【就活ガイド】日本生命保険相互会社の企業研究〜企業分析で選考突破〜
業界トップの業績を誇る日本生命保険相互会社。近年は積極的なM&Aをおこない、国内外で一気に市場を拡大しました。 この記事では日本生命の基本情報や業界内での立ち位置をもとにお伝えするとともに、先輩たちが実際に行った企業研究方法をご紹介します。日本生命の選考を受ける前にどのような会社なのか、その特徴をしっかり理解していきましょう。
日本生命の会社概要
まずは日本生命について理解しましょう。 ここでは日本生命の選考に通過した先輩たちが行った企業研究と、その社風などをお伝えします。
日本生命の基本情報
会社名 | 日本生命保険相互会社 |
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業界 | 生命保険 |
本店所在地 | 大阪府大阪市中央区今橋3-5-12 |
事業所 | 支社等 108 営業部 1,521 海外事務所 4 代理店 18,562 |
創立 | 1889年7月4日 |
保険料等収入 | 5兆1,901億円※連結(2020年度) |
従業員数 | 76,792名(うち内勤職員21,117名) |
総資産 | 85兆5,899億円※連結(2020年度) |
平均年齢 | - |
初任給 | 2020年4月実績 ■総合職 大卒以上211,000円 ■営業総合職 大卒以上:251,000円 ■エリア総合職 大卒以上:206,000円 ■法人職域ファイナンシャルコーディネーター (1)東京、神奈川、千葉、さいたま、大阪、京都、神戸 大卒以上:231,000円 (2)名古屋、浜松 大卒以上:211,000円 (3)札幌、仙台、新潟、静岡、岡山、広島、北九州、福岡、熊本 大卒以上:201,000円 ■エリア業務職 大卒以上:191,000円 ※基準内賃金のみ 諸手当除く ※採用時の勤務地が首都圏・東海・近畿に所在する事業所の場合、勤務地加算として、上記に加え10,000円支給 |
福利厚生・社内制度 | ■総合職・営業総合職 各種福利厚生施設、社内預金制度、社内財形制度、社内保険制度、独身寮(東京、大阪)、社宅 等 ■エリア総合職 各種福利厚生施設、社内預金制度、社内財形制度、社内保険制度、住宅費補助制度 等 ■法人職域ファイナンシャルコーディネーター 各種福利厚生施設、社内預金制度、社内保険制度、勤務地特別加算制度(一人暮らし支援)、再入社制度 等 ■エリア業務職 各種福利厚生施設、社内預金制度、社内財形制度、社内保険制度 等 |
過去の採用人数 | 2020年入社 ■総合職:184名 ■営業総合職:90名 ■エリア総合職:73名 ■法人職域ファイナンシャルコーディネーター:518名 ■エリア業務職:3名 |
経営理念 | 共存共栄、相互扶助の精神にもとづく生命保険事業は、国民の福祉と密接に関連し、また、事業の繁栄は、国民の深い理解と信頼の上にはじめて可能であることにかんがみ、われわれは、信念・誠実・努力の信条のもとに、国民生活の安定と向上に寄与することを固く決意し、ここに経営の基本理念を定める。 (1)国民各層が真に求める保険を提供し、充実したサービスを行ない、契約者に対する経済的保障責任を誠実に果たすことを第一義とする。 (2)生命保険事業の公共性を自覚し、適正な資産の運用を行なうとともに、広く社会の福利増進に尽力する。 (3)英智にもとづく創造性と確信にみちた実行力とをもって、経営の生産性をたかめ、業績のあらゆる面における発展を期する。 (4)会社の繁栄とともに、全従業員の生活の向上をはかり、また、すぐれた社会人としての資質の育成につとめる。 (5)生命保険業界の一員として、自主性のある協調の立場に立ち、保険思想の普及と、業界全般の進歩発展に貢献する。 |
代表者 | 清水 博 |
事業内容 | 生命保険業、付随業務・その他の業務 |
参考元:https://www.nissay.co.jp/kaisha/annai/gaiyo/ 参考元:https://www.nissay.co.jp/kaisha/annai/gyoseki/pdf/kessan202105/gaiyo.pdf 参考元:https://www.nissay-saiyo.com/index.html 参考元:https://www.nissay.co.jp/kaisha/annai/rinen/
事業内容
日本生命には大きく5つの部門があります。それぞれ担っている役割が大きく異なるため、どのような業務フィールドがあるのかをよく理解しておきましょう。 日本生命の選考では、入社後やりたいことを聞かれるケースが多いです。各部門の役割や業務内容を理解したうえで、自分がどの仕事をしたいのか伝えられるようにしておくことが大切です。
