【17例文】継続力の自己PRの伝え方|言い換え例・深掘り対策付き
こんにちは。就活会議編集部の飯塚です。 自己PRで「継続力」をアピールしたいけれど、「何年続けていたら継続力があるって言えるのかな?」「そもそも継続力って強みになるの?」と不安に感じる人もいるでしょう。 結論から言えば、継続力はどの業界でも評価される立派な強みです。しかし、単に「長期間続けました」という事実だけを伝えても、厳しいようですが、評価にはつながりません。 この記事では、就活会議に寄せられた内定者たちの「継続力」の自己PRを紹介しながら、「継続力」の効果的な伝え方を解説します。
この記事は、就活会議の会員が投稿した体験記にもとづいて作成・編集をしています。就活会議の会員は現役の学生であることを確認しています。
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ただ続けるだけではダメ! 企業が評価する「継続力」とは
何かを続けることはそれだけでも素晴らしいことですが、ただ「継続力があります」とアピールしても企業に響きません。
ここからは、企業が評価する「継続力」を3つの観点から整理します。自分のエピソードがどれに当てはまるか、照らし合わせながら読んでみてください。
目標達成に向けて改善を重ね続ける力
継続力をアピールするうえで重要なのは、目標を達成するために行動を続ける中でどんな工夫をしてきたかです。
実際の仕事でも、最初からうまくいくことはほとんどありません。営業成績を伸ばすにも、プロジェクトを成功させるにも、試行錯誤しながら粘り強く取り組む姿勢が求められるもの。
だからこそ、「もっと良くするにはどうすればいいか」を考えながら取り組める人材は、採用担当者にとって魅力的に映るのです。
挫折しそうな場面でも投げ出さずに続ける力
物事を継続してきた人のなかには、思うような結果が出ない時期が続いたり、周囲から「無理だ」と言われたりした経験がある人がいるかもしれません。そんな場面でも踏ん張って続けた経験があれば、積極的にアピールしてみましょう。
- 部活動でレギュラーになれない時期が続いたが諦めずに練習した
- 資格試験に落ちたがやり方を工夫しながら受かるまで挑戦した
- 営業のアルバイトでなかなか成果が出なかったので試行錯誤した
こうした経験がある人は、どう気持ちを立て直したか、何を支えに続けたかをセットで伝えてみましょう。
環境や状況に適応しながら続ける力
継続力をアピールすると、「融通が利かないのでは」「変化に弱いのでは」と思われないか心配になる人もいるかもしれません。しかし、変化に対応しながら続けたエピソードを伝えれば、その懸念は払拭できます。
学生生活において、チームメンバーが入れ替わった、活動の方針が変わったなど、予期せぬ変化を経験した人もいるでしょう。そうしたなかでやり方を調整しながら取り組みを続けた経験があれば、「継続力に加えて柔軟性もある」という印象につながります。
ビジネスの現場でも、前と同じやり方が通用しない場面は珍しくありません。変化があったときに何を考え、どう行動を調整したのかを伝えることによって、より「柔軟な継続力」の説得力が増すでしょう。
内定者122人は「継続力」をどう伝えた?
継続力をアピールするといっても、どんな題材を選べばいいのか、どのくらいの期間なら評価されるのか、迷う人も多いのではないでしょうか。
そこで、みん就が2026年卒の学生を対象に実施した「2026年卒 新卒就職人気企業ランキング(業界別)」で掲載されている各業界の上位10社をピックアップ。
該当企業の内定者が就活会議に投稿した選考体験記の中から「継続力」をアピールしている自己PRを収集し、どんなテーマのエピソードを伝えていたかや、継続年数としてどのくらいの期間を上げていたかなどを調査しました。
ただし、本調査の結果はあくまでも「内定者に多かった傾向」を示すものであり、自己PRの内容をこのデータに無理に寄せる必要はありません。このデータは「自分なりの勝ち筋」を見つけるためのヒントとして活用してみてください。
継続力に限定せず、まずは自己PRについて詳しく知りたい人は、以下の記事で書類選考を通過したESの自己PR集を確認してみてください。
ESの自己PR20選|強み・文字数・職種別に通過ES回答を紹介!【題材】研究・ゼミが最多だがバイト・部活に言及するケースも多い
継続力をアピールする題材として最も多かったのは研究・ゼミでした。次いで部活動とアルバイトが続き、いずれも半数以上の内定者が言及しています。留学・語学やサークル活動、長期インターンを題材にしている人も一定数見られました。
研究・ゼミが多い背景には、学業を通じて身に付けた力を伝えやすいという点があるでしょう。一方で、アルバイトや部活動のように、チームで動いた経験や成果が見えやすいエピソードも選ばれる傾向があります。
「当てはまる題材が複数ある」という人もいるかもしれません。迷ったときには「続けた」という事実だけでなく、その過程で考えたことや行動を具体的に語れるかどうかで選んでみましょう。
【期間】「3年続けた」をアピールする人が最も多い
