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CREATED ON 2021.05.31 | UPDATED ON 2023.09.27

【就活ガイド】三井住友信託銀行株式会社の企業研究〜企業分析で選考突破〜

金融
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この記事は、就活会議の会員が投稿した体験記にもとづいて作成・編集をしています。就活会議の会員は現役の学生であることを確認しています。
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就活をする上で絶対に欠かせない企業研究。この記事では三井住友信託銀行株式会社の基本情報や業界内での立ち位置をもとにお伝えするとともに、先輩たちが実際に行った企業研究方法をご紹介します。三井住友信託銀行の選考を受ける前にどのような会社なのか、その特徴をしっかり理解していきましょう。

【企業研究】三井住友信託銀行はどんな会社?

三井住友信託銀行の会社概要と社風

まずは三井住友信託銀行の企業概要と社風をみていきます。

三井住友信託銀行の基本情報

会社名 三井住友信託銀行株式会社
業界 金融・銀行
本店所在地 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号
事業所 国内/150カ所(支店133、コンサルプラザ他17)
海外/支店5、駐在員事務所5
設立日 9931
連結総資産額 1925(大正14)年7月28日
(2012(平成24)年4月1日商号変更)
従業員数 13,527名(2020年3月31日現在)
資本金 3,420億円
平均年齢 41.4歳
初任給 <各コース共通>
(院了)月給 235,000円
(大卒)月給 210,000円 ※2019年度実績
※既卒の基本給は最終学歴に準ずる
福利厚生・社内制度 通勤交通費、時間外手当て、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険、社宅・独身寮制度、社員持株制度、財形貯蓄制度、ほか
過去の採用人数 2017年 433名
2018年 402名
2019年 396名
2020年 402名
2021年 398名(予定)
経営理念 (1) 高度な専門性と総合力を駆使して、お客さまにとってトータルなソリューションを迅速に提供してまいります。
(2) 信託の受託者精神に立脚した高い自己規律に基づく健全な経営を実践し、社会からの揺るぎない信頼を確立してまいります。
(3) 信託銀行グループならではの多彩な機能を融合した新しいビジネスモデルで独自の価値を創出し、株主の期待に応えてまいります。
(4) 個々人の多様性と創造性が、組織の付加価値として存分に活かされ、働くことに夢と誇りとやりがいを持てる職場を提供してまいります。
代表者氏名 取締役社長 大山 一也
事業内容 銀行業

部門別の事業

大きく個人向け、法人向け、国際市場とわかれており、それぞれ幅広い価値を提供しています。扱う金額が大きいからこその仕事がこの仕事の醍醐味といえるでしょう。

業務内容 詳細
◆個人トータルソリューション事業 個人のお客さまの資産運用や相続承継、不動産など財産管理、各種ローン、積み立てによる資産形成のサポートや保険商品など、幅広いご要望に対して、総合的なサービスを提供します
◆法人トータルソリューション事業 法人のお客さまの企業価値向上に向け、融資や各種ファイナンススキームのアレンジ業務、企業コンサルティング業務、M&Aアドバイザリー業務などの事業内で所管する業務に留まらず、お取引全般に関わる総合窓口としての役割を担っています。他事業や海外拠点・グループ会社まで含めた、専門性の高い機能と有機的かつ機動的に連携し、お客さまのニーズや課題に最適化したソリューションをワンストップで提供します
◆法人アセットマネジメント事業 運用難に直面する金融法人や非営利法人のお客さまを中心に、当グループが培ってきた有価証券から不動産、PE、航空機、各種プロジェクトなどにわたる多様な資産運用・管理のノウハウを生かし、ご提案から商品開発・アフターフォローを一気通貫でご提供することで、お客さまそれぞれに応じた最適な資産運用の実現に貢献します。
また、運用の取引に加え、財産管理業務(不動産、証券代行、年金等)や、アライアンス業務(信託代理店、不動産ソリューション等)によりお客さまとのWin-Winの関係を構築します
◆証券代行事業 会社法に基づく「株主名簿管理人」としてお客さまに代わって株式実務を担うことに加え、各種コンサルティング(※)を総合的にご提供しています(※株式・総会実務コンサル、IPOコンサル、投資家・資本戦略コンサル、ガバナンス強化に向けたコンサル)
◆不動産事業 不動産鑑定士や一級建築士をはじめとする不動産分野のスペシャリストを多数擁し、国内外の企業・投資家から個人に至るまで幅広いお客さまの不動産ニーズに対し、仲介、証券化、投資運用、管理、各種コンサルティングまで、フルラインアップのサービスを提供します
◆受託事業 年金業務・資産運用業務・資産管理業務の三つの業務で構成され、年金制度設計から運用・管理に至るまで、グループ一体となって、お客さま本位の高付加価値サービスを提供します
◆マーケット事業 グローバル金融市場のボラティリティをマネージする専門家集団が、国内外のネットワークを活用して、お客さまに最適なソリューションを提供します