部門 | 業務内容 |
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リーテイル部門 | 約180兆円(連結)という日本生命の保有契約高の中核を 担っているのが、個人のお客様に保険を提供するリーテイ ル部門です。個人保険の役割は、以下の大きく3つに分け られます。 ・遺族の生活費など死亡リスクへの保障 ・医療費など生存する上でのリスクへの保障 ・年金などの安定した老後生活へのサポート この役割を軸に、約5万名の営業職員や、約1.7万の代理店 といった営業フロントが販売窓口となって、約1,400万名 (連結)の方にご契約いただいています。そして、多くの お客様からの声をもとに、商品開発セクションがニーズに 適した保険商品を開発し、企画・販売促進のセクションで 練り上げられた販売戦略にもとづいて、営業フロントは新 たな安心と保障をお客様にお届けしているのです。 | ホールセール部門 | 上場企業を中心とする大企業や官公庁などをお客様として いるのが、ホールセール部門です。 ・企業・団体の従業員に対する死亡・医療分野の保障 ・年金分野の制度・商品の提供 ・企業活動に伴うリスクを保障する損害保険の提供 ・融資などの財務取引、不動産事業 など ホールセール部門の事業分野は実に多岐におよびます。 また、各クライアントのニーズや環境に応じて、提供商品 のカスタマイズが必要になるため、商品力だけでなく、高 度な提案力やコンサルティング力、長期的視野なども求め られます。 つまり、企業としての総合力が問われる分野であるといえ るのです。 | 資産運用部門 | お客様からお預かりした約80兆円(グループ連結)の資産 を有する国内最大級の機関投資家として、長期・安定的に お客様の利益につながり、かつ生命保険事業の高い社会性 ・公共性に鑑みた、広く社会の役に立てる資産運用に努め ているのが、資産運用部門です。 資産運用部門の業務は、おおよそ次のような流れで進みま す。 ・保有する保険契約の負債特性を分析 ・経済環境のマクロ的な予測や中長期的な市場見通しに基 づき、基準となるポートフォリオを策定 ・投資環境の変化に応じて適宜アセットアロケーション (資産分配)を実施 ・その資産を各セクションが実際に運用 また、国内外の債券、株式、融資、不動産などへの投資に より、経済の活性化を支えています。 | 海外事業部門 | 日本生命は多様な収益機会を取込み、本業を強化する観点 から、欧・米・豪・アジア計10カ国に15現地法人・4事務 所を配し、保険事業、資産運用、調査、人材交流の4つの 分野で海外に展開しています。 また、資産運用収益の向上と保険マーケットの成長機会を 取込み、更には、両分野での先進ノウハウの習得を目的と し、欧・米・アジアのトップ企業等とのグローバルなネッ トワークの構築を進めています。 | コーポレートスタッフ | 少子高齢化の加速、医療技術の進歩、グローバリゼーショ ンに伴う同業者間の競争激化など、様々な要因から、生命 保険に対するニーズは複雑化・多様化しています。こうし た変化に的確かつ迅速に対応しているのが、スペシャリス ト集団であるコーポレートスタッフ部門です。 ・総合企画‥社内の各部門・部署や経営陣と連携して会社全 体の経営戦略を策定し、その実現のための舵取りを行う。 ・アクチュアリー‥保険数理や確率統計などにもとづいて、 保険料や配当金などの算出を行う。 ・法務‥法律・規制・コンプライアンスに照らして契約の 締結や審査を行う。 ・システム‥保険の加入から引受け、保全、支払まで、膨 大で複雑なデータの確実な管理や戦略的な活用を行う。 ・人事・総務‥適材適所のための人材育成、また、その環 境の整備を行う。 様々な分野の専門家たちが、日本生命を支えています。 |
引用元:https://www.nissay-saiyo.com/works/department/01.html 引用元:https://www.nissay-saiyo.com/works/department/02.html 引用元:https://www.nissay-saiyo.com/works/department/03.html 引用元:https://www.nissay-saiyo.com/works/department/04.html 引用元:https://www.nissay-saiyo.com/works/department/05.html
