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CREATED ON 2021.03.19 | UPDATED ON 2023.09.27

【就活ガイド】本田技研工業株式会社の企業研究〜企業分析で選考突破〜

メーカー #企業研究
7033 VIEWS
この記事は、就活会議の会員が投稿した体験記にもとづいて作成・編集をしています。就活会議の会員は現役の学生であることを確認しています。
【就活ガイド】本田技研工業株式会社の企業研究〜企業分析で選考突破〜

本田技研工業株式会社(ホンダ)は、二輪と四輪の領域で強みを持つ企業です。バイクや自動車で培ってきた技術を応用して、航空機やロボットなどの事業領域でも新しい商品を開発しています。 この記事ではホンダの基本情報や業界内での立ち位置をもとにお伝えするとともに、先輩たちが実際に行った企業研究方法をご紹介します。ホンダの選考を受ける前にどのような会社なのか、その特徴をしっかり理解していきましょう。

ホンダの会社概要

まずはホンダについて理解しましょう。 ここではホンダの選考に通過した先輩たちが行った企業研究と、その社風などをお伝えします。

ホンダの基本情報

会社名 本田技研工業株式会社
業界 自動車、バイク
本店所在地 〒107-8556
東京都港区南青山2-1-1
TEL. 03-3423-1111(代表)
事業所 国内6ヶ所、国外6ヶ所
設立 1948年9月
売上高 30,928億円
従業員数 【連結】211,374人
資本金 860億円
初任給 学部卒:222,300円
修士了:248,800円
(2021年度実績)
福利厚生 ●制度
互助会、特別見舞金、財形貯蓄、住宅共済金、育児介護支援、退職年金など
●施設
独身寮、保養所、グランド・体育館などのスポーツ施設など
企業理念 「人間尊重」「三つの喜び」
代表取締役 取締役 代表執行役社長 三部敏宏
事業内容 二輪車、四輪車、パワープロダクツの生産・販売

参考元:https://www.honda.co.jp/guide/corporate-profile/

事業内容

ホンダの事業内容についてみていきましょう。ホンダは、「二輪/四輪/ライフクリエーション/航空機および航空機エンジン」事業を展開しています。それぞれの事業領域で培った技術をモータースポーツ分野やロボティクス分野などに活かしながら、商品を開発・販売しています。

事業 事業内容
二輪 「需要のあるところで生産する」という理念のもと、各国や地域に根付いたものづくりを実践し、累計4億台以上の二輪車をお客様に届けています。
2020年は、全世界で年間約1,500万台を超える販売台数となりました。
2020年秋以降、移動する喜びと走る楽しさをかなえる大型クルーザーモデル「レブル1100」を米国、欧州、日本、アジアで販売。
また、世界的に関心の高まる環境問題への対策として、すでに販売している電動二輪車「ベンリィ e:」に加え、「ジャイロ e:」「ジャイロ キャノピー e:」
の販売を開始し、Honda e: ビジネスバイクのラインアップを充実させるなど、世界中のお客様の期待に応えながら二輪市場の新しい可能性を切りひらき、
リーディングカンパニーとして世界を牽引していきます。
四輪 年間約500万台を全世界で販売しています。エネルギーでつながる社会をめざした電気自動車「Honda e」をすでに発売し、最近では2モーターハイブリッド
システムを搭載した「シティ」「ヴェゼル」の電動車をグローバルに適用拡大するなど、「2050年カーボンニュートラルの実現」をめざし取り組んでいます。
また、安全運転支援システム「Honda SENSING」の性能向上に向けて、自動運転技術の研究開発にも積極的に取り組み、自動運転レベル3を搭載した「レジェ
ンド」を発売。安全技術の進化に向けて挑戦を続けています。
ライフクリエーション 汎用エンジンをはじめ、耕うん機、発電機、除雪機、芝刈機、ポンプや船外機など、多彩な商品を「パワープロダクツ事業」として提供してきました。
2019年9月にはパワープロダクツの累計生産台数が、1億5,000万台を達成し、延べ50ヵ国以上の国々のお客様に選ばれています。最近では、各種作業機械用
動力源の世界標準として支持いただいている「GXエンジンシリーズ」の信頼性や搭載性をそのままに、プロ向けに電動パワーユニットの量産を開始。
また、一般のお客様向けには、歩行型電動芝刈機の提供をはじめ、より使いやすく、静粛で環境にやさしい電動商品の拡大を加速させています。2019年4月
からは、「パワープロダクツ事業」に、モバイルバッテリーなど「将来に向けた新事業」を加え、新たに「ライフクリエーション事業」へと領域を広げました。
航空機および航空機エンジン 2003年に、100%自社設計の高効率ターボファンエンジンHF118 を搭載した「HondaJet技術実証機」の初飛行に成功。2004年にはゼネラル・エレクトリック社(GE)
とのエンジンの共同開発・事業化を目的としたGE Honda エアロ エンジンズおよびエンジンの製造を行うホンダ エアロ インクを設立し、さらに2006年に
HondaJetの開発・製造・販売を行うホンダ エアクラフト カンパニーを設立しました。2015年に量産型のHF120エンジンを搭載したHondaJetのデリバリーを開始し、
2018年には性能をアップグレードさせた「HondaJet Elite」の販売を開始しました。HondaJetは、その美しくもユニークな機体設計、革新的な空力・構造技術と高効率
エンジンの融合によって実現した優れた燃費性能と高い飛行性能、他社機よりも3割ほど広いキャビン、および静粛性などが評価され、2017年から4年連続で小型ジェット
機カテゴリーにおいてデリバリー数1位となりました。

