【就活ガイド】東京エレクトロン株式会社の企業研究〜企業分析で選考突破〜
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就活をする上で絶対に欠かせないのが企業研究です。この記事では、東京エレクトロン株式会社の基本情報や、先輩たちが実際に行った企業研究方法をご紹介します。東京エレクトロンの選考を受ける前にどのような会社なのか、その特徴をしっかり理解していきましょう。
【企業研究】東京エレクトロンはどんな会社?
まずは東京エレクトロンについて理解しましょう。 ここでは東京エレクトロンの選考に通過した先輩たちが行った企業研究と、その社風などをお伝えします。
東京エレクトロンの会社概要と社風
まずは東京エレクトロンの企業概要と社風をみていきます。
東京エレクトロンの基本情報
会社名 | 東京エレクトロン株式会社 |
---|---|
業界 | エネルギー・石油 |
本社所在地 | 東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー |
事業所 | 4ヶ所 |
設立 | 1963年11月11日 |
売上高 | 12,929億円 |
従業員数 | 1,670人 |
資本金 | 550億円 |
平均年齢 | 44.3歳 |
初任給 | 博士了:243,700円 修士了:205,500円 学部・高専専攻科卒:190,300円 短大・高専本科卒:165,100円 |
福利厚生 | 各種社会保険完備、退職金制度、企業年金、企業年金基金、財形貯蓄制度、社員株主制度、住宅資金融資斡旋(利息補給)、社宅/独身寮制度(適用条件有)、団体扱い保険、長期障害所得補償保険制度、産前産後休暇、育児休業、育児支援制度、介護休業、総合福祉厚生サービス、持家援助制度、セカンドキャリア支援制度、各種サービス割引制度、社内クラブ活動、社内活性化イベント ほか |
採用人数 | 200名(予定) |
企業理念 | 最先端の技術と確かなサービスで、夢のある社会の発展に貢献します |
代表者 | 代表取締役社長・CEO 河合 利樹 |
事業内容 | 半導体製造装置事業、フラットパネルディスプレイ製造装置事業 |
参考元:https://www.tel.co.jp/about/summary/
部門別の事業
東京エレクトロンは、半導体製造装置事業、フラットパネルディスプレイ製造装置事業に取り組んでいます。 東京エレクトロンは、大きく分けて「メカエンジニア、エレキエンジニア、ソフトエンジニア、プロセスエンジニア、フィールドエンジニア、セールスエンジニア(営業)、管理」の部門があります。
業務内容 | 詳細 |
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メカエンジニア(メカ開発・設計) | 次世代半導体製造装置や既存半導体製造装置の3D-CADによる機構設計・配管設計・筐体設計・解析ツールを使用しての強度分析・熱解析・流体シミュレーション、ユニットメーカーからの購入品の特定・技術検討・カスタマイズ、製造工程への組み立て指示書の作成などをおこないます。 微細加工を実現するチャンバー(反応炉)、高生産性と精度を両立するロボットアーム搬送/スピン、薬液の最適流量を実現するバルブ/ポンプなど、プロセスモジュールや搬送システムまでメカエンジニアとして、全体をコントロールします。 | エレキエンジニア(エレキ開発・設計) | 次世代半導体製造装置や既存半導体製造装置のデジタル回路・アナログ回路、FPGA論理回路設計、マイコンファームウエア設計、PLCによる制御システム設計、ユニットメーカーからの購入品の選定・技術検討・カスタマイズなどをおこないます。各種センサーを活用したモーター、ガス、 温度、プラズマなどの制御システム、高性能なRF電源やマッチャー(高性能整合機)などのモジュールやユニットをエレキエンジニアとして、全体をコントロールします。 | ソフトエンジニア(ソフト開発・設計) | 次世代半導体製造装置や既存半導体製造装置のプロセスモジュールの制御ソフト、搬送制御ソフト、ユーザーインターフェース(GUI)、ホストコンピュータとの通信ソフト、データ処理・分析ソフトなどをC言語、C++、C#などの開発言語を使って設計から実機評価までを担当します。 さらに各種装置の基盤ソフトウエア(共有フレームワーク)開発、画像解析、IoT、ビッグデータ・AIなどの新規技術の導入などにも活用領域は広がります。 | プロセスエンジニア(プロセス開発) | 薄膜制御や新素材の導入、低消費電力・高信頼性を実現する加工技術、パーティクル(装置内で発生するゴミ)の低減などに通じて、半導体制御装置の性能や生産性を最大限に引き出すプロセスの開発・提案を担当します。ハードやソフトウエアに対する広い知識も求められ、お客さまを 直接サポート、半導体製造装置全体の仕様を検討・決定する重要な役割です。お客さまの潜在的なニーズや課題解決を通して、今までにない新規プロセスや装置を生み出すこともおこないます。 | フィールドエンジニア | お客さまに納入された半導体製造装置の保守、メンテナンス、そしてテクニカルサポートをおこなうエンジニア。装置全体を幅広く理解し、その知識と技術力でお客さまにTELの装置を満足して使ってもらうよう努めます。加えて、装置の性能を最大限に発揮できるよう、装置改善提案や 改造作業を実施し、装置の延命化をはかります。また、価格交渉をおこなうなど技術力だけではなく、営業的要素(技術営業)も含まれます。最前線の現場で何が起きているかをいち早く察知し、次世代の新規開発に役立つ情報を自社の開発部隊にフィードバックするのもフィールド エンジニアの重要な役割の一つです。 | セールスエンジニア(営業) | お客さまとの先端技術のディスカッション、仕様打ち合わせやハード・プロセスの議論とその決定、販売交渉に際しての戦略立案、社内での売上管理・納期調整、そして新規装置販売提案に関わる社内の協力体制構築など、業務内容は多岐にわたります。また、当社の装置がお客さまに 納入された後も、当社のエンジニアと協力しながら、お客さまにさらに良いサポートを提供できるよう、そして次期装置選定時でも常に当社の製品が優位に立てるよう努めます。お客さまのニーズを聞き出すため、また現場に一番近い立場であることから、コミュニケーション能力と プレゼン力が大切な職業です。 | 管理 | 企業活動が滞りなく円滑に運営されるよう、会社組織全体を支えることが管理部門の役割です。例えば、決算業務、資産管理、経営者の補佐、全社的案件について外部との折衝、広報活動、社規社則の整備、労務管理、そして人材育成など多岐にわたります。 |
引用元:https://www.tel.co.jp/careers/regular/jobs/
主力事業とシェア
東京エレクトロンの主力事業は、半導体製造装置事業です。東京エレクトロンの連結売上の約90%を、半導体製造装置が占めています。また、半導体製造装置の売上の構成比は、海外が80%強であり、最近はアジアの比率が高まっています。 半導体製造装置の地域別売上高構成比は、中国25%、韓国21%、台湾19%、日本15%、北米11%、欧州5%、東南アジア・他4%です。
部門別売上高
引用元:https://www.tel.co.jp/ir/personal/
東京エレクトロンの社風
東京エレクトロンは、新人でも新しい仕事を任せてもらえます。早くから新しいことにチャレンジする機会がある上で、先輩や上司も新人の挑戦を後押しする姿勢があり、若手も上司も関係なく自由に意見をいえる社風であるため、積極的に仕事に取り組めるでしょう。 また、困ったことがあればお互いに相談しやすい環境であるとの声もあります。同じ企業で働く仲間同士で助け合いながら協力して仕事を進めていく、チームワークを大切にしている企業といえるでしょう。
入社当初に受けた新人教育プログラムに「エンジニアは5年で一人前になってください」という言葉があり、それを目標にしてきました。TELは新人でも新しい仕事をどんどん任せてもらえ、エンジニアとして成長できる環境が整っていると思います。私も入社2年目に部品の設計を担当するなど、早くから新しいことにチャレンジする機会をいただきました。また、先輩や上司からは「アプローチとして正しいと思うのならやってみなさい」というスタンスなので、失敗を恐れず積極的に仕事に取り組めます。そうした環境で努力を重ねた結果として、設計した装置が想定どおりに動いたときや、トラブルを短期間で解決できたときなどに、メカエンジニアとしてやりがいを強く感じます。
引用元:https://www.tel.co.jp/careers/regular/people/nanako-shinoda.html
TELではエンジニア同士、お互い困ったことがあれば相談しやすく、誰かが必ず力になってくれる環境が整っていると思います。そうして私も多くの先輩や仲間たちに助けられてきました。もちろん相談する際には「困っています」だけではなく、自分の中で「どうしたいのか」の改善案も伝えることを心掛けています。
引用元:https://www.tel.co.jp/careers/regular/people/shoko-endo.html
福利厚生・社内制度
