【就活ガイド】日鉄ソリューションズ株式会社の企業研究〜企業分析で選考突破〜
日本製鉄の情報システム部門が独立し、誕生した日鉄ソリューションズ株式会社。国内No.1の製鉄会社を支えてきた実績を活かし、幅広いビジネスフィールドで事業を展開しています。 この記事では日鉄ソリューションズの基本情報や業界内での立ち位置をもとにお伝えするとともに、先輩たちが実際に行った企業研究方法をご紹介します。日鉄ソリューションズの選考を受ける前にどのような会社なのか、その特徴をしっかり理解していきましょう。
日鉄ソリューションズの会社概要
まずは日鉄ソリューションズについて理解しましょう。 ここでは日鉄ソリューションズの選考に通過した先輩たちが行った企業研究と、その社風などをお伝えします。
日鉄ソリューションズの基本情報
会社名 | 日鉄ソリューションズ株式会社 |
---|---|
業界 | SIer |
本店所在地 | 東京都港区虎ノ門一丁目17番1号 虎ノ門ヒルズビジネスタワー |
事業所 | 全国8か所 |
設立日 | 1980年(昭和55年)10月1日 |
売上高 | 2,520億円(連結)[2021年3月期] |
従業員数 | 6,958名(連結)[2021年3月期] |
資本金 | 129億5,276万3,000円 |
平均年齢 | 39.8歳 |
初任給 | ■総合職 修士了 月給 243,000円 大学卒 月給 216,000円 ※2020年度実績。 ※東京地区勤務の場合上記に加え都市手当10,000円 ※大坂・名古屋地区勤務の場合上位の加え都市手当5,000円 ■一般事務職 大学卒 月給 197,600円 短大卒 月給 192,400円 ※2020年度実績。 ※東京地区勤務の場合上記に加え都市手当10,000円 |
福利厚生・社内制度 | 各種社会保険完備、財形貯蓄制度、退職金・企業年金(確定拠出)、社員持株会、独身寮 など ※福利厚生施設提供サービス会社と提携しており、国内および世界各国の提携施設を優待価格で利用可能です |
過去の採用人数 | - |
企業理念 | 日鉄ソリューションズは、情報技術のプロフェッショナルとして、真の価値の創造により、お客様との信頼関係を築き、 ともに成長を続け、社会の発展に貢献していきます。 【創造】 新しい価値を創造します。 私たちは情報技術のプロフェッショナルとして、 革新的な技術を利用したソリューションの提供を通じ真の価値を創造していきます。 【信頼】 お客様の信頼を不動のものにします。 私たちは日本製鉄グループの一員として、お客様や社会のニーズに 的確に応えることで信頼を更に積み重ね、不動のものにしていきます。 【成長】 高い成長を求め挑戦し続けます。 私たちはトップ・システムインテグレータとして、業界をリードするとともに、 お客様の成長に貢献することにより、ともに大きく成長していきます。 |
代表者 | 森田 宏之 |
事業内容 | ・経営及びシステムに関するコンサルテーション ・情報システムに関する企画・設計・開発・構築・運用・保守及び管理 ・情報システムに関するソフトウェア及びハードウェアの開発・製造並びに販売及び賃貸 ・ITを用いたアウトソーシングサービスその他各種サービス |
参考元:https://www.nssol.nipponsteel.com/corporate/overview.html 参考元:https://www.nssol.nipponsteel.com/saiyo/recruit/recruit.html 参考元:https://www.nssol.nipponsteel.com/corporate/philosophy.html
事業内容
日鉄ソリューションズは、システムインテグレータ(SIer)です。顧客となる企業の業務内容を分析し、問題を発見。その問題を解決するためのシステムを開発・提案し、構築から運用までをおこなっています。 日鉄ソリューションズはSIerとして、さまざまな業界で事業を展開しています。採用サイトには、下記の9つのビジネスフィールドが紹介されていました。
日鉄ソリューションズの選考では、志望動機や入社後やりたいことが深堀されます。やりたいことを実現するためにどのビジネスフィールドに携わりたいのか明確にし、それを説明できるようにしておきましょう。
ビジネスフィールド | 業務内容 |