継続した期間で最も多かったのは「3年」でした。3年が多くなるのは、中学・高校の部活動や、大学入学から就活までの取り組みなど、3年という区切りになりやすい経験が多いためでしょう。
一方で、10年以上の継続をアピールしている人も一定数いました。これらの多くは、幼少期から続けている習い事やスポーツなど、長期間の取り組みを強みにしているケースです。
もちろん長く続けた経験も立派なアピール材料ですが、就活においては期間の長さより中身の濃さのほうが重視されます。長くても漠然と続けただけのエピソードより、3年でも試行錯誤や成長が語れるエピソードの方が印象に残りやすいでしょう。
【内容】約7割が「学び」「成長」を言語化している
内定者の自己PRを見ると、単に「続けました」で終わらせず、継続を通じて何を得たのかを言語化している人が多い印象です。
たとえば、「粘り強く取り組む姿勢が身に付いた」「目標に向けて計画的に行動する習慣ができた」「試行錯誤を重ねる中で課題解決力が磨かれた」など、継続した経験を自分の強みとして言い換えているケースがよく見られました。
面接では「なぜ続けられたのか」「どんな工夫をしたか」も深掘りされやすいポイントです。書類に書ききれなかったとしても、あらかじめ言語化しておくと安心です。
「継続力」の自己PRの作り方4ステップ
自己PRを作成するときには、いきなり文章を書き始めるより、素材集めから始めるのが効果的です。「何を書こう」と悩んでいる人も、ステップに沿って進めていけば材料が揃っていきます。
特に継続力は、ただ「続けました」と伝えるだけでは印象に残りにくい強みです。なぜ続けられたのか、その過程で何があったのかを言語化しておけば、説得力のある自己PRに仕上がります。
ここからは、継続力の自己PRを作るための4つのステップを紹介します。紙やメモアプリを用意して、実際に手を動かしながら進めてみてください。
ステップ①継続したエピソードを棚卸しする
まずは、自分がこれまで継続してきた経験を洗い出しましょう。部活動、アルバイト、勉強、趣味など、ジャンルを問わず書き出してみてください。
この段階では「アピールになるかな」と選別する必要はありません。書き出したら、「なぜ始めたのか」「どのくらい続けたか」「印象に残っている出来事」なども併せてメモしておくと、次のステップを進めやすくなります。
ステップ②「なぜ続けられたか」を言語化する
エピソードを棚卸ししたら、「なぜ続けられたのか」を深掘りしていきます。この要素は、継続力の自己PRのなかでも差がつくポイントのひとつです。
「楽しかったから」「やめるタイミングがなかったから」で終わらせず、「なぜ楽しかったのか」「何がモチベーションになっていたのか」とさらに掘り下げてみましょう。
具体的な動機が見えてくると、自己PRに深みが出てきます。
ステップ③数字で具体性を出す(期間・成果・頻度)
継続力を伝えるうえで、数字は強力な武器となります。たとえば「長く続けました」より「3年間続けました」、「頑張りました」より「週5日取り組みました」の方が、具体的なイメージが伝わりやすくなるのです。
- 何年、何ヵ月といった期間
- 週に何回、毎日何時間といった頻度
- 売上◯%アップ、◯人中◯位といった成果
もちろん無理に数字を入れる必要はありませんが、先ほど思い出したエピソードのなかに、説得力を高める数字がないか確かめてみましょう。
ステップ④企業が求める人物像と結びつける
最後に、自分の継続力が志望企業でどう活かせるかを考えます。どんなに良いエピソードでも、企業との接点が見えないと「うちで活躍してくれそう」という印象にはつながりません。
企業の採用ページや説明会で「求める人物像」を確認し、自分の強みとの共通点を探してみましょう。自分の継続力がその企業でどう役立つのかまで具体的にイメージできていれば、自己PRの締めくくりにも説得力が出てくるでしょう。
「継続力」の自己PRの回答構成
ここまでのステップで素材が揃ったら、次は文章として組み立ててみましょう。基本の型は「結論→根拠となるエピソード→入社後の活かし方」の3部構成です。
ここからは、それぞれのパートで何を意識すべきか解説していくので、ぜひ実際の内容をイメージしながら読んでみてください。
①結論:どんな継続力かを一言で伝える
自己PRを書くときには、まずは結論として自分なりの継続力の特徴を端的に述べましょう。「私の強みは◯◯です」と最初に示すことで、採用担当者はその後の内容を理解しやすくなります。
このとき、単に「継続力があります」とするより、どんな継続力なのかを具体的に表現できれば、より印象に残りやすい内容になるでしょう。
先ほどのステップで見つけたエピソードを思い出しながら、どんな表現が適切か考えてみてください。
②エピソード:継続の過程と結果を伝える
結論を述べたら、それを裏付けるエピソードを伝えます。先ほどのステップで整理した内容を活用しましょう。
ポイントは、ただ「◯年続けました」と事実を並べるのではなく、その過程で何があったのかまでをしっかりと伝えることです。
- どんな困難があったか
- 困難をどう乗り越えたか
- 乗り越えた結果どうなったか
この流れを意識すると、説得力のあるエピソードになります。