IR読み解き!日本生命の売上・競合比較
ここからはIR資料や有価証券報告書を読み解いて企業研究しましょう。
売上・業績
下記は、日本生命の直近5年間の業績です。
年度別経常収益
年度別経常利益
参考元:https://www.nissay.co.jp/kaisha/annai/gyoseki/kessan.html
日本生命の業績は堅調に推移しています。2019年度で若干落ち込みが見られますが、2020年度には持ち直しています。とくに利益が大幅に伸びていますね。日本生命が公開している業績の概要によると、2020年度は有価証券売却益の計上を主因に、経常利益が前年度比で増加したとのことです。 ただ、保険料等収入は、2019年度以降、2年連続で減少しています。主な要因として、コロナ禍により営業活動に支障が出たことや、海外金利の低下により外貨建保険商品の販売が減少したことなどが挙げられています。 参考元:https://www.nissay.co.jp/kaisha/annai/gyoseki/pdf/kessan202005/gaiyo.pdf 参考元:https://www.nissay.co.jp/kaisha/annai/gyoseki/pdf/kessan202105/gaiyo.pdf
セグメント別の売上
日本生命は、国内外において保険業および保険関連事業を営んでおりますが、その他報告すべき重要なセグメントがないとして、決算上のセグメント情報は省略されています。
競合他社
生命保険業界の主要4社で業績を比較してみましょう。各グループの連結収益・利益は下記の通りです。
【生命保険業界】経常収益(2020年度)
【生命保険業界】経常利益(2020年度)
参考元:日本生命 参考元:第一生命 参考元:明治安田生命 参考元:住友生命
日本生命の収益は業界トップとなっています。利益は第一生命に次いで2位です。
第一生命は、国内生命保険事業・海外生命保険事業・アセットマネジメント事業の大きく3つの事業を中心に展開しています。 とくに海外生命保険事業は第一生命の強みです。2007年にベトナムのバオミンCMG社を買収し、その後タイ・インド・オーストラリア・インドネシア・アメリカへと進出しています。今後も海外生命保険事業が、第一生命グループの成長をけん引していくでしょう。 参考元:https://www.dai-ichi-saiyo.jp/2022/business/overseas.html
また、上記4社の中では、第一生命が唯一の株式会社となっています。他3社は相互会社です。「株式会社と相互会社の違いを知らない…!」という人もいるでしょうが、相互会社は保険会社にしかない概念ですので、保険業界を志望する方はこの機会に理解を深めておきましょう。
- 相互会社とは・・・
相互会社は非営利法人です。「契約者が保険料を出し合い、病気やケガをした人にその保険料が支払われる」というのが保険の基本的な仕組みですが、この相互秩序の考えに基づいた組織が相互会社になります。
昔の保険会社はこの組織形態をとることが多かったため、歴史ある保険会社の多くが相互会社でした。しかし2000年に、相互会社から株式会社へ移行しやすい法整備がされました。この保険業法改正をきっかけに、保険会社の株式会社化が進んでいます。第一生命もそのひとつです。現在、日本の相互会社は日本生命・明治安田生命・住友生命・富国生命・朝日生命の5社のみとなっています。
株式会社の場合、利益を株主に還元する必要があります。しかし相互会社の場合は、社員(お客様)に還元すればよいのです。つまり、株式会社に比べてお客様への還元率が高くなります。
相互会社にはデメリットもあります。例えば意思決定機関についてです。株式会社の意思決定機関は「株主総会」ですが、相互会社は「社員総会」です。株主は多くても数十万人規模ですが、社員(契約者)は数百万人、数千万人規模。社員の中から代表者を選出して意思決定機関としていますが、うまく機能しないことも多く、近年では問題視されています。
明治安田生命は、日本最古の生命保険会社として有名です。長年にわたって、顧客に寄り添った安心安全な商品を提供してきたことから、高い信頼性と強固な顧客基盤を持っています。これこそが、明治安田生命の強みと言えるでしょう。とくに団体保険においては、業界トップシェアとなっています。 参考元:2020年度決算説明資料
住友生命は、幅広く保険事業を展開している企業です。お客様本位の業務運営を掲げており、今後さらに利便性の高いサービスや魅力的な商品を提供していくと考えられます。健康プログラムをプラスした保険“住友生命「Vitality」”は、新しい生命保険のカタチとして注目を集めています。また、グループ全体で海外にも事業を拡大しており、まだまだ成長の余地があるといえます。