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ITコンサルティング | ITに求められることは、事業の成長、経営戦略の実現です。 その実現に向けて、お客様の事業のあるべき姿、組織、業 務を深く理解し、システムの実現可能性を鑑みて、お客様 にとって最適なIT戦略を描いていく。それが私たちの考え る、あるべきITコンサルティングの形です。「経営」「IT」 「業務」の3つの視点で情報システムのライフサイクルをと らえ、お客様の事業成長、戦略の実現に向けた支援を行い ます。 | 産業・流通ソリューション | 消費者嗜好の多様化が進み、マーケット環境も複雑化して います。そんな厳しい環境下にさらされている製造業を支 えるべく、商品開発における研究、マーケティング、需要 予測、生産管理、物流といった、ものづくりのプロセスす べてに対してソリューションを提供しています。また、EC サイトや旅行サイトなど急成長しているインターネット上 でのビジネスシステムの構築も当社の強みです。 | テレコムソリューション | スマートフォンやタブレットの普及により、いつでも・ど こでも情報が得られるようになりました。これにより、従 来にない規模でトラフィックが爆発的に増大。求められる のは、絶え間ないサービスの革新と品質の向上です。新し いネットワークの時代における、新しいビジネスを支える ために、アプリケーションからITインフラに至るワンストッ プソリューションとして提供しています。 | 金融ソリューション | 金融ビジネスの世界はいかに素早く情報をキャッチし、分 析・活用できるかが、すべてを決めるITの最前線です。そ こでは、金融工学のノウハウとITのノウハウを自在に組み 合わせて競争優位に立つための戦略的なソリューションが 求められます。製鉄業で培った、高度な数理的知見とITエ ンジニアリング力をもとに、幅広い金融業務分野をサポー トしています。 | 社会公共ソリューション | 公益性・公共性の高い大規模システムは、24時間365日、 安定運用を実現するための安全性・堅牢性が求められる、 ミッションクリティカルな分野です。行政・教育機関・公 益法人のシステムにおいて導入コンサルティングから、保 守・運用管理までを支援していくことは、文字通り社会イ ンフラを支えることです。また、科学系研究機関の解析や 地球環境観測衛星のデータ処理といったシステムを高度な 基盤技術で支えています。 | ITインフラソリューション | ITインフラの全体最適化が求められる中、メーカーに依存 しない製品・技術の選択、製品連携の緻密な検証を通じて 最適なシステム基盤を提供しています。また、業界横断的 にインフラ構築を行って蓄えた、多種多様な業界・業務の ノウハウを取り入れたITインフラ統合フレームワークを活 用。お客様のビジネスの成功に向けたインフラを支えてい ます。 | 鉄鋼ソリューション | 国内第一位、世界第三位の鉄鋼メーカーである日本製鉄の 生産、販売、物流、人事、会計などの全業務システムにつ いて企画、設計、構築を行い、24時間365日、フルアウト ソーシングサービスで支えています。国内のみならず、海 外における事業のサポートも行っており、これまで私たち が築き上げてきた製鉄業を支えるノウハウは海外でも活き ています。 | 研究開発 | 「技術のNSSOL」を支えるプロフェッショナルとして、IT インフラからアプリケーション、ソフトウェア構築技術ま で、3年後の事業に貢献することを前提とした研究を行っ ています。また、研究員自らが難易度の高いプロジェクト に参加することで、 ソリューションの品質を高め、研究成 果を現場にフィードバック。単に「R&D」という位置づけ にとどまることなく、実践でお客様の事業支援に貢献でき る研究開発をポリシーとしています。 | グローバル | グローバル化が加速する中、私たちも積極的にグローバル 拠点展開を進めています。シリコンバレーでは先進事例の 調査・探索を。ニューヨーク・ロンドンなどでは金融業界 向けのITソリューションの提供支援。中国、シンガポール、 タイでは東南アジア展開を積極的に進める日本企業の現地 事業展開をITで支えています。また、グローバル拠点では、 現地企業へのソリューション提供も行っていきます。 |
引用元:https://www.nssol.nipponsteel.com/saiyo/company/business.html
IR読み解き!日鉄ソリューションズの売上・競合比較
ここからはIR資料や有価証券報告書を読み解いて企業研究しましょう。
売上・業績
日鉄ソリューションズの直近5年間の連結業績は下記の通りです。
売上高推移
営業利益推移
参考元:https://www.nssol.nipponsteel.com/ir/securities.html
2019年度まで好調に推移していましたが、2020年度で収益利益ともに落ち込んでいます。 2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、さまざまな業界が経済的打撃を受けました。日鉄ソリューションズの顧客企業でも、コロナ禍における業績悪化を背景に、システム投資を抑制する動きが見られました。その結果、2020年度の日鉄ソリューションズの業績もやや落ち込んでしまったと考えられます。 今後のコロナ収束を見据えた対策を打ち出していく必要がありますね。
