【就活ガイド】BIPROGY株式会社の企業研究〜企業分析で選考突破〜
BIPROGY株式会社は、幅広い分野で事業を展開するシステムインテグレーターです。2022年4月1日に、日本ユニシスからBIPROGYに商号変更しています。 この記事ではBIPROGYの基本情報や業界内での立ち位置をもとにお伝えするとともに、先輩たちが実際に行った企業研究方法をご紹介します。BIPROGYの選考を受ける前にどのような会社なのか、その特徴をしっかり理解していきましょう。
BIPROGYの会社概要
まずはBIPROGYについて理解しましょう。 ここではBIPROGYの選考に通過した先輩たちが行った企業研究と、その社風などをお伝えします。
BIPROGYの基本情報
会社名 | BIPROGY株式会社(旧:日本ユニシス株式会社) |
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業界 | IT |
本店所在地 | 東京都江東区豊洲1-1-1 |
事業所 | 本社・支社店 国内10か所 |
設立 | 1958年(昭和33年)3月29日 |
売上高 | 連結: 3,176億00百万円(2022年3月期) 単体: 1,860億91百万円(2022年3月期) |
従業員数 | 連結: 8,068名(2022年3月31日現在) 単体: 4,451名(2022年3月31日現在) |
資本金 | 54億8,317万円 |
平均年齢 | 46.1歳 |
初任給 | 高卒:187,600円 高専・短大卒:203,800円 学部卒:220,000円 修士了:245,300円 |
福利厚生・社内制度 | 健康・厚生・雇用・労災保険、退職年金制度、独身寮、直営・契約保養所、会員制リゾートクラブ・アスレチッククラブ、財形貯蓄制度、診療所完備、各種運動部・文化部のサークル活動、育児・介護休暇制度、住宅資金積立融資制度、自己申告制度、慶弔給付金、社員持株会ほか |
過去の採用人数 | 141名(2021年) |
企業理念 | ■わたしたちが社会に果たすべきこと すべての人たちとともに、人と環境にやさしい社会づくりに貢献します ■わたしたちが目指すこと 社会の期待と要請に対する感性を磨き、そのためにICTが貢献できることを考え抜く集団になります ■わたしたちが大切にすること 1.高品質・高技術の追求 社会に役立つ最新の知識を有するとともに、技量を高めます 2.個人の尊重とチームワークの重視 相手の良い点を見いだし、それを伸ばすことを奨励し合い、互いの強みを活かします 3.社会・お客様・株主・社員にとり魅力ある会社 ステークホルダーの声に真摯に耳を傾け、企業価値向上に努めます |
代表取締役社長 | 平岡 昭良 |
事業内容 | クラウドやアウトソーシングなどのサービスビジネス、コンピュータシステムやネットワークシステムの販売・賃貸、ソフトウェアの開発・販売および各種システムサービス |
事業内容
BIPROGYは、経営戦略、ICT戦略のコンサルティングから、それを実現するICTソリューションの提供、そして運用管理保守のサポートまで、システム開発のトータルサービスを提供するシステムインテグレーターです。
- システムインテグレーターとは
顧客となる企業の業務内容を分析し、問題を発見。その問題を解決するためのシステムを開発・提案し、構築から運用までをおこないます。
2022年4月1日に日本ユニシスから商号変更したBIPROGYは、今後、新しい価値の創造や社会課題の解決へ積極的に取り組むことを目指しています。
さらに今後は、社会変化に対する先見性と洞察力、ICTを核としたテクノロジー、そしてさまざまなビジネスパートナーとのビジネスエコシステム形成を掛け合わせ、ICTサービス提供だけにとどまることなく、新しい価値の創造と社会課題の解決の取り組みを加速させ、社会的価値創出企業に変革していきます。
引用元:https://pr.biprogy.com/invest-j/com/business.html
BIPROGYでは下記の5つのコースにて新卒採用しています。採用サイトに各コースの概要が紹介されていました。応募時にどのコースを志望するのか決める必要があるため、事前に各コースの役割や業務内容を把握しておきましょう。志望するコースで、自分がどう活躍したいのかまで明確にイメージしておくことが重要です。
募集コース | コース概要 |