③活かし方:入社後どう貢献できるかを伝える
エピソードを語るだけで終わってしまうと、採用担当者は「で、うちの会社でどう活躍してくれるの?」という疑問を持ったままになってしまいます。ステップ④で考えた「企業が求める人物像との接点」を活用して、入社後の貢献意欲を伝えて締めくくりましょう。
「この経験で培った◯◯を活かし、貴社でも△△に貢献したい」のようにまとめることで、入社後の活躍イメージを持ってもらいやすくなります。
面接においては「自己PRを1分でお願いします」などの時間制限を設けられることもあります。以下の記事で伝え方を解説しているので、あわせて準備しておきましょう。
1分で魅力が伝わる自己PRの作り方|内定者の例文12選付きで解説「継続力」を魅力的に伝える3つのコツ
「継続力」は当てはまるエピソードの幅が広いため、伝え方次第で印象が大きく変わる強みです。ほかの就活生と差をつけるためには、表現を工夫し、自分が能動的に取り組み続けてきたことをアピールしなければなりません。
ここからは、継続力をより魅力的にアピールする3つのコツを紹介します。
①「続けた」で終わらせず工夫や成長を入れる
継続力をアピールするとき、「◯年間続けました」という事実だけでは、採用担当者の心には響きません。重要なのは、続ける中でどんな壁にぶつかり、それをどう乗り越えたのかを具体的に伝えることです。
たとえば、「飲食店のアルバイトを3年間続けました」だけでは、ただ辞めなかったという印象で終わってしまいます。一方、「売上が落ち込んだ時期に、自分から声掛けの仕方を変えてリピーターを増やす工夫をしました」と伝えれば、主体的に改善できる人だという評価につながるでしょう。
- 途中で試行錯誤したこと
- 成長を実感した瞬間
- 周囲とのかかわり方の変化
上記のような内容を具体的に盛り込み、継続の「長さ」よりも「中身」を語ることを意識してみましょう。
②「継続力」をほかの言葉に言い換える
「継続力があります」というフレーズは、多くの学生が強みとして挙げる定番の表現です。あえて別の言葉に言い換えることで、自分らしさを際立たせることができます。
言い換えの方向性は大きく2つあります。1つは、継続力の「質」を表す言葉に変えるパターン。たとえば「粘り強さ」「やり抜く力」「コツコツ積み上げる姿勢」などが挙げられます。
▼継続力の「質」を表す言い換えの例
- 粘り強さ
- やり抜く力
- コツコツ積み上げる姿勢
- 地道に取り組む力
- 諦めない心
もう1つは、継続できた「理由」を反映させるパターンです。目標に向かって続けたなら「目標達成力」、困難があっても続けたなら「逆境に負けない力」といった表現が使えます。
▼継続力の「理由」を表す言い換えの例
- 目標達成力
- 逆境に負けない力
- 自己成長への意欲
- 責任感
- チームへの貢献意識
どの言葉を選ぶかは、エピソードの内容や志望企業の求める人物像によって変わります。自分の経験を振り返りながら、最もしっくりくる表現を探してみてください。
③「なぜ続けられたか」の深掘り対策をしておく
主に面接の場で継続力をアピールすると、「なぜそんなに長く続けられたのですか」と聞かれることがあります。この質問への答えを事前に準備しておくことで、自己PRに一貫性と深みが生まれます。
「負けず嫌いな性格で、途中で投げ出すのが悔しかった」「小さな成長を実感できる瞬間がモチベーションになった」など、自分の内面と向き合って言語化しておきましょう。
この「なぜ」を掘り下げておけば、継続力が単発のエピソードではなく、あなたの価値観や行動原理そのものが伝わり、「仕事でも同じように頑張ってくれそうだ」と良い印象を残せます。
エピソード別|内定者の「継続力」の自己PR17選
継続力の自己PRは、どのようなエピソードを選ぶかによって伝わる印象が大きく変わります。
ここからは、就活会議に寄せられた内定者の自己PRを6つのカテゴリに分けて紹介します。
自分の経験に近い例文を参考にしながら、継続力をどのように表現すれば魅力的に伝わるのかのヒントを見つけてください。
①部活動・スポーツ
部活動やスポーツの経験は、継続力をアピールする王道の題材です。日々の練習を積み重ねた過程や、チームで目標に向かって取り組んだ経験は、仕事における粘り強さや協調性を伝えやすいでしょう。
実際に部活動やスポーツの経験をアピールした自己PRの例を紹介します。
内定者の回答
私の強みは粘り強く努力を継続できる点である。
この強みは大学での学業や部活動を通じて培われたものである。例えば、長期的な目標を設定し、その達成に向けて計画的に行動し続ける習慣を持っている。短期的な成果に一喜一憂せず、着実な成長を重視し、目標達成まであきらめずに取り組む姿勢を保ってきた。
また、部活動においてはチーム全体を巻き込み、目標に向けたプロセスを皆で共有することで、成果を挙げてきた。
総合商社での業務には複雑で長期的なプロジェクトが多いと理解しており、この粘り強さが大いに活かせると考えている。 (2025年卒 明治大学 丸紅 総合職 内定)