参考元:https://www.nssol.nipponsteel.com/ir/financial_statements.html
セグメント別の売上
日鉄ソリューションズは、顧客の情報システムに関するコンサルティングから、具体的なシステムの企画・提案・設計・構築・運用などを総合的に提供する「情報サービス」単一セグメントとなっています。そのため、決算上のセグメント情報の記載は省略されています。
競合他社
システムインテグレーターには、ユーザー系SIer・メーカー系SIer・独立系SIerの3つの分類があります。
- ユーザー系SIer
親会社のシステムを運用しているシステムインテグレーター。親会社が顧客となるため、安定した経営をおこなえる。 - メーカー系SIer
パソコン・ハードウェアメーカーを親会社に持つシステムインテグレーター。親会社の案件が下りてくるため、経営が安定している。 - 独立系SIer
親会社をもたないシステムインテグレーター。親会社に縛られることなく経営ができる。
日鉄ソリューションズは日本製鉄を親会社に持つユーザー系SIerです。そこで、ここでは同じユーザー系SIerに分類される3社と業績を比較してみましょう。
【ユーザー系SIer】2020年度売上高
参考元:NTTデータ 参考元:伊藤忠テクノソリューションズ 参考元:SCSK 参考元:日鉄ソリューションズ
NTTデータが抜きんでています。上記の比較の中では、日鉄ソリューションズは4位となっており、1位のNTTデータとは2兆円近い差をつけられています。NTTデータは海外でも積極的にM&Aをしており、圧倒的です。
しかし、日鉄ソリューションズは、新型コロナウイルス感染症が拡大する前までは年々着実に売上高を伸ばし続けている企業です。今後も着実にビジネスフィールドの幅を広げながら、成長していくことが求められます。
2位の伊藤忠テクノソリューションズは、伊藤忠商事グループの主要子会社でありながらも、さまざまな業種の顧客をもっています。また、グローバル展開を図っていることも伊藤忠テクノソリューションズの強みです。
3位のSCSKも、幅広く事業を展開している企業です。8,000社以上の顧客との取引を通じて築いた顧客基盤があり、製造業・通信業・運輸業・不動産業・電力・ガス業などを対象とした産業ITや、金融ITなども扱っています。 参考元:https://www.scsk.jp/recruit/saiyo/works/advantage.html
業界の動向
矢野経済研究所が、国内企業のIT投資に関する調査を実施しています。国内民間IT市場規模の推移と予測を見てみると、日本のIT市場規模は年々拡大していくことが予想されています。
国内民間IT市場規模推移と予測
引用元:https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2856
2020年度はコロナ禍の経済悪化に伴い、IT投資を見送る企業が多くみられました。その一方で、テレワークの実施やデジタル化の推進を余儀なくされた企業では、IT投資が加速しました。その結果、IT業界全体では業績がほぼ横ばいになっています。
コロナ禍を背景に、DX(※)による業務改革や情報セキュリティーの強化などへの需要はますます高まっています。 実際、矢野経済研究所の調査では、コロナ禍によりデジタル化への取組みが後退したと感じている国内民間企業は全体の3.5%にとどまっており、55.2%が前進したと感じていました。 参考元:https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2856
こうした企業のIT投資が積極的に進められる限り、SIer業界は継続的に成長していくと予想されます。
※DX(デジタルトランスフォーメーション)…IT技術の浸透により、生活やビジネスによりよい影響を与えること。
日鉄ソリューションズの強み「日本製鉄を支えてきた実績と、幅広いビジネスフィールド」
日鉄ソリューションズは「日本製鉄」の情報システム部門が独立し、設立した企業です。国内No.1の製鉄会社である日本製鉄で複雑なシステムを運用してきた実績を生かし、事業を展開しています。
私たちは製鉄業という複雑なプロセスの集約されたビジネスを40年以上、ITで支え続けてきました。そして業務プロセスのシステム化の中で、その背後にある技術や業務の本質をつかみ取る能力を鍛え上げてきました。業務分析、問題点抽出と対策立案、システム構築、運用というサイクルを繰り返し行うことで、業務コンサルタント、システムエンジニアとしての能力を高めていったのです。このような歴史があるからこそ、私たちには他社には真似できない本質を見抜く力があります。