三井住友信託銀行の社風

三井住友信託銀行の採用サイトでは、個人のキャリアステップだけではなく会社の成長においても社員の意志を重視すると明記されています。1234大学受験学習塾で学生チューターをしていました。受験で培ったノウハウをこのまま無駄に せず後輩たちの役に立てたいと、授業前後に経験を語ったり、塾生の相談相手をしていました。 一方、高校生だけでなく幅広い年代の方と「接客」という形を通して交流するため、ファミリー レストランのホールを掛け持ちしています。

君のやり方で、「お客さまの」未来を創る。 お客さまの課題と真摯に向き合う社員の“意志”がお客さまの未来を創る。 君のやり方で、「君の」未来を創る。 どんな社会人を目指し、どのように社会に貢献したいのか。 キャリアの歩みに決まりはない。 自らの”意志”で、自らの未来を創る。 そして、君のやり方で、「三井住友信託銀行の」未来も創る。 変化の多い社会に対してどのように向き合い、会社はどのように変化するのか。 ここではみんなの“意志”が最も尊い。 より良い未来のために、君のやり方で挑戦し、成長しよう。 三井住友信託銀行 | 2021 RECRUIT

引用元:https://smtg-recruit.jp/about/message.php

規模が大きく歴史のある企業ですが、業務内容や年齢に関係なく挑戦できる環境があることが社風として挙げられます。三井住友信託銀行では銀行業務の他にも、不動産や資産運用・資産管理といった、多様でユニークな機能や事業がありますが、どの部署でも社員の挑戦しようとする姿勢を後押しする風土が根づいている、という先輩の声がありました。

スピーディな商品開発、各事業を超えた活発な意見交換。 なんのためらいもなく、 お客さまを第一に考えることができる環境。 年次に関係なく一人一人の意志が尊重され、 自由闊達にアイデアを議論できるこのような社風こそが、 業界をリードするさまざまな独自の商品開発や ソリューションにつながっているのです。

引用元:https://smtg-recruit.jp/about/pride.php

福利厚生・社内制度

三井住友信託銀行では、社員の意志と挑戦を大切に社風があります。そのため、研修制度や教育制度が充実しているだけではなく、一人一人のライフイベントを考慮したキャリア形成ができるような多様な福利厚生が用意されています。

<研修制度> ・OJT ・OFF-JT(各種研修) ◆ 各種研修 • 新入社員研修・階層別研修・業務別研修・語学研修(英語・中国語) 経験や習熟度に応じて段階を分け、きめ細かに対応 ◆ Web Campus • eラーニングなどの学習ツールや各種情報を提供する人材育成サイト 自己啓発支援 各種資格・検定試験の受験料援助、取得支援金交付、および特定図書支給 ・業務公募制度:自らが希望する業務にチャレンジする機会を提供 ・各種トレーニー制度:資格取得、語学トレーニー制度などの能力開発研修を実施 ◆海外派遣研修 ◆語学トレーニー制度(英語・中国語・タイ語) ◆業務トレーニー制度(ニューヨーク、ロンドン、上海、シンガポール、香港など) ・社内留学制度:本人希望または会社推薦により、期間を限定し勤務地以外の業務にチャレンジする機会を用意 ・事業説明会

