残業月100時間超え!? アクセンチュア元社員が語るリアルな残業事情
こんにちは。就活会議編集部の望月です。 ITを武器に企業の変革をリードする総合コンサルティングファーム、アクセンチュア。成長環境や高年収で高い人気を誇る一方、「激務」「家に帰れない」といった噂を目にすることも。 そこで今回は、元社員のSさんにインタビューを実施。残業時間が100時間を超える繁忙期の実態や、その対価として支払われる給与、有給取得の奨励など、外資コンサルの「光と影」を赤裸々に語っていただきました。 リアルな働き方を知り、納得感のあるキャリア選択に役立ててください。
この記事は、就活会議の会員が投稿した体験記にもとづいて作成・編集をしています。就活会議の会員は現役の学生であることを確認しています。
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AI要約
1分でわかる! アクセンチュアの残業の実態
アクセンチュアはIT領域に強みを持つ総合コンサルティング会社であり、その業務は「ストラテジー&コンサルティング」から「オペレーションズ」まで多岐にわたります。気になる残業時間は、プロジェクトの状況によって激しい波があり、閑散期には月10時間以下に収まる一方で、納期が迫る繁忙期には「3桁(100時間)を超える」ことも珍しくありません。
元社員のSさんは、若手のうちから「身の丈を超える仕事」を任される環境が忙しさの要因であると分析しています。不慣れな業務による内的要因に加え、人員不足や急な修正対応といった外的要因が重なると、ホテル暮らしや精神的な限界を感じるほどのハードワークになるケースもあります。
しかし、こうした激務の裏には、1年目から年俸500万円を目指せる高い報酬や補助金制度、そして有給取得を強く奨励する徹底したメリハリの文化が共存しています。
大量採用に伴い、かつての自由さから「ルールによる管理」という大企業病のような側面も見え始めていますが、若手でも臆せず発言できる「Think Straight, Talk Straight」の風土は健在です。アクセンチュアへの挑戦は、この「圧倒的な成長機会と報酬」を、自身のライフプランやパッションとどう天秤にかけるかが大きな判断基準となります。
※動画と記事の概要を生成AIでまとめています。
どこから読み始めますか?(リンクを押して飛ぶ)
・アクセンチュアについて知りたい
・残業時間について知りたい
・コンサルが忙しい理由を知りたい
・リアルな働き方を知りたい
・福利厚生・給料などについて知りたい
・入社前後のギャップについて知りたい
※なお、この記事では就活会議のYouTubeチャンネルで公開している「【就活】激務すぎて泣く!? ITコンサル企業アクセンチュアの残業時間を元社員が暴露...!【新卒/採用】」、「【就活】年収高すぎ!? アクセンチュアの元社員が外資系コンサルのお給料を赤裸々公開!退職理由も...【新卒/採用】」、「【就活】外資系コンサル登場!アクセンチュアのケース面接や採用フローを大公開!ITコンサルタントの対策とは?【新卒/立教】」のインタビュー内容をベースに、インタビューの書き起こしから再構成・編集をおこなったものです。
インタビューでは、アクセンチュアに勤めていたSさんが登壇。アクセンチュアの残業の実態について伺いました。
アクセンチュアとはどんな会社?

就活会議:アクセンチュアは実際に何をしてらっしゃる会社なのですか?
Sさん:「総合コンサルティング会社」と言われていて、お客様である会社の経営課題だったりをコンサルティングで解決していくサービスを提供しています。
機能としては4つ抱えていまして、「ストラテジー&コンサルティング」「テクノロジー」「インタラクティブ」「オペレーションズ」。それぞれがコラボレーションして、最初から最後まで一気通貫でサポートできる体制を敷いています。
就活会議:コンサルのなかでアクセンチュアはどの立ち位置にあるのですか?
Sさん:最近アクセンチュアジャパンはとにかくITに力を入れています。ITは需要があるんですよね。
昨今コロナでリモートワークが増加していたこともあり、皆さんテクノロジーをどんどん取り入れようとしている。そういうので、アクセンチュアに要望が強くあったんです。
なのでそこに投資が増えているので、「ITコンサル会社」としての地位を固めようとしている。そういう意味ではほかのファームとは一線を画しているのかなと思います。
繁忙期は3桁超え!? 元社員が語るアクセンチュアの残業時間

就活会議:残業時間も結構ありましたか?