引用元:https://www.nssol.nipponsteel.com/saiyo/company/strength.html
製鉄業を40年以上ITで支え続けてきた実績こそが、現在の日鉄ソリューションズの高度なスキルの根源となっています。
また、日鉄ソリューションズは、ユーザー系SIerでありながらビジネスフィールドが広い点にも強みがあります。 システムインテグレーターには、ユーザー系SIer・メーカー系SIer・独立系SIerの3つの分類があります。
- ユーザー系SIer
親会社のシステムを運用しているシステムインテグレーター。親会社が顧客となるため、安定した経営をおこなえる。 - メーカー系SIer
パソコン・ハードウェアメーカーを親会社に持つシステムインテグレーター。親会社の案件が下りてくるため、経営が安定している。 - 独立系SIer
親会社をもたないシステムインテグレーター。親会社に縛られることなく経営ができる。
日鉄ソリューションズは日本製鉄を親会社に持つユーザー系SIerです。ユーザー系SIerには、主に親会社やグループ会社の案件(内販)をおこなう企業と、積極的に外部の案件(外販)もおこなう企業があります。 日鉄ソリューションズの日本製鉄への売上高(2021年3月期)は、全体の21%となっています。つまり、79%は外販で賄っているということになります。 参考元:https://www.nssol.nipponsteel.com/ir/individual/nssol/
ビジネスフィールドは製造業のみならず、流通・通信・金融・社会公共と幅広いです。実際に、2021年3月期の業種別売上構成は下記のようになっています。
業種別売上構成(2021年3月期)※単位:%
参考元:https://www.nssol.nipponsteel.com/ir/individual/nssol/
NSSOLは製鉄業のシステムを原点としてスタートしましたが、今では製鉄向けのビジネスは全売上の2割弱。 培ってきたノウハウを糧に、ITのプロフェッショナルとして、製造、流通、通信、金融、社会公共など、各分野のお客様のパートナーとして社会の未来をつくり出しています。
引用元:https://www.nssol.nipponsteel.com/saiyo/company/sler.html
ユーザー系SIerでありながら、親会社の案件にとどまらずに幅広い業界を対象に事業を展開している点も、日鉄ソリューションズの大きな強みといえます。
日鉄ソリューションズの社風
ここからは、日鉄ソリューションズの社風を見ていきましょう。
社風「コミュニケーションが活発な環境」
日鉄ソリューションズには、社員間のコミュニケーションが活発に交わされる企業風土が根付いています。採用サイトの社員紹介のページを見てみると、社風に関する下記のような声が紹介されていました。
同期はもちろん会社全体としてコミュニケーションが活発であり、自らの考えや意見を言いやすく、意見を聞いてくれる環境もあります。
引用元:https://www.nssol.nipponsteel.com/saiyo/job/interview/suzudo.html
入社を決めた理由は、選考過程で聞いた社員の仕事内容から具体的に自分が働く姿を想像でき魅力を感じたことと、社員同士のコミュニケーションが多く明るい印象が自分に合っていると感じたためです。入社後には、実業務だけでなく研修においても社員みんなが活発に議論してプロジェクトを遂行していく社風に改めて魅力を感じました。
引用元:https://www.nssol.nipponsteel.com/saiyo/job/interview/asashiba.html
実際に、日鉄ソリューションズでは入社後1~3年目の若手期間中、上司とともに目標を設定し、二人三脚で業務に取り組むという教育体制も取られています。協調性を活かしてチームで仕事を成し遂げ、成長したい人にマッチする社風ですね。 参考元:https://www.nssol.nipponsteel.com/saiyo/career/career.html
日鉄ソリューションズの新卒採用
ここからは、2022年卒の新卒採用の応募条件や待遇について見ていきます。
募集要項
2022年卒募集要項は下記の通りです。総合職と一般事務職の大きく2職種ですが、総合職の場合は入社後に配属部門が決定します。選考の段階からどの部門で働きたいのかを伝えられるように、各部門の役割もしっかりと把握しておきましょう。
募集職種 | ■総合職 ■一般事務職 |