<休暇制度> ・連続休暇:連続5営業日の連続休暇を各年度1回取得することができます。土日と合わせて9日間の休暇として、海外旅行などに行く社員も多いです。 ・リフレッシュ休暇:リフレッシュ休暇A(連続3営業日)、リフレッシュ休暇B(連続2営業日)の2種類を取得できます。 原則として休日とつなげて取ることになっており、土日や祝日とつなげて5日間、および4日間の休みを年度内に取っています。 ・ウェルネス休暇:特別休暇を1日取得できます(年に2回)。 ・年次有給休暇:毎年度20日間の有給休暇が与えられます。年度内に取得しなかった休暇は翌々年度まで繰り越しができます(最大60日間)。 なお、半日ごとの取得も可能で、午前・午後のみ有給休暇とすることもできます。 ※入社1年目の年次有給休暇は年間17日 ・永年勤続、特別休暇:勤続15年で連続10営業日、20年で5営業日、25年で5営業日の休暇を取ることができます。 ・結婚休暇:結婚をした際に、連続5営業日の休暇を取ることができます。 ・介護休暇

<福利厚生 / 教育制度> ・選考時業務チャレンジ ◆ 資格取得(年金アクチュアリー、不動産鑑定士) ◆ 配属業務(受託事業、マーケット事業) ・時差出勤 ・通院時間の確保・通勤緩和など ・産前・産後休暇(産前・産後8週間/有給) ・出産・育児休業(最初の1週間は有給) ・育児時間制度(1日1回1時間または1日2回30分/有給) ・時間外勤務の免除 ・短時間勤務制度(1日2時間を超えない範囲で勤務を短縮) ・看護休暇 ・男性の育休取得 ・エルダーパートナー制度

研修制度、休暇制度、福利厚生/教育制度どれも充実しており、しっかりワークライフバランスを取りながら成長できる環境が整っていると言えるでしょう。

募集職種・募集要項

2022年卒募集要項は下記の通りです。GコースとAコースの2種類があり、転居を伴う転勤があるかどうかを選ぶことができます。入社後のコース転換制度があるようですが、応募時は間違えないよう注意しましょう。

応募資格 2022年3月末までに国内・海外の四年制大学を卒業・卒業見込み、または大学院修士課程を修了・終了見込みの方
※2親等以内の親族が当社社員である方は応募できません
募集コース ・Gコース(全国転勤型)・・・ 転居を伴う転勤あり
・Aコース(地域限定型)・・・ 転居を伴う転勤なし
※入社後のコース転換制度があります。
給与(初任給) <各コース共通>
(院卒)月給 235,000円 (大卒)月給 210,000円 ※2020年度実績
諸手当て 通勤交通費、時間外手当てほか
昇 給 年1回見直し
賞 与 年2回(2020年度実績)
勤務地 Gコース:全国主要都市および海外
Aコース:所定の地域内
勤務時間 8:50〜17:10
休日・休暇 完全週休2日制、年次有給休暇、5営業日連続休暇(年1回)、リフレッシュ休暇(年2回)、勤続年数に応じた連続休暇(永年勤続特別休暇/勤続15・20・25年)、産前・産後休暇、出産・育児休業、ウェルネス休暇ほか
社会保険 健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険
福利厚生 社宅・独身寮制度(Gコースのみ)、社員持株制度、財形貯蓄制度ほか
募集学部・学科 全学部全学科

三井住友信託銀行の特徴

銀行業界では三菱UFJフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ、そしてみずほフィナンシャルグループが上位3つの大手として挙げられ、三井住友フィナンシャルグループは業界5位の利益をあげています。また、大手信託銀行としては三井住友信託銀行、三菱UFJ銀行、みずほ信託銀行の3行が挙げられ、その後に株式会社SMBC信託銀行、野村信託銀行株式会社と続きます。 参考元:https://gyokai-search.com/4-bank-uriage.htm

三井住友信託銀行は日本で唯一の専業信託銀行として高い専門性がありますが、銀行業務だけではなく、不動産や資産運用・資産管理など、多様でユニークな事業を展開している総合力も特徴として挙げられます。この専門性と総合力を活かしたお客様の課題解決がメインであるトータルソリューション事業に直結し、ワンストップ(ひとつの場所でさまざまなサービスが受けられること)の対応ができることが三井住友信託銀行の強みになっています。業界トップの業績を残せているのはこの強みが大きく影響しているでしょう。

企業経営において資金取引以外の非財務関連の経営課題が拡大する中、これらの課題に対して多様な業務領域を有する当社は、ワンストップで対応できる強みがあります。その強みを生かすことで、お客さまの「ベストパートナー」としてお客さまの発展に貢献していきます。