この回答では、「計画的に行動し続ける習慣」「短期的な成果に一喜一憂しない姿勢」など、継続力の中身が具体的に語られています。さらに、チームを巻き込んで成果を出した経験にも触れることで、個人の粘り強さだけでなく周囲と協力できる人物像も伝わってきます。
内定者の回答
私の強みは目標達成のために課題を設定し、やり抜く力である。
この強みは高校時代のバドミントンの経験から培った。私が入部したバドミントン部は強豪校のため入部する人の大半が経験者で、入部当時、私と他の部員との実力差は歴然であった。しかし、レギュラーになる方法を日々分析し、経験者でも試合後半になるとスタミナ切れからミスが多くなる傾向に気づいた。
そこで、スタミナ強化に焦点を当て、毎日5キロの走り込みを入部してから2年欠かさず続けた。その結果、最後のインターハイ予選では団体戦でレギュラーとして試合にも出場し県ベスト〇まで進出することができた。
この経験から、私は困難に直面しても、自分の課題を克服し、継続的に努力し続けることで貴社に貢献できると考える。 (2023年卒 中央大学 ソフトバンク 総合職 内定)
未経験から強豪校のレギュラーを勝ち取ったというストーリーには説得力があります。「毎日5キロ」「2年間欠かさず」という具体的な数字が、継続力の裏付けとして効果的です。課題を分析し、自分なりの戦略を立てて実行したという流れも、入社後の仕事への再現性を感じさせます。
内定者の回答
私の強みは、目標を達成するまで諦めず努力を続けることです。
この強みは特にバスケットボールで活かしてきました。高校生の時に○○大会に参加をした際に、メダル獲得を目標に立てました。私は○○というポジションを務めていましたが、体が細くて力が足りないことが課題でした。
そのため、筋力強化や食事改善に取り組んだり、○○を想定して背の高い男性トレーナーに協力していただき、練習に励みました。チーム内でも、練習・試合前後は必ずミーティングを行い、全員が考えを共有出来る環境作りを意識しました。その結果、準優勝をすることが出来ました。 (2024年卒 ソフトバンク アソシエイト職 内定)
自分の課題を把握し、筋力強化や食事改善といった複数のアプローチで克服に取り組んだ過程が丁寧に描かれています。個人の努力だけでなく、チーム全体でミーティングを行う環境づくりにも言及しており、リーダーシップや協調性も伝わる回答です。
内定者の回答
私の強みは三つあります。一つ目は素直さ。二つ目は計画力。三つ目は継続力です。
継続力に関しては自分で決めた事は最後までやり抜く力を持っています。例えば部活動でも怪我で最後の大会に間に合うか分からない中、今の自分に出来る事を考えて、目標を達成するため最後までやり通す事が出来ます。
この3つが私の強みであり、御社に入っても役立つことができるのではないかと思っています。 (2021年卒 立命館大学 レバレジーズ 総合職 内定)
3つの強みを簡潔に挙げたうえで、継続力について具体的なエピソードを添えています。怪我という困難な状況でも「今の自分にできること」を考えて行動した姿勢は、入社後の仕事にも通じるものがあります。
部活動・スポーツ経験を継続力としてアピールする際は、どんな壁にぶつかり、どう行動したかを具体的に伝えることで、入社後の活躍イメージにつなげましょう。
②アルバイト
アルバイト経験は、学生生活のなかで最も「仕事」に近い題材です。売上への貢献や業務改善など、成果を数字で示しやすい点も強みになります。
実際にアルバイト経験をアピールした自己PRの例を紹介します。
内定者の回答
私の強みは個別指導塾のアルバイトで培った○○○と○○○の構築力です。
私は生徒の数学の成績を上げるため、様々な工夫を考え実行しました。まず授業準備において、自身の経験から躓きを未然に防ぐ説明を考えると共に、○○○や○○○を付加することで、授業内容が印象に残るよう工夫しました。
さらに、普段から生徒が自ら話しやすい雰囲気作りを心掛けることで、授業以外でも質問する習慣を付け、疑問点を放置しないよう工夫しました。こうした取り組みを粘り強く続けた結果、○○○まで成績を伸ばすことができました。
これら自身の強みを貴社の幅広い事業領域で活かし、社会に貢献したいと考えています。 (2025年卒 パナソニック 事務系 内定)
この自己PRでは、「粘り強く続けた」という継続力の要素に加え、授業準備の工夫や雰囲気づくりなど、具体的な行動が複数挙げられています。単に続けただけでなく、成果を出すために試行錯誤した過程が伝わる回答です。
内定者の回答
私の強みは、現状を徹底的に分析し、主体的に行動に移す力である。
3年間続けているユニクロのアルバイトでは、自店舗の近くに大型店がオープンした。その結果、売上が前年度より大きく下回る事態が発生してしまった。
その際、私は接客力で勝負すべきだと考え、店長や社員の方に対して新たな接客スタイルを2つ提案した。実際にこの方法を導入したことにより、お客様から「接客が丁寧で買い物しやすい」という声を多く頂き、売り上げは前年度比で120%になった。また、全店舗850店舗中10位の評価を頂いた。
この強みを貴社においても発揮し、組織の発展に貢献したいと考えている。 (2025年卒 NTTデータ SE・コンサル・営業コース 内定)