業界の動向
生命保険会社の業績がまとめられた、一般社団法人 生命保険協会の『2021年版 生命保険の動向』によると、2020年度末の個人保険の新規契約件数は前年度比で81.8%にとどまっています。新型コロナウイルス感染症の影響で、営業活動を十分におこなえなかったことが主な要因です。
しかし、既存契約を加えた個人保険の保有契約件数では、前年度比101.5%となっています。既存契約があるため、生命保険業界の業績が一気に傾く可能性は少ないと考えられますね。
ただ、保有契約高は前年比98.3%となっています。これは、死亡保障を抑えて医療保障を充実させるという、近年の傾向が要因となっているとのことです。生命保険へのニーズの変化次第では、この傾向が、今後さらに大きく業績に響いてくる可能性もあるでしょう。
日本生命の強み「業界最大手のリーディングカンパニー」
日本生命は、四大生保の中でもトップの業績を誇る業界最大手の企業です。長年にわたり、リーディングカンパニーとして業界をけん引してきました。 しかし、そんな日本生命も、過去には首位の座を奪われた経験があります。
「生保のガリバー」と称されてきた日生に激震が走った。15年3月期に、100年以上守り続けてきた首位の座を明け渡す事件が起きたためだ。売上高に相当する保険料等収入で第一生命ホールディングス(HD)に首位の座を奪われた。
引用元:https://biz-journal.jp/2018/02/post_22266.html
この状況を脱するべく日本生命が力を入れたのが、国内外でのM&Aです。2016年には三井生命(現:大樹生命)やオーストラリアのMLC Life Insuranceを、2018年にはアメリカのマスミューチュアル生命保険(現:ニッセイ・ウェルス生命保険)を買収しています。 参考元:https://www.nissay.co.jp/news/2015/pdf/20150911.pdf 参考元:https://www.nissay.co.jp/news/2016/pdf/20161003.pdf 参考元:https://www.nissay.co.jp/news/2017/pdf/20180302.pdf
こうした国内外でのM&Aに成功することで、市場と顧客基盤を一気に拡大した日本生命は、日本最大手の生命保険会社に返り咲きました。このような業界トップとしての誇りや、積極的なM&Aに踏み切れる攻めの姿勢が、日本生命の強みと言えるでしょう。
日本生命の社風
ここからは、日本生命の社風を見ていきましょう。
社風「ひとりひとりがこだわりと誇りをもって働く企業」
採用サイトの社員紹介のページを見てみると、社員ひとりひとりがこだわりや誇りをもって仕事に向き合う風土があることが読み取れました。例えば、下記のような記載があります。
それぞれの職員の置かれた立場は違いますが、お客様に向き合う真剣な姿勢は同じで、それがとても印象的です。またこのような多種多様な専門性を持つチームで挑むからこそ、さまざまな業種や規模のプロジェクトに対応できるのだと思います。
引用元:https://www.nissay-saiyo.com/works/sogo/20.html
業界トップとしての誇りが根付いている、日本生命らしい企業風土です。他にも、さまざまな社員の働く姿勢が垣間見えるため、気になる方は採用サイトをチェックしておきましょう。 選考では、自分はどういうこだわりや誇りを持って働きたいのかという熱意を語ることで、日本生命にマッチした人物であることをアピールできるといいですね。
日本生命の新卒採用
ここからは、2022年卒の新卒採用の応募条件や待遇について見ていきます。
募集要項
2022年卒募集要項は下記の通りです。総合職・営業総合職・エリア総合職・法人職域ファイナンシャルコーディネーター・エリア業務職の5職種に分かれていますので、それぞれの役割をしっかり理解してから応募しましょう。
総合職
募集職種 | 総合職 |
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業務内容 | 企画立案・執行、経営管理、フロント職務等にわたる職務全般に従事 |
応募資格 | 1.国内外の4年制大学または大学院を2018年4月から2022年3月までに卒業・修了(見込み)の方 2.学部・学科不問 3.性別不問 4.国籍不問 |
