競合としては以下の企業が挙げられます。

各企業はそれぞれ保険業ホールディングスに所属しています。 東京海上日動火災保険は東京海上ホールディングスグループ、損保ジャパンはSOMPOホールディングスグループ、あいおいニッセイ同和損害保険は三井住友海上火災保険と同じMS&ADインシュアランスグループ所属です。

東京海上日動火災保険は、1879年に創業した141年という長い歴史を持つ企業です。日本で初めて自動車保険の営業を開始し、海上から陸上まで幅広い種目を取り扱っています。国内損害サービス拠点は236ヶ所となっており、世界46の国と地域でサービスを提供しています。

損保ジャパンは、正味収入保険料が国内トップクラスの企業です。自動車保険を中心に高い収益力を誇っています。海外保険事業も展開しており、29ヶ国の地域で先進国を中心に保険料を拡大しています。

あいおいニッセイ同和損害保険は、三井住友海上火災保険とともにMS&ASインシュアランスグループに所属する企業です。世界トップ水準の保険・金融グループの創造をめざしています。日本国内損害保険料シェア第1位の企業であり、「先進性」「多様性」「地域密着」を武器にお客さまをサポートしています。

業界の動向

新型コロナウイルス感染症の流行に伴い外出自粛の動きが広まった結果、交通量が減少し自動車事故が減っています。そのため、損害保険業界では自動車保険金の支払額が抑制され、業績が前年より良くなっているようです。

2020年の損害保険業界は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、海外旅行需要や新車購入率が低下し、これらに関わる保険が苦戦を強いられています。その一方で、外出自粛による交通量の減少で自動車事故が減ったため、自動車保険金の支払額が抑制され保険料収入は前年比プラスとなりました。

引用元:https://gyokai-search.com/3-sonpo.htm

また、損害保険業界では、海外展開を進める動きが加速しています。日本国内は少子高齢化や人口減少による市場縮小が課題となっているため、アジアやインドなどに進出する動きが各企業で活発になっているようです。

2020年の損害保険業界は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、海外旅行需要や新車購入率が低下し、これらに関わる保険が苦戦を強いられています。その一方で、外出自粛による交通量の減少で自動車事故が減ったため、自動車保険金の支払額が抑制され保険料収入は前年比プラスとなりました。

引用元:https://gyokai-search.com/3-sonpo.htm

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三井住友海上火災保険の強み

ここからは、三井住友海上火災保険の強みを見ていきましょう。

強み・特徴「ASEANと日本国内における損保シェア1位」

世界49の国・地域に事業を展開し、特にアジアではASEAN10ヵ国で元受事業を行っている唯一の損害保険グループであり、ASEAN域内総収入保険料第1位のプレゼンスを有しています。

引用元:https://www.ms-ad-hd.com/ja/group/about/feature/position.html

三井住友海上火災保険の属するMS&ADホールディングスは、今後成長が期待できるASEAN地域で損保シェア1位となっています。アジアの損害保険マーケットにおいて、トップクラスのシェアを誇っていることが、三井住友海上火災保険の強みといえるでしょう。 また、日本国内で最も選ばれている損害保険グループでもあります。

参考元:https://www.ms-ad-hd.com/ja/group/about/feature/position.html

三井住友海上火災保険の社風

ここからは、三井住友海上火災保険の社風を見ていきましょう。

社風「数字とコミュニケーションを重視している」

三井住友海上火災保険は、数字とコミュニケーションを重視する社風です。損害保険の仕事は、経済的なリスクについて数字で解析したり説明したりする必要があります。また、そのような知識を持っていないお客様も納得でき、魅力を感じられる商品作りを目指しています。そのため、数学的な知識だけではなく、人と会話する力やお客さまと人間関係を構築する力を重要視する企業風土があります。