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ビジネスプロデュース コース | 新事業・新サービス創出に向けた価値発見を起点に、 事業化・商品化に向けたビジネスモデル構想・実行する 役割を担います。 幅広い視野で価値あるアイデアの探索を通じてビジネス モデルを構想し、社内外のステークホルダーを巻き込み ながら事業・サービスとして具体化します。販売開始後 も市場動向、顧客要望、品質の見直しを行い、持続的な 発展・拡大を目指します。 | セールスコース | 顧客と深いリレーションを確立し、当社製品/サービス の提案および販売を行う役割を担います。 顧客の課題解決に最適なプロダクト/サービスの提案・ 販売・ビジネスマネジメントに、新規顧客の開拓および 顧客に最適なサービスやビジネスを創出し、課題解決を 提案する活動に従事します。 | システムエンジニア コース | 顧客からの要望に応えて、高い技術力を基に、顧客・ パートナー企業・社内関係者とともに最適なシステムを 実現し、顧客のビジネスを支え、発展させる役割を 担います。 ITシステムにおける設計・開発・運用保守の各フェーズ において、顧客・パートナー企業・社内関係者と協働し、 システム設計、設計情報を基にしたインフラ/アプリケー ション開発、運用保守計画の策定などの業務に従事します。 | プロダクトエンジニア コース | 市場価値や顧客ニーズに応え、当社独自の新たな プロダクトやソフトウエアを造りだす役割を担います。 顧客および自社の、システム管理・データベース/ アプリケーション共通基盤・ネットワーク・セキュリティ、 ロボット、人工知能(AI)・IoT等、専門性の高い技術でIT基盤 の構築業務等に従事します。 | グループデザイン コース | 中長期的戦略の為の各種戦略策定・実行、並びに支援、 活動の管理を通じ企業価値の向上へ貢献する役割を担います。 |
また、一部、選抜形式のインターンシップへの参加や特別なスカウトで高いパフォーマンスを発揮した人やスキルのある人は、以下2つのコースも用意されています。
募集コース | コース概要 |
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ハイスキルエンジニア コース | 長期インターンシップ/アルバイトを通じた実務経験や、高い研究成果を出され 学会で登壇した等の経験があり、AI、IoT、セキュリティ、クラウド、ソフトウェア、 Webアプリケーション開発等の領域において、即戦力人財としてご活躍いただ ける方を対象としたコースです。 | アントレプレナー コース | ご自身で起業をされる、または長期インターンシップ等で新規ビジネスの創出 や顧客の課題解決などを経験し、新たなビジネス創出に向けて即戦力人財 としてご活躍いただける方を対象としたコースです。 |
IR読み解き!BIPROGYの売上・競合比較
ここからはIR資料や有価証券報告書を読み解いて企業研究しましょう。
売上・業績
下記は、BIPROGYの直近5年間の業績です。
売上高
営業利益
※2017~2020年度は日本基準、2021年度はIFRS
売上高は順調に推移していますが、2020年度でやや落ち込み気味となっています。 2020年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、世界的にも経済が落ち込みました。一部の業種ではIT投資を抑制する企業もみられています。その影響で、日本ユニシスでもシステムサービスのセグメントで減収となりました。
しかし営業利益では、前年度から増益となっています。アウトソーシング(※)の増収に伴う利益増加や、収益性の改善等により、全体的な増益につながったとのことです。
(※)アウトソーシング:外部委託
2021年度には売上高も持ち直しています。
セグメント別の売上
日本ユニシスのセグメント別売上高構成比は下記の通りです。
セグメント別売上高構成比
各セグメントの内容は下記の通りです。
- 「システムサービス」
ソフトウェアの請負開発業務、SEサービス、コンサルティング - 「サポートサービス」
ソフトウェア・ハードウェアの保守サービス、導入支援等 - 「アウトソーシング」
情報システムの運用受託等 - 「ソフトウェア」
ソフトウェアの使用許諾契約によるソフトウェアの提供 - 「ハードウェア」
機器の売買契約、賃貸借契約によるハードウェアの提供