東京エレクトロンは、社員のワーク・ライフ・バランスが取れた働き方をサポートするために、多種多様な福利厚生を整備しています。社宅/独身寮制度や、持家援助制度など、新入社員の住居負担を軽減するための制度が準備されています。また、仕事の疲れをリフレッシュできる保養所は、社員の家族も利用可能です。星野リゾートが運営する宿泊施設が優待料金で利用できるなど、社員にとって嬉しい福利厚生が充実しているといえます。
- 住宅補助:社宅/独身寮制度(適用条件有)、転勤者住宅制度、持家援助制度
- 休日:完全週休2日制、祝日、年末年始、年次有給休暇、特別休暇(慶弔・リフレッシュ休暇など)など
- 保養所・宿泊施設:ニセコリゾート、軽井沢クラブ、箱根クラブ、熊本クラブ、韮崎研修センターほか
- 育児支援:産前産後休暇、育児休業、子の看護休暇、子育て応援休暇 など
- 健康診断・予防接種サービス:定期健康診断、人間ドック、予防接種 など
- 社内活動:社内クラブ活動(フットサル、テニス、野球、スキー、華道 他)、社内活性化イベント
- 保険:各種社会保険完備、団体扱い保険
- その他:社員持株会、財形貯蓄制度、厚生資金融資、自己申告アンケート、ストレスチェック制度、総合福利厚生サービス加入による各種サービスの割引適用(スクール・アミューズメント・ホテル・東京ディズニーリゾート割引券サービスなど)、スポーツクラブ法人会員(コナミスポーツクラブ・ルネサンス)
引用元:https://www.tel.co.jp/careers/regular/welfare/#welfare
募集職種・募集要項
2022年卒募集要項は下記の通りです。
募集職種 | 装置開発/設計/要素研究、メカエンジニア、ソフトエンジニア、エレキエンジニア、プロセスエンジニア、フィールドエンジニア、セールスエンジニア(営業)、マーケティング、製造エンジニア、管理/製造間接 |
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職務内容 | 不明 |
応募資格 | 2021年3月卒業予定者および既卒者(卒業後3年以内) |
給与 | 博士了:243,700円 修士了:205,500円 学部・高専専攻科卒:190,300円 短大・高専本科卒:165,100円 |
諸手当 | 通勤手当、時間外勤務手当、地域手当 他 ※地域手当は、勤務地および社宅/独身寮制度適用有無により以下の範囲で毎月支給されます。 博士了:13,000円~95,000円 修士了:13,000円~84,000円 学部・高専専攻科卒:13,000円~84,000円 短大・高専本科卒:12,000円~79,000円 ※上記金額は月当たりの金額です。 |
勤務地 | 本社および国内、海外各拠点 ■国内・・・東京(赤坂・府中)、札幌、岩手、宮城、山梨、富山、三重、大阪、広島、大分、熊本など ■海外・・・アメリカ、ヨーロッパ、韓国、台湾、中国、シンガポール、その他海外拠点 ※初任地は希望を考慮の上決定いたします。原則国内拠点となります。 |
勤務時間 | 原則、9:00~17:30 ※勤務地により異なる(実働7.5時間) |
保険 | 各種社会保険完備 |
参考元:https://www.tel.co.jp/careers/regular/recruit/#application
東京エレクトロンの強み・競合他社・業界分析
半導体製造装置業界の競合他社として、アドバンテスト、SCREENホールディングスと比較してみましょう。当期純利益で見てみると、東京エレクトロンが1位、アドバンテストが2位、SCREENホールディングスが3位となっています。
東京エレクトロンは、半導体製造装置業界において日本で1位、世界で3位の企業です。東京エレクトロンの海外売上比率は80%以上となっており、あらゆる電子機器は東京エレクトロンと関係しているといわれています。 アドバンテストも海外売上比率は約90%となっています。国内のみならず、アメリカ・ヨーロッパ・アジア各国の関係会社と連携し、グローバルに事業を展開しています。 SCREENホールディングスは、半導体製造装置以外には、ディスプレー製造装置、産業用印刷機器を取り扱っています。海外売上比率は約80%です。 半導体製造装置業界の企業は海外で評価されている企業が多く、グローバルに活躍しているといえるでしょう。
競合他社の当期純利益:単体(単位:億円)
(2021年)
IR読み解き!深堀り研究〜事業規模・資本構成・ビジネスモデル〜
ここからはIR資料や有価証券報告書を読み解いて企業研究しましょう。
経営方針