IR読み解き!ホンダの売上・競合比較

ここからはIR資料や有価証券報告書を読み解いて企業研究しましょう。

売上・業績

下記は、ホンダの直近の業績です。

▼ホンダの業績(単位:億円)

2019年度 2020年度
売上高 36426 30928
経常利益 5120 3593
当期純利益 3730 3733

ホンダの売上高は2019年度から2020年度にかけて減少しています。経常利益は減益となっていますが、当期純利益はやや増加していることが分かります。 新型コロナウイルス感染症拡大により、二輪車市場は前年度に比べてブラジル・ベトナム・インド・タイで縮小、インドネシアでは大幅な縮小となりました。四輪市場は前年度に比べ中国では回復しましたが、インド・米国・日本では縮小、インドネシア・ブラジル・欧州・タイでは大幅に縮小と厳しい状況となっていることが原因といえます。

セグメント別の売上

セグメント別売上収益単位:億円

セグメント別にみていくと、四輪事業が全体の65%と最も高い売上収益となっています。四輪事業は現在、年間約500万台を全世界で販売するまでに成長し、安全運転支援システム「Honda SENSING」など、自動運転技術の研究・開発にも力を入れています。しかし、連結売上台数は減少しているため、前連結会計年度にくらべ売上台数が21.1%の減少となっています。

競合他社

自動車業界における2020年から2021年の売上高は下記の通りです。

自動車業界売上高

ホンダの競合としては以下の企業が挙げられます。

トヨタは、世界でもトップクラスの自動車メーカーです。自動車の世界販売台数で1位となり、コロナ禍の半導体不足にも負けない事業基盤があります。トヨタは、カーボンニュートラルの実現やWoven Cityを始めとするCASEへの投資にも取り組んでいます。カーボンニュートラル実現へ向けて30車種のBEVを展開するなど、地球環境や人々に寄り添う企業としてモノづくりを行っています。

日産自動車も、CASEに対する動きを強めています。「他がやらぬことをやる」という創業以来受け継がれてきた精神のもと、高い技術力で新しい価値を提供しています。「ニッサン インテリジェント モビリティ」という新技術によって、次世代の電気自動車開発に取り組んでいることが特徴です。

業界の動向

自動車業界は、中国が最も大きい市場となっています。しかし、近年は中国市場も鈍化の兆しを見せているため、先進国市場よりも伸びしろのある新興国市場を取り込んでいくことが大切といえます。 世界自動車販売台数ランキングではトヨタがトップであり、2位のフォルクスワーゲンと首位の座を争っている状況です。また、新型コロナウイルス感染症の影響により自動車工場の稼働停止などが影響し、新車販売台数が減少していることも重要なトピックスのひとつといえます。

過去数年の動向を見ますと、中国が世界の自動車市場を牽引していることが分かります。米国、欧州市場は横ばいで推移しているものの、その伸びは鈍化しています。直近の動向では、中国市場も鈍化の兆しを見せており、先進国市場が成熟期に突入した可能性があります。今後は成長余力のある新興国市場をいかに取り込めるかがカギとなります。