システムサービスの売上高が全体の3割を占めています。しかし全体的に見て、売上高が大きく劣っているセグメントは見受けられません。すべてのセグメントが安定した業績を上げているといえます。
競合他社
IT業界の中でもシステムインテグレーター(SIer)とよばれる企業で、売上高を比較してみましょう。下記のSIer主要企業と比べてみると、富士通やNTTデータの業績が抜きんでています。
【システムインテグレーター】2020年度売上高
※富士通:テクノロジーソリューション事業の売上高 ※日立製作所:IT事業の売上高 ※NEC:エンタープライズ事業とネットワークサービス事業の売上高
システムインテグレーターには、ユーザー系SIer・メーカー系SIer・独立系SIerの3つの分類があります。
- ユーザー系SIer
親会社のシステムを運用しているシステムインテグレーター。親会社が顧客となるため、安定した経営をおこなえる。 - メーカー系SIer
パソコン・ハードウェアメーカーを親会社に持つシステムインテグレーター。親会社の案件が下りてくるため、経営が安定している。 - 独立系SIer
親会社をもたないシステムインテグレーター。親会社に縛られることなく経営ができる。
ランキング上位となっているのは富士通や日立製作所、NECといったメーカー系SIerです。IT分野に特化した親会社から大きな案件が下りてくるケースもあり、経営が安定しているのがメーカー系SIerの特徴です。
NTTデータや伊藤忠テクノソリューションズ、野村総合研究所、SCSKはユーザー系SIerです。ユーザー系SIerは親会社が顧客となるため、経営基盤が安定していることが特徴です。 NTTデータは、公共分野(官公庁、自治体、学校など)や金融分野(銀行、決済インフラなど)といった分野のシステム構築も手掛けています。NTTデータはこういった外部の顧客へ積極的に外販を行っているため、ユーザー系SIerの中でも高い業績を上げていると考えられますね。
大塚商会やTIS、BIPROGY、富士ソフトは独立系SIerです。独立系SIerは親会社を持たない分、低めの順位となっています。
業界の動向
矢野経済研究所が、国内企業のIT投資に関する調査を実施しています。国内民間IT市場規模の推移と予測を見てみると、日本のIT市場規模は年々拡大していくことが予想されています。
国内民間IT市場規模推移と予測
2020年度はコロナ禍の経済悪化に伴い、IT投資を見送る企業が多くみられました。その一方で、テレワークの実施やデジタル化の推進を余儀なくされた企業では、IT投資が加速しました。その結果、IT業界全体では業績がほぼ横ばいになっています。
コロナ禍を背景に、DX(※)による業務改革や情報セキュリティーの強化などへの需要はますます高まっています。 実際、矢野経済研究所の調査では、コロナ禍によりデジタル化への取組みが後退したと感じている国内民間企業は全体の3.5%にとどまっており、55.2%が前進したと感じていました。
こうした企業のIT投資が積極的に進められる限り、SIer業界は継続的に成長していくと予想されます。
※DX(デジタルトランスフォーメーション)…IT技術の浸透により、生活やビジネスによりよい影響を与えること。
BIPROGYの強み
ここからは、BIPROGYの強みを見ていきましょう。
強み・特徴「ビジネスエコシステムの形成」
BIPROGYは独立系SIerです。BIPROGYは、金融・製造・流通・医療・社会公共などの幅広い分野で事業を展開しています。親会社に経営方針を左右されない独立系SIerだからこそ、より幅広く事業を展開できていると考えられます。
当社グループは、業種や業界の垣根を越えて連携するビジネスエコシステムを拡大させ、これまでに培ってきた強みを活かしながら社会課題を解決することを通じて、社会的価値と経済的価値を創出していくことにより、持続可能な社会の実現を目指します。
引用元:https://pr.biprogy.com/invest-j/com/business.html
BIPROGYは「ビジネスエコシステム」を推進しています。ビジネスエコシステムとは、複数の企業が、それぞれのスキルやノウハウを発揮し、業界の垣根を越えて共栄する仕組みのこと。幅広い業界で事業を展開するBIPROGYだからこそ実現できるモデルです。
BIPROGYは、自社製品(ハードウェア/ソフトウェア)にこだわらず、業界有力企業と提携・協働し、顧客の課題解決に最適なIT統合環境を提供しています。これも自由に事業展開ができる独立系SIerだからこその強みといえるでしょう。