数理のプロフェッショナルというと、ひたすら数字と向き合っているように思われるかもしれません。しかし、実はとてもコミュニケーションが重要な仕事です。我々は数字を解析するだけではなく、そこから商品を作り、保険料を作るのが仕事です。「なぜこういう商品になるのか」「なぜこの料金になるのか」を経営層や営業部門など会社内の他部門に対して、そしてお客さまに対して、きちんと説明できなければいけません。数学的な知識を持たないお客さまにも、納得でき、魅力的な商品をつくることが私たちの仕事なのです。

引用元:https://www.msig-saiyou.com/career/actuary/

三井住友海上火災保険の新卒採用

ここからは、2022年卒の新卒採用の応募条件や待遇について見ていきます。

募集要項

三井住友海上火災保険の2022年卒募集要項は下記の通りです。三井住友海上火災保険の選考は、【グローバルコース・ワイドエリアコース・エリアコース】の3つのコースに分かれています。コースは【海外を含む全国転勤ありか/国内の一定地域内で転勤ありか/転勤なしか】で分かれています。どのコースを選ぶかで給与も変わるため、確認しておきましょう。

募集職種 総合社員
(1)グローバルコース:海外を含む全国転勤あり
(2)ワイドエリアコース:国内の一定地域内で転居を伴う転勤あり
(3)エリアコース:原則として転居を伴う転勤はなし
事業内容 リスクコンサルティング、各種損害保険の引受、事故サービス・保険金の支払、営業事務、新保険の開発、再保険、資産運用、経理、一般管理、情報システム、海外業務など
応募資格 2021年4月1日に専門学校・短大・大学・大学院に在籍し、2022年3月末に卒業(修了)予定の方、
および、職歴の有無に関わらず、入社日(2022年4月1日)時点で29歳以下(雇用対策法3号のイに基づく)の方。
※2親等以内の親族が当社社員である方は応募できません
給与 (1)グローバルコース(2022年4月初任給予定)
月給24万1,000円
修士了/月給25万7,000円
(2)ワイドエリアコース(2022年4月初任給予定)
〈本拠地から通勤できる拠点に勤務〉
月給19万0,080円~20万1,600円
修士了/月給20万6,080円~21万7,600円
〈本拠地の通勤圏外の拠点に勤務(転居転勤)〉
月給21万8,880円~23万0,400円
修士了/月給23万4,880円~24万6,400円
※勤務地により異なります
(3)エリアコース(2022年4月初任給予定)
月給18万0,480円~19万2,000円
修士了/月給19万6,480円~20万8,000円
※勤務地により異なります
諸手当 通勤費、時間外勤務手当、外出手当、住宅費用補助制度(一定の支給要件を満たすワイドエリア・エリアコース)、自己学習補助
勤務地 (1)国内・海外の各事業所
(2)国内47都道府県所在の拠点のうち、募集地区の各事業所
※募集地区については、当社新卒採用サイトのマイページでご確認ください。
※地域社員(ワイドエリア)の勤務地範囲
勤務時間 9:00~17:00 一部フレックスタイム制あり
標準労働時間/1日7時間
保険 雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険
求める人物像 「向き合うから、強くなる。Tough Spirits, Big Heart」

参考元:https://www.msig-saiyou.com/recruit/requirements/

三井住友海上火災保険の求める人物像について、キャリタスでは次のように記載しています。

「向き合うから、強くなる。Tough Spirits, Big Heart」 三井住友海上では、人を大切にするという思いを込め、人材ではなく人財という字を使っています。会社が人財育成をするのは責務。だからこそ、何事も前向きに、自らの発想力・行動力をもって、新しい時代を切り拓く想いがある人財を求めています。

引用元:https://www.global.toshiba/jp/outline/corporate/message.html

三井住友海上火災保険は何事にも前向きに取り組み、発想力・行動力をもって企業に貢献してくれる人材を求めています。選考でもデザイン思考テストやデザイン面接が行なわれているため、発想力は特に重視されているといえるでしょう。