引用元:https://gyokai-search.com/3-car.htm

ホンダの強み

ここからは、ホンダの強みを見ていきましょう。

強み・特徴「世界トップの二輪事業」

ホンダのモノづくりは、二輪事業が原点といえます。二輪・バイクの世界市場ではホンダが1位となっており、トップシェアを誇っています。 各国でグローバルに二輪事業を展開していますが、主力市場であるアセアン3国(インドネシア、ベトナム、タイ)では高品質/高出力/環境対応コストの抑制を実現するスクーター用新型フレームや、次世代エンジンの導入を実施しています。また、成長市場であるインドでの事業展開も活発で、スクーターに加えてLMC(Light Motorcycle 110-200cc中心)や中間排気量帯MCなど、各国のニーズに合わせた事業展開を進めています。現在、二輪事業は需要のほとんどを新興国が占めており、今後経済発展と共に二輪の需要も伸びていくと考えられるでしょう。成熟市場である先進国では、高付加価値商品やコネクテッドサービスなどの次世代技術の導入で、二輪のリーディングカンパニーとして世界を牽引しています。

参考元:https://www.honda.co.jp/investors/library/road_show.html?from=navi_header

ホンダの社風

ここからは、ホンダの社風を見ていきましょう。

社風「年齢や経験に関わらず意見を求められる風通しの良い社風」

ホンダには、「松明は自分の手で」という言葉があります。社員一人ひとりが自分で道を切り開き、主体的に行動する姿勢が求められています。社員インタビューでは、「年齢や経験にかかわらず自分の意見を求められる」との声が記載されていました。新人の声にも耳を傾ける、風通しの良い社風であるといえるでしょう。

まずは自分で考え、提案する。年齢や経験にかかわらず、自分の意見が求められる。それが現在の職場の文化です。ただ、その一方で新人をしっかりと支えてくれる風土もあり、先輩方は相談するたびに自身が持つ技術や知見を惜しみなく教えてくれます。

引用元:https://www.honda-recruit.jp/people/staff-01.html

参考元:https://www.honda-recruit.jp/about/hondaism.html

ホンダの新卒採用

ここからは、2022年卒の新卒採用の応募条件や待遇について見ていきます。

募集要項

ホンダの募集要項は下記の通りです。現在は、事務職/技術職/業務職を募集しています。詳しく見ていきましょう。

募集職種 事務系、技術系
仕事内容 ■事務系
営業、生産管理、購買、人事、知的財産、法務、経理・財務、ITなど
※生産管理、購買などの部門には、事務系・技術系ともに配属の可能性があります。
※その他の技術系職種への配属はありません。
■技術系
不明
応募資格 4年制大学・大学院(修士/博士課程前期)を2022年4月~2023年3月までに卒業・修了見込みの方、あるいは2019年4月~2022年3月までに卒業・修了された方
※2023年4月~9月に卒業・修了見込の方も応募可能(入社時期は個別相談)です。
※文理、専攻分野問わず応募可能です。
※大学院博士課程後期など博士号取得見込の方は、キャリア(中途)採用でのご応募をお願いします。
国内外問わず勤務できる方
給与 学部卒:222,300円
修士了:248,800円
(2021年度実績)
諸手当 通勤手当、住宅手当、育児介護手当、食事補助、時間外勤務手当など
勤務時間 8時間(時間帯は勤務地により異なる)
※事業所/職場によりフレックスタイム制適用
保険 雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険
求める人物像 自分の考えを意思表示できる人

参考元:https://www.honda-recruit.jp/information/recruitinginformation/index.html

ホンダには、創業以来受け継がれている「Hondaイズム」という言葉があります。その中の、「能ある鷹は爪を誇示せよ」という言葉から、ホンダの求める人物像を理解することができます。

「能ある鷹は爪を誇示せよ」 人には様々なタイプがいます。得意分野も人それぞれです。 だからこそ、自分の得意とすることには、積極的に取り組むべき。そうすることによって得意が、 さらに磨かれ、個人としての能力が高まり、組織としても強くなる。 自分を認めてもらうこともできる。 そのためには、「自分はこういう考え方をしている」という意思表示をすることがもっとも大事だと考えます。

引用元:https://www.honda-recruit.jp/about/hondaism.html

ホンダは、自分の意思や考えをきちんと伝えることができる人材を求めています。意思表示をすることで、個人の能力が磨かれ組織にも貢献できるようになるという考えがあるといえるでしょう。

福利厚生

ホンダは、「よく働き、よく遊べ」というモットーのもと、社員の仕事とプライベートの両方が充実するように働きやすい職場環境づくりに取り組んでいます。社員が安心して働けるように社員寮を各地域に用意しており、経済的な負担を軽減することが可能です。埼玉県(和光/朝霞地区) 寮の場合は家賃月額約2万2千円〜2万6千円で、エアコン完備のワンルームとなっています。また、勤続25周年に達した社員で25周年勤続旅行を希望した社員には、35万円相当のクーポン券が支給されるなど、お得な制度が多くあります。