BIPROGYの社風
ここからは、BIPROGYの社風を見ていきましょう。
社風「やりたいことに挑戦できる企業」
BIPROGYには、社員ひとりひとりの挑戦を後押しする社風があります。採用サイトの社員紹介のページに、下記のようなメッセージが記載されていました。
入社後、私はSEとして信託銀行の株式・債券管理業務システムの保守・運用に携わり、非金融系企業で退職年金管理システムの構築プロジェクトなども担当し、5年のキャリアを積んだ後は公共第一事業部に異動しました。私は学生時代から教育に関心があり、入社後もいつかは教育サービスに係る仕事がしたいと考えていたため、その可能性が広がればと思い異動を希望しました。
引用元:https://pr.biprogy.com/recruit/career/06/
上記の先輩社員は、やりたいことを実現するために部署を異動しています。やりたいことが明確であれば、希望が叶う風潮があると考えられます。自分次第で、やりたいことを実現できる企業であることが予想できますね。 BIPROGYでやりたいことが明確な人は、選考の段階から積極的にアピールしてみても良いでしょう。
BIPROGYの新卒採用
ここからは、2023年卒の新卒採用の応募条件や待遇について見ていきます。
募集要項
2023年卒募集要項は下記の通りです。BIPROGYでは応募コースが5つに分かれており、インターンなどで高いパフォーマンスを発揮した人は、さらに2つのコース(ハイスキル エンジニアコース・アントレプレナーコース)が用意されています。 「事業内容」の見出しでそれぞれの役割や業務内容は詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。自分がどこでどう活躍したいのかを明確にさせたうえで、応募する必要があります。
募集職種 | ビジネスプロデュースコース セールスコース システムエンジニアコース プロダクトエンジニアコース グループデザインコース ハイスキルエンジニアコース アントレプレナーコース |
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業務内容 | 「事業内容」の見出しに記載 |
応募資格 | 高校卒業以上(2022年3月高校卒業見込み含む)かつ、生年月日が1992年4月2日以降の方 外国人留学生可(日本語でコミュニケーション可能な方) |
給与 | ■初任給(予定) 高卒:187,600円 高専・短大卒:203,800円 学部卒:220,000円 修士了:245,300円 ■昇給:年1回 ■賞与:年2回(予定) |
諸手当 | 通勤費全額支給、家族手当、住居費補助、時間外勤務手当ほか |
勤務地 | 本社:〒135-8560 東京都江東区豊洲1-1-1 支社:関西支社(大阪)、中部支社(名古屋)、九州支社(福岡) 支店:北海道支店(札幌)、東北支店(仙台)、新潟支店(新潟)、北陸支店(金沢)、静岡支店(静岡)、中国支店(広島) |
勤務時間 | フレックスタイム制 コアタイム10:30~15:00 1日の標準労働時間 7時間30分 標準勤務時間 9:00~17:30 |
保険 | 健康・厚生・雇用・労災保険 |
求める人物像 | ■Honest(素直さ) 内省と改善を繰り返し、物事に真摯に取り組む力 ■Keep on learning(勉強熱心) 現状に満足せず、自ら学び成長できる力 ■Respect&Driving(配慮と推進) 多様な価値観を尊重しつつも、合意まで導く力 |
BIPROGYは、求める人物像に「素直さ」「勉強熱心」「配慮と推進」の3つの要素をあげています。選考では、これらの要素を発揮して成果を上げた経験などをアピールできるといいですね。
福利厚生
基本的な福利厚生・社内制度は整っています。住居費補助や家族手当といった、ライフイベントに応じた補助制度が導入されている点が魅力ですね。長く活躍したい人に魅力的な制度がそろっています。
▼育児・介護制度
- 産前産後休職
最大9ヶ月取得可能です。 - 育児休職
男性・女性ともにお子様が2歳になるまで取得可能です。 - 育児時間
お子様が中学校に入るまで、10分単位で1日2時間を限度に、勤務時間を短縮することが可能です。 さらに「短時間勤務制度」と併用をするとお子様が高校を卒業するまで取得ができます。 - 短時間勤務制度
お子様が中学校入学から高校を卒業するまで、また介護を必要とする家族がいる場合、10分単位で1日2時間を限度に、 勤務時間を短縮することが可能です。 - 介護休暇、介護休職