「前年度比120%」「850店舗中10位」といった具体的な数字が、説得力を高める効果を発揮しています。3年間続けるなかで売上低下という困難に直面しながらも、自ら改善策を提案して成果につなげた点が印象的です。
内定者の回答
私の強みは、目標を達成するまで継続的に努力をすることだ。それを象徴するのは、○○のアルバイトで自身の営業成績を向上させた経験だ。
営業成績の全体平均がおよそ○割のところ、入社し○ヶ月たっても私の成績は最下位レベルの○割であった。しかし、成績優秀な先輩との差を徹底的に分析するなど、継続的に改善に努めた結果、設定した平均値到達という目標を○ヶ月で達成し、その後は○○人のスタッフの中で1位となるまで成長することが出来た。
このように逆境にもめげず、粘り強く物事に取り組んでいけるのが私の強みである。 (2024年卒 上智大学 KDDI OPENコース 内定)
最下位から1位へという成長ストーリーは、継続力のアピールとして非常にわかりやすい構成です。成績優秀な先輩との差を「分析」し、改善を続けたという流れが、論理的な思考力も印象付けています。
アルバイト経験をアピールする際は、「何年続けたか」だけでなく、その中でどんな課題に取り組み、どのような成果を出したかまで伝えることがポイントです。
③勉強・資格取得
勉強や資格取得を頑張った経験は、「目標に向かって計画的に努力を積み重ねたエピソード」として採用担当者にも伝わりやすいテーマです。そのため、学び続ける姿勢をアピールできれば強力な強みとなります。
実際に勉強・資格取得の経験をアピールした自己PRの例を紹介します。
内定者の回答
私の強みは何事にも粘り強く継続する力です。
私は〇〇によりIT分野の理解を深めたいと思い、〇〇の資格勉強を始めました。毎日勉強を行いましたが、試験日直前にコロナウイルスに感染し、受験が不可能になりました。そこで私は2つのことに取り組みました。1つ目が計画に基づいた勉強です。2つ目が自身の成長の可視化です。
毎日勉強を行った分野の練習問題を解き、その正答率を記録したことで、日数の経過に応じた正答率の上昇がモチベーション維持に繋がりました。結果、次の試験で満点に近い点数で合格を果たしました。
貴社でもこの継続力を活かし、困難な目標にも粘り強く取り組み結果を残したいと考えております。 (2024年卒 Sky 開発職 内定)
この学生は、「試験直前に受験できなくなる」という予期せぬ困難を、計画の立て直しと成長の可視化という2つの工夫で乗り越えています。逆境でも諦めずに継続できる姿勢が伝わる自己PRです。
内定者の回答
私の強みは、努力を継続する力です。
私は高校受験の際、3年生の部活動が終わった8月から受験当日まで毎日欠かさず、最低5時間以上の勉強を重ねていました。当時の私の成績は5教科で200点弱であり、志望校は400点近く必要でした。
先生や友達からは合格は難しいと言われる日々でしたが、土日休日年末年始と1日も欠かさず約7カ月もの間、勉強を重ねました。その結果、志望校に合格することができました。
私はこの努力を継続する力を使い、入社から昇進、そして貴社のビジョンの達成に向けて、日々貢献していく所存でございます。 (2024年卒 JTB 総合職 内定)
この自己PRでは、「毎日5時間以上」「7カ月間1日も欠かさず」という具体的な数字が、継続力の説得力を高めています。周囲から難しいと言われても諦めなかったエピソードは、困難に負けない粘り強さを印象付けます。
内定者の回答
私の強みは誠実性と忍耐力です。
私は幼少期から高いレベルでサッカーをしており、厳しい競争の中で努力を重ね、チームメイトや指導者の信頼を獲得してきました。高校卒業後は浪人を経験しており、塾に通わず自宅で勉強する方法を選択しました。合格に必要な学力と現時点での自分の実力との差を客観的に認識し、埋めるための計画を立て、積み重ね続けました。すぐに結果が出なくとも、信じて継続することで目標を達成しました。
苦しい状況から逃げずに向き合い続ける「忍耐力」と小さな努力を積み重ねる「誠実性」は強固な自己基盤となっており、御社に貢献したいと考えております。 (2024年卒 NECソリューションイノベータ SE 内定)
この自己PRは、継続力を「忍耐力」と「誠実性」という2つの要素に分解して伝えている点が独創的です。浪人という困難な状況を、塾を使わず自己管理しながら乗り越えたという経験からは、セルフマネジメント能力の高さも感じさせます。
勉強や資格取得は一人で取り組む場面が多いからこそ、計画の立て方やモチベーション維持の工夫など、セルフマネジメント力をアピールできる題材だと言えます。
④留学・語学学習
留学や語学学習の経験をアピールするのも、自分の継続力を伝える際に効果的です。言語の習得には長期間の積み重ねが欠かせないため、説得力のあるエピソードになりやすいでしょう。
実際に留学・語学学習の経験をアピールした自己PRの例を紹介します。
内定者の回答
私の強みは「目標を決めそれに向けて努力すること」。その忍耐力と計画力です。
