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CREATED ON 2021.03.19 | UPDATED ON 2023.09.27

【就活ガイド】株式会社ジェーシービー(JCB)の企業研究〜企業分析で選考突破〜

金融 #企業研究
7243 VIEWS
この記事は、就活会議の会員が投稿した体験記にもとづいて作成・編集をしています。就活会議の会員は現役の学生であることを確認しています。
株式会社ジェーシービーの企業研究

株式会社ジェーシービー(JCB)は、日本で唯一の国際カードブランドです。最近では海外カード会員の拡大にも注力しており、グローバルな事業展開に積極的な企業です。 この記事ではJCBの基本情報や業界内での立ち位置をもとにお伝えするとともに、先輩たちが実際に行った企業研究方法をご紹介します。JCBの選考を受ける前にどのような会社なのか、その特徴をしっかり理解していきましょう。

JCBの会社概要

まずはJCBについて理解しましょう。 ここではJCBの選考に通過した先輩たちが行った企業研究と、その社風などをお伝えします。

JCBの基本情報

会社名 株式会社ジェーシービー
業界 クレジットカード
本店所在地 東京都港区南青山5-1-22 青山ライズスクエア
事業所 国内拠点:12か所 ※海外拠点あり
設立日 1961年1月25日
取扱高 33兆8,255億円
※当社事業における取扱額の合計(一部推定値を含む)
(2020年度)
従業員数 4,375名
※時給制契約社員(サポーティブ・アソシエイト職)を含む
(2021年3月末現在)
資本金 106億1,610万円
(2021年6月末現在)
平均年齢 -
初任給 ■総合職群
月給 218,000円

■習熟職群
月給 210,000円
福利厚生・社内制度 社会保険完備、従業員持株会制度、育児支援制度、介護支援制度、再雇用希望登録制度、定年再雇用制度、一時的転勤免除制度(総合職群のみ)、転勤・帰任時保育支援制度(総合職群のみ)、総合福祉団体定期保険、団体定期(Bグループ)保険、産業医常駐メディカルルーム(健康相談・保健指導)など
過去の採用人数 2022年4月入社予定者
125名(総合職群87名、習熟職群38名)
ブランドコンセプト 世界にひとつ。あなたにひとつ。

過去・現在を踏まえ、JCBがこれからも大切にしたいこと、「お客様志向」と「日本的」を反映させたブランドメッセージ「世界にひとつ。あなたにひとつ。」を掲げています。
代表者 浜川 一郎
事業内容 クレジットカード業務
クレジットカード業務に関する各種受託業務
融資業務
集金代行業務
前払式支払手段の発行ならびに販売業およびその代行業

参考元:https://www.global.jcb/ja/about-us/company/overview/index.html 参考元:https://www.global.jcb/ja/about-us/company/locations/index.html 参考元:https://www.saiyo.jcb.co.jp/recruit/entrance.html 参考元:https://www.saiyo.jcb.co.jp/recruit/faq.html 参考元:https://www.global.jcb/ja/about-us/company/

事業内容

JCBは日本で唯一の国際カードブランドを運営しており、世界に向けてさまざまな事業を展開しています。 国内外でJCBカードの発行を拡大する「ブランド事業」、国内最大級の加盟店ネットワークを構築・維持する「加盟店事業」、金融機関およびその関連会社とフランチャイズ契約を締結してJCBカードの発行を拡大する「カード事業」、そしてクレジットカード事業者などから業務を受託する「プロセシング事業」などが挙げられます。 参考元:https://www.global.jcb/ja/about-us/business-area/

下記では、JCBの事業の各工程に、どの部門が携わり、それぞれの部門がどのような役割や業務を担当しているのかをまとめています。JCBの面接では入社後やりたいことやキャリアプランを聞かれることがあります。自分がどの部門でどう活躍していきたいのかをイメージしながら、各部門の役割を理解していきましょう。