東京エレクトロンの経営方針は、有価証券報告書にて以下のように記載されています。
① 経営方針 当社グループは、技術専門商社からスタートし、開発製造機能をもつメーカーへの移行、グローバルな販売・サポート体制の構築など、事業環境の変化をいち早く捉え、その変化に素早く応えることにより、世界の市場に高い付加価値をもつ製品・サービスを提供してまいりました。また、当社は、半導体製造装置やその関連分野を中心に、技術革新が新たな価値を生み、高付加価値かつ高収益を期待できる事業領域において、独創的な技術で時代をリードすることを通じて成長を続けてきました。 当社の原動力は、業界のリーディングカンパニーとして育んだ豊かな技術力、確かな技術サービスに基づく顧客からの信頼、そして環境変化に柔軟かつ迅速に対応できる社員と、そのチャレンジ精神です。 今後も技術革新による価値創出が見込まれるエレクトロニクス技術を基盤とした成長分野において、当社のもつ最先端技術を活かして事業を推進し、ワールドクラスの高収益企業を目指してまいります。
④ 中長期的な成長を見据えた取り組み 前述のような将来の成長ポテンシャルを踏まえ、2019年5月に中期経営計画を策定しました。売上高の規模別に営業利益率、自己資本利益率(ROE)の関係を示す目指すべき財務モデルを定めたもので、2024年度までに売上高2兆円、営業利益率30%以上、ROE30%以上、というモデルをその中核目標に掲げました。この目標を実現すべく、「メーカー」である当社グループは、引き続きベストプロダクト、ベストテクニカルサービスを追求してまいります。 ・将来、顧客が必要とする高付加価値の最先端技術製品をいち早く市場に投入するとともに最良の技術サービスを提供してまいります。 ・ベストプロダクトの創出に向け、当社が得意とする分野、蓄積された技術、経営ノウハウが活きる分野でビジネスを展開してまいります。 ・世界をリードする技術革新力を維持向上させるため、2022年度においても1,600億円の研究開発費を投入する予定にしており、中期経営計画で公表している3年間で約4,000億円の研究開発費の投入を計画通り推進しております。将来の成長を見据え、強い財務基盤を活かした積極的な投資を継続してまいります。 ・サービスの分野につきましても、当社がこれまで出荷した業界最多となる76,000台以上の半導体及びFPD製造装置をもとに、パーツ販売、装置のアップグレード改造、装置の稼動率向上や顧客が生産するデバイスの歩留まり向上などの課題解決に努めるとともに、これら高度なフィールドソリューションの提供を通じて、アフターマーケットにおける収益拡大を図ります。加えて、やがて10万台以上となる装置サポートに備え、遠隔保守などのスマートカスタマーサポートや装置の稼動データやAIの活用などによる予知保全など、高効率、高付加価値サービスの構築にも注力してまいります。
東京エレクトロンは、世界の市場において高い付加価値を持つ半導体製造装置の販売を行なっています。今後も高付加価値かつ高収益を期待できる事業領域において成長を続けるために、最先端技術を活かして事業を推進していくとしています。今後も世界をリードする技術革新力を維持向上させるために、2022年度においても1,600億円の研究開発費を投入する予定です。
売上・財務状況
売上(収益)と利益
東京エレクトロンの業績をみてみましょう。東京エレクトロンの業績は、売上高、経常利益、同期純利益の3つとも増収増益となっています。 近年は、ICT(情報通信技術)の普及、DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展、そして脱炭素の実現を目指す動きなど、世界的に「デジタル×グリーン社会」の構築に向けて様々な取り組みがおこなわれています。そのような動きを支えるのが半導体の技術革新です。これまで半導体デバイス市場は着実に成長を遂げ、2030年頃には現在の2倍以上となる高い伸びが予想されています。重要インフラである半導体とFPDを販売する東京エレクトロンは、今後も大きく成長していく見通しです。
2021年3月 | 2020年3月 | 前年同期比 | |
---|---|---|---|
売上高 | 12,929億円 | 10,294億円 | 26% | 経常利益 | 2,601億円 | 2,098億円 | 24% | 営業収益 | 2,114億円 | 1,775億円 | 19% |
対処すべき課題