私は留学に派遣されるために、留学のための語学の勉強や語学を学ぶことへのモチベーション維持のためのボランティア活動など、常に明確な目標と道筋を立て、その達成をモチベーションとして努力してきました。
この向上心と努力の継続を活かし、社会で働く際も現状に満足せず成長を続けることが出来ると考え、学び続け会社の利益を通じて社会に還元したい。 (2024年卒 ソフトバンク 法人ソリューション営業コース 内定)
この自己PRでは、留学という目標に向けて、語学学習とボランティア活動を並行して続けたことが語られています。「現状に満足せず成長を続ける」という言葉で締めくくっている点も、入社後も学び続ける姿勢が伝わり好印象です。
内定者の回答
私の強みは、「失敗を恐れず挑戦し続けられること」である。
学生時代は3歳から始めたピアノを武器に、日本の枠を超えて世界を相手に戦い、結果を残してきた。また、これらの実績を活かし、1年間のカナダ留学中には、周囲から「非ネイティブで未経験の私には不可能だ」と言われていた長期インターンシップの仕事を勝ち取り、海外の現地企業で仕事をする貴重な経験に挑戦した。
失敗や困難な状況があっても、それを乗り越えるための圧倒的な努力をし、どのような環境でも果敢に挑戦を続ける姿勢は、生涯大切にしていきたい。 (2025年卒 NTTデータ SE・コンサル・営業コース 内定)
この学生の「不可能だ」と言われた長期インターンシップを勝ち取ったというエピソードは、困難な状況でも諦めない姿勢を強く印象付けるものです。併せて幼少期から続けたピアノの経験にも触れることで、長期間にわたって努力を積み重ねられる人物像が伝わります。
内定者の回答
私は目的のために手段を考え行動できる。
この強みは大学時代、○○した経験で発揮した。継続して勉強することが大切だと考え、2つのことを実践した。1つ目は、ビジョンを立てた。2つ目は、自分なりの方法を確立した。初めのうちは、できる問題が増えず挫けそうになった。
その時は、勉強時間を5時間から30分に減らすことや、ビジョンを思い出して気持ちを奮い立たせた。結果、○○になった。
この強みは貴社で、お客様や社会の課題を解決する目的に対し、達成するためにチームで協力し、完成までやり抜くことで貢献する。 (2022年卒 法政大学 Sky エンジニア 内定)
この自己PRで個性的なのは、挫けそうになった際に、勉強時間を5時間から30分に減らしてでも「続けること」を優先したという点です。無理をして燃え尽きるのではなく、継続できるペースに調整する柔軟さも、長く努力を続けるコツだと言えます。
留学・語学学習は、異文化への適応力やコミュニケーション力など、継続力以外の強みも同時にアピールしやすい題材です。複数の強みを組み合わせて伝えることで、自己PRに厚みが出るでしょう。
⑤研究・ゼミ
研究やゼミでの経験は、長期間にわたって一つのテーマに取り組んだ継続力を示しやすい題材です。研究では、仮説を立てて検証し、うまくいかなければ別のアプローチを試すという試行錯誤が求められます。
実際に研究・ゼミの経験をアピールした自己PRの例を紹介します。
内定者の回答
研究において培った追究力や継続力を活かすことができると思います。
ゼミにおいては、○○の研究を行いましたが、その際には事実を追求する力や、良い結果が出るまでに試行錯誤を繰り返す継続力を磨くことができました。例えば、システムにトラブルが発生した際には、そのエラーの原因を追究する際には、事実を追求する力と、根気強い粘り強さが必要になると思います。
そのような際には、学業にて培った力を活かすことができると思います。 (2023年卒 Sky 開発職 内定)
この学生は、研究で培った「追究力」と「継続力」を、システムトラブル対応という具体的な業務場面に結び付けています。学業での経験を仕事でどう活かせるかまで言及し、入社後のイメージを持たせやすい構成となっているのが特徴です。
内定者の回答
御社で活かせる強みは大きく2つあると思っています。1つが「目標達成のための貪欲な努力」2つ目が「相手の立場に立ったコミュニケーション」です。
目標達成のために貪欲に努力し続けられる強みについては、日々進化し続けるIT技術を業務外でも目標を持って学び続け、業務でもPDCAを回し続けることで技術力を着実に身につけることができると考えています。 (2024年卒 伊藤忠テクノソリューションズ エンジニア職 内定)
継続力を「目標達成のための貪欲な努力」と言い換えている点が印象的な自己PRです。IT業界では技術の進化が速いため、「業務外でも学び続ける」という姿勢は採用担当者にとって魅力的に映るでしょう。
内定者の回答
私の強みは2点あり、1点目はコツコツ継続するのが得意である点、2点目は多くの人と関わった経験から相手の表情や会話からニーズを引き出すのが得意である点。
総合企画職は法務・財務など様々な知識を体得する必要があるため、個人でコツコツ継続して勉強することで会社の為に貢献できるようになると考えているため。インターンシップで、総合職は様々な社員からお願いをされる立場であると知り、自分の力が生かせると感じました。 (2025年卒 積水ハウス 総合企画職 内定)