工程部門業務内容
会員:カードを作るブランド事業統括部門
(ブランド事業)
国内外のパートナーとJCBブランドカード会員を
世界中に拡げ、また世界中でJCBカードを利用で
きる加盟店ネットワークを展開していく。JCBな
らではのブランドサービスの提供や、先進技術の
開発・推進に取り組む。
国際本部
(国際事業)
海外でのJCBカード発行の拡大や加盟店ネットワー
クの構築など、JCBの国際展開を推進。海外拠点
の管理や海外現地での業務推進、海外戦略の策定
など国際展開に関する各種業務を担う。
カード事業統括部門
(商品・サービス開発)
カード会員の獲得、利用促進を担う。クレジット
カード以外にもデビットカードやプリペイドカー
ドなど、さまざまな決済手段を展開。ショッピン
グリボ払い・分割払いなど、ニーズにあった便利
なサービスを提供。
営業本部
(営業活動)
「JCBの顔」としてお客様と直接ビジネスを展開。
北海道支社、東北支社、東日本支社、東京支社、
東海支社、大阪支社、中四国支社、九州支社があ
り、各エリアで営業活動を行う。
カードサービス本部
(カード発行)
JCBの事業展開において発生する各種業務を担当。
カードの入会申し込み受付から発券、加盟店の売
上代金支払い、各種照会対応などを行う。
会員:カードを使う加盟店事業統括部門
(加盟店登録)
加盟店ネットワークの構築・維持・拡大を図る。
信用管理本部
(オーソリ業務)
JCBの信用管理業務における企画・制度構築と運用
を担当。利用代金の請求管理や信用リスクの管理な
どを担う。
会員:支払いカードサービス本部
(売上登録、
加盟店支払い、会員請求)
JCBの事業展開において発生する各種業務を担当。
カードの入会申し込み受付から発券、加盟店の売
上代金支払い、各種照会対応などを行う。
信用管理本部
(債権管理)
JCBの信用管理業務における企画・制度構築と運用
を担当。利用代金の請求管理や信用リスクの管理な
どを担う。
顧客が企業の場合プロセシング事業統括部門
(プロセシング事業)
JCBが保有するシステム・業務基盤を活用し、クレ
ジットカード事業者をはじめとする金融機関やポ
イント事業者、電子マネー事業者から、一連の業
務を受託し、維持・運営していく。
カード事業統括部門
(法人決済サービス提供)
カード会員の獲得、利用促進を担う。クレジット
カード以外にもデビットカードやプリペイドカー
ドなど、さまざまな決済手段を展開。ショッピン
グリボ払い・分割払いなど、ニーズにあった便利
なサービスを提供。
全体にかかわる業務コミュニケーション本部
(お客様接点業務)
お客様と接点のある業務の統括・管理を行う本部。
コールセンター業務、印刷物・WEBサイト制作業
務などを担当。
システム本部
(システム開発・保守)
システム基盤の企画・開発から保守運用までを担
当。
事務本部
(事務管理)
全社の事務品質の維持・向上のため、事務管理・
開発・遂行の一体運営を担当。
スタッフ
(組織運営)
JCBの組織全体の活動を支援する役割を担う。総
合企画部、イノベーション統括部、広報部、総務
部、人事部、経理部、総合リスク統括部、コンプ
ライアンス部、CS推進部、監査部から構成されて
いる。

参考元:https://www.saiyo.jcb.co.jp/business/business.html

IR読み解き!JCBの売上・競合比較

ここからはIR資料や有価証券報告書を読み解いて企業研究しましょう。

売上・業績

2017年以降の会員数と取扱高推移をみていきましょう。

会員数推移

年間取扱高

参考元:https://www.global.jcb/ja/about-us/company/

2019年までは会員数の拡大に伴い、取扱高も増加しています。しかし、2020年で会員数・取扱高ともに若干減少していますね。 JCBは、現在、海外カード会員の拡大に注力しています。海外会員を獲得することで、再び増加に転じることが期待されます。

直近のJCBの業績は下記の通りです。

▽2019~2020年度業績

2019年度2020年度
営業収益3,351億円3,092億円
営業利益348億円413億円

参考元:https://www.global.jcb/ja/about-us/company/overview/

営業収益は前年度比で減少していますが、営業利益は増加しています。これにより、2019年度はカード業界2位となっていた営業利益が、三井住友カードを追い抜きトップとなっています。

競合他社

カード業界の競合3社と業績を比較してみましょう。営業収益とは、他の業界でいう「売上高」に該当します。

【カード業界】2020年度営業収益比較

【カード業界】2020年度営業利益比較

参考元:三井住友カード 参考元:JCB 参考元:三菱UFJニコス

営業収益では、三井住友カードがトップとなっています。JCBは営業利益でトップになっていますね。

三井住友カードは、国内で初めてVISAと提携したことで有名です。クレジットカードとして国際ブランドNo.1のVISAを日本に広めました。三井住友カードは、このブランド力に強みがあります。 また、NTTドコモなどの他社と提携し、さまざまなシーンでキャッシュレス決済を可能とするサービス「iD」「Apple Pay」「Stripe(ストライプ)」なども提供してきました。これらは、今となっては私たちの生活になくてはならない当たり前のサービスですね。 このように、三井住友カードは日本のカード業界を開拓し、キャッシュレス化をけん引している企業といえます。 参考元:https://www.smbc-card.com/company/project/index.jsp