育児と同様に、会社で定める期間の休暇や休職を取得することが可能です。
▼独身寮
東京地区には独身寮があります。賃貸物件を借り上げているため、お風呂やトイレ、洗面所、キッチンなどは各部屋に用意されています。
▼住居費補助
対象者には住居費補助を支給します。居住地や有扶養者か独身世帯主かによって金額が異なります。
▼家族手当
対象者には家族手当を支給します。 第一扶養者:18,000円/月 第二扶養者以下1人につき:10,000円/月 ※いずれも詳細は内定後にお伝えいたします。
その他の社内制度
BIPROGYでは、新入社員研修を終えて各部署に配属されたら、新入社員に対し1対1でOJTトレーナーがつきます。このOJT制度が導入されていることで、新入社員は安心して業務に取り組めるようになっています。 また、他にも人材育成のための研修制度が充実しているため、気になる人はBIPROGYの採用サイトをチェックしておきましょう。
企業研究のポイント
BIPROGYの企業研究のポイントは、ホームページ上だけではなく、説明会やOB訪問、インターンなどを通じて生の社員の声を聞き、企業理解を深めておくことだと先輩たちは言っています。 ホームページ上の情報だけでは、どうしても実際の仕事のイメージを掴みづらくなってしまいます。社員の方とコミュニケーションを取り、業務内容や社風をリアルに感じることができれば、入社後自分がどう活躍したいのかを具体的にイメージしやすくなるでしょう。志望動機の深掘りにも役立ちます。
「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと
この会社の企業研究で行ったことは3つある。1つ目は、日本ユニシスの冬季インターンシップに参加し、座談会や実際の仕事を元にしたワークに参加して、生の情報を手に入れるようにした。2つ目は、ワンキャリアや就活会議など就活アプリを通じて、実際に企業の選考に参加した学生がどんな選考に参加したのかや気を付ければならないことなど情報を集めるようにした。3つ目は、企業のホームページを隅から隅まで確認した。新卒採用サイトはもちろんのこと、どんな商材を取り扱っていて、どこに注力しているのかなどを確認した。具体的に調べておいたことによって、面接の際に、「御社はホームページで~」や「イベントに参加して~」など自分の言葉で得た情報をもとに話ができたと感じている。
「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと
会社がどのようなインダストリー(業界)に対して強みを持っているのかはもちろん、顧客に対し具体的にどのようなソリューションを提供しているのか、サービス名・製品名も含めてインプットするようにした。これらの話を交えながら面接の際に志望動機を語れば、企業研究を深めていることが伝わり評価が高まると思います。 具体的な調べ方としては、私は日本ユニシスの導入事例のHPを参照していました。自分が興味のある業界についてのページにアクセスし、過去にどのような顧客企業と取引をし、サービス提供によってどういった効果がもたらされたのかを勉強しました。またそれだけではなく、実際に自身が調べた仮説の精度を高めるため、OB/OGを訪問し仮説について検証するよう取り組みました。
「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと
そもそもIT業界とは、社会において「どういう役割」で「どういう動きをしているか」というところを理解していなければいけないと思います。そのうえで、この企業は、比較的長い歴史がある企業なので、その変遷を追えると企業をとらえやすいと思います。あとは、とにかく事業の幅が広いので、「自分だけで理解することに限りがあること」を理解してください。そのうえで、この企業が主催して行う説明会をしっかりと見ることが必要です。これをすることで、この企業でなにをしたいかというビジョンも明確にすることにつながります。実際に面接では、何度も「この会社に入って何をしたいか」ということを聞かれました。企業研究の目的は、ビジョンを明らかにすることだと思ってください。
ここで紹介したのは先輩が投稿してくれた口コミの一部です。更に詳しい口コミもあるので、ぜひ読んでみてくださいね。
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