給与 | ■初任給 大卒以上211,000円(基準内賃金のみ 諸手当除く) (2020年4月実績) ■昇給:年1回 ■賞与:年2回(2020年実績) |
諸手当 | 時間外勤務手当、通勤交通費等 |
勤務地 | 海外含む全事業所 |
勤務時間 | 原則9:00〜17:00 |
保険 | 雇用保険、健康保険、厚生年金保険、労災保険 |
参考元:https://www.nissay-saiyo.com/data/recruit/sogo.html
営業総合職
募集職種 | 営業総合職 |
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業務内容 | 一定期間の実務経験を経た後、営業部の管理者として、営業職員のマネジメント業務に従事 |
応募資格 | 1.国内外の4年制大学または大学院を2018年4月から2022年3月までに卒業・修了(見込み)の方 2.学部・学科不問 3.性別不問 4.国籍不問 |
給与 | ■初任給 大卒以上251,000円 ※拠点長候補職手当(55,000円・翌月支給)を含む。 ※拠点長候補職手当は、時間外勤務約35時間相当として支給。実際の時間外勤務手当が上記金額を超過する場合は、別途時間外勤務手当を支給。 (2020年4月実績) ■昇給:年1回 ■賞与:年2回(2020年実績) |
諸手当 | 時間外勤務手当、通勤交通費等 |
勤務地 | 会社の全事業所 |
勤務時間 | 原則9:00〜17:00 ※事業場外みなし労働時間制適用 |
保険 | 雇用保険、健康保険、厚生年金保険、労災保険 |
参考元:https://www.nissay-saiyo.com/data/recruit/eigyo.html
エリア総合職
募集職種 | エリア総合職 |
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業務内容 | 企画立案・執行、経営管理、フロント職務等にわたる職務全般に従事 |
応募資格 | 1.国内外の4年制大学または大学院を2018年4月から2022年3月までに卒業・修了(見込み)の方 2.学部・学科不問 3.性別不問 4.国籍不問 |
給与 | ■初任給 大卒以上206,000円 ※基準内賃金のみ 諸手当除く (2020年4月実績) ■昇給:年1回 ■賞与:年2回(2020年実績) |
諸手当 | 時間外勤務手当、通勤交通費等 |
勤務地 | 首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉) 近畿(大阪、京都、兵庫、奈良) |
勤務時間 | 原則9:00〜17:00 |
保険 | 雇用保険、健康保険、厚生年金保険、労災保険 |
参考元:https://www.nissay-saiyo.com/data/recruit/area.html
法人職域ファイナンシャルコーディネーター
募集職種 | 法人職域ファイナンシャルコーディネーター |
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業務内容 | 保険営業 大企業を中心とした法人・職域マーケットにて、高度な専門知識を駆使したコンサルティング営業を行い、将来的に、フロント業務を中心とした様々な職務に従事 |
応募資格 | 1.国内外の4年制大学または大学院を2018年4月から2022年3月までに卒業・修了(見込み)の方 2.学部・学科不問 3.性別不問 4.国籍不問 |
給与 | ■初任給 (1)東京、神奈川、千葉、さいたま、大阪、京都、神戸 大卒以上231,000円 (2)名古屋、浜松 大卒以上211,000円 (3)札幌、仙台、新潟、静岡、岡山、広島、北九州、福岡、熊本 大卒以上201,000円 ※営業職務手当(40,000円・翌月支給)を含む ※営業職務手当は、時間外勤務約30時間相当として支給。実際の時間外勤務手当が上記金額を超過する場合は、別途時間外勤務手当を支給。 (2020年4月実績) ■昇給:年1回 ■賞与:年2回(2020年実績) |
諸手当 | 通勤交通費等 |
勤務地 | 札幌、仙台、新潟、東京、神奈川、千葉、さいたま、静岡、浜松、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、北九州、福岡、熊本 |
勤務時間 | 原則9:00〜17:00(一部地区は9:30〜17:30または10:00〜18:00) ※事業場外みなし労働時間制適用 |
保険 | 雇用保険、健康保険、厚生年金保険、労災保険 |
参考元:https://www.nissay-saiyo.com/data/recruit/fc.html