三菱UFJニコスは、三井住友カードやJCBより業績が低いとはいえ業界3位の企業です。三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の中核企業であり、MUFGならではの高い信頼性が強みとなっています。 また、クレジットカード以外にも、ECカード決済やコンビニ決済、ペイジー決済などの幅広い決済ソリューションを提供しています。さらに、企業のさまざまな決済ニーズに対応した法人向けのソリューションも展開しています。例えば、日常の「立替え払い」を削減し、経費精算業務を効率化する「三菱UFJカード コーポレート」や、海外出張時の航空券代金や宿泊・飲食費などを一元管理できる「CPS(Corporate card PassAge Solutions)」、非対面取引に導入できるカード非発行型の法人カード「三菱UFJカード パーチェシング」などが挙げられます。 このように決済ソリューションを幅広くカバーしている点が、三菱UFJニコスの特徴といえるでしょう。 参考元:https://www.cr.mufg.jp/corporate/company/jigyo/index.html

業界の動向

経済産業省の調査によると、過去10年間のクレジットカード取扱高は下記のように推移しています。

クレジットカード取扱高

参考元:https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/tokusabido/result/result_1.html

基本的に右肩上がりで推移していますが、2020年に若干減少しています。 2020年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で緊急事態宣言が発令されました。それに伴い、飲食店やスーパー、百貨店などの実店舗では営業活動を自粛せざるを得ない状況となりました。その結果、クレジットカードを使用する機会が減少したと考えられます。

しかし、ネット通販を利用する消費者が増加したことで全体の取扱高は若干の減少にとどまっており、2021年には増加に転じています。 今後もネット通販市場の拡大やキャッシュレス化の促進などを背景に、クレジットカード業界はさらに拡大していくことが予想されるでしょう。

2020年はコロナの影響により、減少に転じましたがクレジットカード業界は順調に増加しています。百貨店や小売り店での利用のみならず、アマゾンや楽天といったインターネット通販の普及に伴いクレジット決済の利用も拡大、業界の牽引役となっています。また、近年台頭しているメルカリなどのフリマアプリも一役買っています。
その他、電気や水道といった公共料金、ふるさと納税および法人税や相続税、源泉所得税などの一部の納税も可能になるなど、ここ数年でクレジットカードの利用範囲は拡大しています。さらに最近ではカードの利用率のみならず、普及率も伸びています。クレジットカード発行枚数は2万8千万枚(2019年3月現在)に達し、一人当たり2.7枚を保有している計算になります。

引用元:https://gyokai-search.com/3-card.htm

JCBの強み「日本で唯一の国際カードブランド」

JCBが競合他社と大きく違っている点は、JCBが国内で唯一の国際カードブランドということです。

競合他社として挙げられる「三井住友カード」や「三菱UFJニコス」は、カード会社とはいっても、カードを発行している企業です。VisaやMastercardといった決済システムを提供しているカードブランドと提携し、クレジットカードを発行しています。

一方で、JCBはブランド会社です。会員を募集してカードを発行するだけではなく、カードが使える加盟店を開拓したり、世界中でJCBカードが使えるインフラを整えたりもしています。このように、自社ブランドのカード会員を世界中に拡げている点がJCBの大きな強みです。

国内カード会社が海外の国際ブランドと提携を進めるなか、1981年、JCBはアメリカ以外のカード会社で初めて国際展開を決断しました。 「日本発唯一の国際カードブランド」の誕生です。 お客様のニーズに応える商品・サービスを自らの手で全世界に普及させたいという信念のもと、加盟店網と会員基盤を飛躍的に拡大。現在では、世界で3,700万件*以上の加盟店ネットワークを構築し、海外会員数は3,272万会員に達しています。(2021年9月末現在) 大きな夢を持ってはじめた独自の国際展開を経て、今ではJCBは世界で主要な「国際ペイメントブランド」として、確固たる地位を築いています。

引用元:https://www.saiyo.jcb.co.jp/at-first/knowledge.html#keyword03

国内カード会員に向けた海外でのサービス拡充が進んだ今、JCBは海外カード会員の拡大に取り組んでいます。海外のカード会員数はこの5年で2倍以上に増加し、2020年9月には約3,200万人に達しました。 このように、自社ブランドのカードを扱っていることで、JCBは積極的なグローバル展開が可能となっています。 参考元:https://www.saiyo.jcb.co.jp/global/overseas-business.html