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業務内容 | ■総合職(配属部門は入社後に決定します) 1.システムエンジニア 2.営業 3.研究開発 4.ITコンサルタント 5.経営管理(財務・総務・人事) ※1.内定時にSE、営業、研究開発、ITコンサルティング、経営管理の各部門に配属が決定する「初任配属選択コース」あり ※2.年俸契約型新卒社員制度あり (※1,2についての詳細はお問合せください) |
応募資格 | 全学部全学科 |
給与 | ・初任給:※2020年度実績。 ■総合職 修士了 242,000円 大学卒 214,000円 ※東京地区勤務の場合上記に加え都市手当10,000円 ※大阪・名古屋地区勤務の場合上記に加え都市手当5,000円 ■一般事務職 大学卒 197,600 円 短大卒 192,400 円 ※東京地区勤務の場合上記に加え都市手当10,000円 ・昇給:年1回 ・賞与:年2回 |
諸手当 | 通勤交通費、都市手当(勤務地・扶養家族により異なる)、住宅手当、持家支援手当ほか |
勤務地 | - |
勤務時間 | - |
保険 | 各種社会保険完備 |
求める人物像 | 当社はITの会社ですが、ITだけに興味のある人は求めていません。 人間に関心があり、社会に関心があり、ビジネスに関心があり、文化・芸術に関心がある。そういう幅広さとバランスを持って、かつソリューション事業を通じて社会に役立ちたいという思いのある人を求めています。 また、ソリューション事業は組織戦です。チームワークが大切です。仲間と力をあわせて何かを成し遂げることに喜びをみいだせる人と一緒に仕事をしたいと思っています。 |
参考元:https://www.nssol.nipponsteel.com/saiyo/recruit/recruit.html 参考元:https://www.nssol.nipponsteel.com/saiyo/recruit/path.html
日鉄ソリューションズは、ITの仕事をしたい人というよりも、「ITの仕事を通じて社会に貢献したい人」を求めています。選考では、なぜこの業界で働きたいのか、入社後どのような仕事をしてどう社会に貢献したいのか、という部分をしっかり伝えることが重要です。 また、チームワークを大切にしているため、「協調性のある人」も求めています。協調性を発揮してチームに貢献したエピソードなどをアピールしましょう。
福利厚生
基本的な福利厚生・社内制度はそろっています。日鉄ソリューションズでは、年に最低1回は9連休を取得することを奨励する制度があります。他にもライフイベントに応じた休暇を取得できるなど、仕事とプライベートを両立させるための制度が整っている点が魅力です。
- リフレッシュ連9制度
年に最低1回、9連休を取得することを奨励する制度です。9連休とは、平日5日間(年次有給休暇から取得)に週末を2回合わせて、9日間の休暇を取得することです。 - 福祉休暇
年次有給休暇の残日数のうち、20日を超える部分について毎年5日を限度に休暇の積み立てが可能です。福祉休暇へは累積50日を限度として積み立てることができ、この休暇は本人の業務外の傷病や、家族の看護、介護、育児(子供が中学3年生まで)などに利用することができます。 - 結婚休暇
結婚当日4日前から結婚当日より6か月の間に、連続して5日間の有給休暇を取得できる制度です。 - 妊産婦の保護
妊娠中または産後1年以内の女性社員から申請があれば残業・深夜就業をさせない措置を受けることが可能な制度です。 - 出産休暇
女性社員のための制度で、出産予定日の6週間前(多胎出産の場合は14週間前)から出産後8週間まで休暇を取得できる制度です。 - 配偶者出産休暇
配偶者の出産日の前日から出産日以降14日までの範囲で5日間の有給休暇を取得できる制度です。 - 育児休業
最長で子供が2歳になるまで育児休業が取得できる制度です。 - 子の看護休暇
小学校入学前の子供が怪我や病気になった際に子供の看護のために取得できる休暇制度です。年間5日(子供が2人以上の場合は年間10日)まで取得が可能です。 - 短時間勤務
小学校3年生までの子供を養育する社員は最大2時間就業時間を短縮する措置を受けることができます(最長6年間)。 - 在宅勤務
小学校6年生までの子供を養育する社員のうち、一定基準を満たす場合は、週に最大3日の在宅勤務をすることができます。 - 勤務時間の配慮
小学校入学前の子供を養育する社員は、深夜就業や一定以上の残業をさせない措置を受けることが可能です。 - 介護休業
本人の親族が要介護となった場合、最長1年間介護休業の取得が可能です。 - 介護休暇
要介護状態の対象家族が1人の場合は年間5日(2人以上の場合は年間10日)まで休暇取得が可能です。 - 勤務時間の配慮
本人の親族が要介護状態となった場合、勤務時間について配慮措置を受けることが可能です。