引用元:https://smtg-recruit.jp/about/vision.php

三井住友信託銀行は、個人・法人のニーズを的確に把握し、幅広く専門性の高い商品・サービスを最適な解決手段としてトータルソリューション事業に力を入れています。各事業の強みやノウハウを生かすための商品開発体制として商品開発オフサイト・ミーティングを設置したり、AIやデジタル技術を活用した実証実験をしたり、より良い価値提供のための取り組みを進めています。

IR読み解き!深堀り研究〜事業規模・資本構成・ビジネスモデル〜

ここからはIR資料や有価証券報告書を読み解いて企業研究しましょう。

経営方針

2020年度3月期の三井住友信託銀行の中長期経営計画では、社会的価値創出と経済的価値創出の両立を経営方針として定めています。社会定期価値は、日々変化する社会の中で、安心且つ安全な社会を実現する信託制度の担い手として信頼を得ることを指し、経済的価値は年金、証券代行、不動産、資産運用・資産管理など、資産に関する社会課題の解決を指します。三井住友信託銀行はその目標を達成するために下記の施策を挙げています。

事業ポートフォリオの強化
(持続的・安定的な成長への基盤強化)
① ビジネス基盤の強化
既存の顧客に対して、新たな商品・サービスやトータルソリューションの提供機会を拡充しつつ、新規の顧客の増加による預かり資産残高の積み上げを推進する。
② 新たな成長領域の確立
└今後想定される社会課題やお客さまのニーズを踏まえ、事業横断で解決を図るビジネスを確立しつつ、重点的に資源投下・リスクテイクを行うための組織編成を進める。
③ 戦略的リソースミックスの推進
経営体質の強化・効率化の推進に向け、グループ内の経営資源を柔軟に組み合わせた資源の最適配分と最大活用を両立する、強靭な体質構築を目指す。
資本戦略
(バランスシート、資本の効率的な活用)
資本の十分性を維持したうえで、戦略投資の積極化、政策投資株・リスクアセットのコントロールなど、従来以上に能動的な資本戦略を進める。
業務品質の高度化
(ビジネスの創出・強化を支える力)
「顧客本位」「顧客満足」を差別化の源泉として強化するために組織を一体化し、業務品質の管理能力を高め、リスク文化を含めた営業現場への浸透を徹底する。
人事・財務・リスク管理等の分野でグループベースでの経営管理の高度化を進める。

上記の施策を実行することで、少子高齢化や経済の変化、デジタル化などの社会課題に積極的に取り組み、持続的・安定的なグループの成長の基盤を固めていく方針です。特に対処すべき課題として新型コロナウイルス感染症による経済的影響からの再生に注力することが明記されており、その上で『最も信頼されるお客さまの「ベストパートナー」として、変化への対応力を一段と高めた社会を次世代に繋げていくこと』を目標として掲げています。

売上・財務状況

売上(収益)と利益

主な事業の2020年度第3四半期の売上状況と増減要因は下記の通りです。

(個人トータルソリューション事業) 投資運用コンサルティング関連において、新型コロナウイルス感染症拡大による営業活動制約の影響等により、投信・保険販売手数料が大幅に減少した結果、実質業務純益は三井住友信託銀行(単体)では前年同期比88億円減少し△41億円、連結では同70億円減益の103億円となりました。 (法人事業) コロナショック関連貸出増加による資金利益増加の一方、デリバティブ、仕組預金等の法人関連業務の非金利収益減少により、実質業務純益は三井住友信託銀行(単体)では前年同期比40億円減益の711億円、連結では同43億円減益の921億円となりました。 (証券代行事業) 各種コンサルティング収益が増加、市況性収益も安定的に推移した結果、実質業務純益は三井住友信託銀行(単体)では前年同期比14億円増益の163億円、連結では同15億円増益の171億円となりました。 (不動産事業) 新型コロナウイルス感染症拡大による営業活動制約の影響等により、法人向け仲介、個人向け仲介ともに大幅減益となりましたが、第3四半期連結会計期間においては不動産仲介関連の成約が進展しております。実質業務純益は三井住友信託銀行(単体)では前年同期比55億円減益の109億円、連結では同79億円減益の136億円となりました。 (受託事業) コロナショックによる一時的な株価下落からの回復により、資産運用残高は期中を通じて安定的に推移した一方、欧米金利の大幅な低下を受けた米国現地法人での余資運用は悪化しました。結果、実質業務純益は三井住友信託銀行(単体)では前年同期比11億円減益の209億円、連結では同38億円減益の440億円となりました。 (マーケット事業) 投資業務は機動的な売買に伴う外債売却益計上等により好調であった一方、新型コロナウイルス感染症拡大による営業活動制約の影響等により、マーケティング業務およびマーケットメイク業務などの顧客サービスが低調に推移した結果、実質業務純益は前年同期比45億円減益の444億円となりました。