JCBの社風

ここからは、JCBの社風を見ていきましょう。

社風「主体的に挑戦しやすい社風」

JCBは、若手のうちから主体的に働きやすい社風です。採用サイトの10年目社員座談会のページには、下記のような記載がありました。

最初は右も左もわからない状態だったけど、当時の上司が「思い切り、何でもやってこい!ミスしたら俺が責任を持つ」と、つねに背中を押し、支えてくれたから、怖いもの知らずで仕事に取り組んでいたなあ。

引用元:https://www.saiyo.jcb.co.jp/person/crosstalk-02.html

困ったときは上司や先輩社員がフォローに入ってくれる風潮があるため、若手のうちから思い切ったチャレンジがしやすいです。

また、JCBには、社員ひとりひとりが自分に合った働き方やキャリア形成を柔軟に選択できる環境もあります。採用サイトの女性社員座談会のページには「女性それぞれの働き方に柔軟に対応してくれるところも、JCBならでは」との記載が。

JCBにはさまざまなフィールドがありますから、私も幅広い領域での経験を積みたいと思い、転換制度を利用してS職からG職に転換しました。女性それぞれの働き方に柔軟に対応してくれるところも、JCBならではと思います。

引用元:https://www.saiyo.jcb.co.jp/person/crosstalk-01.html

ライフイベントと仕事を両立させて、長く活躍したいという人にマッチする社風ですね。 女性活躍研修や、海外拠点での実務研修制度などもあり、幅広い選択肢の中から自分の臨むキャリアを選択しやすい環境が整っています。 参考元:https://www.saiyo.jcb.co.jp/career/education.html

JCBの新卒採用

ここからは、2023年卒の新卒採用の応募条件や待遇について見ていきます。

募集要項

2023年卒募集要項は下記の通りです。JCBの募集職種は2つに分かれています。諸手当や初任地が職種によって少し異なるため、違いを理解したうえで応募するようにしましょう。

募集職種 ■総合職群(G職)
職務・勤務地ともに幅広い領域でキャリアを形成し能力を発揮、成果を創出。
将来的には管理職・高度専門職として活躍してもらいます。
転居を伴う異動の可能性があり、国内外を含めた全事業所が勤務の対象となります。

■習熟職群(S職)
知識・スキルの習熟により能力を高め、発揮し、成果を創出。
将来的には自身の志向・キャリアをふまえて、重点的に知識・スキルの向上を図る領域を選択してもらいます。
原則として転居を伴う異動はありません。
業務内容 ■企画開発
決済機能の企画・開発やマーケティングを用いた営業戦略施策の企画・立案、データ分析によるリスク管理や資産自己査定、顧客管理に関する業務

■営業推進
法人企業・加盟店への営業活動による、多彩な決済機能の提案・推進

■信用管理
お客様への支払に関するご案内、クレジットカードの不正や偽造の抑止業務

■システム
基幹・周辺系システムの企画・開発

■その他
事務・法務・人事・経理・広報・コールセンター ほか
応募資格 全学部全学科
給与 ・初任給:
 ■総合職群 月給 218,000円
 ■習熟職群 月給 210,000円

・給与改定:年1回(4月)

・賞与:年2回(6月、12月)
諸手当 ■総合職群、習熟職群対象
時間外・休日・深夜勤務手当、通勤交通費、特別出勤手当

■総合職群のみ対象(ただし各該当者に限る)
住宅手当、別居手当、独身寮、借上社宅

■海外勤務者対象
海外転勤手当、ハードシップ手当、海外勤務手当
勤務地 ■総合職群
初任地は原則として東京または各支社(札幌・仙台・大宮・名古屋・大阪・広島・福岡)

■習熟職群
東京
※募集地区での配属です。
※転居を伴う異動はありません。自宅から通勤可能なエリアが前提です。
勤務時間 9:00AM~5:15PM(休憩60分)

・前後2時間程度の時差出勤の部門あり
・育児・介護のための短時間勤務制度あり
・一部変形労働時間制の部門あり
保険 社会保険完備
求める人物像 すぐにできなくてもいい、自分で考え抜き、一歩でも二歩でも踏み出すことができる人