「コツコツ継続する力」と「ニーズを引き出す力」という2つの強みを挙げ、それぞれが志望職種でどう活きるかを説明しています。インターンシップでの気づきを根拠にしている点も、説得力を高めています。
研究・ゼミの経験は、粘り強く考え抜く力や論理的思考力もあわせてアピールしやすい題材です。専門知識そのものよりも、研究を通じて身につけた姿勢や思考プロセスを伝えることを意識しましょう。
⑥その他
習い事や趣味など、身近なテーマも、継続力をアピールする題材になります。こういった活動は、仕事や学業と違って、やめても誰かに怒られるわけではありません。それでも続けてきたという事実をアピールすることで、自発的に努力できる人物だという印象を残しやすくなるのです。
実際に内定者の自己PRの例を見てみましょう。
内定者の回答
私の強みは「継続力」です。目標を達成するための努力を惜しまずに続けることができます。
私はこの強みをダイエットの際に発揮し、3ヶ月で8kg落とすことに成功しました。1つ目は、努力を習慣化することです。食事制限も筋トレも最初は辛く感じましたが、日常に組み込むことでハードルが低くなり、続けやすくなりました。2つ目は、自分がモチベーションを保てる方法を模索することです。
この強みを活かし、社会人になってからも根気強く努力を継続して、チームや会社の成果に繋げたいと考えております。 (2023年卒 パソナグループ 総合職 内定)
この自己PRでは、ダイエットという身近なテーマを題材にしながらも、「習慣化」と「モチベーション維持の工夫」という2つの具体的な行動を挙げています。どんなテーマでも、続けるための工夫を言語化できれば、このように説得力のある内容に仕上がるのです。
身近なテーマを選ぶ場合、特筆すべきは「誰に強制されたわけでもなく続けた」という点です。なぜ続けられたのか、その理由や工夫まで伝えることで、自己管理能力の高さもアピールできるでしょう。
「継続力」をアピールするときの注意点
継続力は多くの企業で評価される強みですが、伝え方を間違えると逆効果になることもあります。ここでは、継続力をアピールする際に気をつけたい2つの注意点を紹介します。
事前に注意点を押さえておけば、面接官に「それって強みなの?」と思われるリスクを避けられます。しっかり目を通し、自身の自己PR作成のチェックに役立ててください。
「続けて当然」と思われる題材は避ける
継続力をアピールする際は、「続けて当たり前では」と思われない題材を選ぶことが重要です。題材選びで意識したいのは、「途中でやめる選択肢もあったのに続けた」という要素があるかどうかです。
部活動で結果が出ない時期があった、アルバイトで厳しい環境に置かれたなど、続けることが簡単ではなかった状況があれば、継続力に説得力が生まれます。
また、続けた期間の長さよりも、その過程で何を考え、どう行動したかのほうが重要です。「10年続けました」というだけでは印象に残りにくいですが、「3年間で◯◯という課題を乗り越えた」というエピソードがあれば、採用担当者の記憶に残りやすくなります。
短所と一貫性のある内容にする
短所として「飽きっぽい」「一つのことに集中できない」と答えてしまうと、継続力のアピールとの整合性が取れなくなってしまいます。そのため、自己PRで継続力を強みにする場合、短所の回答と矛盾しないよう注意が必要です。
面接官は、自己PRと短所の回答を通じて、あなたの人物像に一貫性があるかを見ています。両者が矛盾していると、「自己分析ができていないのでは」「本当のことを言っていないのでは」と疑念を持たれる可能性があるのです。
継続力をアピールするなら、短所は「慎重すぎる」「一つのことに没頭しすぎる」など、継続力の裏返しとも取れる内容を選ぶと良いでしょう。短所の答え方については以下の記事で解説しています。
短所一覧110選|面接での短所の答え方を内定者の回答付きで解説「継続力」に関する深掘り質問対策と回答例
面接では、自己PRで継続力をアピールした際に、担当者から追加の質問を受けることがあります。深掘りされたときに答えられないと、「本当にその経験をしたのかな」と疑われてしまうかもしれません。
ここからは、継続力に関してよく聞かれる3つの質問と、その回答例を紹介します。本番で慌てなくても済むよう、事前に自分なりの答えを準備しておきましょう。
途中で辞めたいと思ったことは?
継続力をアピールすると、「本当につらくなかったの?」という角度から深掘りされることがあります。場合によっては、「辞めたいと思ったことは一度もありません」と答えると、かえって不自然な印象を与えてしまうことも。
実際に悩んだり苦しんだりした時期があったのであれば、それは正直に話して構いません。併せてその時期をどう乗り越えたかを伝えましょう。
回答例
正直に申し上げると、辞めたいと思った時期もありました。アルバイト先の飲食店で、繁忙期に毎日クレーム対応が続いたときは、精神的にかなりつらかったです。
ただ、そのときに先輩から「お客様の声は成長のヒントだよ」と言われ、クレームを改善のきっかけとして捉えられるようになりました。その経験があったからこそ、今では困難な状況でも前向きに取り組めるようになったと感じています。
その経験から何を学びましたか?