エリア業務職
募集職種 | エリア業務職 |
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業務内容 | 事務・企画・執行・お客様対応などの幅広い職務 -保険手続きに関する事務処理や営業サポート業務全般 -お客様に対する、ご相談・お手続きの応対業務、保険コンサルティング業務 等 |
応募資格 | 1.国内外の4年制大学または大学院を2018年4月から2022年3月までに卒業・修了(見込み)の方 2.学部・学科不問 3.性別不問 4.国籍不問 |
給与 | ■初任給 大卒以上:191,000円(2020年4月実績) ※基準内賃金のみ 諸手当除く ※採用時の勤務地が首都圏・東海・近畿に所在する事業所の場合、勤務地加算として、上記に加え10,000円支給 ・昇給:年1回 ・賞与:年2回(2020年実績) |
諸手当 | 時間外勤務手当、通勤交通費等 |
勤務地 | 採用時の居住地から通勤可能な事業所 募集エリア:函館、苫小牧、郡山、長野、近畿地域(大津、京都、大阪、神戸、尼崎、明石、姫路、奈良)、和歌山、松江、山口、松山、佐賀、大分、宮崎、鹿児島 |
勤務時間 | 原則9:00〜17:00 |
保険 | 雇用保険、健康保険、厚生年金保険、労災保険 |
参考元:https://www.nissay-saiyo.com/data/recruit/gyomu.html
求める人物像
日本生命の新卒採用サイトに、求める人物像が記載されています。
日本生命は、これからますます面白くなる金融業界をともに切り拓いていける、こんな学生を求めています。
・自らの可能性を信じ、努力し、夢を実現しようとしている人 ・生命保険事業の根幹である相互扶助に共感し、世の中に尽くそうという志を持つ人 ・ハートフルな人
言葉でいうのは簡単ですが、実行するとなると3つとも難しいものです。 私たちは、これらすべてを満たしている学生を採用しようとしているわけではありません。 これらのうち、1つでも持っている方、もしくはポテンシャルがある方は大歓迎です。
引用元:https://www.nissay-saiyo.com/data/message/ 日本生命は、「目標に向かって努力できる人」「生命保険業界で働くことで社会貢献したい人」「思いやりのある人」を求めています。目標を達成するために努力した経験や、生命保険業界を志望する理由と熱意をしっかりとアピールしていきましょう。 また相互秩序への共感があるかどうかもカギとなりそうです。志望動機で触れておくと評価されやすいでしょう。
福利厚生
職種によって若干の違いはあるものの、基本的な福利厚生・社内制度はそろっています。育児のために就労時間を短縮できる制度や、保育所利用経費を一部補助してもらえる制度もあり、ライフイベントに応じて働き方を変えられる環境が整っています。
- 各種福利厚生施設
- 社内預金制度
- 社内財形制度
- 社内保険制度
- 育児短時間フレックスタイム制度(子どもが小学校就学後最初の8月末までの間、始業終業時刻を柔軟に変更し、就労時間を短縮できる制度)
- 保育所利用補助制度(満3歳の年度末までの子どもをもつ職員に対して、保育所利用時の経費の一部補助として最大月1万円を支給する制度)
- 介護短時間フレックスタイム制度(要介護状態にある家族の介護のために、対象家族1名につき通算1096日を限度に就労時間を短縮できる制度)
参考元:https://www.nissay-saiyo.com/data/recruit/sogo.html
その他の社内制度
日本生命は、人材育成のために下記のような取り組みや制度を取り入れています。 とくにグローバル人材の育成に力を入れており、英語力をアップさせるための支援制度や、グローバルな視点を身につけるためのインターンシップ制度などがあります。 海外での事業展開に積極的に乗り出している日本生命らしい制度ですね。
- 初期育成の強化
幅広い知識や視野、高度な専門性、それらの能力を成果に結びつける行動力を兼ね備えたビジネスプロフェッショナルの育成に向け、集合研修の実施等を通じた初期教育の強化により、職員全層の基礎能力底上げに取組みます。 - 専門人材育成の強化
IT、資産運用、会計、法務等、各領域の「高度専門人材」については、人事部門と専門教育担当所管が緊密に連携を取合える体制を構築することで、計画的な能力開発を実現し、将来の事業展開をリードするプロフェッショナル人材を育成します。 また、国家資格を有する社内のキャリアコンサルタントによる研修や面談を通じて、キャリアビジョン構築を支援し、早期からの専門知識習得を促します。 - ベテラン層活躍・女性の活躍