参考元:https://www.saiyo.jcb.co.jp/recruit/entrance.html

採用サイトにて、JCBの人事部長は下記のようなメッセージを発信しています。

JCBが求める人材は、「すぐにできなくてもいい、自分で考え抜き、一歩でも二歩でも踏み出すことができる人」です。失敗しても臆することのない気概。成功したらさらなる成功へ。成功に奢らず、失敗に臆せず、粘り強く貪欲に前に進むことができる人。そんな人材を求めています。加えて、「個の力を、組織力の最大化のために提供できる人」です。そのためには、仕事に対する「責任感」「真摯さ」が不可欠となります。こうした基本的な素養さえあれば、JCBの舞台で必ず活躍することができるでしょう。

引用元:https://www.saiyo.jcb.co.jp/recruit/message.html

JCBは、「主体性のある人」や「組織に貢献できる人」を求めていることが分かります。スキルの有無よりも主体性があるかどうかを重視しているため、学生時代に自ら行動を起こした経験などをアピールできるとよいでしょう。 「組織に貢献できる人」とは、責任感が強く真摯な人であると言っています。こういった要素も選考でアピールできるといいですね。

福利厚生

基本的な福利厚生・社内制度はそろっています。選択型福利厚生制度が導入されている点が大きなポイントですね。「ヘルスケア(医療)」「ライフ(育児・介護)」「マネー(将来への備え)」 「ブラッシュアップ(自己啓発)」「リフレッシュ(余暇)」のメニューの中から、自分に必要な補助を選択することができます。

参考元:https://www.saiyo.jcb.co.jp/career/support.html

その他の社内制度

また、JCBではキャリア支援制度も充実しています。社会人としての基本的なスキルを身につけるための研修はもちろん、外部研修や語学スキルアップ支援などの、社員ひとりひとりが自分に合ったプラスアルファの学びを得られるような制度も整っていますね。

引用元:https://www.saiyo.jcb.co.jp/career/education.html

企業研究のポイント

JCBの企業研究のポイントは、国際カードブランドとしてのこだわりや事業内容を理解し、業界の中でのJCBの立ち位置を正しくとらえることだと先輩たちは言っています。競合他社との違いやJCBならではの強みは、しっかりと言語化して伝えられるように対策をしておくことが重要です。

「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと

 クレジットカード会社はたくさんあるため、その中でどのようにして差別化するかということは重要。JCBはシングルアクアイヤラーであり、その他の会社とは大きく違う。またクレジットカード業界はとても構造が複雑であるため、クレジット業界自体への理解が必要となってくる。私自身はメジャーなクレジットカード会社の説明会を受け、事細かくメモをしたり、質問をすることでそれぞれの会社の強みであったり、特徴であったりをインプットすることができた。これは私が他の業界を受けるときにも行なっていたが、同業他社において同じ質問をすることで、企業の差別化を行うことをしていた。例えばクレジットカード業界であれば『今後クレジットカードの普及率は頭打ちになり、成長は見込めなくなった時にどのようにして乗り越えますか』と質問をして、回答を企業別に覚えておいて、実際の面接の場で話していた。  最も有益だった情報源はJCBの社員の方々で、インターンを通して多くの社員の方がお話をしてくれたり、面談をしていただいたりできるのでその場で情報や面接練習を行っていた。そのためインターンへの参加はとても重要である。

「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと

金融業界内の比較、カード会社の役割について深く勉強をするようにしました。説明会の情報だと少ないと感じたので、JCBで働くOBの先輩に何度もお話を伺いました。特に大切なのは、国内カード会社の比較と国際ブランド内の比較だと先輩は仰っていました。ブランドホルダー、イシュアー、アクワイアラーの3つの役割を果たすのは、国内、海外でもJCBくらいなのでこの自由度が高いことで自分にどういうメリットがあるのかを話すようにしていました。また、志望動機は聞かないことで有名だったので、パーソナル系の質問は完璧に答えられるように準備をしました。パーソナル系の質問を鍛えるために、他の企業の面接を練習として受けるようにしていました。

「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと

1番大きかったのはインターンに行くにあたってさまざまな情報を得たこと。インターンエントリーに際し事前参加必須の説明会で、カード業界の基本、カード業界の中でもジェーシービーが他と比較してどう事業内容が違うのか、などを理解した。さらに、実際にインターンを通じてビジネスの提案を行う中で、自分たちで調べたり社員の方に聞いたりすることで、実践的にキャッシュレス決済によるビジネスの可能性を理解した。インターン中は10名程度の社員の方と直接お話する機会があったので、社風も自然とわかった。また、インターン参加者限定で座談会が行われ5人程度の社員の方の実際の業務内容などをお聞きできた。その他に行ったことは、同業他社であるSMCCのインターンに参加し軽く比較を行った。

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(証券コード:7047)
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