「何を学んだか」を問う質問では、継続した経験を通じて得た成長を言語化できるかが見られています。単に「頑張ることの大切さを学びました」では抽象的すぎて、面接官の印象には残りません。
ポイントは、具体的なスキルや考え方の変化まではっきりと伝えることです。「どんな場面で」「どう考えが変わったか」まで話せば、独自性が増し、経験にも厚みが出るでしょう。
回答例
3年間の部活動を通じて、目標達成には日々の小さな積み重ねが欠かせないことを学びました。入部当初は「早く上手くなりたい」と焦っていましたが、基礎練習を地道に続けることで少しずつ成果が出るようになり、プロセスを大切にする姿勢が身に付きました。
この学びは、仕事においても短期的な成果だけでなく、長期的な成長を意識して取り組む際に活かせると考えています。
その継続力を仕事でどう活かせますか?
「仕事でどう活かすか」という質問は、学生時代の経験を入社後に結びつけて考えられているかを確認しています。自己PRの中で触れている内容かもしれませんが、改めて聞かれることも少なくありません。
志望企業の業務内容をイメージしながら、「この場面で活かせそうだ」と具体的に語れるよう準備しておきましょう。
回答例
私の継続力は、長期的なプロジェクトに取り組む際に活かせると考えています。たとえば、新規顧客の開拓では、すぐに成果が出なくても粘り強くアプローチを続けることが求められると理解しています。研究活動で培った「仮説を立てて検証し、改善を繰り返す」という姿勢を活かし、試行錯誤しながら成果につなげていきたいです。
「継続力」の自己PRに関するよくある質問
継続力を自己PRのテーマにしようとしたとき、「この経験で大丈夫かな」「こういう場合はどうすればいいんだろう」と迷う場面もあるでしょう。
ここでは、就活会議に口コミを寄せてくれた就活生からよく聞かれる3つの疑問にお答えします。
アルバイトを続けた年数だけでは継続力とは言えない?
アルバイトを長く続けた経験は、継続力のアピール材料になります。ただし、「3年間続けました」という事実だけでは、採用担当者の印象には残りにくいでしょう。
大切なのは、続ける中で何を考え、どんな行動をしたかです。たとえば、「後輩の指導を任されるようになった」「業務改善を提案した」「売上アップに貢献した」など、成長や貢献のエピソードがあれば、継続力に説得力が生まれます。
「長く続けた」という事実は土台として活かしつつ、その中身を具体的に語ることを意識してみてください。
途中でやめた経験でもアピールできる?
途中でやめた経験でも、伝え方次第でアピールにつなげることは可能です。ポイントは、「なぜやめたのか」と「その経験から何を学んだのか」を明確に説明できるかどうかです。
たとえば、「目標を達成したので次のチャレンジに進んだ」「環境が変わり継続が難しくなったが、そこから◯◯を学んだ」といった形で、前向きな理由や学びを伝えられれば、ネガティブな印象にはなりません。
ただし、継続力を強みとしてアピールするなら、最後までやり遂げた経験のほうが説得力は増します。途中でやめた経験を使う場合は、「継続力」以外の強みとして伝えることも検討してみましょう。
継続力と忍耐力の違いは?
継続力と忍耐力は似た言葉ですが、ニュアンスに違いがあります。
継続力は、目標に向かって長期間にわたり努力を積み重ねる力を指します。主体的に行動し、工夫しながら続けていくイメージです。一方、忍耐力は、困難やストレスに耐えながら踏ん張る力を意味します。
自己PRでどちらを使うかは、エピソードの内容によって選ぶと良いでしょう。目標に向かってコツコツ取り組んだ経験なら「継続力」、つらい状況でも諦めずに乗り越えた経験なら「忍耐力」がしっくりきます。
どちらの言葉を選んでも、大切なのはエピソードとの一貫性です。自分の経験に合った言葉を選んでみてください。
自己PRでは仕事で活きる継続力をアピールして選考突破を目指そう
継続力は、どの業界・職種でも評価される強みです。ただし、「◯年間続けました」という事実だけでは、ほかの就活生との差別化は難しいでしょう。
大切なのは、続ける中でどんな壁にぶつかり、どう乗り越え、何を学んだのかを具体的に伝えること。そして、その経験が入社後にどう活きるのかまで語れると、採用担当者に「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえる自己PRになります。
この記事で紹介した内定者の例文や作成ステップを参考に、あなたならではの継続力をアピールしてみてください。
就活会議編集部
就活会議の編集チームです。就活生の皆さんの役に立つ「企業と面接のリアルな情報」を発信しています。体験記・ESは 会員登録すれば見放題! YouTubeチャンネルも配信中です!編集部についての詳細は 記事コンテンツの制作方針をご確認ください。

この記事の編集担当者
飯塚 千弘
横浜市立大学国際教養学部卒。新卒で介護・保育領域の人材紹介会社に入社。人材コンサルタントとして従事したのちに、経営企画部にて集客及び登録者データの分析を担当。記事のチェックや訴求内容の提案等を行う中で記事制作に関心を持ち、ライターへと転身。現在は就活会議の編集ディレクターを務めている。
大学卒業後、2018年にパーソルキャリアに入社。中途人材紹介事業において、4,000名以上の求職者と100社以上の企業を支援。2022年に就活会議のグループ会社であるポートに入社。キャリアアドバイザーとして学生の就活支援に従事し、新規事業である就活会議エージェントの立ち上げにも参画。現在は約100名規模となるキャリアアドバイザーグループの責任者を務める