引用元:https://www.smth.jp/ir/yuuka/2003/200629-1.pdf やはり営業活動の制約や株価の変動など、新型コロナウイルス影響により多くの事業で減益となってしまったようです。今回の影響に関して有価証券報告書では、個人のお客さまにおいては、人生100年時代に向けて本当に備えておくべきことは何か、また、法人のお客さまにおいては、様々なリスクに備えつつ自らの安定的かつ持続的な成長を果たすためには何をすべきか、といった課題に、改めて真剣に向き合う必要がある、と明記しています。

先輩たちが行った企業研究とそのポイント

三井住友信託銀行の企業研究では、まず学生には馴染みのない信託銀行の業務内容をしっかりと理解することがポイント。先輩はインターンやOB訪問、リクルーター面談を活用して企業研究を進めたようです。

実際に選考通過した回答

企業研究は、基本的に夏の3daysインターンで学ぶことができました。信託銀行は金融業界の中でも特に事業領域が広いため、インターンのような機会を積極的に活用知ることが重要だと思います。志望動機の段階では自分のやりたい事業を1~2個選び、自分の経験と結びつけて話せることが最低限必要になってくるので、OB訪問や社員との座談会などを通して興味のある分野に対する仕事について理解を深めるところから始めると良いと思います。面接では、「自分が行ってきたことに対して、どういう考え方を持っているのか」という部分を重点的に聞かれました。表面上だけの実績を語ることなく、経験を通して何を学んだか、それを会社でどのように活かせるのかをしっかりと考えることで内定に近づくと思われます

実際に選考通過した回答

大事だと感じたことは3つです。1つ目は銀行と信託銀行との違い・信託銀行ならではの特徴について説明会などに行き理解をすること。2つ目はどういう事業があり自分が入社してからどういったキャリアを行きたいかある程度決めておくこと。3つ目はOB訪問を通じてどういった人が働いているかを知ること。特に2つ目が重要でどの段階の面接でも聞かれました。自分の就活軸もと、「最初はどういった事業に携わり、その後そこでの経験を踏まえて別の事業に携わりたいです」等、キャリアの具体性よりも軸との一貫性を重視したほうがいいと思いました。OB訪問はしたほうがいいです。どういった方が働いているのかを知り、他の信託銀行との違いについて述べるときにも有効です。

実際に選考通過した回答

全ての面接のおいて志望動機が深く聞かれるため、フレームワークとして、なぜ金融か→なぜ銀行か→なぜ信託銀行か→なぜ三井住友信託銀行か、という説明は語れるように、そしてどのフローを深堀されても答えられるようにしておくべきであると感じた。 また、リクルーター面談は全て選考の一部である。リクルーターに会う前に、どんなことを質問するかをいくつか考えておき、また志望動機もざっくり言えるようにしておいた方がいいと思う。リクルーター面談で、ある程度企業研究は済ませられる。 信託銀行の同業他社だけではなく、メガバンクなどとも比較するため、各企業の中期経営計画に目を通し、強みや今押している施策を把握した。そうすると、「なぜうち?」の質問にも対応できる。

なぜ金融業界なのかだけではなく、なぜ信託銀行なのかや競合との違いなど志望理由の深堀をされるため、細かい事業内容の他に、強みや戦略についてもしっかり理解しておきましょう。また、志望度を伝えるためにも重要な入社後のキャリアについても、企業理解を深めた上でこれまでの経験と紐付けた回答ができるよう準備しておきましょう。

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この記事を書いた人: 就活会議編集部

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