あらゆる産業でデジタルトランスフォーメーションが進み、情報通信技術の実装が広がることで、社会インフラとしての半導体やフラットパネルディスプレイの重要性が高まる中、多様化するニーズに対応した優位性の高い装置が求められています。東京エレクトロンでは、先の世代を見据えた研究開発をグローバルに推進し、プロダクトマーケティングの活動を展開することにより、革新的な技術を備えた付加価値の高いBest Productsをタイムリーに創出していきます。また、装置の環境負荷低減に継続的に取り組むとともに、より消費電力の低いデバイスの開発に貢献する技術を提供することで、地球環境の保全に努めます。最先端の技術と環境への取り組みにより、産業や社会のさらなる発展に寄与します。
引用元:https://www.tel.co.jp/csr/competitiveness/
東京エレクトロンの課題は、装置の環境負荷低減に継続的に取り組んでいくことです。環境に配慮した技術・製品やサービスの提供によって、全社で環境負荷低減に貢献していくために、消費電力の低いデバイスの開発などを進めることで、産業や社会の発展に寄与していくことが重要だと考えています。
先輩たちが行った企業研究とそのポイント
東京エレクトロンの企業研究をする際には、あらゆる媒体から情報を収集していくことでより理解が深まります。基本的な企業情報については、東京エレクトロンのパンフレットを活用すると把握しやすいようです。また、マイページ上で企業説明動画を視聴したり、日本経済新聞などの記事や各種ニュースをチェックしたりすることで、多角的に情報収集できます。 また、半導体製造装置業界について業界研究をし、同業他社と比較した場合の違いや東京エレクトロンの特徴について知ることで、志望動機や入社後のイメージをより具体的なものにできるでしょう。
実際に選考通過した先輩の声
合同説明会で就活の場では初めてこの企業の存在を認知した時に、IRにあるような基本的な企業情報はパンフレットで把握することができた。また本選考のエントリー後にはマイページ上で企業説明動画を視聴することができ、さらにイメージを深めることができる。さらにこの企業は近年、日本経済新聞等の記事や各種ニュースの取り上げられる機会も数多くあることから、各種の媒体を駆使して多角的に情報を収集して理解と自分なりの意見を深めることは容易だろう。私は先に述べたような方法で企業研究をしていたが、可能であれば半導体製造装置業界の同業他社の情報と比較して、優劣や方向性の違いを知ることにより志望動機や入社後の業務について、更なる具体性のアップにつながるだろう。
実際に選考通過した先輩の声
半導体分野としての話ではなくても良いのでなぜ東京エレクトロンなのかを明確にしておくこと、フィールドエンジニアの選考ではフィールドエンジニアとして働く上で大切だと思うことや苦労したことを聞かれるのでフィールドエンジニアがどのような仕事なのかをイメージできているのかを試されているような感覚であったため仕事内容は可能な範囲で調べて置くこと、研究内容を文系の中学生にもわかるように説明してください等わかりやすく技術を説明する能力が求められているような気がしたため自分の研究を分かりやすく話せるようにしておくと良いかもしれない、質問に対して真摯に答えているかも評価されているようだったので嘘をつかないこと、海外での活動が多いようなので英語の学習を行っている話や積極的に海外で活躍したいといった話をすると評価が高いと思う、またリーダーシップについても求められるので自分がリーダーシップを発揮した経験を分かりやすく話せるようにしておくと評価が高いと思う
実際に選考通過した先輩の声
まずは半導体製造装置業界という業界についての理解を深める必要がある。次に取り扱い、製造している商品が半導体製造プロセスにおいてどのような役割を果たすか、どの程度の金額かについても調べておくと良い。選考を通して、将来扱うことになる装置についてどの程度の予備知識があるかを見られているような気がした(例: 価格のスケール感)。自分はコロナの影響で行うことができなかったが、社員訪問をしておけばより東京エレクトロン特有の社風等についての理解が深まると感じた。説明会に参加した感想だと、あまり社員訪問に積極的な学生はいないように感じた。そんな中自分が率先して社員訪問を行えば、それが企業理解の差となり本選考を優位に進めることができると思う。
![就活会議](https://static.syukatsu-kaigi.jp/packs/images/student/common/article/writer_thumbnail-5419db494ee5b65f78aec9f7300f1c7b.png)
この記事を書いた人: 就活会議編集部
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