引用元:https://www.nssol.nipponsteel.com/saiyo/career/work/index.html
その他の社内制度
日鉄ソリューションズでは、社員が自身の能力を開発するのに役立つ研修も複数実施しています。研修は階層別・職種別にも実施されるため、自分に合った学びを得やすい点が魅力ですね。
- 階層別研修
役割に応じて必要とされる知識・スキル、人間力、コンピタンシーの強化を図ります。新入社員研修から役員層に至るまで実施します。 - 職種別研修
「技術系」「営業系」「管理系」「一般事務職」のそれぞれの職種で必要になる知識強化のための教育です。 - 共通教育施策
職種共通で必要になるビジネススキル・知識強化のための教育です。 - グローバル施策
語学力強化、グローバルビジネスを推進する上で必要なマインド、知識・スキルを身につけるための施策です。
引用元:https://www.nssol.nipponsteel.com/saiyo/career/career.html
また、『NSSOLアカデミー』という、「高度な専門性」「広い経験」「強いリーダーシップ」を備えた実行力のある人材を輩出するためのコミュニティも設けられています。興味のある方は、日鉄ソリューションズの採用サイトをチェックしてみましょう。
企業研究のポイント
日鉄ソリューションズの企業研究のポイントは、システムインテグレータという業界の特徴と日鉄ソリューションズの強みを理解することだと先輩たちは言っています。そのうえで「なぜ日鉄ソリューションズを志望するのか」を論理的に説明できるようにしておきましょう。 下記の先輩のように、企業研究において理解が曖昧な部分を、社員の方に直接質問してみることもひとつの方法です。イベントなどに積極的に参加していけるといいですね。
「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと
SIerの中でなぜNSSOLが自分にとって魅力を感じているのかを説明できるようにしておく必要があると感じた。まずはホームページから自分が興味を持った事業がどの事業部で行われているのかを調べるといいと思う。事業部によってクライアントが全く異なるので、将来どのような仕事に携わりたいのかを明確にしたうえで、それを担当している事業部の社員に質問することで志望動機の整理や、深堀りができる。SIerは具体的に仕事をイメージすることが難しいと思うので、座談会やOB訪問などを何度も繰り返して曖昧な部分をできる限り減らしておくことが重要である。また、他のSIerでも話を聞いて、NSSOLを差別化できる志望理由になっているとさらに良いと思った。
「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと
まず最初に、数あるSlerの中からなぜ日鉄ソリューションズを選んだのかを明確に答えることができるようにすることが大事だと思います。特にSIerは、同業他社と比較するにしてもそこまで違いがないので難しいと思いますが、どの事業分野を強みに持っているかや案件の規模の大きさなどを企業ホームページに目を通したり、社員との座談会やインターンに参加することで企業研究を行うことが良いと思います。この会社は、3年後のビジネス活用を視野に入れた技術開発を行っており、独自の研究所を持っていて、これは他社にはなく珍しいです。面接の中で、興味がある先端技術について話したら、反応が良かったので、この会社が力を入れている先端技術についてよく理解しておくべきです。最終面接前には作文提出が求められるので、日頃からITについて勉強しておくと書きやすく、面接で作文について聞かれてもどのような質問にも対応できると思います。
「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと
採用ホームページなどを利用して、競合他社との差別化を自分の中できちんと整理しておく必要があると思います。例えばNSSOLは新日本製鉄の情報システム部をルーツとしているため、製造業の顧客に対する強みを持っている点などを志望動機や入社後にやりたい事に織り交ぜることで、同業他社との比較を踏まえてアピールすることができると思います。また私はインターンシップにも参加していたため、実際にSEとして働く社員の方に具体的な業務の内容や日々のスケジュール感などを質問し、キャリアプランについても具体的に考えておいた点も選考において役立ったと思います。またインターンシップ以外にも様々な採用イベントを開催して下さるため、それらを活用することも非常に有効だと思います。
ここで紹介したのは先輩が投稿してくれた口コミの一部です。更に詳しい口コミもあるので、ぜひ読んでみてくださいね。
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