Sさん:プロジェクトとかその繁忙期とか閑散期によってその月の残業時間が変わるのですが、一番忙しかったときだと3桁(100時間)超えるときもありました。
逆に本当に暇なときは10時間以下とかそのくらいの残業時間だったりもするので、波があります。
基本的に暇はそんなにないので、忙しいときのほうが多いかなという感じです。
元社員に聞いた! コンサルはなんでそんなに忙しい?
就活会議:コンサルってすごく忙しいイメージがあるのですが、何が忙しい要因になっていたのですか?
Sさん:僕の経験談でしかないのですが、大きく2つ理由があるのかなと思っています。「内的要因」である自分に関する要因というものと、外部環境の「外的要因」と分けて考えられると思うんですよ。
内的要因に関して言えば、与えられた仕事を期限・時間内に終わらせられなくて、次の仕事がやってきて、積み重なってパンクになる。
もう一つの外的要因というのが、そもそもそのプロジェクトに人が足りていなくて、タスクが一人に集中してしまっている状態とか、プロジェクトの進行状況が良くなくて、期限がいつもギリギリというような。「この資料今日の午前中で終わらせて」という状態になっていたりとか。
そういった自分ではどうしようもできないような要因もあったりするので。だいたいこの2つかなと思います。
家に帰れない日も!? 元社員Sさんが忙しすぎてパニックになった瞬間
就活会議:一番忙しすぎてパニックになりそうだったときは、どんなことがきっかけでしたか?
Sさん:外的要因で、資料が手戻りになったりとか、修正しないといけないとかでギリギリになっていったことがあって。そのときは本当に大変で忙しかったです。
お客様の会社に常駐して働いていたのですが、近くにホテルを取って、働いてホテルに行って、また会社に行って……。という感じで、家に帰っていなかったです。
納期が絶対なので、追い込むしかなかったですね。
また、大変だった、つらかったこととして、Sさんはこのようなエピソードも語ってくれました。
Sさん:1年目が一番しんどくて、若手だろうが、バリューを出すことを求められるんですよ。なので、自分が余裕でこなせる仕事を与えらることはまずなくて。自分の身の丈より超えている仕事を任されるのが普通なんですよね。その働き方に慣れるのは少し大変でした。
本当にしんどかったときは、仕事を夜遅くまでして、帰りに電車に乗っているとき、携帯をいじっていたらいきなり涙が流れ始めて。感情は何もないのに、ただ涙が流れているという状態。「これはやばいな」って思ったりとか。
あと、トイレの個室ではよく泣いていましたね。「できない自分に不甲斐ない」ということで、1年目はつらかったですね。
就活会議:そこが成長にもつながるし、難しいところですよね。
残業の裏に「手厚い待遇」が!? 元社員が明かすアクセンチュアの実態
「アクセンチュアは残業も多そうで激務なのでは」。
そう思うかもしれません。それでは一体、福利厚生や会社の雰囲気、給料などの側面はどのようになっているのでしょうか。
これらの点に関しても、Sさんに赤裸々に語っていただきました。
福利厚生|有給取得を奨励する風土
就活会議:福利厚生の部分で「すごく良かったな」と思う点はありましたか?
Sさん:一つ挙げるとすれば、有給取得をとても奨励する会社なんです。新卒の説明会のときも「100%取得を目指しています」ということを言っていたんですよね。
とは言え「本当かな」「建前なのではないか」と思っていたのですが、実際入ると「有給取れ」みたいな感じで、積極的に取るよう言ってくれるんですよね。
そこの雰囲気づくりは良いなと思いました。
雰囲気|内定者は変わり者が多い!?
就活会議:社風や同期の雰囲気はどのような感じだったのですか?
Sさん:変わっている人は多かったですよ。「アクセンチュアでなくても良いんじゃないの? あなた」みたいな人が結構多かったです。
たとえば、「学生時代にビジネスをしていました」とか、「ほかに有名企業の内定もらっていました」とか。学生のときに立ち上げた企業を売却して、そのお金で暮らしていけるにもかかわらず「勉強したいから」という理由で入社していた人もいました。
一方で、普通に「コンサルティング会社に興味があって」という感じで来ている人もいました。正直いろいろな人がいます。
給料|1年目で年俸500万も夢じゃない
就活会議:実際、年収はどれくらいでしたか?
