【使いやすさを競え】【18卒】ＳＨＩＦＴの夏インターン体験記（理系/Test Science CAMP）No.1646（大阪大学大学院/男性）（2018/2/8公開）

逆求人でお誘いがあったため。通信大手企業のインターンがすでに決まっていたため、その企業とは全く別の属性の企業を受けようと考えていた。ベンチャーで総合職のインターンに行きたいと考えており、ちょうど話があったため興味がてら応募した。

面談があったが、インターンに参加するかどうかの意図を確かめるものであったのでほとんど準備はしなかった。面談では会社の説明を受けて、IT業界、特にテストの分野はあまり同業他社がいないことを知った。あとは、SIerなどどういう役割の大手がいるかを調べた。

最終面接

逆求人経由だったので、そのサイトの自己PRやエピソードを充実させておくことが最も大切だったと感じる。案外、学歴以外も見られている。その後の面談は、インターンへの参加意図の確認だった。

（会社の説明に対して）興味を持てたか？

話を聞いてどういう会社なのかわかったし、定量的な指標を作るというのは興味を持てた。
事業内容については、自分の専攻も式や数値で現象を説明するものだし興味はもてるとおもう。
また、自分の専攻からIT業界に行く人はほとんど大手企業が多くて、ベンチャー企業に行く人はあまりいないので実際に内部を見てみたいと思った。

自分の強みは何だと思いますか？

強みは、やると決めたらやり抜くことだと思う。高校では心機一転して別の運動部に変えたがそこでは入部当初から他の部員は経験者で自分は全くの初心者という状況だった。下の代が入ってきて、その子も経験者であったので自分はいわゆる補欠の先輩になってしまい苦しい日が続いた。しかし、3年間は続けてみると決めていたのでやり抜いた。大学で畑をサークル活動の一環でやるときも自分ひとりになってしまったがやり抜いた。

サイトの使いやすさを定量的な指標で表せ

1日目にやったこと

まずは会社の概要を説明された。案内人の方の自己紹介が終わったのちにどのような事に取り組むのかという事について説明があった。次にチームごとに分かれて「サイトの使いやすさに関する」定量的な指標の提案を行った。フィードバックを行った。

2日目にやったこと

引き続き、一日目のサイトの使いやすさを評価する指標を議論して、自分たちの考えた指標で実際に3つのサイトの使いやすさを評価した。最後は5分程度のプレゼンを行って、それに対してフィードバックを得た。

執行役員

本選考で優遇されたと思った。

メンターの社員の方には、一回わざと道をそらされた。社員の方が考えた、一応の模範解答としての定量的な指標というのがあったのだが、それを早く思いついてしまったために「うーんそれはどうだろうね」と言われた。後からそれは、ひっかけだったと気づいた。

班員をまとめること。あまり社交的な学生はいなかったので、誰が取りまとめるかというのは苦労した。数物系の理論の方が多くてばりばり話すという人は少なかった。ただしそういう人たちが深い考えを持っているので、自分がまだこの人思ってるだけで表に話してないことあるのでは？と考えてできるだけ引き出すように心がけた。

グループワークを行う上で、自分が舵を取った方がいいと感じたときは意見をどんどんいった方がよいと感じた。特に就活初期のインターンでは、学生団体などの経験者で声の大きい人、目立ちたがり屋があまり論理的でなしに自分の意見を通し、議論を進めてしまうことがある。そういう事が求められる会社であればいいのだが、このリーダーよくないなという雰囲気が参加者から漂ってきたら自分が舵を取った方がよい。

普段の研究や進捗報告の中で、発表などは慣れているのでそれらをこなしていれば準備することはないと思う。しいて言うならば、議論の進め方の本は1冊ぐらい読んどいてもよかったと思った。

最初の一社目は大きい企業に行った方がよいと感じた。用意してもらったホテルは他のインターンのものに比べてかなりチープな印象を受けたし、メンターの方には不満を持っている。いわゆる正統派の大手企業で働いて、これやりたいのになかなか組織が多くて承認が通らない、事業以外の人間関係に気を遣う、忖度に疲れるとなって初めてベンチャーや起業に行くべきだと感じた。やはり会社の規模が小さいので俯瞰できない、お山の大将になりそうだと思ってしまった。

向こう側からの接触が多かったため。また、インターンの最中に個別の面談があったのだがそこでも自分の事をよく見てくれていた感じがした。また、インターンの学生を見る感じ、論理的に物事を考えられる+（不器用器用というよりかは）他人とコミュニケーションをとるのが好きな学生が求められていると感じた。

テストという業務に限界があると感じたため。いろいろな業界に確かに関われるのだが作ってる方が楽しいと思うから。テストというのはどうしても、建設的に何かを作っていくというわけではなくてこれを除かないと怒られてしまうというものをやる業界だから。あとは、大きな企業に行きたいと思ったため。

インターンシップの終了時に優秀な学生の発表があり、そこに出ていた学生は評価が高くなるだろうと感じる。またその後も、人事の方からそういった学生には接触があったようで有利に働くインターンだと思った。

人事の方からはたびたび逆求人のサイトを通して接触があった。インターンシップでの評価がよかったようで、本選考も受けないかという感じであった。

インターンシップに行く前は漠然と電機メーカーやその他のメーカーや研究所の研究職になろうかなと考えていた。具体的には三菱電機やパナソニックや日立といったところ。他には住友系のメーカー（例えば住友重工やNECなど）を視野に入れていた。あまり就活に対してのモチベーションがなかったため、とりあえず先輩にインターン行けと言われたので行ったのが本音である。

冬のインターンではIT系のベンチャー企業は避けるようにした。特に秋から冬は大学での研究に集中するようにして就職活動もあまり行わなかった。春のインターンでは理系職は大手電機メーカーとSIerしか受けなかった。本選考の時も、ベンチャー企業は「試食」として受けあまり本気で行くことを考えてなかった。ベンチャーから大手は難しそうだなと思った。