住環境 独身寮/社宅/住宅手当・家賃補助/持家促進制度
食事環境 社内食堂/食事補助
通勤 通勤手当
その他の福利厚生 健康管理/厚生施設/社員販売制度/互助会/積立制度
健康管理 社員及びその家族の疾病の早期発見と健康の維持増進を目的に、各事業所に健康管理センターが設置されています。定期的な健康診断や予防接種などを、社内で受診することができます。
厚生施設 それぞれの事業所に、グラウンド、テニスコート、フットサルコート、体育館、武道場、フィットネス、プール、保養所などを用意しています。
社員販売制度 社員が自ら造りあげた自社製品を市価よりも廉価に購入することができます。
互助会 任意加入する社員一人ひとりが様々な災害や入院といった事態に備えて毎月会費を納め、不測の事態に遭った会員に対して集まった会費から各種見舞金を給付する制度です。また、納められた会費は資産として運用され、退職時に利息がついて全額が会員へ払い戻されます。
積立制度 社員一人ひとりの多様な目的に応じた資産づくりを促進するため、安全性が高く銀行預金より有利な積立利率の保険商品による積立制度です。

引用元:https://www.honda-recruit.jp/about/welfare.html

その他の社内制度

ホンダは、社員一人ひとりの意欲と主体性を大切にしています。そのため、社員が能力を発揮して活躍・成長できる環境をつくることに力を入れています。OJT(On the Job Training)を基本とした人材育成制度で、能力や階層別に研修プログラムを用意しています。

【研修体系】

OJT
(On the Job Training)
「経験しないことは、知ることができない」という考えのもと、Hondaの人材育成は基本的に実際の仕事を通じて行われます。一人ひとりの成長に合わせた役割や仕事を付与することで専門性や職務遂行能力を高めていきます。
新入社員研修
(入社時研修・製作所実習・販売店実習)
企業理念や基本的なビジネスマナーを学ぶ入社時研修、モノづくりの現場で働く製作所実習、お客様と接する販売店実習を通じて、Hondaの基本理念である「三つの喜び」を体感し、職務につく素地をつくります。
HFC
(Honda Fundamental Course)
Hondaの企業哲学であるホンダフィロソフィーについて理解を深める研修です。日々の業務で着実に実践できるよう、実例に基づいたケースワークも行います。
認定時研修 Hondaでは、「はじめに専門性ありき」の考えのもと、すべての人が専門性を磨き、まず社内資格の認定試験にチャレンジをします。認定後の研修では、それぞれの資格に求められる役割と期待を認識し、自身のキャリアを見つめ直すとともに、ありたい姿の実現に向け必要な能力を強化します。
海外トレーニー 入社3~10年目程度の社員を対象に、海外現地法人での業務を6カ月間経験できる研修制度です。国際感覚を身につけた、グローバルで活躍できる人材を育成していきます。
海外駐在赴任前研修 海外駐在にあたって必要となる情報とHondaの駐在員としての基本知識に加えて、グローバル展開に必要な特性を引き出し、自己の役割を考える場を提供します。
NH(※)サークル 思考ツール(QC手法)を活用し、一人ひとりが個性を活かしながら仲間とコミュニケーションを図り、仕事の質の向上と明るく働き甲斐のある職場をつくりあげる小集団活動です。海外現地法人の社員も取り組み、2年に1度、世界大会も開催されています。※NH=New Honda/Next Honda
改善提案 社員が日常の業務の中で、若さと創造力を発揮し、主体性を持って、業務改善を行う習慣を身に付けていきます。活動を通じて自らの能力を伸ばすとともに、優れた提案にはポイントが付与され、そのポイントに応じて表彰されます。
英語学習支援プログラム eラーニングにて、4種類のコース(インプット学習型・総合学習型・オンライン英会話型・TOEIC特化型)から自身が受講したいコースを選択し、受講することができます。