Sさん:そもそもアクセンチュアは会社は年俸制なので、「一年間のあなたの給料はこのくらいです」、というのを12分割して渡されるのが年俸制なんですけど。
年俸で1年目のときは500万円をいただきました。2年目が550万円くらいです。補足をすると、1年目は「入社祝い金」というものをもらっていたんですよ。これが30万円です。さらに言うと、「引っ越し祝い金」「補助金」もあったりするんですよ。要は、地方から東京に来る人に対しては、引っ越しの助成金として確か25万か30万円、まとめて初任給で入るので、人によっては初任給が月100万を超えることもあったと思います。
2年目以降からは、人によってコンサルタントに昇進する人もいるので、ベースの給料が100万円くらいアップします。昇進をした際のボーナスも出たりするので、コンサルタントに上がった人の年収は多分700万円くらい行くのではと思いますね。
次がマネージャーなんですけど、マネージャーにアップすると、1,000万円くらい。加えて、その年の成果に応じてボーナスが出るという感じです。
就活会議:最短で何年くらいで年収1,000万円になっている人がいたのですか?
Sさん:マネージャーは4・5年ですね。就活の軸で「稼げる会社」と掲げていたならば、「あなた次第で稼げます」と言った感じです。
元社員が感じた! アクセンチュア入社前後のギャップ
就活会議:入社前に抱いていた良いギャップと悪いギャップはどのようなところに感じていましたか?
Sさん:良いギャップとしては、自分が思っていた以上に風通しの良い会社だなと思っています。アクセンチュアで大事にされている考え方で、「think straight, talk straight」というものがあって。「どんな立場であれ自由に考えて良いし、自由に発言しても良い」ということなのですが、若手だろうがとゃんと発言を求められるし、意見を発しても受け入れてくれる雰囲気が整っているなと思っていて。
「全然実力も何もわかっていない若手でも、そういう機会を与えてくれるんだな」という感じで、それはありがたいし、ギャップに感じたことでもありました。
(中略)
Sさん:悪いギャップが、今、アクセンチュアジャパンって大量採用しているんですね。業績が伸びていて好調だということもあり、人を増やしている状態なのですが、それもあってか、少し「大企業病」にかかりつつあるなと感じました。
もともとは自由でフラットだったのですが、人が増えていくとそれをマネジメントするために、いろいろな制度やルールを設けないといけなくて。本来自由であったはずが、少し縛りつけられているような感覚がありました。
(中略)
就活会議:縛られているなと思ったタイミングはいつでしたか?
Sさん:社内異動を自由にできる制度があるのですが、「こういう仕事やりたいです」とか「こういうポジションに行きたいです」というのを言っても、時期的にとか、タイミング的にとか、人足りてるからとか、いろいろ言われてなかなか叶わなかったときに、「あれ?」というギャップはありました。
アクセンチュアの実態を理解して応募の判断基準にしよう
この記事では、アクセンチュアの残業時間の実態や、働き方について解説しました。
いくら「残業がある」といっても、それに対する対価があったり、成長の機会があったりもします。残業事情をきちんと理解したうえで、アクセンチュアの働き方があなたに合っているかを確かめてみてください。
そして「なぜ忙しくてもアクセンチュアなのか」「その環境で何を得たいのか」を考え、内定へ一歩近付きましょう。
なお、アクセンチュアの選考体験記は「アクセンチュアの本選考の体験記・ES(エントリーシート)一覧」から確認できるので、ぜひ参考にしてみてください。
【関連動画】アクセンチュアに関する動画を紹介
本記事では、アクセンチュアの残業に焦点を当て、以下のインタビュー動画をもとに対策方法について解説しました。
動画本編では、残業以外にも、詳しい働き方や、選考対策についても詳しく語られています。対策をする際に、ぜひ動画もあわせて活用してみてください。
以下の動画でもアクセンチュアの対策方法について解説しているので、チェックしてみてください。
就活会議編集部
就活会議の編集チームです。就活生の皆さんの役に立つ「企業と面接のリアルな情報」を発信しています。体験記・ESは 会員登録すれば見放題! YouTubeチャンネルも配信中です!編集部についての詳細は 記事コンテンツの制作方針をご確認ください。

この記事の編集担当者
望月 晨生
新卒で寝具・家具メーカーに入社後、大手ECサイトの販売を担当。寝具や家具にまつわるオウンドメディアの立ち上げに携わる。自分で何かを作り上げることに魅力を感じ、ライター職に転職。現職では就活会議のコラム立ち上げに携わり、ライター・編集ディレクターを担当。
大学卒業後、2018年にパーソルキャリアに入社。中途人材紹介事業において、4,000名以上の求職者と100社以上の企業を支援。2022年に就活会議のグループ会社であるポートに入社。キャリアアドバイザーとして学生の就活支援に従事し、新規事業である就活会議エージェントの立ち上げにも参画。現在は約100名規模となるキャリアアドバイザーグループの責任者を務める