豊富な知見を有したベテラン層の活躍推進や、女性管理職登用に向けた取組みを強化します。 - グローバル人材育成
今後の海外展開を見据え、グローバル人材を計画的に育成する体制を構築します。
<グローバル・キャリア・サポート・プログラム>
英語関連セミナーの開催およびセミナーコンテンツの配信、TOEIC試験の実施等を通じて自己成長の機会を提供する制度です。
<グローバル・チャレンジ・プログラム>
オンライン英会話の受講機会を提供し、実践的な英語コミュニケーション力の養成を支援する制度です。
<グローバル・インターンシップ制度>
グローバルな視野を持った人材育成を目的として、公募により選抜した若手層を海外現地法人や海外事務所へ短期で派遣し、海外での業務を経験する制度です。
引用元:nissay-saiyo.com/nissay/support/03.html
企業研究のポイント
日本生命の選考では、リクルーター面談がセッティングされます。日本生命ではそれをOB・GO訪問と呼んでいます。そこを企業研究の機会としている先輩たちが多いです。逆質問をたくさんして、企業理解を深めていきましょう。 また、リクルーター面談(OB・OG訪問)は選考の一環でもあるため、事前にある程度企業研究を進めておく必要もあるとの口コミがありました。セミナーやインターンを利用して、知識を身につけておきましょう。
「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと
選考の序盤はOB・OG訪問という形で大学のOBの方々との面談になります。選考要素はもちろんありますが、学生サイドからの逆質問も面談の中で要求されることが多く(30分まるまる逆質問なんて回もありました笑)、その中で企業研究がもっとも捗った印象があります。もちろん事前にインターネットや企業パンフレットで最低限の企業の特徴やビジネスモデルを押さえておくことは必要ですが、実際の人事面接では「リクルーターと話してみてうちの印象変わった?」のようなリクルーター面談を踏まえた企業研究度合いを確認するような質問もしばしばされるので、OB・OG面談を通して企業研究を行うことが一番効率的かつ実用的だと感じました!!
「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと
4大生保の違い、その中でなぜ日本生命に入りたいかを話せるようにした。 OB訪問という名目の面接が4~5回あり、その後人事面接が2~3回あるようだが人によって面接回数が異なる。選考中は会社への理解度よりも人柄が特に重視されていると感じたが、それでも総合職として具体的にどのような部門で活躍したいかが話せるようになるまで人事面接には進めない。また序盤の面接はOB訪問という名目ではあるがここでは人柄を重視され多くの人が落ちてしまうようなので自己分析をしっかりして挑むべき。企業研究についてはもちろん自身でしっかりとしておいた方がベターだが勉強不足でもそれだけで落とされることはなく、OB訪問中に質問すると親身に答えていただけるのでその機会をいかして序盤の逆質問で疑問点はすべて解消するとよい。 エリア総合職の場合、希望勤務地によって配属の可能性が高い部門、ほぼない部門がある。その点についてもあらかじめ質問して理解しておかなければ、その後の面接で希望部門を尋ねられた際、知らずに配属の可能性が低い部門を挙げてしまうと通過は難しくなるかもしれない。
「企業研究」で行ったこと、調べて役に立ったこと
4代生保それぞれの違いを把握し、日本生命の強み・弱みを理解する。例えば、地域とのつながりに関する取り組み一つでも、会社によってスタンスや取り組み方が違う。(結んでいる協定が都道府県単位か市町村単位か、企業と連携して実施しているかなど)最初の面談からなぜ日生かを聞かれるため、なぜ日生がいいのか理由を考えておく。また、選考中に指摘されたことやアドバイスされたことを次回以降の面接で直すと評価されるため、フィードバックはしっかり聞いておくべき。有益だったサイトは、過去の選考情報はワンキャリアや就活会議を活用し、企業・業界の動向を追う際はシンニチ保険ウェブを使った。シンニチ保険ウェブでは、生損保企業の最新情報がまとめられており、他社との違いや傾向を見ながら企業研究ができた。
ここで紹介したのは先輩が投稿してくれた口コミの一部です。更に詳しい口コミもあるので、ぜひ読んでみてくださいね。
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