【部門別の研修制度】

アカデミア基礎知識セミナー 自動車工学全般の基礎知識を習得することで、担当業務以外の領域や専門知見の習得を促します。車体計画/設計・衝突安全・制動性能・タイヤ力学・運動力学・エンジン概論/ガソリン機関・燃料と排気・走行性能・動力伝達など、様々なコンテンツを学ぶことができます。
異業種交流会 異業種の研究開発領域の人材との交流を通じ、既存の枠組みにとらわれないイノベーションを創出するため、エンジニアに必要とされる思考プロセスについて学びます。
研究員集会 中堅層を対象に、キャリア形成・リーダーシップ育成の観点から、エンジニアとしての育成を図る研修です。車づくりの一連のプロセス(企画、設計、製作、テスト、動的/静的評価)を体験し、活動を通じ徹底的に考え・議論することで、高い志をもち業務に取り組む動機付けを行います。
営業実務研修 海外との取引実務を高いレベルで推進する為の貿易実務研修、国際取引契約の理解、海外生産の基礎、管理会計の基礎などを、それぞれのスキルに応じ、「入門」「基礎」「応用」「特別編」に分けて段階的に学びます。
海外マネジメント研修 Honda特有の商品開発システムであるSEDシステム(S:Sales、E:Engineering、D:Development)を理解するための研修や、将来的に海外現地法人を運営するためのマネジメント研修、リーダーシップ研修などを行います。
Hondaの評価制度 一般的にはあまり公開されていない評価基準を、全社員にオープンにしています。こうすることで評価の公平・公正を保っています。
2Wayコミュニケーション Hondaの評価制度は本人による実績申告と、上司からのフィードバックを幹とした2Wayコミュニケーションをベースにしており、双方の考え・想いをすり合わせることで、相互信頼が成り立っています。
チャレンジ評価 結果・実績に捉われず、自ら高い目標を掲げ、積極的に取り組んだ社員を評価する制度です。適用者には賞与支給時に、チャレンジ加算を支給します。
社内チャレンジ公募 自分自身の夢や実現したいことの達成に向け、全社員の更なるチャレンジ意欲・モチベーションの高揚を喚起するとともに、企業活力の更なる向上を目的とした社内公募制度です。応募者は、書類審査・面接をクリアすると、希望の部門・業務に就くことができます。

引用元:https://www.honda-recruit.jp/about/hrdev/index.html

企業研究のポイント

企業研究について、下記の先輩はホンダの紹介動画を参考にして企業の雰囲気や同業他社との違いを分析したようです。また、OB訪問にはできる限り参加するべきと投稿されているなど、社員の声を参考にすることが企業研究に役立つようです。選考ではホンダで成し遂げたいことを問われるため、自分の考えを明確に伝えるようにしましょう。

実際に選考通過した先輩の声

説明会に参加し企業分析を行いました。また、マイページ上に企業の紹介動画や先輩社員の動画等がたくさんあるため必ず見るようにしました。そして会社の雰囲気や同業他社との違いを分析しました。 エントリーシートでは結論から書くことと、誰が見ても分かりやすくすることを心がけました。また、学校のキャリア就職センターの方や友達に添削してもらいました。 面接では入社後どのようなキャリアプランがあるのか、どんな部署で何を実現したいかを聞かれるため、可能な限りOB訪問を行うべきだと思います。本田技研工業は自分の夢や成し遂げたい思いを大切にしているため、そこをしっかりエントリーシートや面接で伝えられることが大切だと思います。

実際に選考通過した先輩の声

自動車業界を志望する理由と自動車業界の中でHondaを志望する理由を明確に考えておくことが一番重要だと思います。Hondaを志望する理由は、Hondaでしか実現できない夢やHondaにしかない強みを探すことで見つかるってくるはずです。夢については面接等で深堀りされると思うので、明確にしておくとよいでしょう。具体的には、夢を持つようになったきっかけから、その夢を実現するために入社してから取り組みたい仕事までしっかりとイメージをして考えておくとよいと思います。そのためにも、早めのうちから各種説明会やインターンシップの情報を集めて参加することは有効な手段だと思います。説明会だけでは上辺の人柄などしか分からないこともあると思うので、社内の雰囲気などを知りたい場合はインターンシップへの参加をお勧めします。

実際に選考通過した先輩の声

数ある自動車業界の中で、なぜ他ではなくホンダを選ぶのか。というところをきちんとアピールできなければいけません。そういった意味で、深くホンダのことを理解する必要があると感じました。また、モータースポーツ等でも活躍されているホンダに対して陥りがちなミスとして、ファンアピールをしてしまいそうになりますが、ここでは一技術者として感じる企業の魅力について語ることが求められます。 また、こちらがホンダを選ぶ理由だけでなく、私はこういったことを大学で研究したり、経験してきて、それがどのように御社で役に立てられるかを説明し、納得してもらう必要がありました。学校推薦がある場合も、これができず面接を受けさせてもらえないケースもあったようなので、安心はできません。 参考にした情報源としては、自動車業界を俯瞰的にまとめてくれているウェブページ等は参考になりました。自分で一から業界研究をするより効率的なのでおすすめです。

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この記事を書いた人: 就活会議編集部

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