また、目指す社員像については、下記のように記載されています。

自ら学び自ら考え、チャレンジし、成長し続ける社員

引用元:https://www.msig-saiyou.com/career/hrd/

福利厚生

三井住友海上火災保険は、休暇制度が充実しています。夏季休暇やフレッシュアップ休暇など、十分な休息をとって仕事に望めるため働きやすい環境といえます。その他にも独身寮や社宅、出産・介護休暇など基本的な福利厚生が完備されています。

休日・休暇 完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始(12月31日~1月3日)
年次有給休暇(初年度4月入社18日、2年目以降20日 ※夏期休暇・フレッシュアップ休暇、アニバーサリー休暇を含む)、プラス休暇(12日)、年末年始休暇、慶弔休暇、クリエイティブ休暇、自己啓発休職制度、ボランティア休職制度など
施設 独身寮・社宅(グローバルおよび〈ワイドエリアコースで転居転勤する場合〉)、厚生施設
出産・育児・介護支援 出産・介護休暇
その他 クラブ活動、社員持株会制度、財形貯蓄制度、企業年金制度ほか

その他の社内制度

三井住友海上火災保険は、「お客さまの信頼を獲得し、成長を実現する」ために、人財育成に力を入れています。中でも、新入社員をファミリーの一員として各職場に迎える「ファミリー制度」が特徴です。職場メンバー全員が新入社員の成長を高く意識しコミュニケーションを密にしているため、スキルやノウハウを早く吸収することができます。

社内制度 内容
集合研修 1 新入社員・2年目研修 新入社員が円滑に会社生活をスタートできるよう、入社時研修を実施しています。また、新入社員の育成期間を2年間と定め、入社2年目にも研修を実施し、さらなる成長を支援しています。
階層別研修 全域社員・地域社員の育成体系を「4つのステージ(※)」に分けて集合研修を実施しています。各ステージのスタート時に実施する本研修は、新たなステージで求められる役割への理解を深め、次のステージに向けた成長を目的としています。
部支店マネジメント研修 生産性高く働くための役割の与え方や、社員の多様性を活かした組織力の高め方等、チームワーク強化の観点からマネジメント層が習得すべきテーマにもとづく研修を、部支店ごとに実施しています。
オープンカレッジ 社員の主体的なスキルアップを支えるために、「ロジカルシンキング」や「ビジョン構築」等のビジネススキルを習得する、任意参加型の研修を実施しています。
キャリアマネジメント研修 一定年齢(33才、43才)に到達した社員を対象とした研修を実施しています。社員一人ひとりがキャリア形成の意義を正しく理解し、中長期的な目標をもって主体的に成長していく風土の定着を図っています。
職場での人財育成支援 ファミリー制度 三井住友海上では、新入社員を“ファミリー”の一員として各職場に迎えます。
一人ひとりに育成担当者であるファーストブラザー・ファーストシスターがつくだけでなく、職場の全員が「新入社員を成長させよう」という高い意識を共有し、日々コミュニケーションを密にしています。
そして新入社員がスキルやノウハウをいち早く吸収し、やりがいを持って働けるよう、業務を通じて実践的な指導やアドバイスを行います。
自己啓発支援 MS1 Learning 社内イントラネットシステムを活用したオンライン学習システムです。社員が自主的に社内外問わずいつでも学習できる環境を整備し、豊富な学習コンテンツを用意することで、幅広い業務知識の習得を支援しています。
社内トレーニー制度 社員がトレーニー(実習者)として、短期間他の職場に勤務できる制度です。社員のキャリア形成やスキル向上に役立つとともに、部門間の相互理解を深める制度として、多くの社員が積極的に活用しています。
360度フィードバック 課長代理以上の全役職者を対象に、360度フィードバックを実施しています。上司・部下は匿名で、役職者の日常の行動に関する約25項目の質問に回答します。役職者本人は、自己評価と他社観察結果とのギャップを通じて、自己の「強み・弱み」を把握し、日々の行動変革に活かします。
グローバル人財育成 グローバル人財入門講座 グローバル人財に必要な心構えやビジネススキルの習得に向けた研修を行っています。海外で活躍できる人財だけでなく、国内から海外事業を支える人財や、社会のグローバル化に対応できる人財の育成を目的としたプログラムです。
グローバルトレーニー制度 社員がトレーニー(実習者)として、海外拠点で職場体験ができる制度です。社員が自ら求められる役割を考え、意識・行動変革につなげることを目的としています。また、海外拠点からのトレーニーも受け入れており、相互にトレーニー研修を実施しています。
MSビジネスユニバーシティ(MSBU) 豊かな国際感覚と専門性を備えた各分野のスペシャリストを育成するために、語学研修(中国語、スペイン語等)や海外事業研修、専門人財育成研修(経理、システム、再保険など)、MBA取得研修などに社員を派遣しています。中長期的な視点に立って戦略的にグローバル人財の育成を図っています。

引用元:https://www.msig-saiyou.com/career/hrd/

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企業研究のポイント

企業研究の方法としては、OB訪問やインターンシップへの参加が役に立ったとの声がありました。同業他社と比較しながら、企業の特徴を理解していくことが大切なようです。また、口コミサイトなどで実際に働いていた人の声も参考にしていたとのことです。下記の先輩によるとインスタグラムなどを使ったセミナーが実施されているため、できる限り参加しておくと企業理解が深まります。

実際に選考通過した先輩の声

企業研究をする際に、同業他社と比較することで、その企業の強みであったり、弱みであったり、人柄や社風などを自分の中に落とし込んでいきました。 調べた方法としては、インターンシップに参加するなど、OB訪問をするなど、ネットで調べるなどに重点を置いておりました。 また、会社の状況などだけを調べるのではなく、口コミサイトなども見て、働く人の声も見ていました。 この企業はセミナーなどを多く企画しており、インスタグラムなどを使ったセミナーなどもあり、就活生に向けて発信をやめなかったです。 だから、企業研究をする機会は山ほどありました。それらに参加し、自分が知りたい情報をセミナーで集めることが企業研究になると思います。

実際に選考通過した先輩の声

なぜ金融か、なぜ損保か、その中でも三井住友海上になぜ入りたいのかを準備するのに加え、どれだけチームとして行った経験、リーダーシップをはっきした経験を自分の言葉で話せるかがカギだと思う。全ての面接でなぜうちに入りたいのか、そこで何したいのかを頻繁に聞かれます。その為、自己分析の際にチームでどういう役割で、なぜその行動を取り、どう行動したことが結果につながったかまで深ぼる練習をしたほうがいいです。また、説明会に加え、OB訪問を複数回行い、具体的なキャリアプラン、仕事内容を聞いて自分のものにした。その際に、自分のESや志望動機を社員の方に添削してもらったことでより貴社にウケる言い回しや言葉使いができたと思います。

実際に選考通過した先輩の声

損保業界が社会において果たしている役割を明確に認識し、なぜ自分がそれに携わりたいのかを経験を絡めて言語化しておくことに注力した。また、採用ホームページを読むことで、ビジネスの面と社風の面、それぞれの特徴を捉え、話せるようにした。その中で、自分がどの仕事をしたいのかを明確にするため、社員との座談会に参加し、詳しい業務内容への理解を深めた。人事は、座談会や説明会の参加履歴が確認できるようだったので、可能な限り参加したほうがいいと思う。個人的なOB訪問はしていないが、業務内容への理解やキャリアビジョンの確立のため、できればしたほうがいいと思った。また、途中のデザイン面接は特殊なので、他社でデザイン思考面接を受けることでデザイン思考の練習をしておくと有効だと思う。

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この記事を書いた人: 就活会議編集部

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